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掲載日:2022年4月11日
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小児(5歳から11歳まで)の新型コロナワクチン接種に関して、基本的な情報をお伝えします。
※5歳から11歳の新型コロナワクチン接種は、臨床試験等から有効性や安全性が確認されていますが、現時点では、オミクロン株に対する効果の証明が十分ではないため、予防接種法上の努力義務の規定は適用されておりません。
※ワクチン接種は任意であり、強制ではありません。周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない方に差別的な扱いをしたりすることのないようにしてください。
小児の新型コロナワクチン接種は令和4年3月から開始される予定です。ただし、自治体の準備状況によっては同年2月末から開始することもありますので、市町村からの広報などをご確認ください。
接種を行う期間は、同年9月30日までの予定です。
小児の新型コロナワクチン接種の対象は、原則、日本国内に住民登録のある5歳から11歳の方です。(国籍は問いません)
特に慢性呼吸器疾患、先天性心疾患などの重症化リスクの高い基礎疾患(※)を有するお子様はあらかじめかかりつけ医などにご相談ください。
(※) 日本小児科学会では、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高い疾患の一覧等を公表しています。
日本小児科学会「新型コロナウイルス関連情報」(外部サイト)
発現割合 | 症 状 |
50%以上 | 接種部位の痛み、疲労 |
10~50% | 頭痛、注射した部分の発赤や腫れ、筋肉痛、悪寒 |
1~10% | 下痢、発熱、関節痛、嘔吐 |
出典:特例承認に係る報告書
小児の新型コロナワクチン接種について、基本情報以外でよくある質問を掲載しています。
Q1.なぜ、小児(5~11歳)の接種が必要なのですか。
A1.小児においても中等症や重症例が確認されており、特に基礎疾患を有する等、重症化するリスクが高い小児には接種の機会を提供することが望ましいとされています。また、今後様々な変異株が流行することも想定されるため、小児を対象にワクチン接種を進めることとされました。
Q2.接種時に必要なものはありますか。
A2.5~11歳のワクチン接種では、原則、保護者の同伴が必要となります。また、未就学児の子どもの接種履歴は母子健康手帳で管理しているため、特にこの年代の方は、接種当日は可能な限り、母子健康手帳の持参をお願いします。
Q3.小児(5~11歳)の接種に向けて、保護者が気を付けることはありますか。
A3.ワクチン接種後数日以内は、様々な症状に注意しながら過ごす必要があります。また、ワクチンの効果は100%ではないことから、引き続きマスクの着用等、基本的な感染対策の継続をお願いします。学校生活では、接種を受ける又は受けないことによって、差別やいじめなどが起きることのないようお願いします。
小児の新型コロナワクチン接種の検討にあたっては、以下の資料やホームページもご覧ください。
【厚生労働省】
【ファイザー株式会社】
【公益財団法人 日本小児科学会】
【公益社団法人 日本小児科医会】
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