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掲載日:2018年12月28日

知事ブログアーカイブ(平成30年12月)

12月28日(金曜日)の一打「サザエさんお正月スペシャルで秩父が舞台に」

国民的アニメ「サザエさん」のお正月スペシャルの中で、サザエさん一家が秩父を訪れることになりました。

放送されるのは平成31年1月6日(日曜日)、18時から19時までの1時間スペシャルです。フジテレビのホームページによると「磯野家の開運旅行 -秩父を行く-」というタイトルです。

正月旅行で秩父を訪れた磯野家が、秩父神社に初詣をし、「水占い」というおみくじを引くというお話です。「水占い」は、境内を流れる御神体の武甲山の伏流水に、巻物となっているおみくじを浸すと文字が浮かび上がるという珍しいものです。
ワカメちゃんとタラちゃんは大吉でしたが、カツオくんだけ凶が出てしまってガッカリするということです。ガッカリしていたカツオくんですが、美人の巫女(みこ)さんに「凶なんてめったに出ないからかえってラッキーかもよ」と励まされ、コロッと元気になり…後は見てのお楽しみです。

秩父が舞台のアニメといえば「あの日見た花の名前をぼくたちはまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」が知られています。アニメファンの皆さんが全国から舞台巡りのために秩父を訪れています。
今回「サザエさん」という歴史のある人気アニメでも秩父が取り上げられるのはうれしい限りです。これを契機に、秩父を訪れる方が更に増えることを期待したいと思います。

平成30年も残りわずかとなりました。県民の皆様にとって、来年が良い一年となりますようお祈り申し上げます。


秩父神社

12月27日(木曜日)の一打「埼玉医科大学の地域枠医学生」

埼玉県が奨学金を用意し、卒業後に埼玉県内の医師不足地域などで頑張っていただく「地域枠医学生」という制度があります。12月20日(木曜日)、地域枠医学生として埼玉医科大学で学んでおられる16人の学生さんたちが県庁にお越しになりました。同大学の丸木 清之(まるき きよゆき)理事長、村越 隆之(むらこし たかゆき)医学部長も御同行されました。

男子10人、女子6人、計16人の皆さんの決意表明文を読ませていただきました。
16人のうち、明確に医師不足の課題に対応したいという方が7人いらっしゃいました。このほか小児科医になりたい方や外科医になりたい方、御自身が偏頭痛であるが故に偏頭痛で悩んでいる人のための医師になりたいという方などがいらっしゃいました。そして、救急の医療に関わりたいという方も2人いらっしゃいました。このうちの1人は、テレビで「川越救急クリニック」の医師の超人的な活躍を観て救命救急医になろうと決意したということでした。

それぞれ希望する診療科は異なっても、地域枠医学生の皆さんは埼玉というエリアに医療で貢献したいという共通の思いを持っています。
短い時間ではありましたが、志の高い爽やかな学生の皆さんたちとこうして交流ができたことを大変うれしく思います。

このような医師確保対策の取組により、埼玉県の医師の数は確実に増えています。直近の2年間に限って言えば、増加数は全国で3番目、増加率も3番目と順調です。
是非、地域枠の奨学医学生の皆さんにも頑張っていただきたいと思います。


埼玉医科大学の地域枠医学生の皆さん

12月26日(水曜日)の一打「奇跡の魚」

県民の皆さんは世界で熊谷市だけに生き残った奇跡の魚がいることを御存じでしょうか。熊谷市と埼玉県の魚「ムサシトミヨ」のことです。

ムサシトミヨは、いわゆる絶滅危惧種といわれている魚で、トゲウオ目トゲウオ科トミヨ属に分類されています。体長は3.5から6センチメートルほどで、色は暗い緑色です。水温が10から18度ぐらいのきれいで冷たい湧き水があり、水草が茂る細い流れの川にしか生息していません。背びれ、腹びれ、尻びれにトゲを持ち、敵から身を守るときなどにトゲを出します。また、体に鱗はありません。

トゲウオの仲間は、国内ではムサシトミヨのほかにイトヨ、ハリヨ、イバラトミヨ、エゾトミヨ、トミヨの6種類しかいません。京都府や兵庫県にいたミナミトミヨは昭和35年頃に絶滅したそうです。湧き水が出ていた昭和30年代頃までは、県内では上里町、本庄市、川越市などでもムサシトミヨが確認できたそうですが、現在の生息地は熊谷市を流れる元荒川の最上流部のみとなりました。

