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掲載日:2019年10月1日

伝える 伝統を守り、新しきを生む


↑ 木村正彦さん(右上)と弟子のアンドレイさん(左下)

「盆栽の聖地」埼玉

 鉢などに植えた草木で自然の風景を表現する盆栽は、日本の代表的な伝統文化の一つ。埼玉県の「大宮盆栽村」が盆栽の聖地として知られています。


真柏 銘 「登龍の舞」(木村正彦 作)

BONSAI ART 盆栽 ―その魅力―

 今では世界に愛好家が広がる盆栽。盆栽に魅了され、埼玉県で修行中のロシア人青年と、指導する師匠に盆栽への思いを伺いました。

木村 正彦さん


木村 正彦さん
 世界的盆栽作家。卓越した技術と独創的なアイデアから「盆栽界の魔術師」とも呼ばれる。内閣総理大臣賞計27回受賞。平成13年 文化功労者、同14年 卓越した技能者(現代の名工)、同18年 黄綬褒章受賞、など。伊奈町在住。

日々大切にしていること

 盆栽に対しての思いやり、愛情が一番大事。植物は話せないから、葉や鉢の中を見て、水や肥料が足りているかとか、分かってあげないと。植物との会話が大切です。それができないとどんどん悪くなってしまう。子育ての愛情と同じです。

盆栽の「美しさ」とは

 大自然の縮図ということでしょうか。見る人の心の目で見て、いろんな想像を膨らませてもらいたい。そうすると、小さな盆栽からもっと大きな自然が見えてきます。

作品づくりのプロセス

 素材(木)を見ると完成のイメージが浮かびます。どうしたらそのイメージ通りに作ることができるかは次に考えることです。山に登ることは決まっていて、どういうルートで登っていくかを後から考えるのと同じですね。
 作る過程が非常に楽しいです。苦しさはありません。どんな素材にも良いところがあるので、その部分を生かします。90%の出来を100%にするため、時には何回も手を入れます。諦めることはありません。

盆栽文化の発展のために

 私たちには、先人が作ってきた素晴らしい盆栽を維持管理して守っていくという使命があります。それだけでなく、時代と共に新しい盆栽をその中から生み出して、間口をもっと広げていくことも必要だと思います。だから私は、特に新しい作品づくりに取り組んでいます。

盆栽が世界により広まるためには

 海外で盆栽愛好家が増えるためには、日本とは異なる環境でも絶えず管理できる人がいることが必要。(ロシアでは、アンドレイさんが)その架け橋になってくれたらいいね!

アンドレイ・ベッソノフさん


アンドレイ・ベッソノフさん
 ロシア・ウラジオストク出身。12歳の時に出会った盆栽のカレンダーに心を奪われ、日本で修行をするまでに至る。16歳で来日し現在6年目となり、日本語は堪能。

修行の地に埼玉を選んだ理由

 「本場の日本で勉強したい、世界的に有名で、とてもきれいな盆栽をつくる親方(木村さん)に教わりたい」と思ったからです。親方が埼玉にいることを知り、修行を申し込みました。
 実は、最初は断られたんです(苦笑)。直接顔を合わせてからでないとダメだと言われて。どうしても教えてもらいたかったので、日本に来てから改めてお願いしました。

好きな作業は

 最初は庭や盆栽の掃除から始めて、今では一通りの作業を行っています。切り込み、芽切り、植え替え、どれも好きですが、針金掛け(盆栽の枝の形を整えるために、針金を掛けて枝を曲げたり位置を変えたりする作業)が一番面白いです。

ずばり、盆栽の魅力は

 「生き物」であることですね。生きているアート。例えば絵は描いたらそのままだけれど、盆栽は木の命が続く限り少しずつ変わって、もっと良くなる。そこに魅力を感じます。

修行を始めて6年目。気付いたことは

 まだまだ足りないところがあることが分かってきました。盆栽は何百年も長い年月を生きる。私の6年の修行では足りないですね。「早く勉強したい」と思ってしまうけれど、盆栽の勉強には時間がかかります。これからもっと勉強して、盆栽の技術も自分自身も、高めていきたいです。

