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掲載日:2022年1月5日

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彩の国優秀技能者表彰被表彰者(令和3年度)

彩の国優秀技能者表彰とは

県内に就業する技能者のうち、極めて優れた技能を有する者で、後継者の育成に寄与するとともに、労働者の福祉の増進及び産業の発展に貢献し、他の技能者の模範と認められる者を知事が表彰する制度です。昭和43年度に11人が表彰されて以来、令和3年度までに871人が表彰されています。

令和3年度被表彰者

氏名の標記については、常用漢字を使用しています。

栗原  富幸(板金工)

50年近くにわたり、板金工として、美観を損なわず耐久性に優れた伝統工法により多くの公共建築物工事に携わってきた。
特に、ハゼ組工法に優れ、建築から何年経っても雨漏りがすることのない板金施工を主としている。
また、熊谷板金加工組合長及び埼玉県建築板金技能士会書記として技能者の技術向上に尽力するだけでなく、県内の小学校において、ものづくり体験教室を行うなど、板金技能の普及・啓発に大きく貢献した。

千葉  正昭(電気通信機器組立工・組込みエンジニア)

界面科学に関する装置開発の第一人者であり、総合的な電子機器技能に優れている。開発した製品は、従来品に比べて、小型化、性能向上、原価低減などを達成した。
研究機関との共同研究にも精力的に取り組み、界面科学の宇宙分野への発展に大きく貢献している。
また、ものづくりマイスターとして県内工業高校で実習指導を行うなど、技能・技術の普及に尽力した。

笠原 雅章(電気通信機械器具検査工)

長きにわたり鉄道信号保安設備の検査工として従事し、鉄道の安全・安定輸送に貢献している。
特に、光式障害物検知装置等の外郭検査、部品検査、システム検査に優れており、コスト低減・品質確保・納期短縮を実現した。
また、鉄道信号保安設備という特殊な業種において培った経験をもとに、後進技能者に積極的に指導を行い、技能検定合格者を多数輩出した。

田金  利視子(電気配線工事作業者)

電気配線工事作業者として従事し、電気のスペシャリストとして、営業、設計、施工といった幅広い業務を行える技能者である。
インターネット普及に伴う住宅ネットワークの導入や、電気工事に関わる法改定等に伴い、時代の変化に素早く対応してきた。
また、建築の技術訓練校において、訓練生の指導にあたり、訓練生の成熟度を上げるため、評価を数値化し、成長を見える化するなど、他の模範となる指導を行い、後進技能者の育成に大きく貢献した。

福島  教仁(建築大工)

建築大工として、主に木造建築工事に長年従事し、日本古来の伝統技術である「規矩術」を得意とする。
全国レベルの技能競技大会で多数入賞するほどの優れた技能をもち、現場では、その技能を活かし、施主の高い要求に応えてきた。
また、長年、大学の非常勤講師を務め、若手技能者の育成に尽力するなど、後進技能者の指導・育成に貢献した。
広く一般にも建築技能の魅力を発信しており、その功績は顕著である。

中村  敏明(かわらふき工)

40年近くにわたり、かわらふき工として従事している。日本古来の屋根の形状である寄せ棟や入母屋の瓦の葺き替えに優れている。
全国レベルの技能競技大会に出場、入賞しており、その技能の高さが認められている。
また、技能検定員として、長年、検定や講習会の適正な実施に尽力してきた。所属する技能士会の役員としても活躍し、業界の発展に寄与した。

江原  正典(建築塗装工)

長きにわたり塗装工として従事し、広告美術や建築塗装など塗装全般に関する知識と技能を有する。特に、刷毛を使った、額縁や窓枠など細かい部分の塗装技術に優れている。技能の祭典に多くの作品を出品し、多数表彰されており、その技能は高く評価されている。
また、認定訓練において講師の助手を務めた実績やものつくり体験教室にて一般向けに指導した実績があり、後進技能者の育成や建築塗装技術の普及に貢献した。

桑原  巡(プラスチック成形工)