ムサシトミヨを守るため、県は熊谷市とともに平成2年に「ムサシトミヨ保全推進協議会」をつくりました。会には地元保護団体の皆様にも御参加いただき、生息環境の保全や保護思想の普及など大変に御尽力いただいております。
12月20日(木曜日)には、地元保護団体の一つである「熊谷市ムサシトミヨをまもる会」の江守 和枝(えもり かずえ)会長と布施田 富夫(ふせだ とみお)副会長が、ムサシトミヨを守るための要望に県庁までお越しになりました。

埼玉県は熊谷市とともにムサシトミヨを守るため、これからも最大限の努力をしていきます。
ムサシトミヨは川ではめったに見ることができませんが、熊谷市ムサシトミヨ保護センター、熊谷市江南庁舎、さいたま水族館(羽生市)、埼玉県環境科学国際センター(加須市)などで一般公開しています。
是非、世界で熊谷市だけに生き残った奇跡の魚を御覧いただきたいと思います。

熊谷市ムサシトミヨ保護センター見学などのお問い合わせ先
(ムサシトミヨ保全推進協議会事務局(熊谷市環境部環境政策課内))
電話:048-536-1547
開館日:毎月第1・第3日曜日9時~10時
それ以外の日に見学を希望される場合は、1週間前までに御連絡ください。


ムサシトミヨ

12月25日(火曜日)の一打「目の見えない人は世界をどう見ているのか」

「目の見えない人は世界をどう見ているのか」(伊藤 亜紗著 光文社新書)という興味深いタイトルの本があります。

現代アートなどの研究者である著者が、視覚障害者やその関係者6名に対して行ったインタビューを基に、目の見える人と見えない人の「見方」の違いを考察しています。

例えば「富士山」と聞くと、目の見える人の多くは「上端が欠けた三角形」を思い浮かべます。一方、著者がインタビューした目の見えない人は「上が欠けた円錐形」をイメージしていました。実際の富士山は「上が欠けた円錐形」に近いものですが、見える人は平面的にイメージしがちです。視覚には三次元を二次元化する特徴があるからだそうです。そのため、見えない人の方が、かえって物が実際にそうであるようにイメージしていました。
また、ブラインドサッカー(視覚障害者の5人制サッカー)の選手は、ボールを蹴った音でプレイの様子を「見る」そうです。そのため、ブラインドサッカーの選手には死角がありません。自分の前方と同じように後方にいる選手の動きもわかるため、後ろへのヒールパスが増えるといいます。そして、夜の暗い公園でも昼間と同じように練習ができます。

著者は、障害を「能力の欠如」と捉えることに強い違和感を覚えると言います。確かに「見えないからできないこと」もありますが、「見えないからできること」もあります。障害者に対して適切な福祉的な支援が必要なことは言うまでもありません。その上で著者は、障害のある人とない人がお互いの差異を面白がることを提案しています。そうすることで、お互いにそれまで気が付かなかったことを発見し、そこから新たなアイデアが生まれたりするのではないかというのです。

埼玉県出身の偉人に、江戸時代の盲目の国学者である塙 保己一(はなわ ほきいち)がいます。この本でも紹介されていますが、保己一翁は「暗くなると書物が見えないとは、目が見えるとはなんと不便なものか」と話していたそうです。言われてみれば確かにそのとおりですね。

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12月21日(金曜日)の一打「私立高等学校の校舎等の耐震化率が全国第1位」

文部科学省が、12月17日(月曜日)に発表した全国の私立学校の耐震改修状況等の調査結果によると、埼玉県内の私立学校がこうしたところで地道に頑張っていることが分かります。

この調査は、幼稚園から高校までの全国の私立学校の校舎や体育館などで震度6以上の揺れでも倒壊の危険性が少ない耐震化済みの建物の比率を調べたものです。
平成30年4月1日現在で、県内の「私立小・中・高等学校・特別支援学校」の耐震化率は100パーセントを達成し、全国第1位です。昨年は98.4パーセントで全国第2位でしたが、ついに全国トップになりました。ちなみに全国平均は90.1パーセントです。

