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掲載日:2022年1月17日

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学生・生徒と連携した不当表示広告調査

調査の概要 

1 目的

埼玉県内において、不当景品類及び不当表示防止法(昭和37年法律第134号。以下「景品表示法」という。)に違反する表示・広告等に対する監視を強化するため、大学、高校と連携して精度の高い効果的な調査を実施し、違反事業者に対する是正指導を行う。

また、調査を通じて次代を担う大学生、高校生が不当表示等に関する正しい知識を得ることにより、消費者被害の未然防止を図る。

2 調査内容

雑誌、インターネット及び新聞折込チラシ等の媒体における商品・サービス広告のうち不当と思われる表示について、学生・生徒の視点から広く情報を収集し、違反広告の実態を明らかにする。

3 調査協力高校・大学(50音順)

平成28年度の調査は、県立高等学校6校及び県内1大学の協力を得て実施した。

  • 高等学校(6校)

(1)県立春日部工業高等学校、(2)県立川越西高等学校、(3)県立所沢西高等学校、(4)県立新座柳瀬高等学校、

(5)県立蓮田松韻高等学校、(6)県立鳩山高等学校

  • 県内大学(1大学)

   (1)女子栄養大学

4 調査対象

特定の商品類は指定しない。 

5 調査媒体

(1)雑誌(週刊誌、ファッション誌、情報紙等)の掲載広告

(2)新聞紙上の掲載広告

(3)新聞折り込みチラシ(調査学生・生徒の自宅のチラシ)

(4)フリーペーパーやミニコミ誌の掲載広告

(5)インターネット、スマートフォンやメールマガジンにおける広告

(6)店頭の広告

6 調査実施期間

平成28年4月から12月

7 実施

  説明会や調査等については次のとおり実施した。

  (1)高校 

実施日

項目

内容

4月21日所沢西高校

6月1日春日部工業高校

6月3日鳩山高校

6月7日新座柳瀬高校

6月8日川越西高校

6月10日蓮田松韻高校

調査趣旨説明

 

学校への調査の趣旨説明

(場所)各高校

学校長への調査協力依頼

6月28日春日部工業高校

7月11日、12日、14日

新座柳瀬高校

9月5日~7日所沢西高校

9月12日、13日

蓮田松韻高校

9月20日、21日

鳩山高校

 

生徒向けガイダンス

※春日部工業高校、

所沢西高校、

新座柳瀬高校、

蓮田松蔭高校、

鳩山高校は

授業で実施。

川越西高校は

先生によるガイ

ダンスで実施。

不当表示とは何か、調査方法等を説明、意見交換

(場所)各高校

 

6月28日~10月14日

調査実施

不当表示と思われる広告の調査・収集調査書作成 

10月~12月

 

調査書提出

学校報告書提出

 

 

(2)大学(女子栄養大学) 

実施日

項目

内容

10月6日

事前打合せ

今年度の調査方法についての説明

講義やガイダンスの内容について

打ち合わせ

11月17日


 

学生ガイダンス

 

 

景品表示法の趣旨、不当表示とは何か、調査方法等を説明

その他疑問点等を意見交換

(場所)大学キャンパス

11月

調査実施

不当表示と思われる広告の調査・収集調査書作成

12月 

調査書提出

 

 

調査結果

1 調査参加人数と報告件数等

高校生988名(6校)、大学生23名(1大学)の計1,011名から調査報告書の提出を受けた。

(1)高校 

高校名

報告書提出者数

報告件数

春日部工業高校

48

48

川越西高校

153

153

所沢西高校

364

364

新座柳瀬高校

238

238

蓮田松韻高校

98

98

鳩山高校

87

87

988

988

(2)大学 

大学名

報告書提出者数

報告件数

女子栄養大学

23

23

23

23

(3)合計 

区分

報告書提出者数

報告件数

高校+大学

1,011

1,011

2 広告媒体別件数等

報告があった1,011件を掲載された媒体別に集計したところ、インターネット広告が310件と最も多く、次いでスマートフォンの広告が290件、新聞広告が154件、新聞の折込チラシが99件の順となっている。1,011件のうち不当表示のおそれがあると思われるものは計202件であった。   

