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掲載日:2021年2月15日
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的場さんは実家の建設会社に勤めていましたが、4年前の結婚を機に奥様の実家の茶園「的場園」に就農しました。現在は栽培から狭山茶の製造・販売を行っています。就農の動機については、茶の製造に熱心で、特に製茶機械の開発に心血を注いでいる義父の存在が大きかったとのことです。
異なる業界からの参入のため戸惑うこともありましたが、家族や仲間の指導や助けを受け、現在は的場園の売りである「濃くて甘いお茶」の生産に取り組んでいます。
現在、将来に向けた茶樹の全面的な改植を進めるとともに、独自の製茶機械「的芽機 (まとめき)」による新たな商品開発に取り組んでいます。その他、若い世代や新しいお客を増やすために、マルシェなど人の集まる場所へ積極的に出向いて的場園のPRを行っています。
的場さんは平成25・26年度と入間市4Hクラブの会長を務め、同世代の農業者と交流を深めながら、新たな企画にチャレンジしています。
今年度は、地域のPRを兼ねた婚活交流イベント「農パ de iruma2014」を企画・開催し、当日は男女各40名もの参加があり、イベントを大成功に収めました。
「これからも仲間とともに地域振興や農業の活性化につながる様々なチャレンジをしていきたい。」と的場さんは語ってくれました。
的場さんの今後の目標は、小さい子供からお年寄りまで皆が笑顔で、おいしい!といってくれるお茶をつくり続けていくことです。
平成26年度関東ブロック農村青少年(4H)クラブプロジェクト実績発表会の意見発表の部で最優秀賞に輝いた的場さんは、「3月に開催される全国青年農業者会議では関東ブロックの代表として意見発表を行うことになっているので、しっかり発表したい。」と発表への意気込みも熱く語ってくれました。
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