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掲載日:2018年5月25日

知事ブログアーカイブ(平成30年5月)

5月25日(金曜日)の一打「線虫(せんちゅう)」

東京大学の元総長で株式会社三菱総合研究所の小宮山 宏(こみやま ひろし)理事長が主宰するプラチナ懇談会に時折、出席させていただいています。
5月16日(水曜日)に行われた懇談会では、「線虫(せんちゅう)」によるがん検査の実用化に向けた取組について報告がありました。「線虫」という肉眼では見えにくい体長1ミリメートルぐらいの小さな虫(ひも状の線形動物)を使って、がんにかかっているか、かかっていないかを判断しようという試みです。

報告によれば「線虫」には、微量の物質であっても嗅ぎ分ける優れた能力があるということです。「線虫」は、がん患者の尿には近づき、健常者の尿からは離れる特性(化学走性)を持っています。そこで人の尿をシャーレ(ガラス皿)に垂らしてこの「線虫」を入れれば、きわめて簡単かつほとんど費用も掛けずにがんの有無が分かるということです。そして、後はどの部分ががんなのかということをしっかり診断すれば良いということになります。

この「線虫」を使ったがん検査の仕組みを考案したのは、ベンチャー企業の株式会社HIROTSUバイオサイエンス代表取締役の広津 崇亮(ひろつ たかあき)氏です。現在は日立製作所と組んで、この手法の実用化に向け努力しておられるということでした。
また、オーストラリアのクイーンズランド工科大学と共同で臨床研究も開始したということで、そう遠くない時期にこれが実用化されれば、世界中にとっての福音になるのかなと思います。

ちなみに「線虫」そのものは、土壌の中などあちこちにいる生き物です。「線虫」は、人間の100万倍ともいわれる犬と同等かそれ以上の嗅覚を持っているため、化学走性を利用して簡便に臭いに対する応答を調べることができるということです。また、飼育が容易なのも特徴で、寒天培地上で大腸菌を餌として飼育すれば、たった4日間で世代交代していくそうです。さらに、雄雌同体のため掛け合わせの必要はなく、冷凍保存により永久的に株を保持できるということで、何やら全てにおいて都合が良いという話になります。

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5月24日(木曜日)の一打「川島町『旧遠山家住宅』国重要文化財指定について」

川島町の「旧遠山家住宅」が国の重要文化財に指定されることになりました。

5月18日(金曜日)、国の文化審議会は、公益財団法人遠山記念館の所有する旧遠山家住宅を重要文化財として指定するよう文部科学大臣に答申しました。県内の近代和風建築としては初めてのことになります。指定されれば、県内の重要文化財は77件となり、そのうち建造物は25件となります。

旧遠山家住宅は、日興證券(現在のSMBC日興証券株式会社)の創立者、遠山 元一(とおやま げんいち)が故郷の川島町に構えた大邸宅です。元一の母親の住まいや遠山家の迎賓施設として用いられたそうです。
東棟、中棟、西棟の意匠が異なる三棟が連立し、多様で吟味された良材と卓越した建築技術が駆使された質の高い近代和風建築であることが高い評価につながったようです。
私も二度か三度、お邪魔したことがありますが、この三棟だけでなく、土蔵や茶室などのしっかりとした建物が合計九棟並んでおり、大変落ち着いた風情です。

元一の孫で、遠山記念館の遠山 公一(とおやま こういち)理事長は、慶應義塾大学教授で文化芸術に対する造詣がとても深く、また埼玉県文化振興基金に寄付をいただくなど、本県とは大変ゆかりの深い方です。
意外な経済人が埼玉県川島町出身ということが、この重要文化財の指定を機にアピールできるのかなと期待しています。


中棟

5月23日(水曜日)の一打「天空のポピー」

標高500メートルの高原に真っ赤に咲き誇る1,500万本のシャーレーポピー。澄んだ青空とのコントラストが魅力の天空のポピーがいよいよピークを迎えています。
キャッチフレーズは「世界に一つだけの絶景(はな)があなたの心を轟かす。」です。今から6月8日(金曜日)までが見頃と言われています。開場は、9時から17時まで。残念ながら雨天の場合は閉鎖になります。

