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掲載日:2019年4月26日

知事ブログアーカイブ(平成31年4月)

4月26日(金曜日)の一打「埼玉ゆかりの万葉歌-令和時代のスタートに当たり-」

いよいよ5月1日(水曜日)に新天皇が即位され、「令和(れいわ)」時代が始まります。
「令和」は、『万葉集』の「梅花(うめのはな)の歌」から引用されました。元号の典拠(てんきょ)がこれまでの中国古典(漢書)ではなく、初めて日本古典(国書)となったことも話題になりました。

実は、本県の県名も『万葉集』にゆかりがあるのは御存じでしょうか。『万葉集』には「埼玉(さきたま)」の地名を詠んだ歌が2首あり、時を経て埼玉県の県名となったともいわれています。

その2首を紹介します。なお、訳文は、『万葉集 全訳注原文付』(中西進 校注 講談社)によっています。

埼玉の津に居る船の 風を疾み綱は絶ゆとも 言な絶えそね(巻十四収録)
(さきたまのつにをるふねの かぜをいたみつなはたゆとも ことなたえそね)
【訳】埼玉の湊(みなと)に泊る船のように、風が強くて綱が切れてしまっても、愛のことばだけは絶えないでほしい。
【歌碑】行田市 前玉(さきたま)神社、小埼沼(おさきぬま)県指定記念物 旧跡

埼玉の小埼の沼に鴨そ翼切る 己が尾に降り置ける霜を掃ふとにあらし(巻九収録)
(さきたまのをさきのぬまにかもそはねきる おのがおにふりおけるしもをはらふとにあらし)
【訳】埼玉の小埼の沼に鴨が羽をふるわせている。わが尾に降りおいた霜を払おうとしているらしい。
【歌碑】行田市 前玉(さきたま)神社、小埼沼(おさきぬま)、さいたま市岩槻区個人宅内

これらの歌からは、古代埼玉の地で暮らしていた人々の熱い情熱や当時の原風景を感じることができます。

県内の万葉歌碑にある万葉歌についてもっと知りたい方は、さいたま文学館(桶川市)に行かれてはいかがでしょうか。「埼玉(さきたま)」の地名を詠んだ2首を含んだ10首を、パネルで常設展示しています。

また、埼玉県立文書館(さいたま市浦和区)では、『万葉集』の江戸時代の版本を直接手に取って閲覧することができます。

映画「翔んで埼玉」の大ヒットにより、少々ディスられてもびくともしない埼玉県の懐の深さが注目されていますが、その歴史も非常に深いものがあります。
令和時代のスタートに当たり、古代の埼玉を『万葉集』から感じてみてはいかがでしょうか。

さいたま文学館(外部サイト)
(休館日:月曜日 ただし、4月29日、5月6日は開館、5月7日(火曜日)は休館)
埼玉県立文書館(外部サイト)
(休館日:月曜日、国民の祝日・休日、月末日
大型連休中は4月27日(土曜日)、28日(日曜日)は開館、4月29日(月曜日)から5月6日(月曜日)は休館)


埼玉県立文書館収蔵『万葉集』(奥貫家文書)「梅花の歌」該当部分

4月25日(木曜日)の一打「翔んで埼玉」

「翔んで埼玉」が相変わらず絶好調です。最新の興業収入は34億円に達したそうです。動員数は何と265万人を超えました。

ちなみに、昨年話題になった映画「カメラを止めるな!」の興行収入は30億円でした。この映画はSKIPシティ国際Dシネマ映画祭出身の上田 慎一郎(うえだ しんいちろう)監督の作品ですが、300万円で製作し、30億円の収入があったという極めて効率の良い映画でもありました。

「翔んで埼玉」は、既に7週で「カメラを止めるな!」を超えたわけです。
34億円の興行収入を平成30年のランキングに当てはめると、邦画では年間第6位に相当します。今年の日本映画の中でもトップクラスになるだろうと言われています。

シニア層から子供まで幅広い年齢層が映画館に詰めかけているようで、リピーターも多いそうです。中には、「翔んで埼玉」は埼玉で観ようということでわざわざ県外から県内の映画館に来られる方もいると聞いています。

私は封切直前にも「悪名は無名に勝る」と言いましたが、その通り、大評判となり埼玉が大いに注目される結果となりました。

配給元の東映も、「翔んで埼玉」の大ヒットで笑いが止まらないでしょう。気が早いのですが2匹目のドジョウ、いや、続編もあり得るのではと期待しているところです。

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4月24日(水曜日)の一打「埼玉県産青果物トップセールス」

