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掲載日:2021年3月10日
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県民の皆さまに、プラスチックごみの問題を身近な問題として捉え、プラスチックごみの排出抑制及びプラスチックごみの回収に積極的に取り組んでいただくために「埼玉県秋のプラごみゼロウィーク」(令和2年9月12日~令和2年10月31日)を実施しました。
本取組の一つとして、大学生によるプラスチックごみ削減対策企画「大学対校!ゴミ拾い甲子園」(豪田ヨシオ部運営)を埼玉県内で初開催しました。
令和2年10月18日(日曜日)
埼玉県戸田市荒川親水公園(荒川河川敷)
埼玉県所在大学を含む13大学45名の大学生
プラスチックごみ問題を自分ごととして捉えてもらうため、有志大学生による運営チームの皆さんに、企画から運営まで行っていただきました。
5人程度の各チームに分かれ、分別をしながら、約1時間ゴミ拾いを実施しました。拾ったごみの種類や量に応じて得点制となっており、チームごとに競いながら楽しくゴミ拾いを行いました。
また、検温やアルコール消毒、マスクの着用など、新型コロナウイルス対策を実施した安心・安全なゴミ拾いとしています。
その結果、合計でごみ袋40袋及び粗大ごみ22個が回収されました。
その中には、
などが多く見つかりました。回収されたものにはプラスチックごみが多く、こういったものは川から海へ流れていくと、海洋プラスチックごみになる可能性のあるものでした。
今回のゴミ拾いで回収されたペットボトルは、日本環境設計株式会社・豊島株式会社によるプロジェクト「BRING OCEAN」と連携し、スピンオフ企画として環境負荷を抑えた商品にリサイクルする予定です。
また、今回のイベントについて「NHKスペシャル」、「首都圏ネットワーク」、テレビ埼玉に取材をしていただき、学生の生の声を取り上げていただきました。
ゴミ拾い後の第2部企画として、プラスチックごみ問題や埼玉県について学ぶための「頭も体もフル回転!チーム対抗クイズリレー」を実施しました。
ゴミ拾いの合計点やクイズ企画の得点、SNSでの発信数などに応じて、各表彰を行いました。
各賞には、協賛企業からいただきました商品や、荒川クリーンエイド・フォーラム提供商品、埼玉県産品などが用意され、受賞チームの代表者に授与されました。
さらに、総合優勝チームにはこれまでの優勝チームから引き継がれてきた「金のトングトロフィー」が贈呈されました。
今回のイベントに参加した大学生からは、イベント内容やゴミ拾い、プラスチックごみについてのリアルな感想を聞くことができました。
また、マイバッグ・マイボトルを持ち歩くなど自分事としてライフスタイルを見直したいかどうか尋ねると、89.7%がYesと回答しました。
さらに、プラスチックごみ問題を話題に、誰かと共有したいかという問いについては、92.3%がYesと答え、そのうちの64%が友人と話してみたいと回答しました。
NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラム
物品協賛をいただいたほか、一部企業社員様には当日のイベントにもご参加いただきました。
環境省関東地方環境事務所
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