トップページ > 新型コロナウイルス感染症総合サイト > やさしく解説!大野知事の新型コロナ対策 > やさしく解説!大野知事の新型コロナ対策「モニタリング検査について」(4月23日)(テキスト版)
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掲載日:2021年4月23日
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司会
今回は、「モニタリング検査」について知事に伺います。
まず、モニタリング検査とはどのようなものなのでしょうか。
知事
はい。埼玉県では、これまで高齢者施設などでの集団感染を防ぐために、こうした施設にお勤めの方へ、新たに入所された方などを対象に集中的なPCR検査を行ってきました。
一方で、こののモニタリング検査ですけれども、駅や、あるいは繁華街などで幅広くPCR検査を行い、感染状況をモニタリングし、そのデータを分析することによって、感染拡大の予兆を早期に探知し、早期の対応につなげるための検査です。
この検査は無症状の方を対象に無料で行いますので、仮に、受けられても、検査費用を請求することは一切ありません。 検査により陽性と仮に判定された場合には、医療機関を受診していただき、その後、医師により感染していると診断された場合には、保健所に医療機関から届け出がございます。
そして保健所から入院、宿泊療養、自宅療養のいずれかをお願いをすることになりますので、保健所などの指示に従ってください。検査を受検するためには、このことについてあらかじめご理解、ご同意をいただく必要があります。
なお、このモニタリング検査は政府の内閣官房が実施しており、全国各地で検査が実施されています。ご協力をよろしくお願いいたします。
司会
次に、モニタリング検査は、いつ、どこで受けられるのでしょうか。
知事
はい。モニタリング検査には2つの種類があります。
まずは、スポット型検査、いわゆる街頭モニタリングです。 主要な駅などで検査キットを配布をさせていただきます。そして、簡単アプリを、スマートフォンにインストールをしていただきます。
結果は、このアプリを通じてお知らせをいたします。県内各地で実施いたしますけれども、混乱を避けるために場所や配布日時は非公開とさせていただいています。もしもこのようなのぼり旗をお見かけになられた方は、ぜひご協力をお願いいたします。
そして二つ目ですけれども、団体型検査です。県内の企業、あるいは学校等において、従業員や学生さんなどに対して検査を実施をいたします。
現在ご協力いただける事業者の皆さんを募集しています。県庁までぜひご連絡をください。
司会
最後に、実施結果はどのような状況でしょうか。
知事
はい。まず、埼玉県では第一弾として、3月に県内の主要駅の一つにおきまして、3日間、検査キットを615個配布をさせていただきました。
そしてそのうち、567、全体の92.2%の回収をすることができました。改めて、ご協力に感謝いたします。
そして今回ご協力をいただいた方々の中には、陽性疑いの方はおりませんでした。従って0%ということになります。埼玉県では今後、1日、1,000件を目標に順次検査数を拡大をしていきます。
得られた検査結果等をもとに、AI等を使ってデータ解析を行い、感染症の流行や拡大を早期に探知します。
モニタリングの結果、これを基にして特に感染が拡大している地域うち、いわゆるホットスポットが発覚する場合には、早期の対応を行います。感染拡大防止のため、皆様のご協力を引き続きお願いいたします。
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