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掲載日:2019年5月31日
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高齢者の交通事故防止対策について紹介しております。
・安全な運転のために「高齢者運転標識」を活用しましょう!(警察庁リンク)
埼玉県内では、高齢者の道路横断中の交通死亡事故が多発しています。
特に多いのは、道路横断中に左側から来る車と衝突する事故です。
高齢者の皆さんは、道路を横断するときは次のことを心掛けてください。
右・左をよく確認して、車が見えたら横断するのはやめましょう。
左側から来る車には、特に注意してください。
信号機や横断歩道がないところで横断するのはやめましょう。
信号機が「黄色」または「歩行者用信号機が青色の点滅」の場合は、次の青信号まで待ちましょう。
車の直前、直後の横断はやめましょう。
高齢者の皆さんは、ご自分の運動能力や身体機能の変化を認識し、道路を横断するときや交差点を通行するときは十分に安全を確認しましょう。
ドライバーのみなさんは、高齢者の行動特性を踏まえて、高齢者を見かけたら、思いやりといたわりを持った慎重な運転を心掛けましょう。
夕方や夜間になると視界が悪くなるため、車の運転者から歩行者や自転車が見えにくくなり、重大事故が発生しやすくなります。
特に黒っぽい服装は見えにくいため、危険が増してしまいます。
夜間外出するときは、車から身を守るために明るい服装を心掛け、加えて「反射材」を身につけましょう。
※画像協力「有限会社自然社」 複製禁止
ここでいう反射材とは、再帰性の反射(※)をする素材を使った靴やカバンに貼ることができるシール、衣服、自転車のリフレクターなどを指します。
※「再帰性の反射」とは、光がどの方向から当たっても光源に向かってそのまま反射するように光学的に工夫された反射方法です。
靴やカバンに貼るシール、自転車のタイヤのスポークにつけるリフレクターや空気弁につけるキャップなど色々な種類があります。
【靴のかかとに貼る反射シール】
【自転車のタイヤのスポークに付けるリフレクター】
【自転車のタイヤの空気弁に付けるキャップ】
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体に身につけたり、反射材がついているものを持ち歩いたり、自転車に取りつけるなどして使います。
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反射材を身につけているときに車のヘッドライトの光が当たると、その光は車に向かって反射されますので、車の運転者から発見されやすくなります。
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スーパーなどの日用雑貨店のスポーツ用品売場や自転車用品売場等で扱っています。
また、各地区の交通安全協会でも取り扱っています。
その他にもインターネットで「反射材」や「交通安全グッズ」なで検索すると探せます。
反射材は交通事故から身を守るために有効ですが、反射材を身につけていれば交通事故に遭わないというものではありません。
交通事故に遭わないためには、「交通ルールとマナーを守る」ことを忘れないようにお願いします。
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