「天空のポピー」の会場は、県の施設である秩父高原牧場(彩の国ふれあい牧場)です。秩父高原牧場には県産畜産物や加工品などの直売所もあり、おいしいアイスクリームや牛乳などのほか、土日祝日には乳製品の手作り体験も楽しむことができます。

アクセスは、秩父鉄道皆野駅からのルートと東武東上線小川町駅からのルートの二つがあります。皆野駅からバスで約20分、小川町駅からバスで約40分です。
皆野町からのルートであれば、「道の駅みなの」がありますので、足を延ばせば直売所で地元の新鮮な農産物を買うことができます。
また、小川町からのルートであれば、途中の「道の駅和紙の里ひがしちちぶ」でユネスコの無形文化遺産に登録された紙すきの技術などを見たり、和紙の工芸品を購入したりする楽しみもあります。

もっと楽しみたいという方は、小川町にある埼玉伝統工芸会館などにも立ち寄れば、欲張りコースで充実した1日を過ごすことができます。

是非、足を運んでいただきたいと思います。


天空のポピー

5月22日(火曜日)の一打「麻しん(はしか)の感染」

麻しん(ましん)、一般的には「はしか」と言われる感染症が一部の地域で広がっています。厚生労働省は5月11日(金曜日)に重症化しやすい妊婦や0歳児の感染を防ぐため、病院や保育園の職員に2回の予防接種を徹底する方針を決めました。

一般的に、麻しんワクチンの2回接種による免疫獲得率は97~99パーセント以上と報告されています。
また、接種率が95パーセント以上になると、集団としてのまん延が予防されると言われています。
埼玉県が独自に行った予防接種の接種率調査では、1歳児と小学校入学前の2回の定期予防接種が始まった平成18年度以降、接種率が95パーセントを超えています。このため、本県の20歳以下の方のはしかの免疫状態は概ね良好で、集団感染の恐れはないと考えています。

本県のはしかの発生状況を年次で見ると、平成25年に26件、平成26年に27件だったものが、平成27年に2件、平成28年に8件、平成29年に5件で、平成30年(5月13日時点)は6件と大きく減少しています。これは、2回の定期予防接種をはじめとする取組の成果と思われます。
少なくとも本県では、現在は6歳までにほとんどの方が2回の接種をしています。また、1歳から5歳までの間に関しても、ほぼ100パーセントに近い接種率ですので、6歳のときにもう一度接種していただければ、今後感染する可能性は低くなります。

一方、20代後半から40歳代の世代については、2回の接種が行われていなかった状況があるのも事実です。
海外でははしかが流行している地域がありますので、海外に行く方にはホームページなどで注意喚起を行っています。不安な方は、まず抗体検査をして、御自分の免疫状態を確認していただきたいと思います。
また、医療機関従事者や保育園の従事者で接種を受けてない方は、この機会に受けていただくことが重要です。

念のため、はしかについて説明しますと、麻しんウイルスによって引き起こされる病気で、空気感染や飛沫感染で人から人へ感染します。
感染すると10日から12日の潜伏期間を経て、咳や鼻水などの風邪のような症状が現れます。その後、39度以上の高熱となり、体中に赤い発疹が出現するのが特徴です。
もし、はしかを疑う症状がある場合には、直接医療機関に行かずに事前に現在の症状を伝えてから医療機関の指示に従って受診するようにお願いします。

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5月21日(月曜日)の一打「第20回国際バラとガーデニングショウ開会式」

5月17日(木曜日)、寬仁親王妃信子殿下御臨席の下、第20回国際バラとガーデニングショウの開会式が行われました。
毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社、西武鉄道が主催するこのイベントは、1999年の第1回から西武ドーム(現在は、ネーミングライツによりメットライフドーム)を会場に毎年開催され、今回で20回を数えます。開会式当日は、丸山 昌宏(まるやま まさひろ)毎日新聞社代表取締役社長をはじめ、後藤 高志(ごとう たかし)西武鉄道取締役会長、若林 久(わかばやし ひさし)西武鉄道代表取締役社長などが出席をされました。

