新型コロナ後遺症外来 よくある質問
県民の方から多く寄せられている、新型コロナ後遺症外来についての質問を掲載しています。
Q1.後遺症外来を行っている医療機関を直接受診してはいけませんか? |
A1.後遺症外来を行う医療機関で、より適切で有効な診療を行うためにも、まずは、地域の医療機関を受診していただき、紹介状を受けてから、後遺症外来を行っている医療機関を受診してください。 |
【詳解】
- 新型コロナの後遺症が疑われる症状があっても、他の疾病の可能性もあります。また、地域の医療機関からの紹介で後遺症外来を行う医療機関を受診することにより、患者さんの症状や症状に対する医師の所見等を正確に伝えることができるため、後遺症外来でより適切な診療を受けることができます。
- 後遺症外来を行う医療機関は、未だ数が多くない中で、より適切で有効な診療を行うためにも、まずは地域の医療機関の受診に御協力ください。
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Q2.チェックシートは事前に書いていかないといけませんか? |
A2.地域の医療機関の医師に症状を正確に伝えるため、できる限り事前にチェックシートに記入し、持参してください。 |
【詳解】
- 後遺症が疑われる症状に苦しむ患者さんが、自分の症状の程度や継続期間を落ち着いて伝えるのは、とても難しいことです。
- チェックシートは、後遺症外来を実施する医療機関の医師と相談しながら作成しており、診察を開始する際に当然把握しなければならない項目をコンパクトに整理しております。そのため、チェックシートを事前に作成することで、受診する際の患者さんの負担が減るとともに、医師にとっても診察する際に大変参考になりますので、チェックシートの事前作成に御協力をお願いします。
- 諸事情により印刷できない場合は、チェックシートに記載されている内容を確認していただき、手元にあるメモなどに、症状の程度や持続期間を記録してから受診するように、御協力をお願いします。
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Q3.新型コロナの診断は受けていませんが、後遺症が疑われる症状がありますが、受診してもいいでしょうか? |
A3.県の後遺症外来の事業は、新型コロナの診断を受けた方を対象としております。 |
【詳解】
- 新型コロナとの診断を受けていなくても、気づかないうちに新型コロナに感染していれば後遺症が発症する可能性はありますが、新型コロナの診断を受けている場合と比較すると、その可能性は低いと言えます。
- 短い期間に後遺症に関する有効な症例を収集し、診療の指針となる症例集を作成するため、県の事業としては新型コロナの診断を受けた方を対象としております。
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Q4.ホームページにある主な症状にはない症状が、新型コロナの療養終了後継続的に続いています。受診してもいいでしょうか。 |
A4.主な症状にない症状であっても、地域の医療機関の紹介を受けて、後遺症外来を受診していただくことができます。 |
【詳解】
- ホームページに掲載している後遺症の主な症状は、現時点で分かっている主な症状であり、それ以外の症状はいっさいないというものではありません。
- 具体的な症状に合わせた、地域の医療機関を受診していただき、医師から該当する診療科を担当する医療機関を紹介してもらってください(担当する診療科が、呼吸器内科、耳鼻咽喉科、皮膚科、精神科・神経内科以外の場合は、全ての診療科を担当する医療機関を紹介)。
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Q5.埼玉県民でなくても、後遺症外来を受診できますか。また、県外の医療機関からの紹介でも、受診できますか。 |
A5.埼玉県民であるか否かに関わらず、埼玉県内の医療機関からの紹介を受ける仕組みになっています。県内の医療機関からの紹介状を御用意ください。 |
【詳解】
- 埼玉県が埼玉県医師会と連携して構築している後遺症外来の取組については、県内の医療機関の連携により、後遺症が疑われる患者さんの診療を行うというものです。
- そのため、患者さんが県内にお住まいかどうかにかかわらず、県内の医療機関を受診していただき、紹介状をもらうようにしてください。
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