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掲載日:2020年5月7日
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11月1日「埼玉県女性消防団員の日」の50日前に当たる9月12日を中心に埼玉県内54の市町村が女性消防団員募集のPR活動を展開しました。
県は、さいたまスーパーアリーナで開催した「SAITAMA Smile Women フェスタ 2015」会場において、県内7つの消防団(さいたま市 、川口市、春日部市、三郷市、吉川市、小川町、松伏町)とともに、「埼玉の女性消防団員~女性の力で地域を守る~」をテーマに初出展。消防団活動パネルの展示や、ハンドベルの演奏、団員による防災啓発劇、救急救命体験など、多彩な催しを行いました。
消防団ブースの様子
「消防団ブース」には、約2000人が来場。「消防団に女性がいるなんて知らなかった」、「女性消防団に興味を持った」、「入団してみたい」などの感想をいただきました。制服を着た女性消防団員による展示パネルの説明は説得力があり、予想以上の反応に今後のPR展開の手応えを感じました。さいたま市消防団の青木部長は「多くのお客様に女性団員の存在と活動を知ってもらうことができました。テレビドラマを見て知ったという方もいて、さらに多くの人に知ってもらうため気を引き締めて消防団のPRをしました。」と感想を述べてくれました。
活動パネル アンケート
三郷市消防団「規律訓練の展示」 「ハンドベルの演奏」
会場入口の「からふるライブステージ」には、三郷市消防団が登場。まずは紹介を兼ねて、統率のとれた規律訓練を披露しました。その後、一糸乱れぬチームワークでハンドベルを演奏し、美しい音色で観客を魅了しました。
松伏消防団「るすばん小学生危機一髪」
「メインステージ」では、松伏町消防団が「心臓くんのキモチ」と「るすばん小学生危機一髪」の2本の防災啓発劇を披露。ユーモア溢れるレベルの高い演技に、客席はみるみる埋まり、会場は大盛況となりました。松伏町消防団の永井分団長は「女性ができることを全力で実施しています。今日は、大きな舞台をいただいてとても有難いです。これからも女性のパワーを皆さまに伝えていきたいです。」と今後の抱負を述べてくれました。
「ママのフェスタステージ」は小川消防団による防災啓発劇。劇中、倒れたおじいさんを運搬するシーンでは、竿竹に次々と脱いだTシャツをかけて簡易担架を作り上げ、観客から笑いと驚きと感心の声が上がりました。
小川消防団「おじいさんおばあさん気を付けて」
春日部市消防団による「救急救命体験」では、小さな子供から女性、お年寄りまで、多くのお客様が真剣な表情でAEDの使い方を体験しました。指導した団員は「これをきっかけに、各市町村が実施している普通救命講習にも参加してもらいたい。」とこの体験の次のステップに期待していました。
春日部市消防団「AEDを使用した救急救命体験」
11月1日は「埼玉県女性消防団員の日」。この日を中心に県内全ての市町村で消防団のPR活動を展開します。県は羽生の大型商業施設にて、県内10の消防団とともにイベントを行います。是非とも足を運んでください。
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