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掲載日:2020年4月30日

知事コラム  新茶の季節に多彩な「狭山茶」をお楽しみください



 皆さんは「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」という狭山茶の歌をご存じですか。今回は香り深く濃厚な味わいの狭山茶の秘密をご紹介します。
 「夏も近づく八十八夜」で始まる文部省唱歌「茶摘(ちゃつみ)」に歌われる通り、立春から数えて88日目に当たる八十八夜の頃に新茶の摘み取りが行われます。今年は5月1日が八十八夜に当たります。新茶の生産は例年4月上旬に鹿児島県で始まります。その後、桜前線のように福岡県、京都府、静岡県と北上し、埼玉県では4月下旬から始まります。
 各産地ではお茶の葉を年に3から5回摘み取ります。一方、お茶の栽培地としては比較的冷涼な埼玉県での摘み取りは年に1から2回です。
 これが、埼玉県のお茶の栽培面積が全国の2.3パーセントを占めるにもかかわらず、収穫量が1.1パーセントにとどまってしまう理由です。しかし、これこそが「とどめさす」狭山茶の濃厚な味わいの秘密となっています。冬の厳しい寒さを耐えた狭山茶は肉厚で品質が高く、香りとおいしさが濃縮されています。これに「狭山火入(さやまび)れ」という独特の仕上げ技術を加えることで、甘く濃厚な味となり、日本三大銘茶の一つに数えられる「味の狭山茶」となるのです。
 狭山茶といえば、急須で入れた緑色のお茶「煎茶」をイメージする方が多いと思います。近年、狭山茶は消費者の多様化したニーズに応えるため、抹茶やほうじ茶、紅茶などさまざまなお茶に加工されています。
 狭山茶の抹茶は、加工しても緑色が鮮やかなため、アイスクリームやケーキといった菓子類などの原料として人気があり、着色料を使用せず抹茶だけで製造する菓子業者もいらっしゃいます。入間市にある埼玉県茶業研究所では抹茶の生産ラインを導入しており、本県の気候や品種に合った茶葉の栽培方法や抹茶の加工技術の研究を行い、そこで得られた知見の普及を図っています。
 また、「やぶきた」や県の育成品種「さやまかおり」などの緑茶用品種で作られる狭山紅茶も人気です。渋みが少なく甘みが強いのが特徴で、砂糖を入れずに飲めば、茶葉本来の甘さを満喫していただけます。
 新茶の季節がやってきます。
 新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた国の「緊急事態宣言」が出され、不要不急の外出をお控えいただいている中、ご自宅でバラエティーに富んだ狭山茶を味わい、ほっと一息入れていただければと思います。



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