4月19日(金曜日)午前6時から東京都中央卸売市場の大田市場で埼玉県産野菜のトップセールスを行ってまいりました。埼玉県農業協同組合中央会の若林 龍司(わかばやし りゅうじ)会長をはじめ、県内の主だった農協の組合長さん、そして農協職員でもある農産物キャンペーン隊の女性の皆さんと共にアピールしてきました。

埼玉県は晴れの日が多く、利根川と荒川が育んだ肥沃な土壌と豊かな水に恵まれています。このような自然条件を生かして農業、とりわけ野菜の生産が盛んです。県の農業産出額(1,980億円)の約半分(968億円)を野菜が占めています。
特に、さといもは不動の全国第1位で、ねぎ、ほうれんそう、ブロッコリー、かぶは第2位、きゅうりや白菜などは第3位です。埼玉は東京のすぐ隣ということもあり、「とれたて」で「安心」な埼玉野菜を日本一の市場にお届けすることができます。

そうしたことから毎年、大田市場にお伺いし、埼玉県産野菜の魅力をアピールする機会をいただいています。
埼玉県は野菜をはじめ、米、麦、畜産、果樹、花植木、茶なども作っており、正に日本の農業の縮図と言えます。海の産物以外ほぼ全てあると言っても決して過言ではありません。改めて農業県埼玉のすばらしさを多くの方に知っていただきたいと思います。


大田市場でのトップセールス

4月23日(火曜日)の一打「お酒と平成」

4月17日(水曜日)の朝日新聞に「飲み会より のんびり家飲み」という記事が掲載されていましたので御紹介します。

国税庁によると、平成元年度には酒の販売量の7割をビールが占めていたそうです。ビール1強時代を象徴してきた言葉が「とりあえずビール」。確かに今でも少し残っています。

ところが平成の30年間に、ワインや焼酎、ハイボール、日本酒などのブームが順番に訪れ、酒の多様化が進んでいきました。今やビールの割合は3割まで低下し、代わりに存在感を増してきたのが缶チューハイや第3のビールです。これらが分類されるリキュール、その他の醸造酒、スピリッツ等の販売量を合わせると平成29年度は3分の1までシェアを広げているそうです。

背景には、酒販免許の規制が段階的に緩和され、それまで酒屋で買っていた酒が次第に大型ディスカウント店をはじめ、スーパーやコンビニでも買えるようになったこともあるようです。バブル後の長い景気低迷で個人の財布のひもがきつくなる中、メーカー各社は低価格の缶入りアルコール飲料を次々に投入しました。お酒の種類が増えていくのに合わせて、消費者の意識や飲み方も変化したそうです。

平成当初は、酒を飲む機会は職場や地域の「飲みニケーション」が中心で、皆で同じ場所で同じ酒を飲むことで帰属意識を高めていました。
新生銀行の調査では、サラリーマンの1か月当たりの外飲み回数は平成11年の6回から、平成28年は約2回に減っているようです。
シチズン時計の平成30年の調査では、社会人がほどよく感じる「仕事の付き合いでの飲食・飲酒」の時間は1時間40分程度で、平成元年より約40分短くなっているそうです。

こうしたこともあり、日本政策投資銀行の調べでは「家飲み」での酒類消費量は平成22年度から「外飲み」を逆転しているとのことです。

記事は、新しい時代も、家飲みか外飲みかを問わず、「自由でリラックスしたお酒」を求めるような動きが続きそうだと結んでいます。

そもそもお酒を全く飲まない人も増えていると聞きます。そんな中、新しい「令和(れいわ)」の時代は誰とどこで何を飲むのか、ますます多様化が進むのではないでしょうか。

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4月22日(月曜日)の一打「埼玉の可能性に賭けた企業」

4月16日(火曜日)に、さいたま市に本社のある「むさし証券株式会社」の創業100周年記念式典に出席しました。

平成22年に東京の日本橋から埼玉県に本社を移した証券会社で、国内に22の拠点(うち県内15拠点)を持ち、県内では最も大きな証券会社です。

日本は海外と比べて業歴の長い企業が多く、企業の長寿国であると言われています。日本の会社は株主の利益を追求するのは当然のことながら、社員やその家族をとても大事にしており、会社そのものが一つの共同体として考えられていることに要因があるのではないでしょうか。

そんな日本でも、帝国データバンクの調査によれば、創業100年以上の老舗企業は全国147万社のうち、わずか2.3パーセント、約33,000社に過ぎません。有名なところでは株式会社金剛組(こんごうぐみ)という建設会社が今日も残っていますが、これは飛鳥時代の西暦578年まで歴史を手繰(たぐ)ることができるそうです。