グラウンドいっぱいにバラとガーデニングが大規模に施されており、20万人を超える来場者が見込まれ、正に国際的なショーとして位置づけられています。各種コンテストなども行われ、今年は県立熊谷農業高校プロジェクトチームの「森の中の私のお店」が最優秀賞を受賞しました。

私も会場内を周りましたが、色とりどりのバラが咲き誇っている姿はなかなか見物でガーデニングのすばらしさを堪能しました。また、いくつも並んだハンギングバスケットのバラも大変すてきなものでした。さらに、会場では様々なバラが販売をされ、来場者が買うこともできます。

ここで改めて、埼玉県の花や植木の紹介をしたいと思います。本県は、花きの産出額で全国第4位を誇っております。正に花と緑の一大産地と言っても過言ではありません。特に、深谷市が主産地のゆりと鴻巣市が主産地のパンジーは、出荷量が日本一です。さらに世界に誇る川口市の「安行の植木」などもあります。ブログでも紹介しましたが、伊奈町制施行記念公園のバラ、あるいはさいたま市旧与野地区の与野公園のバラもなかなかのものです。また、東秩父村にある彩の国ふれあい牧場の天空のポピーなどもそろそろ見頃を迎えます。さらに、越生町のあじさい街道、久喜市菖蒲のラベンダーなどこれから見頃のところもたくさんあります。

5月23日(水曜日)まで開催していますので、是非この国際バラとガーデニングショウに足を運んでいただき、県内のそれぞれの花の名所についても関心を持っていただければありがたいと思います。


国際バラとガーデニングショウのチラシ

5月18日(金曜日)の一打「伊奈町のレッズローズ」

サンデー毎日(5月27日号)に伊奈町のバラ園(伊奈町制施行記念公園)の紹介記事が掲載されていました。5月半ばも過ぎ、正にバラの季節を迎えています。

記事は、「横浜イングリッシュガーデン」を紹介し、都内でバラを愛でるならと「旧古河庭園」を紹介。そして、少し足を延ばすなら、「埼玉県の『伊奈町制施行記念公園』もオススメ」と出ております。「バラに囲まれたベンチで一休みしながら、じっくりとバラを鑑賞したい」と紹介されています。

このバラ園は、約1.2ヘクタールの敷地に約400種類、5,000株のバラが咲き誇る姿は、なかなかのものであります。
3年前から春の開花時期には公募で選ばれた一組のカップルがバラに祝福される結婚式「ローズウェディング」を挙げています。私も一度、町長さんと一緒にその立会人を務めたことがあります。
現在、同公園では「2018 バラまつり」(6月10日(日曜日)まで)が開催されています。入場料は、18歳以下は無料で、一般は350円です。開園時間は9時から18時まで。最寄り駅は埼玉新都市交通ニューシャトルの内宿駅で、会場まで徒歩10分ほどです。
内宿駅までは、ニューシャトルの大宮駅からかわいいゴムタイヤの電車に乗って、約25分です。この電車の乗車がまた、なかなか良い経験になると思います。お子さん連れなら、この電車に乗るだけでも十分楽しめるのではないでしょうか。
ちなみに、ニューシャトル沿線には、鉄道博物館(鉄道博物館駅下車、徒歩1分)もあります。1日に2か所を訪れるのはぜいたくかもしれませんが、目一杯楽しみたいという方にはオススメです。
さらに、サンデー毎日の記事では、千葉県の「京成バラ園」や鎌倉の「鎌倉文学館」なども紹介されています。
関東一円にバラ園はたくさんありますが、その中で指折りの一つとして伊奈町のバラ園が紹介されると、なんとなくうれしくなってしまいます。

ちなみに、この伊奈町のバラ園には、「浦和レッドダイヤモンズ」という名前のバラもあります。愛称は「レッズローズ」です。サッカークラブの名前が付けられたことは、世界で初めてだったようです。そういえば、シーズン途中で監督が交代した浦和レッズですが、調子がまだ上がりませんね。頑張れ、浦和レッズ!


