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掲載日:2021年2月28日

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夢を追い続け 挑戦する 特別オンライン対談 大野 元裕 知事×若田 光一 さん(JAXA特別参与および宇宙飛行士)

昨年11月、若田光一さん(埼玉県出身)の5度目の宇宙飛行決定がJAXAから発表されました。
2022年に国際宇宙ステーション※長期滞在予定の若田さん。1月8日にオンラインで対談を行い、埼玉県で過ごした少年時代や、宇宙での生活などについて大野知事と語っていただきました。
 


 

※国際宇宙ステーション(ISS)とは、有人実験施設の名称。現在は15カ国が参加し、実験や観測などを協力して行っている。日本の実験棟「きぼう」がある。
 

若田光一さんプロフィル

1963年生まれ、大宮市(現さいたま市)出身。3回の宇宙滞在を経て、2014年日本人初となるISS船長(コマンダー)を担当。総宇宙滞在時間は347日8時間33分となり、日本人最長記録。

埼玉県で過ごした少年時代

若田-
 


 

知事とは同学年ですね。私はザリガニ釣りや虫捕りが好きな子供で、よく友達と外で遊んでいました。5歳の頃にアポロ11号月面着陸を見て、宇宙への憧れを持ちました。また、両親の帰省の折に利用した航空機に強い興味を抱き、紙飛行機からエンジン付きの模型飛行機までをよく作り、飛ばして壊しては修理することを繰り返していました。そこから航空機関係の仕事に就くという目標を持ち、学んだことの延長に宇宙飛行士への道が開けたと思います。
 

知事-
 


私が小学生の時には、水泳と柔道に明け暮れていました。小学4年生の頃にはさまざまな宇宙アニメに夢中になり、テレビにかじりついて未知なる宇宙の不思議にワクワクしていました。

国際宇宙ステーションでの生活

若田-
国際宇宙ステーションは、約90分で地球を1周します。1日に16回、日の出と日の入りが巡ってくるんです。潜水艦に近い環境で、照明により、ある意味強制的に時間感覚をコントロールしています。標準的な国際宇宙ステーションの1日は、こちらです。
 

午前6時                 起床、朝食                      

午前7時30分頃       世界各国管制局と打ち合わせ
                         作業(実験やメンテナンス)

正午頃                  昼食                                
                           作業(実験やメンテナンス)

午後6時頃             世界各国管制局と打ち合わせ
                           夕食、自由時間                 

午後10時30分頃     就寝                               

★宇宙では英グリニッジ標準時で生活する。骨密度の低下防止と筋力維持のため、毎日2時間程度の運動も。

知事-
船内だけでなく地上とも打ち合わせをするところが、今まさに増えているリモートワークそのものですね。

若田-
宇宙ステーションは究極のリモートワークだと思います。そこで大事にしているのは、何気ない会話を通しての信頼関係の構築。宇宙飛行士だけでできることは限られているので、地上との緊密な連携とチームワークが非常に重要だと感じます。

未知への挑戦

知事-
船長として現場に出られた若田さんにお伺いします。現在、私も自治体の長として新型コロナウイルス感染症対策を進めています。感染症対策と宇宙開発は、未知なるものへの対応として似ている部分もあると感じますが、いかがでしょうか。
 

若田-
仰る通りだと思います。常に最悪の事態を把握し、その際どう行動するかをイメージすることが大事だと思います。今、直面している新型コロナウイルスへの挑戦では、世界各国との緊密な連携が欠かせないと思います。それぞれの国が得手不得手とする部分があると思いますので、和の心を大切にする日本人が、世界をワンチームとするために果たす役割は大きいと思います。競争と協力のバランスが大切です。世界各国が切磋琢磨(せっさたくま)し、技術を高め、それが新たな技術につながる。これが科学技術のあるべき姿だと思います。

今回のミッション

若田-
2022年予定の宇宙飛行はこれから詳細が決まりますが、今はいかなるミッションにも対応できるように、そして日本の実験棟「きぼう」の利用成果を最大限に創出できるように確実に準備を進めていきたいと思います。とてもワクワクしております。
 

知事-
輝かしい宇宙飛行の実績を積み上げられた今でも変わることのない宇宙への情熱は素晴らしいと思います。夢を追い続けている若田さんから、元気や希望をいただきました。

県民の皆さんへのメッセージ

若田-



 

「はやぶさ2」などのように他国がなしえなかったことを成功させ、日本の存在感が高まっています。私も有人宇宙活動の現場で宇宙飛行士としてこれからも頑張っていきたいと思っています。また、今年秋には13年ぶりに新しいJAXAの宇宙飛行士募集を開始する予定です。
 

知事-
新たな宇宙飛行士が埼玉県から誕生してほしいと強く思います。県では埼玉版SDGsで未来を担う人材の育成を進めています。次の世代の方々にも若田さんのように大きな夢を、ぜひ抱いていただきたいと思います。

 



知事からは若田さんとおそろいのブルースーツを着たコバトン(上部タイトル写真参照)を、若田さんからはいつも心掛けていらっしゃる「夢、探求心、思いやり」の言葉が書かれた前回のクルーと一緒に撮影した写真パネル(下部写真参照)を交換しました。

 

 

 

 

 



対談の様子は県広報テレビ番組「いまドキッ!埼玉」で1月30日、2月6日に放送されました。
過去の放送はこちら( YouTube)▼
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お問い合わせ

県民生活部 広報課 テレビ・ラジオ・広報紙担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-824-7345

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