いずれにしても、むさし証券株式会社が日本橋から埼玉県に引っ越して来られ、加えて創業100周年を迎えられたことに敬意を表しております。

埼玉県に本社を移転した理由が正に「埼玉の可能性というものに賭けた。」というお話でございましたので、今日、埼玉県の勢いがますます増していることから、その判断は正解だったと確信したところです。


むさし証券株式会社創業100周年記念式典

4月19日(金曜日)の一打「埼玉県総合医局機構交流会・研修医ウェルカムパーティー」

4月13日(土曜日)に、県内の病院で臨床研修を開始する初期研修医を迎えての交流会・ウェルカムパーティーを、さいたま新都心のラフレさいたまで開催しました。主催は埼玉県と埼玉県医師会です。

県内の医師を確保するために、埼玉県と埼玉県医師会が中心となり「埼玉県総合医局機構」という仕組みをつくり、そのセンター長には埼玉県医師会の金井 忠男(かない ただお)会長に就任していただいております。

平成25年度の医局機構発足以来、県内の各病院関係者などにも御協力をいただき、埼玉県に多くの研修医が集まる仕掛けをつくってきました。こうしたこともあり、県内の研修医の数は大きく伸び続けています。この4月から県内で研修を開始する医師数は348人で、現在の臨床研修制度は平成15年度に始まりましたが、制度発足からの増加数と伸び率は、いずれも全国第1位になっています。これも魅力的な特色のある研修プログラムや指導体制、充実した研修環境の整備に努めてこられました各研修病院の皆様の御尽力によるものだと思っています。

研修医の方々と意見交換をさせていただきましたが、極めて意欲的な方ばかりでした。とりわけ埼玉県の奨学金を使って医学部を卒業され、研修医になられた方々から、「埼玉県のおかげでこうして医師になっている。そしてまた初期研修の段階まで来た。」などと感謝の言葉をいただきました。しかも「埼玉県のために頑張りたい。」という頼もしい抱負も語っておられました。

この若手研修医が研修を無事終了し、病院に勤務するとき、県内で医師不足の地域での勤務や周産期、小児科といった医師の少ない分野を選ばれるよう期待しています。


埼玉県総合医局機構研修医ウェルカムパーティー

4月18日(木曜日)の一打「妻沼聖天山の御開扉(おかいひ)」

4月15日(月曜日)、熊谷市にある妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)の御開扉(おかいひ)の開会式典があり、私も出席させていただきました。

今年は1179年に斎藤別当実盛(さいとうべっとうさねもり)公が妻沼聖天山を開創して840周年に当たる年です。これを記念して国指定重要文化財である秘仏御本尊の御開扉が23年ぶりに実施されました。平成の大修理後では初めての御開扉であり、極めて優れた国指定の重要文化財が限られた時間だけ公開されるものです。

創建者であります実盛公は、木曽義仲(きそよしなか)公が2歳の時、嵐山町の大蔵館(おおくらやかた)で源義平(みなもとのよしひら)公に襲われた際に密かにかくまい、信濃の木曽に逃がしたことでも有名な人物です。

妻沼聖天山は、日光東照宮に勝るとも劣らない、装飾建築や極彩色(ごくさいしき)豊かな彫刻が各方面から高い評価を得ており、国宝にも指定されています。
何よりもすばらしいのは、日光東照宮とは異なり、建物の建設が民衆の力によって成し遂げられたことだと思っています。
そうした民衆のパワーが旧妻沼町に息づき、合併後の熊谷市に受け継がれ、そして、地元の多くの皆さんがそれを支えていることに感銘を受けました。

今年は、いよいよアジア初のラグビーワールドカップ2019™日本大会が開催され、熊谷ラグビー場でも3試合が行われます。これに先立つ9月6日(金曜日)には、日本代表の壮行試合が行われることが決定しています。対戦相手は前回のワールドカップで奇跡の逆転劇を演じた相手であるあの南アフリカ代表です。

こうしたすばらしい試合などに合わせて、熊谷、また妻沼聖天山の魅力を大いにアピールしていきたいと思います。

※ 御開扉について
拝観期間 4月16日(火曜日)から4月22日(月曜日)まで
拝観時間 10時から16時まで
(当日受付時間 9時30分から15時30分まで)
拝観料 一般3,000円(2名分)、特別10,000円(2名分)


