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掲載日:2018年3月19日

「テレビのニュース番組をつくろう!」実施レポート(平成29年度)

教室の概要

   平成29年10月14日(土曜日)に、青少年夢のかけはし事業「テレビのニュース番組をつくろう!」を、埼玉県県民活動総合センター(伊奈町)で開催しました。
   講師は、埼玉県出身のアナウンサー・秋沢淳子さんをはじめとするTBSスタッフのみなさんです。「ニュース番組」を教材として、テレビ局スタッフの仕事や働く魅力を教えてくれました。

教室の様子

   この教室には、小学5・6年生の児童約50人が参加しました。

はじめに、「ニュースができるまで」と題したVTRにより、ニュース番組を制作・放送するための基本を学びました。TBSでは、700人を超えるスタッフが、政治・経済・社会・海外など分野別にグループを編成し、毎日のニュースのネタを収集・作成しているそうです。各記者(担当者)が現地に赴き、自分の「足」と「目」でつかんだ情報を基に、ニュース原稿を作成します。そして、「編集長」と呼ばれるリーダーが、どのニュースをどの順番で放送するかを決定します。ニュースを読み上げるのは必ずアナウンサーで、それ以外の人がニュースを読むことはないそうです。ニュースが実際に放送されるまでには個々のニュース原稿を作る人とその集まったニュースをまとめる人がいること、それらの人が協力して番組が出来あがることが分かりました。

   次は、編集長体験です。5人ずつ10班に分かれて、TBSから示された6本のニュース映像を見て、自分たちが編集長だったらどの順番でニュースを放送するかを決める体験をしました。各班思い思いの順番に編成し、その理由を発表しました。「未来の日本に関わることだから」「生活に影響することだから」「最後は明るいニュースで締めくくりたいから」など、それぞれいち早く伝えたい理由がしっかりしていて、講師側からも「なるほど」という声があがりました。ニュース番組の作成に関わらず、自分の考えを持って行動することの大切さを学べたのではないかと感じました。最後に、TBSが放送を決める基準を教えてもらいました。新しいこと(速く伝える)、生活に影響すること、人命にかかわること、国内か国外か、独自であること(特ダネ)だそうです。

tb1   tb2  

   次は、放送体験です。各班内で、キャスター、アナウンサー、フロアディレクター、カメラマンと役割分担を行い、モニターを使って自分たちのニュース番組を放送する体験をしました。事前練習では、アナウンサーを役割の人たちが、秋沢さんから「大きな声で、言葉が明瞭であることが大切。そして何より“伝える”という気持ちを忘れずに。」というアドバイスをいただきました。参加者はしっかりと秋沢さんのアドバイスを聞いて、練習していました。体験では、ディレクターの指示に従い、番組が進行します。キャスター、アナウンサーがそれぞれ原稿を読み、その映像をカメラマンが撮影しました。事前練習の時間が短かったにも関わらず、モニターに映し出された映像はなかなか見事なものでした。ニュース番組のスピード感や臨場感が味わえたものと思います。

  

  

体験のあとは、正しい発音を意識したり、早口言葉を言ったりして、全員で発声練習をしました。また、「鼻濁音」について教えてもらいました。「鼻濁音」とは、鼻に抜けるように発音する「ガ行」のことだそうです。鼻濁音では、「ガ」をga(が)ではなく、nga(ンが)と発音し、どの単語が鼻濁音になるかはすべて決まっているそうです。「骸骨(がいこつ)」の「が」は普通のgaですが、「私が」の「が」はngaになるそうです。鼻濁音を使うと、綺麗な音で相手が聞き取りやすいしゃべりになるそうです。そのため、プロのしゃべり手であるアナウンサーは、綺麗に使いこなせせるよう練習するそうです。参加者たちは初めて聞く話に興味津々で、それぞれ鼻濁音の練習をしていました。

次に、合成体験をさせてもらいました。クロマキーという緑の幕の前にたって映像を撮ると、あら不思議!緑色の幕だったところに他の映像が映っています。これは、天気予報やバラエティ番組の背景でよく使用されている技法です。参加者は、実際に天気予報の原稿を読んでみたり、空を飛んでいるような映像を撮ったり、初めての体験をしました。

           

次に、秋沢さんからのアナウンスのミニ講座です。TBSは関東の民放で唯一テレビとラジオを持っている放送局であり、テレビとラジオの伝え方の違いを教えてもらいました。テレビレポートは、「見えているものに付加価値を付けてより詳しく情報を補足する」ことが求められ、ラジオレポートでは、「見えていないものの状況を把握させることをメインに表現する」ことが求められるそうです。説明を受けた後に、実際にTBS内にあるBooBo Cafeの1分40秒の映像を見ながら、テレビレポートの体験を行いました。参加者たちは、見えているものを言葉で伝えることの難しさを実感しているようでした。体験終了後、秋沢アナウンサーから「形、色、におい、触った感触などを、五感を使って伝えます。表現の仕方を自分で使ってものにすることが大切です」とアドバイスがありました。例えば、「固い」ものを伝える際、「薄い氷のように固い」や「コンクリートのように固い」といったように、伝え方を工夫することで、相手に正確に伝えることができるとの話がありました。

盛りだくさんの内容を通じて、テレビ局スタッフとして働く魅力を理解したとともに、幅広い知識の収集に努め、それを自分の意見として伝えることの大切さを学んだ1日でした。

秋沢アナウンサーから、アナウンサーになるために大切な3つのことを教えてもらいました。(1)日本語の勉強をして、本や新聞をたくさん読むこと。(2)色々なことに興味を持って体験すること。(3)普段から友達や家族に感謝を伝えること。参加者たちは、真剣な眼差しで秋沢アナウンサーの話を聞いていました。

そして最後に、秋沢アナウンサーから「見ているニュースがすべてではない。色々なメディアで本当のことを自分で探してほしい」とのメッセージをいただきました。

  

参加者の感想

参加者からは、「初めての体験でニュースを作っている人の仕事がよくわかった」「体験をしてアナウンサーはどんな風なのかを知れたからとてもためになった。テレビに出てニュースを伝えるのは、すごく緊張するんだなと感じた」「ニュースやテレビ番組の制作過程や、実際の体験がとても良かった。学校ではできないような貴重な体験で、この経験を忘れずにこれから頑張りたい」などの感想が寄せられました。

関連する情報

お問い合わせ

県民生活部 青少年課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 衛生会館3階

ファックス:048-830-4754

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