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掲載日:2021年3月29日

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人間やめますか(22歳 女性)

「覚せい剤やめますか。それとも人間やめますか。」

人間をやめなくて良かったと思っています。思い出したくない悪夢の数ヶ月でした。スナックでコンパニオンとして働いていた私にある夜客の一人が食事に誘ってきました。少し遊び人風の男でしたが、私も以前から好意を持っていました。それで店が終わった後、彼の車で食事に行き、そのまま成り行きでホテルに行ったのです。

ホテルで彼から「いい気持ちになれる」と言われ、白い粉を腕に注射されました。覚せい剤だとは薄々わかっていましたがお酒の勢いもあり、されるがままになっていました。その後、覚せい剤の効き目から羞恥心も忘れ何度も彼を求めていたのです。しかし翌朝何とも言えない後悔の念にかられましたが、店ではその気持ちも薄れ、その後も彼から誘われるとあの夜のことが忘れられず、ホテルに行っては覚せい剤の注射を打って楽しんでいました。

しかし段々と身体に変化が現れ始め、肌が荒れ化粧ののりが悪くなり、何よりも腕に赤くミミズが這ったような線ができ、半袖の服は着れなくなりました。仲間のコンパニオンの目を避けるようになり仕事も休みがちになりました。そしてとうとう、コンパニオン会社の社長にわかってしまいました。

社長も昔覚せい剤を使っていて逮捕されたことがありますが、麻薬取締官の説得のおかげで覚せい剤をやめることが出来たそうです。そして社長から覚せい剤の話を聞くうちに段々と恐ろしくなり、覚せい剤をやめようと決心したのです。しかし彼から逃れる術もなく、思い切って社長にお願いして、麻薬取締官に電話をしてもらいました。麻薬取締官の方にすべてを正直にお話ししましたところ、麻薬取締官はその恐ろしさについて話をされました。そして、その後、彼を逮捕してくれ私もやっと覚せい剤の恐ろしさから解放されたのです。生活をしていく上では常に危険と隣り合わせということがよくわかりました。自分のちょっとした油断が身を滅ぼすのです。

「覚せい剤やめますか。それとも人間やめますか。」

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保健医療部 薬務課 薬物対策・献血担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎4階

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