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掲載日:2020年12月16日

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彩の国優秀技能者表彰被表彰者(令和2年度)

彩の国優秀技能者表彰とは

県内に就業する技能者のうち、極めて優れた技能を有する者で、後継者の育成に寄与するとともに、労働者の福祉の増進及び産業の発展に貢献し、他の技能者の模範と認められる者を知事が表彰する制度です。昭和43年度に11人が表彰されて以来、令和2年度までに856人が表彰されています。

令和2年度被表彰者

木村  和夫(畳工)

  畳工として、60年以上の長きに渡り畳製作に従事している。畳製作の基本である割本寸法取りを得意とし、高度な技能を必要とする寺院の畳を任される等、優れた技能を有している。
  県内の技能競技大会で優秀賞を2回受賞する等、その技能が評価されている。
  また、地元小学校からの社会科見学を受け入れ、子ども達に畳製作現場の見学と体験教室を行うなど、畳への理解と魅力向上に貢献しており、他の技能者の模範である。

篠原  信之(石彫工)

  石材加工の基本である手加工に卓越しており、石質・石種を問わず加工できる優れた技術を有している。通常、中硬石、硬石それぞれの加工に熟練した技術者はいるが、すべての石種に精通した技能者は稀である。
  また、正確性にも優れており、すべての加工をミスなく行うことができる技術を有する。
  技能まつりやものづくり技能フェスタにおいて石材加工の実演を行うなど、技術の普及に貢献しており、他の技能者の模範である。

反町  文明(電気機械器具保守員)

  造幣局にて貨幣、勲章等の製造に用いる電気機械設備・施設の保守・整備作業に長年従事している。再計数装置の自動化や、圧印機再起動機構の改善に取り組み、業務の効率化と安全性の向上に貢献する等、貨幣製造に用いる機械の能力向上に関する優れた技能を有している。機械設備の電気的故障が起きた際は、適切な対応策の提案と本質的な故障原因を解決した。
  また、建物の電気エネルギー管理等に係る技術にも優れており、庁舎工場棟の一部照明器具について、廊下の両端付近に人感センターを取り付けることで省エネにも貢献しており、他の技能者の模範である。

北田  勝彦(建築大工)

  長年、建築大工として従事し、優れた設計力と施工力を有する。特に、伝統的な木造軸組工法の優れた技能を有し、金物の使用を最小限にとどめつつも、強度の高い建築物を作ることができる。また、規矩術を得意とし、当初の材を活かした施工を行うことができる。
  肘木彫刻・加工や、海老虹梁木取り加工、高欄の加工などにも優れ、日本の伝統的な建築技能の継承に貢献しており、他の技能者の模範である。

細井  正明(日本料理調理人)

  50年以上の長きにわたり、日本料理の調理士として従事している。調理業務に長年従事して得た技能をもとに、京料理の斬新的な調理方法を考案するなど、素材を活かした料理作りに励んでおり、日本調理全般に関する優れた技能を有している。特に、茶懐石については、多くの茶人たちから高い評価を得ている。
  また、日本料理に関する技能や知識を活かして講習会や講演会を積極的に行い、日本料理の技能や食に関する知識の普及に貢献しており、他の技能者の模範である。

伊香  恵子(フラワー装飾師)

  フラワー装飾師として、フラワー装飾の製作に長年従事している。特に、花束製作に関する優れた技能を有し、ヨーロピアンデザインのスパイラルテクニックと呼ばれる花束の技術を確立し、これにアシストを作る技術を加えることで、より装飾的な花束の製作を可能にした。この技術を活用したブライダルブーケやコサージュは、日豪国際交流の会場での展示や、日韓国際交流の高陽世界博覧会への出品等で高い評価を受けている。
  また、技術指導者(熟練技能者)として学生や後進技能者に直接指導を行い、多くの技能検定試験の合格者や入賞者を輩出など、技術者の育成に貢献しており、他の技能者の模範である。

佐藤  泰弘(建築大工)

  建築大工として、主に木造住宅の建設に長く従事している。カンナに係る優れた技術を有し、無垢材を化粧材のように加工することができる。また、第二種電気工事士の資格を取得しており、多能工として現場での作業に当たることができる。
  勤務先のグループ内では、現場での効率化や工期短縮の追及に関して提案を行い、採用されるなど、施工現場の生産性向上に貢献している。
  また、勤務先における教育訓練の指導員を歴任し、社員や協力事業者に対し技能検定の受検を勧める等、後進の指導にも尽力しており、他の技能者の模範である。

伊藤  計(建築大工)

  建築大工として長年従事し、建築大工に関する優れた技能を有する。特に、日本古来の「規矩術」を得意として、伝統軸組工法にこだわりを持ち、様々な物件を手掛けてきた。
  また、埼玉土建技能士会では幹事を歴任し、後進への積極的な指導や技能まつり等における技能普及活動に尽力し、技能士の社会的地位と技の水準の向上に貢献している。
  さらに、長年に渡り、ものつくり大学の非常勤講師として学生に指導する他、同大学のインターンシップ受入先として多くの学生を受け入れるなど、他の技能者の模範である。

小井川  光宏(造園工)

  造園工として長く従事し、多くの現場に経験してきた。高木剪定に係る技術や竹垣の作製に関する優れた技術を有しており、美しい庭を作り上げることができる。
 また、ものづくりマイスターとして平成25年から6年間、県立いずみ高校において造園工事作業の指導を行い、2級及び3級造園技能士の合格者を多数輩出した。
  さらに、県営公園内の日本庭園にて行われた技能講習会の講師を務める等、若手技能者への技術・技能の継承と資格者育成に大きく貢献しており、他の技能者の模範である。

川口  浩二(配電盤・制御盤組立・調整工)

  電気工事士として長年、様々な電気工事に携わり、日々施工品質向上と安全確保に努めてきた。特に、東京国際空港国際線の改修工事では、営業時間外の4時間という時間で、空港業務に一度も支障を出すことなく、各所分電盤の挟み替え等、多様な作業を正確に、短時間で行った。また、技能競技大会においては、優秀賞を複数回取得する等、技術の高さが評価されている。
  現場の効率化と工期の短縮にも取り組んでおり、東日本大震災の際には、被災地(福島県相馬郡)にて仮設住宅の建設に関わった。当初1か月だった工期を2週間に短縮し、現地の災害復興に貢献するなど、氏の技術と功績は他の技能者の模範である。

市川  雅晴(電気通信機械器具検査工)

  鉄道信号保安装置における品質保証の分野で、幅広い知識と優れた技術を有する。特に、電子連動装置の社内製品検査に優れており、中でもシステム検査においては、技術的知識と感性、試験方法の工夫により検査の簡易化を図り、他者が気づかないような不具合要因を発見できるようにした。
  また、現場施工における試験方法をチェックリスト化し、作業員が誰でも安全に実施できるよう作業方法を標準化するなど、業務改善に貢献した。さらに、システム検査に使用する模擬負荷装置を自ら製作し、従来品の3分の1のサイズでありながら、これまで以上の性能を有する装置を作り、検査の効率化に貢献する等、他の技能者の模範である。

 

歴代の表彰者は左のメニューから見ることが出来ます。

 

お問い合わせ

産業労働部 産業人材育成課 委託訓練・連携推進担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎5階

ファックス:048-830-4853

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