「私立幼稚園及び幼保連携型認定こども園」の耐震化率については、まだ十分ではありませんでした。本県は94.4パーセントで全国第11位です。昨年は全国第13位でしたので2つ順位が上がりました。ちなみに全国平均は90.4パーセントです。
まさかのときに逃げる力の弱い小さな子供たちの命をしっかりと守るために、私立幼稚園及び認定こども園には耐震改修を急いでいただきたいと思います。埼玉県も幼稚園が耐震化のために金融機関から融資を受けた場合、その利子の一部を補助する制度を設けて支援しています。

耐震改修の進捗により、県内の私立小・中・高等学校・特別支援学校の耐震化率が100パーセントとなり、全国でも一足早い取組に大変心強いものを感じました。関係の皆様の御尽力に心から感謝申し上げます。

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12月20日(木曜日)の一打「塙保己一賞」

12月15日(土曜日)、本庄市児玉文化会館(セルディ)で「第12回塙保己一賞」の表彰式がありました。

埼玉県が誇る塙 保己一(はなわ ほきいち)翁は幼くして光を失いますが、不屈の努力を重ね、盲人社会の最高位である総検校(そうけんぎょう)にもなられた方です。特に、全国に散逸していた様々な文献を取りまとめ、666冊から成る大文献集『群書類従(ぐんしょるいじゅう)』を編纂したことは、優れた業績として知られています。また、『和学講談所(わがくこうだんしょ)』を創立し、多くの弟子を育てました。
そこで埼玉県では、保己一翁の偉業を踏まえ、障害がありながらも不屈の努力を続けて社会的に顕著な活躍をされている方や、障害者の活動等に献身的な支援を行ってきた方などを、平成19年度から表彰しています。

毎年、塙保己一賞では「大賞」「奨励賞」「貢献賞」をお渡しするのですが、受賞された方々からいただくスピーチがいつも感動的です。
とりわけ、今回、45歳未満の頑張っている方を表彰する「奨励賞」を受賞した大胡田 誠(おおごだ まこと)さんのお話には、特に感動しました。
現在41歳の大胡田さんは、12歳の時に失明されました。その後、慶応義塾大学法学部、同法科大学院に進学し、平成18年に全盲の方としては日本で3人目となる司法試験合格を果たしました。現在は、弁護士として活躍されています。

お話によれば、4回目の司法試験でも合格できずもう諦めようと思い、御自身のお母様に相談をしたそうです。この時、お母様からは「頑張れ」とか「やめなさい」という言葉ではなく、「迷った時には、自分の心が温かいと感じる方を選びなさい」とだけ言われたそうです。そして、自分の心に問いかけたら「やっぱり弁護士になりたい、なろう」と改めて挑戦する勇気が湧いたということです。
お母様は9年ほど前に亡くなられたそうですが、その時に「ありがとう」と言えなかったので、この場で伝えさせてくださいと大胡田さんはお母様に感謝の言葉を述べられました。その言葉を聞き、私は目が潤み、思わず目から涙がこぼれ落ちてしまいました。

大胡田さんに限らず、毎回のように塙保己一賞の受賞者の皆さんからは感動をいただいています。困難な状況の中で、とても頑張っていらっしゃる方々の存在が、ほかの障害者の皆さんはもとより私たちに大変な勇気を与えていることが改めて分かります。
このような塙保己一賞があることに、保己一翁の出身地である本庄市の吉田 信解(よしだ しんげ)市長とともに喜び合ったところでした。

塙保己一賞の受賞者達の写真

12月19日(水曜日)の一打「あの“南アフリカ”が熊谷にやって来る!」

ラグビーを応援していただいている全ての県民の皆さんに、とても大きなクリスマスプレゼントが届きました!
来年9月6日(金曜日)、新しく生まれ変わった熊谷ラグビー場に世界の強豪、南アフリカを迎え、日本代表と壮行試合が行われることが決まったのです。

南アフリカといえば、前回2015年のラグビーワールドカップで日本が「世紀の番狂わせ」といわれた大逆転劇を演じた相手です。南アフリカはワールドカップ優勝2回の実績があり、当時、世界ランキング第3位の強豪。一方、日本は1991年の第2回大会で1勝を挙げて以来、ワールドカップ18戦未勝利と両者の実力差は歴然としていました。

