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掲載日:2018年3月19日

「空から埼玉を守る防災航空隊員を目指そう!」実施レポート(平成29年度)

教室の概要

 平成29年10月28日(土曜日)に、青少年夢のかけはし事業「空から埼玉を守る防災航空隊を目指そう!」を、埼玉県防災航空センター(川島町)で開催しました。
 講師は、災害救助の現場で活動されている埼玉県防災航空隊のみなさんです。隊長をはじめとする防災航空隊のみなさんが、お仕事の内容について教えてくれるとともに、実際の訓練の様子を見せてくれました。

教室の様子

はじめに、2017年8月30日の大雨の影響で増水した柳瀬川での人命救助活動の映像を見させてもらいました。緊張感ある救助活動に、参加者たちは釘付けになりました。それから、防災航空隊のお仕事について教えてもらいました。航空隊の仕事は、火事が起きたときの消火や調査、負傷者の救助、ヘリコプターでの病院搬送、上空からの情報収集など多岐に渡っているそうです。また、埼玉県には3機のヘリコプターがあり、防災航空隊員は24時間365日、救助等の活動要請に応じられるよう準備をしているそうです。要請があれば、埼玉県内だけでなく近隣県にも出動し、山林はもちろん海での救助活動も行うそうです。そのため、日々、さまざまな事態を想定した訓練に取り組んでいることを学びました。

次に、今回の参加者のためだけに、防災ヘリコプターが飛び立つところを見させてもらいました。目の前で飛び立つヘリは迫力満点で、参加者たちは初めて体感する「轟音」と「風圧」に驚いているようでした。ヘリコプターは機体の後方を振るパフォーマンスを見せながら遠くに飛んでいきました。ヘリコプターのプロペラが反時計回りに回転すると、ヘリコプターの機体は時計回りに回ろうとするそうです。それを防ぐために、後尾に縦のプロペラがあるそうです。初めて教えてもらうヘリの仕組みに、参加者たちは相槌を打ちながら聞いていました。

    

飛び立つヘリコプターをみたあとは、格納庫でヘリの機体や資器材の説明を受けました。ヘリは、約2,000フィート(600メートル)くらいを飛行するそうで、最大で約4,600mまで高く上がれるそうです。そして、時速は250km(新幹線と同じくらい)にもなるそうです。

救助の道具は、重症者を運ぶ「バーティカルストレッチャー」、軽症者を運ぶ「エバックハーネス」、山林等の十分なスペースがない場所で軽症者を縦に運ぶ「ピタゴール」など、様々な種類があり、要救助者や救助スポットの環境によって使い分けるそうです。隊員や要救助者をヘリに引き上げるときは、ヘリの横に付いている「ホイスト装置」というところからワイヤーが出て、そのワイヤーに引き上げでもらいます。ワイヤーは90mまで伸び、272kgまで耐えられるそうです。参加者からは「そんなに!?」という声が聞こえてきました。的確な判断のもと迅速に救助を行うためには、日ごろの訓練と経験の積み重ねが必要であると改めて感じました。

次に、室内で実際の訓練を見学させてもらいました。訓練は、山で滑落して腰を打った要救助者役の隊員を救助する(ヘリコプターに搭乗させる)山岳救助活動です。先ほど説明したもらったホイスト装置を使って、高さ約3mから降下(救助)していきます。実際の現場では、ヘリコプターの轟音で声が届かないため、隊員は、お互いに手信号やアイコンタクトでコミュニケーションを取りながら、手際よく要救助者役を救助しました。1つのミスが命取りになる状況で、隊員たちは丁寧に、しかし素早い動きで動いています。流れるような救助活動に、救助はチームプレーであることを目の前で感じることができました。次に、今回は特別に参加者たちを要救助者として救助する体験を行ってくれました。参加者たちは、先ほど説明してもらったピタゴールに包まれ、高さ約3mまで隊員と一緒に上がります。初めての体験に、参加者たちは緊張している様子でした。

   

  

格納庫での体験が終わると、そこにちょうど先ほど飛び立ったヘリコプターが帰ってきました。飛び立ったときと同じように、「轟音」と「風圧」があたりを包みます。無事に着陸できるか心配そうに眺める参加者もいましたが、さすがプロ。水平を保ったままきれいに着地し、参加者たちを安心させます。埼玉県の防災ヘリコプターには、「ヘリサット」というシステムが付いているそうです。これは、ヘリコプターに設置されたカメラで被災地の空撮映像を撮り、ヘリコプターからリアルタイムで地上に伝送できるシステムだそうです。これにより、被災地の情報を速やかに収集し、状況に応じた的確な対策を講じられるそうです。

ヘリコプターの着陸を見学した後は、別の格納庫でヘリコプターに搭乗する体験を行いました。参加者はエバックハーネスに包まれ、ホイストを使ってヘリコプターまで上げられます。参加者たちは、初めて乗る本物のヘリコプターに興奮し、初めて見るたくさんの機器に興味津々で触っていました。

隊員から、防災航空隊になるための道のりについて教えていただきました。まず消防署に入り、消防署での経験を経て救助隊員になり、その中でも特に優秀な一握りの救助隊員が、航空隊に入れるそうです。今日は、その優秀な一握りの救助隊員から直接お仕事の話が聞けて、とてもいい経験になったのではないでしょうか。

     

     

最後に、ヘリコプターの前で、航空隊の皆さんと記念撮影を行いました。

航空隊の皆さまからは、防災航空隊の仕事は「仲間との信頼関係」が必要なので、友達と仲良く生活する(信頼関係を築く)ことにも積極的に取り組んでほしいというお話がありました。そして、常日頃から、目の前のことに一生懸命努力するこがとても大切だと教えてくれました。

  

 

人命救助の最前線で活躍する防災航空隊員の活動を見学し、隊員になりたいと決意を強くした参加者も多いと思います。そして何より、仲間を大切にすることの大切さを実感したことでしょう。

参加者の感想

 参加者からは、「ヘリコプターをあんなに近くで見られたり、ワイヤーで体験できたり、普段はできない事ができて楽しかった」「実際に体験できたし、航空隊員の仕事など理解することができてとてもためになった」「将来、航空隊員になろうかなと思った。」などの感想が寄せられました。

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お問い合わせ

県民生活部 青少年課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 衛生会館3階

ファックス:048-830-4754

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