広告媒体

報告件数

不当表示のおそれがあると思われる件数

インターネット

310

89

スマートフォン

290

57

新聞

154

10

折込チラシ

99

19

雑誌

87

22

店頭

9

0

フリーペーパー

6

0

その他

56

5

1,011

202

 

 

      28-128-2

 

3 商品・サービス別件数等

報告があった1,011件を商品・サービス別に集計したところ、ダイエット関係が最も多く3割近くを占めた。次いで健康関係、美容関係の順となっている。不当表示のおそれがあると思われる202件の内訳は、ダイエット関係が最多であり、健康関係が2番目に多くなっている。こうした分野の疑わしい広告が若者の身近に非常に多くあることがわかる。 

商品・サービス分類

報告件数

不当表示のおそれがあると思われる件数

ダイエット関係

298

104

健康関係

167

52

美容関係

127

22

ゲーム関係

73

1

一般食品関係※

44

0

開運関係

37

7

家電製品関係

32

1

寝具関係

7

1

伸長関係

 6

3

不動産関係

6

1

その他

214

10

1,011

 202

※ダイエット、美容、健康関係の食品を除く

28-328-4

   

4 事業者の状況

報告があった1,011件を事業者別に集計したところ、同一の商品の報告等の要因により、441事業者となった。441事業者のうち、不当表示のおそれがあると思われるものは計73事業者であった。

5 違反被疑事例と指摘事項

報告のあった表示事例のうち、主な不当表示のおそれのある事例と学生・生徒の指摘事項については、次のとおりである。 

商品分類

表示例

指摘事項

ダイエット

「5日で体重-13kg」「80%引き」

5日でこんなに痩せるのか、80%も値引きするなんて元の価格は何なのか。

健康

「100人以上の薬剤師が愛飲しています」

どこが調べているのかわからず、経験談も本当かどうかわからない。

美容

「本当にこれ1本でこんなに若々しさが!」

隣に添付している写真が怪しい。

ゲーム

「プレゼントキャンペーンの条件達成で高額アイテム受け取ろう」

無料で受け取れるのか信じられない。

一般食品

「5秒に1個売れる」

大げさすぎる表現で、買い手をあおっていないか。

その他

「じゃがいも100%国産」

「100%無添加ビーフ」など

安心できる「100%」というワードは、全部本当か。

  

【参考】トピックス

●最近のインターネットに係る不当表示広告及び利用の注意点について

インターネット通販で、パソコンでは問題のない広告でありながら、同じ販売事業者かつ同じ商品なのに、スマートフォンでは不当表示のおそれのある広告となっているケースが目立っています。スマートフォンでの買い物には、より注意が必要です。さらに、インターネットやスマートフォンの通販サイトでは、健康食品等が「お試し価格」で安価で購入できると書いてあり、申し込んだところ、定期購入の契約だったという相談が多数寄せられています。定期購入であることが分かりにくく表示されている場合や小さく表示されている場合があるので、表示を見落とさないようにページの隅々まで注意が必要です。今後も、インターネットに関係する不当表示は増加すると考えられますが、その手口は巧妙になっています。よく気をつけて見る事が求められます。

また、あたかも商品とは全く関係のない個人を装い、虚偽の宣伝を行うサイトも多く見受けられます。安易にネット上の評判を信じないように注意してください。ブログやSNSを使った悪質な例も増えています。面識のない人の発言を盲目的に信じたり、個人情報を漏らすことのないようにしてください。 

参考資料

実際にガイダンスや授業で使用した「調査票」と資料です。資料は、広告を見る上での注意点を1枚にまとめたものです。御活用いただければ幸いです。

調査票(PDF:51KB)

資料(PDF:401KB)

 

お問い合わせ

県民生活部 消費生活課 事業者指導担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第三庁舎3階

ファックス:048-830-4750

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