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掲載日:2021年3月29日

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ダメ。ゼッタイ。(46歳 男性)

麻薬取締官事務所で見た「ダメ。ゼッタイ。」ポスターがいつまでも頭から離れません。

「後悔、先に立たず」と言いますが、これまで築いてきた地位、家庭が一瞬にして崩壊したのです。私は農家の長男として生まれ田畑で稲、野菜、果物を作り一生懸命働きました。その甲斐あって県から外国の研修生の受け入れの依頼が来たのです。私も県や国のためになるならと喜んで引き受け、5・6年前から主にフィリピン、マレーシア等の若者を私の家に泊め、その指導に努めました。これまで何十人もの研修生が母国で農業の発展のために頑張っております。母国に帰ってからも多くの研修生からお礼の手紙が届きますし、中には「是非遊びに来てください」との誘いもあり、これまでに数回フィリピン、マレーシアへ遊びに行ってきました。外国では周りの目を気にしない解放感から日本では経験できないことでも平気でやることが出来ました。それが大麻だったのです。

今でも「何故あの時に」との後悔の念にかられます。これまでは大麻の誘いを断っていたのに。それが何度か行くうち段々と慣れ、とうとうフィリピン・パサイ市のホテルで一度だけならと安易な気持ちから大麻を買い、吸ったのです。フィリピンの青い空、青い海そして大麻、非常にリラックスでき一度でそのとりこになったのです。数日の滞在でしたが毎日のように吸っておりました。これでやめればよかったのです。しかし結局、自分自身に負け、日本へ帰ってからも吸ってやろうと考え、大麻の種を持ち帰り自宅の畑のビニールハウスに蒔き、大麻を栽培しました。そして採取した数百グラムの大麻を自宅の仏壇の中に隠し持っていたところを麻薬取締官の捜索を受け逮捕されたのです。裁判では懲役3年、執行猶予4年の温情判決をもらいましたが、これまでの地位、家庭が一瞬にして崩壊したのです。

一度だけならとの安易な気持ちが取り返しがつかないことになったのです。麻薬取締官事務所で見た「ダメ。ゼッタイ。」この言葉を忘れることができません。

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保健医療部 薬務課 薬物対策・献血担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎4階

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