ここから本文です。

その他

試合

2022年12月28日(水曜日)

馬術

馬術コバトン

埼玉県の馬術競技の選手の活躍を紹介いたします。

令和3年度第76回国民体育大会埼玉県選考会令和3年4月29日(木曜日)日本乗馬倶楽部

令和3年4月29日(木曜日)に日本乗馬倶楽部にて少年団体飛越競技の国体予選が行われました。

コロナウイルス感染症対策を行い、万全の体制で実施されました。

障害飛越競技は、10本の障害を落下させることなく、いかに早くゴールできるかを競います。障害落下や、タイム超過による減点や馬が同じ障害を2度飛べないと失権するなどのルールがあります。

出場選手は3名で、全員が同じ「駿ホースクラブ」に所属しています。国体出場は3枠なので、全員が選抜確定になります。

しかしながら、実戦形式で緊張感のある中で競技が行われ、選手にとっては良い経験となりました。

関東ブロック大会の通過枠は出場8都県のうち2枠です。厳しい戦いになりますが、何としても本大会出場を目指してもらいたいです。

大会の様子

嶋岡選手

嶋岡 ひかり選手 馬名「クリフトン・ジャベリン」

トップバッターの緊張の中競技を行いました。2本の落下があり、障害減点8点。タイムは60秒03。

角田

角田遥拓選手馬名「ラタミール・ハカ」

躍動感あふれる跳躍。落下無しでタイムは62秒98。

高橋

高橋七海選手馬名「エーシンピーシー」

跳躍の最中に視線は既に次の障害へ移っています。障害減点8、タイム減点1、タイムは66秒33。

 

令和3年度第76回国民体育大会馬術競技関東ブロック大会令和3年6月26日(土曜日)27日(日曜日)那須トレーニングファーム

関東ブロック大会における馬術競技では、競技ごとの順位で競技得点が与えられ、その合計得点で総合成績が争われます。1位が8点で順位とともに配点が下がり8位が1点となります。
また、関東ブロックでの順位により、本大会に出場できる馬匹数、種目数、選手数が割り振られるため、総合順位は非常に重要になります。
競技種目は、「障害飛越」と「馬場馬術」の2つに分かれています。

 

障害馬術競技(障害飛越競技)は、競技アリーナ内に設置された高さ・形状の異なる12〜15個程度の障害物を、決められた順番で飛び越していくハードル競争のような競技です。障害物の落下や反抗といった過失(ミス)があった場合は減点やペナルティタイムが加算され、減点数や走行タイム(スタートからゴールまでにかかったタイム)により順位を決定します。

障害馬術競技にはいくつかの種目がありますが、最もポピュラーなのは、障害物のバーを落とすごとに減点が加算される「標準障害飛越競技(table A))と、バーを落とすごとにペナルティタイムが加算される「スピード&ハンディネス競技(table C)」の2種目です。

標準障害飛越競技では最も減点の少ない人馬が1位となり、最少減点の人馬が複数いる場合には、走行タイム(スタートからゴールまでのタイム)の速い人馬を上位とする方式と、ジャンプ・オフという優勝決定戦を行う方式があります。スピード&ハンディネス競技では、実際の走行タイムにバーを落とした分のペナルティタイムを加算した合計タイムが最も速い人馬が1位になります。

 

「馬場馬術」は、人馬のレベルに応じて難易度の違う競技課目ごとに規定されている演技を行います。

馬の動きの美しさと正確さを競う種目です。長方形のアリーナの中で、馬の様々なステップや動きの正確性と美しさを審判員が採点します。

演技内容(プログラム)が決まっている「規定演技」と、演技の構成は選手が決める「自由演技」があり、どちらも演技の項目ごとに10点満点で採点され、成績は得点率で表示されます。

競技用の馬場(アリーナ)は、高さ30cmほどの白い柵で矩形に囲まれていて、馬場の大きさは、通常は幅20m長さ60mです。

 

埼玉県選手団の活躍(1日目)

馬術

成年男子 馬場馬術競技クラス:FEIセントジョージ賞典馬場馬術課目2009

照井 駿介選手 馬名「フォンテーヌ・ロザリア」

最終得点率63.235。 6位となり3点獲得。

 

馬術

成年女子 馬場馬術競技 クラス:FEIセントジョージ賞典馬場馬術課目2009

鶴田 恵美里選手 馬名「ゴールド・ブリリアント」

最終得点率61.118。 5位となり4点獲得。

 

馬術

少年 馬場馬術競技 クラス:FEIジュニアライダー個人競技馬場馬術課目2009

齋藤 雅治選手 馬名「フリドリン」

最終得点率56.912。6位となり3点獲得。

 