国宝 歓喜院聖天堂

4月17日(水曜日)の一打「対外純資産-企業に残された高齢者世代のストック-」

日本の対外純資産が平成29年度末、328兆円となり27年連続で世界最大となりました。この対外純資産は、正に企業に残された高齢者世代のストックとも言うべきものだと思います。

対外純資産が大きくなると、国として海外で稼ぐ力を示す代表的な指標である経常収支の改善につながります。平成29年度の日本の経常収支は22兆1,749億円の黒字となっています。

経常収支の内訳は、貿易収支(モノの輸出から輸入の差引)、サービス収支(サービス取引の収支)、第一次所得収支(企業が海外子会社から受け取る配当金などの直接投資から得られる収支)などがあります。
そのうち第一次所得収支が、前年度比約4.7パーセント増の20兆2,668億円と最も高くなっており、貿易収支の4兆5,396億円を大きく上回っています。

高齢者世代が現役時代にものづくり技術を高め、資産立国化へと汗をかいたことが、現在の日本における対外純資産の着実な積上げと経常収支の安定した黒字化にも寄与していると言えます。

現実には企業のこうした投資利益は海外へ再投資され、税収増という形での国民への還元は限られたものとなっていることから、そのことがぼんやりしている面もあります。
しかし、過去に働いた高齢者世代の力が今なお残っており、意外な稼ぎ手となっていることに、我々はもっと気付く必要があると思います。

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4月16日(火曜日)の一打「定年後の10万時間」

12月10日(月曜日)に配信されたニューズウィーク日本版の「『人生100年時代』の暮らし方」という記事が目に留まりました。
この記事によると65歳以上の高齢者の生活時間は、睡眠や食事など生理的に必要な1次活動が11時間38分、仕事や家事など社会生活を営む上で義務的な性格の2次活動が4時間00分となっています。
そして、これら以外の各人の自由時間となる3次活動が8時間22分となっています。つまり、人生100年時代が来れば、実に高齢期の自由時間は10万時間以上にも達することになります。
60歳あるいは65歳で仕事を辞めた後の人生は、もはや「余生」ではないことが分かります。

さらに、シニアになってもまだまだ元気に活躍できることが身の回りをみても、またデータなどからも明らかになっています。
以前、このブログでも取り上げたように、筋肉は、どんな年齢になっても増やすことができる器官ですし、語彙力がピークに達するのは60代後半から70代初めともいわれています。

本県には、現役時代は仕事一筋で、都内の職場と自宅の往復でほとんどの時間を過ごしたような、いわゆる「埼玉都民」の方が大勢います。
そこで、今年度は、埼玉都民向けの都内セミナーや、経験豊富なシニアを地域課題の解決に取り組む起業家や担い手に育成する講座を開催し、現役時代の経験を地域に生かすきっかけづくりを進めていきます。
一人一人のシニアライフが充実し、第2、第3の実りを迎えられるような社会の仕組みづくりに引き続き取り組んでいきたいと思います。

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4月15日(月曜日)の一打「天皇陛下御即位三十年奉祝感謝の集い」

4月10日(水曜日)、天皇陛下御即位三十年奉祝感謝の集いが国立劇場で開催され、私も出席させていただきました。この集いは、天皇陛下御即位三十年奉祝国会議員連盟と天皇陛下御即位三十年奉祝委員会、公益財団法人日本文化興隆財団の共催で行われたものです。

会を代表して、伊吹 文明(いぶき ぶんめい)元衆議院議長、三村 明夫(みむら あきお)日本商工会議所会頭、また御来賓として安倍 晋三(あべ しんぞう)内閣総理大臣、大島 理森(おおしま ただもり)衆議院議長も臨席されました。
各界の方々が祝辞を述べられましたが、とりわけ、ビートたけしこと北野 武(きたの たけし)さん、またブラジル国サンパウロ市のエタバ高校2年生の宮﨑 真優(みやざき まゆ)さんの祝辞がとても印象に残りました。

北野さんは若干笑いを誘うための仕掛けをされていました。いきなり顔をマイクにぶつけたり、先に祝辞を述べた衆議院議長が置いていった紙をわざと取って「衆議院…あぁ、こっちじゃない!」などと言った後、御自身の祝辞を発表されました。最も印象的だったのは、「天皇皇后両陛下が国民と共にあり、国民に寄り添っていただける、そうした方がいらっしゃることに感謝したい。そしてそんな日本に生を受けたことを幸せに思う。」といった締めの言葉でした。

