身近な犯罪対策
犯罪のほとんどは、わたしたちの日常生活の場で発生しています。
その多くは、自転車盗・車上ねらい・ひったくりなどの街頭犯罪や空き巣などです。
このページでは、身近な犯罪を防ぐために気をつけたいポイントをまとめています。
自転車盗・オートバイ盗対策
主な手口や特徴
- 自転車盗発生場所の約3割、オートバイ盗発生場所の約5割が戸建・集合住宅敷地内です。
- 盗まれた自転車の5割以上が無施錠です。
- 盗まれたオートバイの5台に1台は無施錠です。
- 自宅敷地内での被害が多く発生しています。
被害を防ぐためには
- コンビニでの買い物など、わずかな時間でも必ず施錠しましょう。
- オートバイはハンドルロックをしっかりかけましょう。
- 自宅敷地内に駐輪する時も必ず施錠しましょう。
自転車盗チラシ(PDF:1,762KB)
- 管理人がいる、明るく見通しが良い、防犯カメラ・センサーライト等の防犯機器が整備されているなど、管理の行き届いた駐輪場を選びましょう。
- オートバイは、車体カバーも効果的です。
- 自転車やオートバイを購入した時は、必ず防犯登録(自転車は自転車防犯登録、オートバイはグッドライダー防犯登録)をしましょう。
- 「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」により、防犯登録や盗難防止のための施錠に努めることになっています。
くわしくは自転車盗対策のページへ

自動車盗・車上ねらい・部品ねらい対策
主な手口や特徴
- 駐輪中のバイクや自転車のかごから財布等が盗まれる被害も多発しています。
- ナンバープレート、タイヤなどの部品を盗まれる被害も多発しています。
- 窓ガラスを破壊する手口や、鍵穴を破壊する手口などがあります。
- 座席に背広・上着・カバンなどが外から見える位置にあると、金目のものがあると思われ、被害にあいやすくなります。
被害を防ぐためには
- 車から離れる時は必ずエンジンキーを抜き、窓は完全に閉め、ドアロックしましょう。
- 車内に物を置かないようにしましょう。
- イモビライザー、GPS追跡装置、防犯アラーム、ハンドルロックなど防犯機器の装備をつけましょう。
- 管理人がいる、明るく周囲からの見通しが良い、防犯カメラ・センサーライト等の防犯機器が整備されているなど、管理の行き届いた駐車場を選びましょう。
- 車内に物を置かないようにしましょう。
- 短い時間でも車から離れる時は、荷物を置いたままにしないようにしましょう。
- 貴重品は、必ず身につけて行動するようにしましょう。
- 幼稚園や保育園の送迎時の被害もあるので注意しましょう。
- 自転車やバイクのカゴの荷物を置いたままにしたり、トラック等の荷台に工具等を置いたままにしたりしないようにしましょう。
- 盗難防止用のネジ、ナットを活用しましょう。
ナンバープレート盗難対策について別ページで紹介しています。
ナンバープレート盗難対策
主な手口や特徴
- ひったくり被害の約7割が女性です。
- オートバイや自転車に乗った犯人が、追い抜きながらバックをひったくって逃走する手口が多いです。
- 金融機関から出てきた人の後をつけて狙う例もあります。
被害を防ぐためには
- 自転車のかごには防犯カバーなどを正しく取り付けましょう。
- 自転車のハンドルにバッグの持ち手をかけると、ひったくられた時に転倒してケガをすることにもなりかねませんので、やめましょう。
- 「埼玉県自転車の安全な利用に関する条例」により、ひったくりを防止するため、防犯カバーの装着に努めることになっています。
- 常に車道と反対側にバッグを持つ習慣をつけましょう。
- 防犯ブザーを持ち歩き、見やすい場所につけましょう。
- 人通りの多い明るい道を歩きましょう。
- 人通りの少ない道や深夜・早朝など、人目がなくなる場所や時間帯は、特に注意が必要です。
- 金融機関やATMの帰り道は注意しましょう。金融機関の近くで様子を見ている犯人もいます。また、多額の現金を持ち歩く必要がある場合は、複数で行動したり、自動車を利用しましょう。
- 音楽を聴きながらやスマートフォンを操作しながらの歩行はやめましょう。周囲への注意力が散漫になります。

主な手口や特徴
- 侵入口は窓からの侵入が7割以上を占めています。
- 侵入手口は空き巣(住人が不在の住宅に侵入する手口)が6割以上です。
- 忍込み(住人が食事中などに侵入する手口)や、居空き(住人が就寝した頃に侵入する手口)など、在宅中の被害も発生しています。
被害を防ぐためには
1 侵入を防ぐために
- 在宅時・不在時を問わず、ドアや窓の鍵をきちんとかけましょう。
- ゴミ出しなどのわずかな時間でも鍵をかけましょう。
- ひとつのドアや窓に鍵を2つ以上取り付けましょう(ワンドア・ツーロック)。
- 窓は、防犯ガラスにするか、防犯フィルムを貼ったり、頑丈な面格子を取り付けたりしましょう。
- 防犯カメラ、防犯アラーム、センサーライトなどを利用しましょう。
- サムターンカバーやピッキング対応錠を取り付けましょう。
- エアコンの室外機など、侵入の足がかりになる部分には、フラワーポットを置くなどの工夫をしましょう。
- 家の周囲の整理整頓に努め、侵入の足がかりとなるようなもの(空き箱など)を放置しないようにしましょう。
- 庭に防犯砂利を敷くと、歩くたびに音が出るので防犯に効果的です。
2 留守と分からないようにするために
- 外出時は、明かりをつけておくか、電源タイマーを利用しましょう。
- 旅行などの時は、新聞や郵便物を止めてもらいましょう。
3 見通しのきく構造に
4 被害を最小限にするために
- 多額の現金を家に置かないようにしましょう。
- 通帳や貴金属などだけでなく、マイナンバー、パスポートや健康保険証なども保管場所を工夫しましょう。
5 近隣との連携を
- ご近所同士、挨拶をしましょう。
- 旅行などの時は、ご近所に声をかけて出かけましょう。

→ 身近な犯罪対策については、埼玉県警察本部ホームページ(トップページ>暮らしの安全)も併せてご覧ください。