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尾張屋  三平

おわりや  さんぺい

新井  宗秀

あらい  むねひで

名勝「黒山三滝」を江戸で宣伝

産業

越生町

越生町

東京都

1816から1868

文化13年頃から明治元年

津久根村（現越生町大字津久根）出身。家督を弟に譲り江戸に出て、北辰一刀流の千葉周作の道場で剣の腕を磨いた。
一方、遊侠無頼の徒とも交わり、新門辰五郎と義兄弟の契りを結んだと伝わる。新吉原江戸町一丁目（現台東区千束）に「寒菊尾張」の暖簾を揚げ、尾張屋三平を名乗った。
講を組織して江戸の人々を案内し、また、道標を寄進して、故郷の黒山三滝の宣伝に尽力した。

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『寒菊尾張聞書』、『素履句集  附随筆』（新井敏之・1957・半空会）

（1）道標「黒山三滝道」
（2）道標（里程標）
（3）道標「三滝入口」

（1）越生町大字黒岩  「三滝入口信号」歩道橋下
（2）越生町大字堂山  梅林三叉路
（3）越生町大字黒山  黒山三叉路

「左  日本無双  黒山三瀧道」と刻まれた大型の道標で、三平が建てたもの。黒山三滝までに計3基の道標が残る。

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