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掲載日:2021年3月29日

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人生のつまづき(21歳 男性)

私は、高校を卒業すると地方の大学に合格し、それから初めて一人で生活するようになりました。両親は、私が子供の頃からしつけが厳しかったため、親の監視なしで、生活できる大学生活に、心が躍っていたのです。そしてこの解放感が、私が薬物を経験する一つのきっかけとなったのです。

私が初めて経験した薬物は、マリファナでした。大学2回生の頃で、当時はマリファナを吸うシーンを見たり、また友人からその効果について話を聞き、「一度は試してみたい。」と興味を持つようになったのです。もちろん罪に対する意識もありましたが、「マリファナくらい、いつでもやめられる。」という安易な気持ちと、好奇心が加わってマリファナに手を出すようになりました。

そしてこの安易な気持ちからスタートした薬物経験が、取り返しのつかない人生のつまづきとなったのです。マリファナを経験した私は、薬仲間が増え、やがてコカインを覚えました。コカインを知った私は、さらに刺激的な薬物を欲求するようになり、ついには、エス(覚せい剤)を経験するようになったのです。エスをやると自信が湧き、物事に集中でき、そしてフワフワと宙を歩いているような、何とも言えない快感が得られるのです。ところが反対に切れかけると、身体が疲れ、気分が滅入り、何もしたくなくなるのです。この不快感や現実から逃避するために、繰り返しエスを使うようになるのです。生活は荒れ、学校の授業にも出ず、皮膚は黒ずみ、頬はこけ、老人のような顔つきになりました。

そのようなとき、麻薬取締官の授業を受けたのです。一瞬「親にどのように弁解しよう。」と思う一方、「これでエスがやめられる」。という安心感も出てきました。今は身体も元に戻り、明日に向かって生きれる気持ちになれたことを嬉しく思っています。

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保健医療部 薬務課 薬物対策・献血担当

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