しかし結果は日本の奇跡的な勝利でした。世界のラグビーファンを驚かせたのは、日本の勝利はもちろんですが、むしろその戦い方にこそあったと私は思っています。3点差で負けていたノーサイド直前、最後に訪れた日本のビッグチャンス。ペナルティゴールで同点を狙うこともできましたが、日本はあえて勝ちにこだわってトライを狙いました。リーチ・マイケル選手たちの勇気ある決断が34対32の奇跡の大逆転を生んだのです。
私はこの「戦う姿勢」にこそ、「ワールドカップ史上、比類なき試合」という世界の称賛が寄せられたのだと思っています。

南アフリカとの一戦がいよいよ来年、熊谷ラグビー場で行われます。南アフリカのキャプテンであるコリン選手も「つらい日だった、今もまだ傷ついている」と当時を振り返り、日本との試合に闘志を燃やしていると聞いています。熊谷ラグビー場での世紀の一戦は、正にアジア初のラグビーワールドカップの幕開けを告げる最高の試合になると私は確信しています。

来年1月19日(土曜日)には、ラグビーワールドカップのチケット一般販売(先着)も始まります。熊谷ラグビー場では3試合が行われます。一人でも多くの県民の皆さんに、あの興奮と感動を是非、熊谷ラグビー場で味わっていただきたいと思います。


RWC2015イングランド大会 日本対南アフリカ戦

12月18日(火曜日)の一打「埼玉りそな銀行内閣総理大臣表彰」

平成30年度「女性が輝く先進企業表彰」の「内閣総理大臣表彰」を株式会社埼玉りそな銀行が受賞され、昨日、首相官邸で表彰式が行われました。

この賞は平成26年度に内閣府が創設しました。女性が活躍できる職場環境の整備を進め、役員・管理職への女性登用やそれらについての情報開示に極めて顕著な実績があった企業を表彰するものです。
毎年、内閣総理大臣表彰が2件程度、内閣府特命担当大臣(男女共同参画)表彰が5件程度の合計7件ほどが表彰されています。今回の埼玉りそな銀行の受賞は、埼玉県内企業として初の栄誉となります。

埼玉りそな銀行は早くから女性が働きやすい職場環境整備を進め、埼玉県の「多様な働き方実践企業」のプラチナ認定を取得しておられます。女性チームによる経営陣への施策提言や、女性人材育成のための研修の充実、企業内保育所の設置などに取り組まれ、現在では女性の管理職比率が32.4パーセントに上っています。正に女性が輝いている企業として高く評価されているところです。

私は、性別はもちろんのこと国籍、年齢などに関わりなく、一人一人が個性を発揮できる社会こそ本当に輝く社会だと思います。そうした意味で、全国の企業の中から埼玉りそな銀行が内閣総理大臣表彰を受けられたこと、しかも女性が輝く先進企業として、女性がその力を発揮しながら長く働き続けられるような働き方を実践していることが評価され、大変うれしく思います。今後ともダイバーシティの推進役として率先して頑張っていただけるものと期待しています。


首相官邸での表彰式

12月17日(月曜日)の一打「能力のピークは何歳?」

学ぶ能力というと一般的には年齢が若い時がピークと思われています。しかし、必ずしもそうとは限らないということが研究の結果分かってきたと東洋経済オンラインの記事にありました。

アメリカのマサチューセッツ工科大学の認知科学研究者、ジョシュア・ハーツホーン氏の研究によると、人間の能力のピーク年齢は能力ごとに違っているということです。
一般的に「情報処理能力や記憶力」は10代後半にピークを迎えます。確かに高校入試や大学入試のため、大量の知識を覚えなければならない受験勉強がこの年頃で行われるのはもっともに思われます。
新たに出会った人の名前を覚えるといった「名前を記憶する能力」は20代前半が最も高いということです。
人間の脳は、顔を認識し識別する特別な能力を持っているとされていますが、その「新しい顔を覚える能力」は32歳前後にピークに達するということです。
また、「集中力」は年齢とともに向上し、43歳前後にピークを迎えるということです。
一方、人の感情を読み取る「感情認知能力」は48歳前後で最もパフォーマンスが高かったそうです。いろいろな立場や経験を経て相手の感情を理解できる年齢ということでしょうか。
引き算や割り算といった基本的な計算能力は50歳でピークに達し、更に歴史的な出来事や政治的な思想といった一般的な情報を学び、理解する能力もこの頃にピークになるということです。
そして、複数の選択肢の中から答えを選ぶ、多肢選択式の語彙テストの結果、語彙力がピークに達するのは、60代後半から70代前半だと分かったそうです。

