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掲載日:2024年10月1日
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10月は「LPガス消費者保安月間」です。
LPガスは使用方法を誤ると火災や一酸化炭素※1中毒など重大な事故につながる可能性があります。
この機会に事故防止のポイントを再確認しましょう。
※1 一酸化炭素(CO)
毒性が強く、無色、無臭の気体です。そのため、少し吸い込んだだけで頭痛、吐き気などがして、気がついたときには身体の自由が奪われ、死亡事故につながる場合もあります。
(1)ガスは、空気(酸素)が不足したまま燃焼すると不完全燃焼を起こし、一酸化炭素中毒を引き起こすことがあります。
(2)湯沸器を使うときは、換気扇を回すか、窓を開けて換気しましょう。※2
(ただし、屋内に排気筒のある風呂がまを使うときは、排気ガスが室内に逆流しないよう、脱衣所や台所の換気扇を同時に使用しないでください。)
(3)風呂がまや湯沸器の排気筒に異常はないか(はずれていないか、破損していないか、塞がっていないか、先端は屋外に出ているか)、給気口は塞がっていないか、確認しましょう。
(4)ストーブ、ファンヒーターを使うときは、1時間に1、2回窓を開けて換気しましょう。
(5)業務用施設等では、CO警報器や業務用換気警報器の設置に努めましょう。
※2 都市ガスをお使いのかたも同様な注意が必要です。
(1)ガス機器や換気扇が汚れていると換気が十分にされず、不完全燃焼を起こし、一酸化炭素中毒につながります。日頃から清掃、メンテナンスを行いましょう。
(2)ガスを使用して異常を感じたら(炎の色が黄色い・赤い、鍋や壁にススが付く、使用中に火が消えるなど)、ガス販売店に連絡してください。
ガス販売店から災害発生防止のための文書が2年に1回以上配布されます。この文書には、LPガスの使用方法や事故・災害時の対応方法などが説明されていますので、配布された際には必ず確認しましょう。
(1)法令の規定に基づきガス販売店によるガス器具などの点検調査が4年以内に1回実施されます。
この点検調査は重大事故につながるガス漏れ等の設備の不具合を発見する重要なものです。ガス販売店や点検業者から案内があれば必ず受けましょう。調査費用は毎月のガス料金に含まれているため、無料です。※3
(2)点検調査で不具合が指摘されたときは、改善しましょう。
LPガスの配管は埋設してあることが多く、リフォーム等の工事の際に工事業者がガス配管に気づかずガス配管を傷つけ、ガスが漏えいする事故が多発しています。工事がガス配管等に影響がないか事前にガス販売店に確認しましょう。
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