将来の夢

 故郷のロシアで盆栽に取り組めたら一番良いですね。すごく大変だと思うけれど、ロシアと日本の架け橋になれたらうれしいです。

最後にメッセージを

 埼玉には、尊敬する親方がいて、大宮盆栽村もあります。歴史ある大宮盆栽村は、日本だけでなく世界中で大事にしていくべきだと思います。

イベントに参加して文化に触れよう!
埼玉 WABI SABI 大祭典 2019

 盆栽の他にも、書道や着物、伝統芸能など、埼玉には魅力的な文化がたくさんあります。
 ぜひ、実際に見て、聞いて、体感してください。


↑ 平尾成志さん


↑ 元ちとせさん、中孝介さん↑武田真治さん


↑ 小鹿野歌舞伎 ©山口清文

注目のアーティストによるパフォーマンス、和文化体験、グルメコーナーも!

【日時】10月13日(日曜日)午前10時から午後7時30分、14日(月曜日・祝日)午前10時から午後4時
【場所】県大宮公園(大宮駅下車東口徒歩20分)他 ★雨天決行(荒天の場合は中止)


↑ 詳細はこちら

ステージイベント(パフォーマンス・ライブなど)

―主な出演者―(敬称略)

13日(日曜日)
  • 元(はじめ)ちとせ×中(あたり)孝介 スペシャルライブ
  • 平尾成志(まさし) feat. ジャイアリズム 盆栽パフォーマンス
  • 矢部澄翔(ちょうしょう) 書道パフォーマンス
  • AJIGUL(アジグル) 尺八とキーボードライブ
  • シーラ・クリフ×NPO川越きもの散歩 着物ショー
  • 林田ひろゆき 和太鼓
  • 秩父屋台囃子(ばやし)保存会(秩父市) 秩父屋台囃子
  • 浦山大日堂獅子舞保存会(秩父市) 浦山の獅子舞
  • 秩父音頭保存会(皆野町) 秩父音頭
  • 南大塚餅つき踊り保存会(川越市) 南大塚の餅つき踊り
  • 浦和木遣(きやり)保存会・浦和鳶(とび)組合・浦和若鳶会(さいたま市)木遣り・纏振(まといふ)り・梯子乗(はしごの)り
  • 県立滑川総合高校書道部 書道パフォーマンス

14日(月曜日・祝日)
  • 武田真治×はなわちえ サックス×三味線スペシャルライブ
  • 箏男kotomen(コトメン)(大川義秋)×風間禅寿(ぜんじ) 箏×尺八ライブ
  • サイタマティック 和楽器カルテットライブ
  • 山田香織×箏男kotomen 盆栽トークショー
  • 一般財団法人 日本太鼓協会 和太鼓
  • 葵囃子連(あおいはやしれん)(川越市) 川越祭りばやし
  • 小鹿野歌舞伎保存会(小鹿野町) 小鹿野歌舞伎
  • 南田島囃子連足踊り保存会(川越市)南田島の足踊り  
  • 武蔵越生高校和太鼓部 和太鼓
和文化体験


↑ 着物体験

 盆栽や生け花、紙漉(す)き、着物などの体験ができます。ステージ出演アーティストが教えるワークショップも。

WABI SABI グルメ通り


↑ WAベーグル

 ここだけの「和の一品」をはじめ、埼玉の食とお酒が楽しめます。埼玉の名産品や新鮮野菜の販売も。

文化交流ゾーン


↑ 点茶体験(狭山市)

 東京2020大会の競技会場になる市やホストタウンなど、県内外の地元イチオシ文化を紹介。


【問合せ】県文化振興課
 電話:048-830-2882
 ファックス:048-830-4752

お問い合わせ

県民生活部 広聴広報課 テレビ・ラジオ・広報紙担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-824-7345

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