この結果をみると、「自分の能力のピークはもう過ぎてしまった」とか「もう自分は学ぶには遅すぎる」という年齢はないのかもしれません。高齢者に自信をもたらすいいネタですね。

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12月14日(金曜日)の一打「KAST(カスト)」

KAST(カスト)というアルコール依存症スクリーニングテストがあるのを御存じでしょうか。

これは、WHO(世界保健機関)アルコール関連問題研究・研修協力センターに位置付けられている独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターによって作られた、日本人向けのアルコール依存症を判定するためのスクリーニングテストです。

「酒を飲まないと寝付けないことが多い」、「酒を飲まなければいい人だとよく言われる」などの質問に「はい」か「いいえ」を答えるだけで結果が得られ、とても簡単にセルフチェックができるようになっています。

男性版と女性版の二種類あり、それぞれ質問数は男性版が10項目、女性版が8項目で、回答するのに5分もかかりません。

回答すると、「アルコール依存症の疑いがある」か、「要注意」か、「正常」かの判定結果がすぐに表示されます。

このKASTは国立病院機構久里浜医療センターのホームページに掲載されているほか、埼玉県の保健所でも活用しています。

今後、埼玉県のホームページにもKASTなど簡単に自己チェックできるスクリーニングテストを掲載する予定です。

アルコール依存症は、お酒を飲む量のコントロールができなくなり、家族や職場の方など周囲に迷惑や被害が及ぶほか、本人にとっても健康上極めて大きな悪影響が生じます。

アルコール依存症に対処するには早期発見・早期治療が重要です。アルコール依存症を心配している方や、御家族にそのような疑いがある方は是非このテストを行っていただきたいと思います。

独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターアルコール症スクリーニングテスト(外部サイト)

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12月13日(木曜日)の一打「コンビニエンスストアが子ども食堂を実施」

最近、いろいろなところで「子ども食堂」が話題になっています。子ども食堂の位置付けも、単にお腹を空かしている子供に食事を提供するということだけではなく、子供の居場所として、場合によってはそこが学びの場になったり、あるいは子ども食堂を応援する人たちの連携の場であったりと、様々な発展をしています。

そうした中、面白い動きが一つありました。埼玉県と包括的連携協定を結んでいるコンビニチェーンの株式会社ファミリーマートが、協定締結10周年を記念して県内の小手指店(所沢市)、さいたま盆栽町店(さいたま市)、富士見針ヶ谷二丁目店(富士見市)の3店舗において子ども食堂を実施することになりました。
都内と横浜市内の2か所の直営店舗で試行した結果を踏まえ、フランチャイズ店舗においてオーナーが主体的に実施するものです。コンビニのフランチャイズ店舗で子ども食堂を実施するのは全国で初めてです。

みんなで食事をするだけでなく、店舗のバックヤードに入る「お店探検」や「レジ打ち体験」など、工夫を凝らして様々な体験の機会も提供するそうです。
今月9日(日曜日)に先んじて実施した小手指店では、子供7人、大人3人の合わせて10人が参加し盛況だったと聞きました。さいたま盆栽町店は今月15日(土曜日)(参加申込み締切り済み)、富士見針ヶ谷二丁目店では来年1月に実施する予定だそうです。

県では福祉部がファミリーマートと地元市や市社会福祉協議会との連携のつなぎ役を担いました。今後は、地域内の子ども食堂同士のネットワークに参画してもらうなど、地域連携を深めることでより一層活動が充実していくものと期待しています。さらに、こうした取組を県民の皆様に知っていただけるようSNSによる発信などの広報活動も行ってまいります。

今後、こうしたコンビニでの子ども食堂がどんな展開になるのか、大変楽しみです。

問い合わせ先
ファミリーマート子ども食堂事務局(平日9時から17時まで)
電話:048-822-1209


子ども食堂の様子(小手指店)

12月12日(水曜日)の一打「秩父夜祭でたい平さん『夢の大役』」

毎年12月2日、3日に行われている「秩父夜祭(よまつり)」は、秩父神社例大祭として300年以上の歴史を持ち、京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに「日本三大曳山(ひきやま)祭」の一つに数えられています。2016年には「秩父祭の屋台行事と神楽」としてユネスコ無形文化遺産にも登録されました。