伊奈町制施行記念公園

5月17日(木曜日)の一打「埼玉県の清酒出荷量は全国第4位」

日本酒造組合中央会の公表によると、平成29年度の埼玉県の清酒出荷量は、昨年度から一つ順位を上げて全国第4位となりました。

ちなみに、第1位は兵庫県の137,170キロリットル。第2位は京都府の96,868キロリットル。第3位は少し落ちまして新潟県の42,237キロリットル。第4位が新潟県の約半分の21,233キロリットルで埼玉県。そして、20,346キロリットルの千葉県が前年度の第6位から第5位に上がり、第6位が秋田県の19,896キロリットルとなっています。

私もいろいろな人に埼玉県のお酒の話をさせていただいてますが、本県が清酒出荷量で第4位というのは県民の皆さんも、そして全国の皆さんもイメージがわかないようです。
「灘の生一本」で有名な兵庫県、伏見のお酒で知られる京都府、そして米どころの新潟県といったところは何となく予想が付きます。また、酒造りに関しては東北6県なども強いイメージでしょう。
どっこい、本県には35もの酒蔵があり、日本全国では清酒出荷量が毎年1パーセント前後減る中、本県は出荷量も消費量も増えているという意外にお酒に強い県なのです。

ちなみに、私が知事に就任した平成15年当時は、本県の清酒出荷量は全国第8位でした。とりわけ、最近では川越市、秩父市、行田市などが観光スポットとして国内外で有名になっていますし、そうしたところにもお酒の製造会社があって酒蔵めぐりなども人気を博しているところです。今年の3月には川越市に県内の35蔵の地酒が勢ぞろいする「小江戸蔵里昭和蔵(こえどくらりしょうわぐら)」もリニューアルオープンしました。
また、私も毎年参加させていただいている「埼玉地酒応援団」が年に2回ほど集まって気勢を上げるなど、民間の方々が熱心に活動されています。
こうしたことから、お酒の人気が上がり徐々に出荷量も増えているのではないかと思います。私も引き続き、いろいろな機会を通じて、県民の皆さんをはじめ県外あるいは海外の皆さんに埼玉県のお酒の魅力をPRしていきたいと思います。

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5月16日(水曜日)の一打「日中知事省長フォーラム」

5月11日(金曜日)に、日中知事省長フォーラムが3年ぶりに開催されました。過去に中国で1度、東京で1度開催したところでありますが、今回は、北海道札幌市での開催となりました。
札幌市に決まった背景には、今回特別にこのフォーラムに出席された中国の李克強(り こくきょう)首相が、北海道の視察を希望されたためとも聞いています。
また、李首相をお迎えするため、安倍総理も出席するということになり、日中両国の首相が出席する極めて豪華なフォーラムになりました。
一方、フォーラム終了後に、安倍総理が案内するという形で李首相の北海道視察がなされたので、結果的にそちらの方が大きなニュースとなり、フォーラムそのものの扱いは小さくなってしまいました。そういう点では残念でした。

中国側からは、議長役の李小林(り しょうりん)中国人民対外友好協会会長をはじめ、尹力(いん りき)四川省長、許勤(きょ きん)河北省長、唐一軍(とう いちぐん)遼寧省長、王文涛(おう ぶんとう)黒竜江省代理省長、呉忠琼(ご ちゅうぎょう)江西省副省長が出席されました。
また、日本側からは、議長役である私のほか、開催地である高橋 はるみ(たかはし はるみ)北海道知事、達増 拓也(たっそ たくや)岩手県知事、吉村 美栄子(よしむら みえこ)山形県知事、川勝 平太(かわかつ へいた)静岡県知事、石井 隆一(いしい たかかず)富山県知事、平井 伸治(ひらい しんじ)鳥取県知事といった知事が出席して意見交換の場を持ちました。

日本側は比較的、国とは別の形での知事会あるいは地方自治体が独自の交流を行っていますが、中央集権的な考え方の強い中国側では、地方はよくも悪くも中央の意向に沿った形で動いています。このため、中国では、国同士がギクシャクしているときは、地方も中央に遠慮して交流しないことになりますし、逆に国同士が友好ムードになれば、地方も熱心に交流するというのが実情です。