馬術

少年 団体障害飛越競技 第1回戦 埼玉対神奈川

団体戦は二人のうち一人は対戦相手の県の馬に乗って競技を行います。初めて乗る馬をうまく乗りこなさなくてはならず、また、どちらの選手が乗るかといった作戦も重要な要素となってきます。勝敗は総減点の少ないチームの勝ちになります。

嶋岡 ひかり選手 馬名「ラタミール・ハカ」(埼玉県馬)所要タイム71秒23 障害減点0

馬術

角田 遥拓選手 馬名「フェルディナント」(神奈川県馬)所要タイム64秒19 障害減点4 埼玉県総減点5神奈川県0よって敗退。

馬術

成年女子 標準障害飛越競技

越野 愛由美選手 馬名「カローナ」

所要タイム 66秒99。 障害減点0。 6名が同点の為ジャンプオフへ。

ジャンプオフ結果:所要タイム39秒00 第3位 6点獲得。

 

馬術

少年 標準障害飛越競技

角田 遥拓選手 馬名「ガレスター」

所要タイム 74秒27。 障害減点4。 タイム減点1 第4位 5点獲得。

 

大会の様子(2日目)

馬術

成年男子 ※トップスコア競技

※障害物を落下させることなく飛越するたびに得点が加算されていく点取り競技です。各障害物には、その難度によって10~120点のポイントが付けられており、定められた制限時間内(最少45秒から最大90秒までの間で設定)にどれだけ多くの得点を獲得できるかを競います。

飛越する順番・コース選択は選手の判断(希望)に委ねられ、障害物は前後どちらからでも飛越できます。落下した障害物は復旧されず、それを再び⾶越しても得点にはなりません。同じ障害物は2回まで飛越することが可能ですが、同じ障害物を3回以上飛越しても、得点は加算されません。

コース上に一つだけ設置されている「ジョーカー障害」という高難度の障害物をクリアすると200点を獲得できますが、失敗すると200点の減点になります。また、走行タイムを記録するため、走行する人馬は必ずフィニッシュラインを通過しなければならず、フィニッシュラインを通過しなかった場合は失権となります。ジョーカー障害をどのタイミングで飛ぶか、あるいはリスクを避けて飛ばないかの戦略が重要な要素となってきます。

越野 恭介選手 馬名「ヴィレリ」

所要タイム 66秒58。得点940点。 第5位 4点獲得。

 

馬術

成年女子 トップスコア競技

大塩 範子選手 馬名「ロキシーNZ」

所要タイム 68.71。 得点380点。 第8位 1点獲得。

 

馬術

少年 トップスコア競技

髙橋 七海選手 馬名「エーシンピーシー」

所要タイム 68.63。 得点120点。 第8位 1点獲得。

 

馬術

成年男子 スピード&ハンディネス競技

西塚 重二選手 馬名「マルベリーMV」

所要タイム 65秒83。 障害落下加算4秒。 総タイム69秒83。 第3位 6点獲得。

 

馬術

少年 スピード&ハンディネス競技

嶋岡 ひかり選手 馬名「クリフトン・ジャベリン」

所要タイム 67秒65。 障害落下加算4秒。 総タイム71秒65。 第5位 4点獲得。

 

馬術

成年女子※二段階障害飛越競技

※コース上に2つの段階が設定されている競技です。第1段階のコースを減点0でクリアした人馬のみが第2段階のコースへ進むことができ、第2段階での減点やタイムで順位を決定します。第1段階で減点のあった人馬については、第1段階の最終障害の飛越した時点でベルが鳴らされ、走行停止となり、両段階ともに走行した選手よりも下位に順位付けられます。走行中に落下や反抗があった場合は減点4、規定タイムをオーバーした場合は4秒につき減点1が加算され、2回の反抗や落馬があった場合は失権となります。

越野 愛由美選手 馬名「カローナ」

第1段階走行 所要タイム 43秒98 減点0

第2段階走行 所要タイム 24秒68 減点0 第4位 5点獲得。

 

馬術

少年 二段階障害飛越競技

角田 遥拓選手 馬名「ガレスター」

第1段階走行 所要タイム 44秒80 減点0

第2段階走行 所要タイム 28秒92 減点4 第4位 5点獲得。

 

馬術

成年男子 国体総合馬術競技(障害飛越)

越野 恭介選手 馬名「ヴィレリ」

所要タイム 74秒71 減点0 障害飛越順位2位 馬場馬術順位4位 総合順位2位 7点獲得。

 

埼玉県総合得点54点 総合順位6位。

 

大会に向けて練習を積み重ね健闘してくださった選手の皆さん、熱心にご指導いただいた監督、競技活動を支えて下さった関係者の皆さん、また、応援してくれた県民の皆様、誠に有難うございました。