祭り当日は、豪華絢爛な屋台・笠鉾(かさぼこ)計6基が太鼓とかねの奏でる屋台囃子(ばやし)に乗って引き回されます。山車(だし)の乗り手は「囃子手(はやして)」などと称され、「宝来」が語源とされる「ホーリャイ」の掛け声を発し曳(ひ)き子を鼓舞します。

祭りの花形である囃子手は、祭り好きな秩父の人にとって憧れであり、一生に一度の大役だそうです。
それだけに囃子手になるのは難関のようです。各町会では、祭りや町会への貢献度などを基準に人選をするそうです。その町会に住んでいることも重要な要素になるため、囃子手になりたくて引っ越しする人もいるということですから驚きです。

さて、今年の祭りではその大役を、秩父市出身でテレビでもおなじみの落語家、林家 たい平(はやしや たいへい)さんが務められました。たい平さんは「秩父っ子にとって夜祭は生きるエネルギー源。大勢の方に来ていただき感無量の一言」と語ったそうです。

たい平さん、大役お疲れさまでした。

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12月11日(火曜日)の一打「王道」

渋沢 栄一(しぶさわ えいいち)翁は訓言集『慈善と救済』の中で、「国家の富が増すほど貧民が多くなることは、実験上の事実である。」と看破(かんぱ)されています。そして「この困難の人をしてよくそのところを得せしめるのがすなわち王道であって、同時に世の富豪家の鑑むべきことである。」と説かれています。
この言葉は、少数に富が集中する一方で、その他の多くの方が富の分配の恩恵にあずからないという各国の状況を正に言い表していると思います。そしてこのことは、現在の日本にも当てはまるようになっています。

2000年以降の状況を見ると、一世帯当たりの所得の中央値は2000年の500万円から2016年には442万円と58万円減っています。また、勤労者世帯の月当たりの可処分所得も緩やかに減少し、2000年の47万3千円から2016年には42万9千円と4万4千円減りました。その一方で、同時期の企業の内部留保は経常利益とともに増える傾向を示しています。
リーマンショックによって落ち込んだ経常利益は2010年以降増加を続けています。2016年には75兆円とリーマンショック時の2倍以上となりました。同時に内部留保(金融と保険業を除く全産業の合計)もマイナス3兆1千億円から29兆7千億円まで増えています。リーマンショックの前年と比較すると、金額にしてほぼ3倍、経常利益に占める割合は約2倍に膨らみました。

これは、勤労者の可処分所得は減っているけれども、企業の内部留保は増えているという状況を示しており、渋沢翁の教えとは逆のことが起きているといえます。その背景には、株主からの高い配当要求や企業買収からの防衛といった事情もあるようですが、そうだとすると経済のグローバルスタンダードが「王道」を困難にしているということになります。
なかなか難しい問題ですが、内部留保をいかに勤労者に回すかということの先に、日本の将来も見えてくるのではないかと思われます。

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12月10日(月曜日)の一打「物価の押し下げ要因にネット通販?」

今年6月、日本銀行は「インターネット通販の拡大が消費者物価指数の上昇を抑えている」との分析を公表しました。これによると生鮮食品・エネルギーを除く消費者物価の指数を0.1ないし0.2ポイント下押ししている可能性があるそうです。

ネット通販が普及すると価格の一覧性が高まるため最安値競争が加速され、結果として価格を押し下げる働きがあると考えられています。

一方、消費者物価指数は実店舗の価格が調査対象で、ネット販売の価格は反映されていません。しかし、ネット通販が拡大することによって「既存の小売店が値下げをして指数が下押しされる」と分析しています。
例えばネットでの支出額が足元で前年比1割以上増えている日用品や衣料品など、ネット経由の支出が増えている品目ほど消費者物価の伸びが鈍っているそうです。一方で、ネット支出額の伸びが鈍化している食料品の物価は上昇基調にあります。
日銀は、家計消費に占めるネット支出の割合を3パーセント程度と想定していますが、これは今後高まる余地があると思われます。

日銀の分析どおり、ネット支出が増えれば増えるほど消費者物価が上昇しないということになれば、消費者にとってはうれしい話です。しかし、政府が狙うところのデフレ脱却は困難になるかもしれません。なかなか悩ましいところです。

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12月7日(金曜日)の一打「華齢なるアスリート」

NHKさいたま放送局と埼玉県では、再来年に開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、埼玉スポーツ応援キャンペーン「さいたマッスル -埼玉県民2020気運醸成計画-」を展開しています。