フォーラムでは、それぞれの県・省が現在までの交流の実績やこれからの交流の在り方などについて発表し、その後、意見交換をしました。
国と国との間では国益がぶつかるために、困難なことが多くなったりしますが、地方は直接利害がぶつかったりはしません。そうした部分を生かして正に草の根交流を確かなものにしながら、底流において友好を築いていくということが極めて重要だと思います。
いかに優れた肥沃な土地でも、常に耕しておかなければ良い作物を実らすことはできません。そういう意味での土を耕す役目は地方にあるのかもしれません。
今回は、やや時間不足の感がありましたが、このような機会を一つ一つ積み上げることで、地方としての役割を果たしていきたいと思います。


第3回日中知事省長フォーラム

5月15日(火曜日)の一打「続・ブータンと高校生の交流」

昨日、ブータン王国の陸上競技全国大会に参加した県立寄居城北高等学校陸上部の女子部員2人が県庁にお越しになりました。

寄居町は、オリンピックの東京2020大会の開催に向けてブータン王国のホストタウンに登録されており、現在スポーツを通じた両者の交流が盛んに行われています。この交流事業の一環として、寄居町はブータン王国で行われる陸上競技全国大会に選手を派遣することに決めました。

見事だったのは、その選手の派遣費用と贈呈する大会の開催経費を、インターネットを通じて資金の支援を呼び掛ける「クラウドファンディング」で集めたというアイデアを実現させたことです。目標の100万円を大幅に超える約138万円が集まり、大会の開催経費(50万円)と2人の高校3年生の陸上部の選手を派遣する経費に充てられました。

何よりブータン王国で初の試みとなる陸上競技全国大会を、町民をはじめとする多くの人々から寄付を募って応援するというアイデアはすばらしく、その大会に地元の高校生を選手として派遣することもなかなか珍しいことであります。

報告に来られた2人の女子高校生からは、ブータン王国で大変温かいおもてなしを受けたこと、現地の選手の中にはスパイクの選手もいれば、普通の運動靴の人もいれば、裸足の選手もおり、それぞれバラバラであったことなどを伺いました。
また、ブータン王国の皆さんが明るく元気だったこと、そして言葉は通じなくても陸上スポーツという共通の基盤で交流ができたことの満足感などを楽しく御報告いただきました。

2人の高校生にとって、一生忘れ難い思い出になったのではないかと思います。ただ思い出にするだけではなく、多くの皆さんの善意に支えられていたことに感謝して、国際交流を通じて学んだことを生かし、今後の寄居町あるいは世界のために活躍する人材に育ってほしいなと思います。


寄居城北高校の生徒と歓談する知事

5月14日(月曜日)の一打「ラグビーロード」

5月6日(日曜日)、JR浦和駅東口の駅前市民広場で「ラグビーワールドカップ2019™」の500日前イベントを行いました。
このイベントは、県南部での盛り上がりの契機にしたいと思い開催したもので、参加者は延べ約1万人と大盛況でした。

また、開催地である熊谷市に「ラグビーロード」ができました。ラグビーロードはJR熊谷駅から試合会場の熊谷ラグビー場に至る県道の区間で、来年秋のラグビーワールドカップを前に、熊谷市が命名しました。

「ラグビーロード」の区間に含まれる「さいたま博通り」は、1994年の命名以来24年ぶりに改称され、沿道9か所の道路名板の表記が「ラグビーロード」に変更されました。とりあえずの応急措置として、新しい通りの名前である「ラグビーロード」の文字とラグビーボールのイラストなどを描いたシールを貼り付けたそうです。
今年度中には、新たな名板やラグビーにちなんだモニュメント、また照明などを区間全体に整備するそうです。

このように熊谷市では街中でラグビーワールドカップ2019™埼玉・熊谷開催の準備を整えています。ラグビーワールドカップの開催まで、既に500日を切りました。世界中から埼玉、熊谷を訪れるラグビーファンの皆さんに埼玉県の良さを十分に知っていただくため、県内各地でラグビーワールドカップを盛り上げる仕掛けをしっかり作っていかなければならないと思いました。