また、日系4世の宮﨑 真優さんは、天皇皇后両陛下をはじめ、日本のすばらしさをもっともっとブラジル国内でアピールしたいと言っておられました。宮﨑さんがブラジル人であると同時に日本人でもあるということを強調されておられたことが、強く印象に残っています。
また、日本を代表する人気アーティストの松任谷 由実(まつとうや ゆみ)さんや、「ゆず」のお2人などの祝賀コンサートもあり、とても心に残る感謝の集いでした。

私も東日本大震災の際に、天皇皇后両陛下、皇太子殿下などのお見舞いに御一緒させていただきましたが、いつでも膝をついて、被災者の皆さんと目線を合わせられるお姿に、本当に心を打たれる思いがしました。
天皇皇后両陛下の御訪問こそが、被災者の皆さんの希望や勇気につながったのではないかと強く思います。

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4月12日(金曜日)の一打「渋沢栄一翁が1万円札に」

埼玉県の偉人である渋沢 栄一(しぶさわ えいいち)翁が新しい1万円札の肖像になることが発表されました。
渋沢翁は、500社を超える企業の設立や運営に関わり、近代日本の礎を築いた人物です。「日本資本主義の父」とも、「日本産業社会の父」とも言われています。
ある意味でお札は経済の象徴です。また、経済活動を人体の仕組みに例えて「銀行は、経済の血液であるお金を社会に送り込む心臓である」などとも言われますが、日本で初めて銀行をつくったのも正に渋沢翁です。
そういう意味では、1万円札の肖像に一番ふさわしい人だと言えるのかもしれません。
しかも、渋沢翁はその著書「論語と算盤(そろばん)」で述べているように、企業はそろばん勘定だけではダメだ、論語の言うところの公益を大事にしなければならない、ということを常に説いた方です。

本県では、こうした渋沢翁の精神を今に受け継ぐ全国の経営者に「渋沢栄一賞」をお贈りしています。優れた経営を行っていることはもとより、論語の部分、つまりその企業がどれだけ公益に貢献しているか、利益を社会に還元しているかを重視して受賞者を選考しています。
全国の商工会議所や経営者協会などから推薦や情報提供を受け、本県の選考委員会が受賞者を決定しています。賞を創設した平成14年度からこれまでに、全国20都道府県の43名の方にお贈りしました。

早く渋沢 栄一翁の顔が描かれた1万円札を手にしたいものです。


新しい1万円札のイメージ

4月11日(木曜日)の一打「フランス航空教育団来日100周年記念イベント」

4月6日(土曜日)と7日(日曜日)、「フランス航空教育団来日100周年記念イベント」が日本の航空発祥の地である所沢航空記念公園で開催されました。
7日(日曜日)、ローラン・ピック駐日フランス大使をはじめ多くの関係者の御出席の下、記念式典が開催され、私も出席してまいりました。

ローラン・ピック大使は「100年経ってもフランスとのつながりを大切にしていただき、このような記念式典を開催していただけることを大変うれしく思う。古くからのつながりを未来に向けて発展させるよう今後も努力したい。」と挨拶されました。

フォール大佐率いる63人の航空教育団は100年前の1919年(大正8年)に来日し、当時最先端であったフランスの航空技術を日本に伝えました。これをきっかけに、黎明(れいめい)期であった日本の航空産業は大きく発展しました。

実は、フランスと埼玉県のつながりは航空分野だけではありません。新しい1万円札の肖像に決定した本県出身の偉人である渋沢栄一翁は、1867年(慶応3年)にパリ万博の視察でフランスを訪れました。
渋沢翁はフランス滞在中の世話役だった銀行家から資本主義経済の仕組みを学びました。その後、渋沢翁は生涯で500もの企業の創設に携わり、「日本資本主義の父」と言われるようになりました。

フランス航空教育団が航空技術を伝えたことで日本の航空産業が発展し、渋沢翁が資本主義経済を学んだことで、日本の産業が発展したわけです。このようにフランスとの交流は日本社会の発展に大きく貢献しています。

埼玉県は、100年前のフランスとのつながりや渋沢翁の功績を今でも大事にしています。
様々な国との関係や本県出身者の功績を次の世代に引き継ぐことで、新しい産業の創出や社会の発展につなげたいと思っています。


所沢航空記念公園のフォール大佐像

4月10日(水曜日)の一打「こども応援ネットワーク埼玉」

我が国では子供の7人に1人が貧困状態にあるといわれています。
貧困世帯の子供は、教育や体験の機会が奪われ人生の選択肢が狭められる傾向にあり、結果的に親から子へ貧困が連鎖しやすくなっているということです。
貧困の連鎖を断ち切るため、県では平成22年度から全国に先駆けて生活保護世帯の中・高校生の学習支援に取り組んできました。平成30年度からは対象を小学生に広げた「ジュニア・アスポート事業」も始めました。