その一環としてNHKさいたま放送局では、様々なスポーツで活躍するアスリートを特集する企画「さいたマッスル 華齢なるアスリート」という動画を制作し、同放送局のホームページで公開しています。

アスリートを特集する動画というとオリンピックやプロ野球、Jリーグなどで活躍する現役選手を思い浮かべがちですが、この「華齢なるアスリート」のコンセプトは文字通り「華齢」です。
野球やサッカー、縄跳び、視覚障害者柔道など様々なスポーツにおいて生涯現役で肉体を鍛え、技に磨きをかける埼玉が誇るシニアアスリートたちが紹介されています。

例えば、ベンチプレスの鉄人として紹介されている熊倉 英夫(くまくら ひでお)さん81歳は、体力づくりのために52歳でベンチプレスを始めこれまでに8回日本記録を更新しているそうです。最高記録はなんと168キログラムで、68歳の時に記録したというから驚きです。熊倉さんが「毎日目的に向かって夢中に生きるというのが私の信条」と語る姿が印象的でした。
また、「照英のマッスル旅」では、かつてやり投げ選手として国体で準優勝した経歴を持つ本県出身のタレントである照英(しょうえい)さんと、同じく本県出身で「筋肉アイドル」として注目を集める才木 玲佳(さいき れいか)さんが、華齢なるアスリートたちを訪ねバスケットボールのフリースローや二重跳びなどで真剣対決も繰り広げています。
華齢なるアスリートに刺激を受けた照英さんは、マスターズ陸上競技選手権大会に出場したそうです。

「“化け物”ストライカー79歳」や「“心眼の三四郎”68歳」など、たくさん動画が公開されています。皆さんも是非一度御覧になってください。人生100年時代に向けて、「華齢」な人生を送るためのヒントが見つかるかもしれません。

NHKさいたま放送局「さいたマッスル 華齢なるアスリート」ホームページ(外部サイト)

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12月6日(木曜日)の一打「酷暑の原因は海風」

今年は猛暑や豪雨、12月の記録的な暖かさなど異常気象が続いています。中でも夏の暑さは「災害」と表現されるほどで、熊谷市では国内最高気温となる41.1度を記録しました。
この暑さの原因は関東地方の地形にあるのではないかという話を、10月23日(火曜日)の東京新聞の記事で読みました。

国内最大となる1万7千平方キロメートルもある関東平野は、夏の日差しが強くなると気温がどんどん上昇します。一方、関東平野の南と東側を囲む海水の温度は、陸地ほど上昇しません。この温度差によって、海から陸に向かって吹く海風が生じるのだそうです。
この海風は、海から取り込んだ水分をたっぷり含んでいます。これが都市部を通過するとヒートアイランド現象で生まれた熱を取り込んで、温度と湿度の高い空気となるそうです。
神奈川県や千葉県を通り、暑い東京都心を抜けて高温多湿となった海風は埼玉県や群馬県に到達します。この風が熊谷市をはじめとした関東平野の北部や北西部の都市に猛暑を引き起こしているという話です。
今年は夏の高気圧である「太平洋高気圧」に加えて、より上空に「チベット高気圧」も張り出してきたため、この「ダブル高気圧」によって猛暑に拍車がかかったといいます。こう聞くだけでも何だか汗が出てきそうな気がします。

2年後に東京オリンピック・パラリンピックを控え、異常気象は大きな課題です。気象や地形を人間の力でコントロールすることは困難ですが、その仕組みを知り、ヒートアイランド対策などを実施することの重要性を改めて認識しました。

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12月5日(水曜日)の一打「あの日のオルガン」

12月4日(火曜日)のブログで御紹介した「荻野 吟子(おぎの ぎんこ)映画化」に続き、またまた埼玉県を舞台にした映画のお話です。

11月30日(金曜日)、平松 恵美子(ひらまつ えみこ)映画監督と中野 和信(なかの かずのぶ)蓮田市長、株式会社埼玉映画文化協会事業部の舟橋 一良(ふなばし かずよし)代表取締役が、蓮田市を舞台とする疎開保育園の話を映画化した「あの日のオルガン」の完成報告と公開に向けたPRのため、県庁にお越しになりました。