ラグビーロード

5月11日(金曜日)の一打「鑑識科学捜査センター」

5月2日(水曜日)に埼玉県警の「鑑識科学捜査センター」を視察する機会をいただきました。
大宮警察署の中に、埼玉県警察本部の鑑識科学捜査センターがあります。ここでは、容疑者などの犯行時の行動の推定や供述の裏付けを取るために、犯罪現場に残されている客観的な証拠、例えば指紋、足跡、DNA型の鑑定資料となる血液、唾液、毛髪などを収集し分析しています。

指紋は、一人も同じ人はいないそうです。そして終生変わることがないといいます。
指紋照合では、対象となる指紋の特徴を見出し、何十万、何百万という指紋の中から一致するものを探すといいますから、大変な作業です。

また、足跡の鑑定でも、現場で採取した足跡について、模様などの類似性を比較対照します。履物の底の資料をデータベース化した痕跡画像検索装置によって、一致するかどうか識別を行っているそうです。靴底はすり減っていたり、様々な傷などの特徴があるので、同じ種類の靴でも特定ができるようです。

DNA型の鑑定などについても、極めて厳重かつ丁寧に時間をかけて分析をしていました。

短い時間でしたが、犯罪捜査において「科学の力」がどれほど大きいかということを改めて知ることができました。
人間の勘も大事ですが、証拠固めは科学の力だと感じました。埼玉県警の鑑識科学捜査センターの皆さん、頑張ってください!

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5月10日(木曜日)の一打「「坊っちゃん」と「田舎教師」のモデル」

夏目 漱石(なつめ そうせき)の「坊っちゃん」、田山 花袋(たやま かたい)の「田舎教師」といえば、多くの日本人が知っている文学作品です。
両作品の主人公のモデルが一緒に写っている写真が、県立熊谷高等学校に保管されていることが3月25日(日曜日)の産経新聞に掲載されていました。

この写真は、明治34年3月28日に旧制熊谷中学校(現在の熊谷高校)の第2回卒業式終了後に撮影されたものだそうです。
弘中氏は山口県出身で、愛媛県の旧制松山中学校(現在の県立松山東高校)に数学教師として赴任した際、英語の教師をしていた漱石と約1年間一緒になったようです。その後は、明治33年から大正8年まで旧制熊谷中学校で教師を務めていました。
「ドジョウを買ったが入れ物がないため、かぶっていた山高帽の中に入れて持ち帰った」など、坊っちゃんの無鉄砲な性格をほうふつとさせる逸話が残されているとのことです。

小林氏は旧制熊谷中学校の第2回卒業生で、弘中氏が赴任して最初に卒業した教え子の一人だそうです。卒業後は、現在の羽生市にあった弥勒(みろく)高等小学校の教師となりましたが、肺結核のため21歳の若さで亡くなりました。

小林氏が当時下宿していた建福寺の住職が花袋の義理の兄で、花袋が小林氏の日記を見て創作意欲にかられ、田舎教師の物語を執筆したといわれています。

この二人が一緒に過ごした歴史を後世に残し、後輩にも伝えていきたいとの思いで、熊谷高校の卒業生らが寄附を集め、今年の夏には記念碑が建立されるとのことです。

「坊っちゃん」と「田舎教師」はいずれも日本近代文学の傑作ですが、これらの作品のモデルである二人が、熊谷の地で同時期に同じ校舎で過ごしていたとは全く驚きです。不思議な縁ですね。

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5月9日(水曜日)の一打「フェイクニュース」

2016年のアメリカ大統領選挙以来、フェイクニュース(偽ニュース)という言葉がよく知られるようになりました。
3月9日付けの科学誌サイエンスが、「フェイクニュースはネット上で正しい情報よりも早く、多くの方に伝わってしまう」という米マサチューセッツ工科大学の調査結果を掲載しています。

ツイッター社の協力を得て、2006~2017年に約300万人が計450万回以上を投稿した12万本余りの情報の広がりを、AIなどで調べたとのことです。その結果、フェイクニュースは正しいニュースに比べ拡散数が多く、拡散するスピードも速いことが分かったそうです。
例えば、正しいニュースが1,500人に届くには、フェイクニュースの約6倍の時間がかかってしまうということです。

