トップページ > 新型コロナワクチン接種について > 「大学生が知りたい!ワクチンの気になること~ビビる大木さんと一緒に、岡部先生に聞いてみました~」Q&A > どれくらの人がワクチンを接種すると、ワクチンが打てない人を守れるようになるのでしょうか。
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掲載日:2021年12月28日
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社会全体で多くの人が免疫を持った状態を集団免疫と言いますが、病気によって(集団免疫獲得の割合の)差があります。一般に、70%前後の人が免疫を持つと、流行を無くすことはできなくても低く抑えることができると言われています。
例えばインフルエンザのワクチンは日本だと50%~60%の人が接種していますが、流行はおさまっていないですよね。ただ、重症になる人は抑えています。麻疹(はしか)は日本の90%以上の人が受けてほとんど流行はなくなっています。
このため、病気によって割合が異なるので一概には言えないのですが、コロナの場合も、流行がおさまって多くの人がほっとするのは7割~8割が免疫を持っていかないとだと思います。
※ このQ&Aは、県内の大学生が、ワクチンについて感染症の専門家である岡部信彦先生に直接質問し、答えてもらうトークセッションを実施した際のものです(令和3年9月23日撮影)。
※ 岡部信彦先生:川崎市健康安全研究所所長。政府の新型コロナウイルス感染症分科会のメンバーであり、埼玉県新型感染症専門家会議の委員でもある。
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