「あの日のオルガン」は、第二次世界大戦末期、保育士たちが園児を連れて都内から現在の蓮田市に疎開し、「疎開保育園」を開いて園児を守ったという実話を基にしています。幾多の困難を前向きに乗り越えて子供たちの命を守ったヒロインたちの奮闘を描いた物語だそうです。
戸田 恵梨香(とだ えりか)さんと大原 櫻子(おおはら さくらこ)さんのダブル主演で、ほかにも保育士役として人気と実力を備えた多くの若手女優さんが出演します。
平成31年2月22日(金曜日)から全国ロードショーで公開される予定で、加えて県内では同年7月から順次上映会も実施されるそうです。

豊かな田園風景が広がる当時の蓮田市を舞台に、どのような物語が展開されるのか、今からとても楽しみです。

「あの日のオルガン」関係者と知事

12月4日(火曜日)の一打「荻野 吟子 映画化」

11月28日(水曜日)、「荻野 吟子(おぎの ぎんこ)の生涯(仮題)」という劇映画の製作に当たり、映画監督の山田 火砂子(やまだ ひさこ)さんが県庁にお越しになりました。

荻野 吟子は、明治期に医師になられた方です。女性が実質的に医師の役割を果たしていた例はいくつかありますが、公認の医師としては日本最初となります。埼玉県旧妻沼町(現在の熊谷市)出身で、県では塙 保己一(はなわ ほきいち)、渋沢 栄一(しぶさわ えいいち)と並ぶ埼玉ゆかりの三偉人に位置付けています。
こうしたことから、県では平成17年度に「さいたま輝き荻野吟子賞」を創設し、男女共同参画社会に貢献した個人や団体を表彰してきました。日本女医会においても、女性の地位向上に貢献した女性医師に贈る「荻野吟子賞」が創設されています。

山田監督も、荻野 吟子を女性の地位向上に尽くした先駆者と評価されておられます。東京医科大学の入試で女性の受験者が不利に扱われた問題を受け、今の医学界に一石を投じようということでメガホンを取る決意をされたと伺いました。

これまでにも、山田監督は三浦 綾子(みうら あやこ)さん原作の「小林 多喜二(こばやし たきじ)の母」や、満蒙開拓団の中で中国残留孤児を救ってきた方を題材にした作品「望郷の鐘 満蒙開拓団の落日」など、大変ヒューマニズムに溢れたすばらしい作品を手掛けてこられました。埼玉県の偉人である荻野 吟子の生涯を描いた映画が大ヒットすることを期待して、私も大きな声援を送りたいと思います。


山田監督との面談

12月3日(月曜日)の一打「SAITAMA出会いサポートセンターが民間表彰を受賞」

一般社団法人結婚・婚活プロジェクトが実施する「結婚・婚活応援アワード2018」で、「SAITAMA出会いサポートセンター」の中心メンバーである埼玉県が表彰されました。

「結婚・婚活応援アワード」を実施している同プロジェクトは、結婚や婚活を応援するために株式会社リクルートマーケティングパートナーズや株式会社オーネットなどが中心になって一般社団法人化した団体です。ブライダル関係の会社やホテルなど30社が加盟しています。

2018年の結婚・婚活応援アワードには「企業部門」と「自治体部門」があり、企業部門では朝日新聞株式会社が、自治体部門では埼玉県が選ばれ、11月30日(金曜日)に表彰を受けました。
本県の出会いサポートセンターが関東の1都3県の中で初めて開設されたことや、県・市町村・企業等の官民一体で運営していること、県内未婚者の出会いから交際・結婚までをサポートしていることなどが評価されました。

未婚者の増加や晩婚化が少子化の大きな原因となっているのはどうやら事実のようです。その理由として「結婚の意思はあるけれど相手に恵まれない」、「出会いのチャンスがない」といったことがあり、そうした課題を踏まえてしっかりと施策を打ち込んでいったものが「SAITAMA出会いサポートセンター」です。婚活支援の拠点として、会員制のマッチングシステムで出会いの機会を提供し、相談員が対面で婚活のお悩みに丁寧に対応するとともに、会員のニーズに合ったイベントも提供していきます。現在、センターには26市町村、30社・団体に参加いただいておりますが、平成31年度からは新たに10市町が参加する予定です。

平成30年10月から事業が始まって2か月しか経過していない状況ですが、早速、こうした賞をいただけたのは大変うれしいことです。結婚を望む方々の希望がかなうよう、取組を進めていきます。


結婚・婚活応援アワード2018の表彰盾

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