一方、県内の各地で「子ども食堂」の取組が急速に広がっています。子供の自己肯定感を育む居場所として、地域の皆さんの創意工夫により多様な形で展開されています。
県では、このような地域の皆さんによる子供の居場所づくりの取組をしっかり応援していくため、昨年末に「こども応援ネットワーク埼玉」を立ち上げました。
個人、企業、団体など誰でも無料で会員になれます。昨年12月からの約3か月で会員数は235になりました。
会員になられた方には、県が支援先や活動先をマッチングし、活動を後押しします。例えば、寄付したい、食材を提供したい、空き家を使ってほしいなどの意向を伺い、相手方を県が探します。
一人一人ができることは小さくても、つながると大きな力になります。
また、会員の取組事例をフェイスブックやウェブサイトで情報発信します。フェイスブックは埼玉県民を中心に3,300人以上のファンがおり、毎日拡大しています。

現在、県内には、子ども食堂や無料塾、プレーパークなど地域の皆さんが運営する「子供の居場所」が164か所あります。これを県内の小学校区の数と同じ800か所程度に増やすことが目標です。子供が一人で歩いて行ける距離に一つは居場所がある状態を目指します。

「こども応援ネットワーク埼玉」の会員登録について(外部サイト)

問い合わせ先
埼玉県福祉部少子化対策局長付企画幹
電話 048-830-3204
メール kodomoouen@pref.saitama.lg.jp

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4月9日(火曜日)の一打「いち押しの取組」

埼玉県では、県内市町村の地域振興やまちづくりに係る「いち押しの取組」を掲載した事例集を作成し、ホームページで公開しています。今年度は初めて、その中から市町村相互の投票などで選ばれた5団体による事例発表と表彰式を行いました。

1月21日(月曜日)に行った表彰式の挨拶で、私は「事業を展開するときはまず二つのことを考えよう」とお伝えました。一つが予算をできるだけ使わない方法、そして、もう一つが地域の力を生かす方法です。

仕事柄、自治体職員は地域の問題に気付きやすく、情報も集めやすい立場にあります。また、信用もあるので関係者に声を掛けやすいという利点もあります。そうしたメリットを生かし、地域の力で課題を解決するための「仕掛け」を考えることが大切です。

例えば、県の防犯活動ではボランティアや事業者の皆様に「地域防犯の目」として活躍いただいています。見回り活動や日常の事業活動の中で目を配っていただくことで、住宅侵入窃盗認知件数は平成16年から83パーセントも減少しました。

限りある予算や人員で新たな事業を行うには、こうした工夫が必要です。特に地域振興やまちづくりは、多様な人に関わっていただくことで思いがけない発想や大胆なアイデアが生まれる可能性も広がります。文字どおり「地域ぐるみ」での取組が、成功への近道です。

自治体職員の役割は、地域を元気にするための火を起こすことです。そして、上手く燃え始めたら少し離れて見守ること、炎の勢いが弱まってきたら風を送って盛り上げることも大切な役割です。

各自治体が競い合い、良い取組は参考にして更にバージョンアップすることも重要です。オール埼玉で知恵を絞り、埼玉県をより一層元気にしていきたいと思います。

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4月8日(月曜日)の一打「『彩の国功労賞』贈呈式」

4月2日(火曜日)、昨年6月14日から7月15日まで開催された2018FIFAワールドカップロシア大会で、日本代表として活躍した埼玉県にゆかりのある選手に「彩の国功労賞」を贈呈させていただきました。

知事公館で行った贈呈式には、浦和レッドダイヤモンズに在籍の槇野 智章(まきの ともあき)選手のほか、地元埼玉県出身の川島 永嗣(かわしま えいじ)選手と原口 元気(はらぐち げんき)選手の御親族が出席されました。現在、川島選手と原口選手は、海外のチームに在籍しています。
また、齊藤 正明(さいとう まさあき)埼玉県議会議長ほか県議会議員の方々、公益財団法人埼玉県サッカー協会の鈴木 茂(すずき しげる)会長に御臨席いただきました。

なお、現在ベルギーのチームに移籍され、当日御都合がつかなかった遠藤 航(えんどう わたる)選手には、表彰状などを郵送させていただきました。

受賞者との写真撮影など、短い時間ではありましたが、大変楽しいひとときを過ごすことができました。

日本列島全体を感動と熱狂の渦に巻き込んだロシア大会での日本代表の活躍は、まだ皆さんの記憶に新しいところだと思います。特に決勝トーナメント1回戦で、優勝候補だった当時FIFAランク3位のベルギーを相手に一時2点リードしたことは、世界でも高い評価を受けました。

