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掲載日:2022年11月29日

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データで見るコロナとワクチン ―埼玉県内陽性者におけるワクチン接種の有無による重症化・死亡の比較―

埼玉県では、新型コロナウイルス陽性と確認された方に対する積極的疫学調査の中で、可能な範囲で新型コロナウイルスワクチン(以下、「ワクチン」)接種の有無を調査しています。
その調査結果を取りまとめ、重症・死亡率※1について算出したところ、下図グラフのような結果となりました。
なお、本ページの評価は全て、埼玉県内で令和3年5月1日~10月7日に判明した陽性者のうち、ワクチン接種歴が明らかな方を対象者として行っています(ワクチン接種歴が不明な方は除く)。

重症・死亡率

グラフから見て取れるように、ワクチンを接種していない方に比べて、2回接種した方では重症・死亡率が低下していることがわかります。
この結果について、統計学的に見ていきたいと思います。
50代以上の世代に対して、疫学研究等で用いられる「オッズ比(注釈)」を算出しました。(40代以下については、2回接種群で重症又は死亡者がいないため解析は行いませんでした。)
算出したオッズ比については下図に、オッズ比の評価については表1に示します。

重症・死亡オッズ比

 

表1 オッズ比による評価

表1

上図より、50代・60代・70代以上の全ての年齢区分で、ワクチン接種無と比較して2回接種で重症又は死亡が有意に(偶然の範囲ではない)低下していることがわかります。
このことから、ワクチン接種によって重症化予防効果が現れていることが示唆されます。
ただし、重症又は死亡のリスクを変動させる要因としては、ワクチン接種以外に基礎疾患の有無や生活習慣の違いなどもあり、本解析ではこれらの要因を排除していないため、必ずしもワクチン接種による影響のみを反映しているわけではないということに注意が必要です。

(注釈)
オッズ比:疫学研究等で疾病と曝露の関連性を調べるために用いられることがある指標であり、各群において求めたオッズ※2の比を算出することで求められる。
※2 オッズ:ある事象の生じやすさを確率の比で表したもの。事象が生じる確率をp、生じない確率を(1-p)とすると、p/(1-p)で表される。

表2 オッズ比の算出

表2

 

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