50年以上の長きにわたりプラスチック成形工として従事し、プラスチック成形において重要な射出成形機・樹脂・金型の三要素の原理・構造・特性について深い知識を有する。日本初の3色成形機を開発し、プラスチック成形業界の発展に大きく貢献した。
また、複数の業界団体との技術交流に励み、展示会や技術研修会、工場見学等を企画・運営するなど、業界全体の技術力向上に精力的に取り組んでいる。

小川  和彦(石彫工)

石彫工として従事し、石材加工全般にわたり優れた技能を有している。特に、中硬石の加工に秀でており、全国レベルの技能競技大会において入賞した実績をもつ。
また、所属する技能士会が行う技術講習会に指導者として参加し、積極的に後進技能者の育成を行ってきた。技能士会の会員からの信頼も厚く、若手技能者の加工技術の向上に欠かせない人物である。

加藤  潔(木製建具製造工)

50年以上の長きにわたり木製建具製作士として従事し、主に一般住宅の建具製造に携わってきた。特に、適材適所の材料製材に優れており、格子戸や障子、襖などの製作に秀でている。
また、所属する組合の技術委員として精力的に活動し、途絶えかけていた技能検定を復活させた。技能検定委員として検定の運営にも携わり、検定制度の維持・継続に貢献した。

熊野  博仁(理容師)

理容師として従事し、理容技術全般について優れた技能を有する。特に、アイロン技術に優れ、「クリープパーマ」という技法を開発し、毛髪の損傷を最小限にする方法を確立させた。この技法を業界内に広め、理容技術の向上に大きく貢献した。
また、全国競技大会に出場する埼玉県選手団のコーチや専門学校の外部講師として後進技能者を指導・育成し、多くの技能者を全国競技大会に出場させた。

石塚  昭雄(表具師)

40年近くにわたり表具師として従事し、内装製作全般に関する豊富な知識と経験を有する。特に、和襖に関して造詣が深く、襖の芯作りに優れており、日本家屋の多種多様な柱の曲がりや敷居溝の幅に対応した襖を製作することができる。
また、所属技能士会の役員を長年務め、技能向上訓練において技術指導を行うなど、後進技能者の育成に尽力した。表装技能の周知・啓発にも精力的に取り組み、小学校や技能の祭典にて体験指導を行なった。

田口  喜男(畳工)

60年近くの長きにわたり畳工として従事し、一般住宅用の畳はもとより、寺社仏閣の特殊な畳も製作している。高い技術を必要とする手縫いの畳を得意とし、伝統的な技法を有する職人である。
伝統技法の継承にも尽力しており、所属する技能士会では、技能検定等のための強化訓練において、伝統技法である手縫い作業を後進技能者に指導した。
また、小学生や一般向けの体験教室にも積極的に参加し、畳製作技術の継承に寄与している。

和井田  正幸(畳工)

50年以上の長きにわたり畳工として従事し、特に縁無畳にかかる技能に優れている。畳の一種である「琉球表」の折り曲げ作業では、近年、手作業で行える者がほとんどいない中、手包丁を使って指先で畳表を押さえながら折り、正確な寸法に仕上げることができる。
また、所属する埼玉県畳組合連合会の会長を長年務め、商社や問屋などと協力して勉強会を開催し、業界の発展に貢献した。後進技能者の育成にも積極的であり、毎週、技能検定の受検者向けの講習会を開催し、指導を行なった結果、多くの検定合格者を輩出した。

熊木  義幸(畳工)

畳工として従事し、本畳製作、縁無畳、有職畳等、様々な畳の製作に優れている。保育所などでも使用できる新しい畳の開発にも取り組み、畳の材料を工夫することで雑菌の侵入を防ぎ、汚れた場合の水拭きや除菌剤の使用が可能な畳を開発した。開発した畳は、既に学童保育室や公民館、宿泊施設等で使用されている。
また、職業訓練校の集合訓練において実技指導を行うなど、後進技能者の育成にも尽力した。

 

歴代の表彰者は左のメニューから見ることが出来ます。

 

お問い合わせ

産業労働部 産業人材育成課 委託訓練・連携推進担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎5階

ファックス:048-830-4853

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