今後も埼玉の代表として、県民の皆さんに夢と希望を与えてもらえるよう、更なる活躍を心から期待しています。

【参考】彩の国功労賞
スポーツ、文化等の各分野において、国内外で高く評価される功績を挙げ、広く県民に夢と希望を与え、潤いと活力のある社会づくりに貢献したと認められる個人又は団体に対して行う表彰。


贈呈式に出席された皆さん

4月5日(金曜日)の一打「桜と菜の花のコントラストが美しい」

4月4日(木曜日)に「第27回全国さくらサミットin幸手」の式典に出席しました。サミットには、全国から桜を誇る18の市区町村が集まり、埼玉県からは幸手市のほかに北本市と越生町が出席しました。

このサミットは、桜を生かしたまちづくりに取り組んでいる自治体が、互いの観光振興やまちづくりの手法などを情報交換しながら、共に地域振興を進めていくために組織されたものだと聞いています。
27回目の今回は、遠くは九州から、北は宮城県、秋田県、福島県などからも参加され、幸手権現堂桜堤のすぐ近くの北公民館で開催されました。

幸手権現堂桜堤は、全国の「一度は行きたい!桜の名所20選」に入るなど、関東でも指折りの桜の名所です。正にサミットの会場にふさわしい場所だと感じました。

昨日もNHKの朝のニュースで紹介されましたが、これから毎日のようにテレビのニュースなどで取り上げられるのではないでしょうか。4日の時点では、桜と菜の花いずれも七分咲きぐらいでした。ちょうどピークが明日、あさっての土曜日、日曜日になりそうです。何と言っても権現堂の堤に咲く桜と菜の花、つまり、ピンクと黄色のコントラストがとても美しいものです。平日の午前10時前後にもかかわらず、もう大勢の人が集まっておられました。お出かけの際には、時間に余裕を持って出発されることをおすすめします。

是非一度はこの権現堂桜堤の桜と菜の花のコントラストを見ていただきたいと思います。


幸手権現堂桜堤

4月4日(木曜日)の一打「ハイネケン・キリン株式会社ほか表敬訪問」

3月28日(木曜日)、ハイネケン・キリン株式会社のジェフ・ウー代表取締役社長、笠原 賢一(かさはら けんいち)キリンビール株式会社埼玉支社長をはじめとする埼玉支社の皆さんが県庁にお越しになりました。

このハイネケン・キリン株式会社は、今年9月にアジアで初めて開催されるラグビーワールドカップ2019™日本大会のワールドワイドパートナーになっておられます。
そうしたこともあり、ハイネケンの売上げの一部を埼玉県NPO基金に寄附いただけることになりました。そして、このキャンペーンを盛り上げるため今回お越しいただいたところです。

私もお話を伺う中で初めて知ったのですが、世界で一番多くの国で販売されているのがこのハイネケンの銘柄のビールだそうです。そういえば、数少ない海外渡航経験の中でも、冷蔵庫を開けると確かにハイネケンがあることが多いような気がします。
逆に、他にたくさんの銘柄を知っているわけでもありませんので、日本のビールがなければ、まずはこの緑色の缶のハイネケンを手に取って、一日の仕事のシメとして飲んでいました。お話を聞いて「なるほど!」と思ったところです。

いずれにしても、こうしてハイネケン・キリン株式会社が、ラグビーワールドカップのワールドワイドパートナーという形で、スポンサーになっておられることをありがたく思います。
4月中にこのハイネケンを飲んでいただければ、その売上げの一部が埼玉県NPO基金に入るということです。いろいろとお好みがあるとは思いますが、4月に限ってだけは重点的にお願いをしたいなと思っています。もとより、ビールには好みがありますので、こだわりのない方だけ御協力をいただきたいなと、小さな声でお願いさせていただきます。

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4月3日(水曜日)の一打「高校図書館司書が選んだイチオシ本」

「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2018」が発表されました。県内の高校図書館に勤務する司書の皆さんが、平成29年11月から平成30年10月までに出版された本の中から高校生に読んでほしい本を投票で選んだものです。

この企画は高校図書館の楽しさを発信するために行われています。9回目となった今回は、118人の司書の皆さんが投票に参加したそうです。

第1位に選ばれたのは、本県出身のサイエンスライター土屋 健(つちや けん)さんの「リアルサイズ古生物図鑑」(技術評論社)。投票した司書の方から「古生物が現代の日常風景に紛れ込んでいるので実際のサイズがよく分かる。どこにいるのか探すのも楽しい。」といったコメントが寄せられました。

第2位は、瀬尾 まいこさんの小説「そして、バトンは渡された」(文藝春秋)。「読んでいて温かな気持ちになる」「『家族』に対する考え方が少し変わるかも」といったコメントが寄せられています。

第3位は、人気の絵本作家ヨシタケ シンスケさんの「みえるとか みえないとか」(アリス館)。12月25日(火曜日)のブログで紹介した「目の見えない人は世界をどう見ているのか」の伊藤 亜紗さんも「そうだん」として関わっています。「障害を持つ人と付き合うための心構えを軽やかに教えてくれる」といったコメントがありました。

第4位から第9位(同点のため2冊)は以下のとおりです。

第4位 黒板アート甲子園作品集 (日学株式会社 日東書院本社)
第5位 愛なき世界 (三浦 しをん 中央公論新社)
第6位 AI vs.教科書が読めない子どもたち
(新井 紀子 東洋経済新報社)
第7位 風に恋う (額賀 澪 文藝春秋)
第8位 青少年のための小説入門 (久保寺 健彦 集英社)
第9位 54字の物語 (氏田 雄介・作 佐藤 おどり・絵 PHP研究所)
ブロードキャスト (湊 かなえ KADOKAWA)

「活字離れ」といわれて久しいですが、このようなリストをきっかけとして、高校生に限らず多くの方が読書の楽しみに触れていただくことを期待したいと思います。

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4月2日(火曜日)の一打「コープみらい奨学金」

子供の貧困が問題となっていますが、特にひとり親家庭の貧困率が高いといわれています。日本の子供のいわゆる相対的貧困率は13.9パーセントです。ひとり親家庭に限れば50.8パーセントと、ほぼ2人に1人が貧困状態にあり、OECD加盟国の中でも1番厳しい状況です。

そうした家庭の子供たちを応援しようと、埼玉県、東京都、千葉県を事業エリアとしている生活協同組合コープみらいを母体とする、コープみらい社会活動財団が昨年度から奨学金制度をスタートさせました。
この制度は、趣旨に賛同したコープみらい組合員が「応援サポーター」となって寄附をし、それを原資として毎月1万円ずつ3年間給付する返済不要の給付型奨学金制度です。

対象は、コープみらい組合員のひとり親家庭(両親がいない方も含む)の高校生です。経済的理由で高校を中退することなく卒業し、更にその後の大学進学を後押ししたいという思いからだそうです。
昨年度は、387名の申請の中から110名が「コープみらい奨学生」の第1期生となったとのことです。

奨学生や保護者の方からは「部活で使う靴の底がはがれてしまい困っていたので助かりました。」「奨学金で学校指定のコートを購入できました。」という声が届いているそうです。
一方、「応援サポーター」の方からは、「自分は両親の懐事情を知り進学をあきらめました。皆さんを応援しています。」「会ったことも話したこともないけど心から応援します。」という声が寄せられているとのことです。

現在、第2期生を100名募集しています。締切りは4月10日(水曜日)です。同時に、応援サポーターも募集しています。毎月1口100円から募金できるそうです。一人一人の小さな一歩が大きな支援になっています。

こうした取組が、正にSDGs(エスディージーズ)にうたう「誰ひとり取り残さない」の達成につながるものと実感します。いいですね!

コープみらい社会活動財団ホームページ(外部サイト)

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4月1日(月曜日)の一打「企業転入超過数全国一」

3月26日(火曜日)、株式会社帝国データバンク大宮支店が全国の本店移転企業調査の結果を発表しました。それによると、都道府県ごとの直近の10年間(2009年から2018年)における企業の本店転入超過数は、埼玉県が743社で全国一ということが分かりました。2017年までの10年間に続いて、直近の10年間でも、いわゆる純増で第1位であるということです。

前回調査(2008年から2017年)では861社だったので少し伸びが落ちていますが、それでも相変わらず高速道路網や鉄道網の充実、広い土地を確保しやすい点などが評価され、依然として本県への企業の進出意欲が高いことが分かります。

第2位は670社の神奈川県、第3位が400社の千葉県、第4位が161社の茨城県。いずれも首都圏中央連絡自動車道(圏央道)が通る4県がベスト4を占めています。今後も埼玉県がより多くの企業にとって魅力のある空間になるよう更に様々な政策を打ち込んでいきたいと考えています。

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