ソーシャルメディアが発達し、一個人、一企業が気軽に世界中に向けて情報を発信できる時代になりました。その弊害として、根拠に乏しい情報や誤った情報、デマも真実であるかのようにインターネット上に溢れています。フェイクニュースに振り回されることのないよう、現代人には真実を見極める目を持つことが求められているようです。

埼玉県もツイッターやインスタグラムといったSNSを活用して、防災や観光、イベントなどの情報を積極的に発信しています。災害などの緊急時にも県からの情報を直接、県民の皆さんに届けることができ、非常に利用価値が高いツールだと考えています。
情報を発信する側としても、こうした負の側面も考えながら上手に活用していかなければならないと考えます。

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5月8日(火曜日)の一打「本多静六博士の人生計画」

埼玉ゆかりの偉人の一人に、久喜市(旧菖蒲町)出身で明治32年にわが国最初の林学博士になった本多 静六(ほんだ せいろく)博士がいます。

明治神宮の森を造成したことで知られる博士は、日比谷公園や大宮公園をはじめ全国各地の主な都市公園の設計や、防雪林など様々な事業を手掛けています。まさしく近代日本の発展に大きな貢献をされました。

博士の晩年の著書に「人生計画の立て方」があります。その中で、人生を充実させるためには、人生を4期に区切って、期間ごとに人生計画を立て目標達成に向けて日々努力していくことが大切であると述べられております。

6歳から20歳までを人間らしく働くための準備をする「教練期」、21歳から65歳までを自分自身及び国のために働く「勤労期」、66歳から85歳までを世のため人のために働く「奉仕期」、86歳以降を晴耕雨読を楽しむ「楽老期(らくろうき)」と位置付けておられます。

博士が「人生計画の立て方」を著したのは昭和27年で、自身が85歳で亡くなる直前だそうです。その時点で「85歳までは世のため人のために働くべき」と考えておられました。まるで現在の超高齢社会の進展を予見していたかのようです。

実際、博士は60歳で大学教授の職を退いてから亡くなるまでの間、帝国森林会、日本庭園協会、埼玉県人会等、多くの団体の会長や役員を引き受けるなど熱心に社会貢献活動に取り組まれました。
人生二毛作、三毛作といわれる超高齢社会を生き抜くヒントがこの著書の中にあります。

また、博士は秩父市(旧大滝村)の中津川渓谷にある森林を県に寄贈され、その森林から得る収益を奨学生のための基金とすることを希望されました。現在も「本多静六博士奨学金」として県が運営を続けています。博士の功績はいろんな意味で埼玉県に残っています。

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5月7日(月曜日)の一打「笑い療法士」

「笑い療法士」という仕事があることを4月22日(日曜日)の埼玉新聞の記事で知りました。

笑い療法士は、外科医である高柳 和江(たかやなぎ かずえ)さんが理事長を務める「一般社団法人癒しの環境研究会」が認定する資格で、2005年以降、全国で892人が認定され医療や福祉の現場で活躍しているといいます。
患者から笑いを引き出したり、自然に笑いが生まれる環境をつくり出したりして、自己治癒力を高めるためのサポートをするのが役割です。資格は、1級から3級まであるそうです。

県内には65人の笑い療法士がいて、記事では熊谷総合病院に勤務する笑い療法士2級の資格を持つ女性の活動の様子が紹介されていました。
診察室で下を向いたままの、食事制限を守れない糖尿病の男性患者に対し、思わぬ掛け合いを仕掛けて男性の笑いを誘いました。すると、その男性は萎縮することなく伸び伸びと話せるようになったということです。
その後、この男性は暴食ぶりを素直に打ち明け、自己管理もできるようになったそうですから、正に「笑いは治療」「笑いは薬」になるということでしょう。

言うまでもありませんが、笑いにはその場の緊張をほぐし、心の通い合いを後押しする力があります。私も、イベントの挨拶などでは冒頭にジョークを入れたりして会場の笑いを誘っています。上手に笑いが取れると会場が一つにまとまり、イベントそのものも盛り上がります。

新年度が始まって1か月。「五月病」などという言葉もあるように、職場内にもちょっと疲れを感じている仲間がいるかもしれません。是非、笑いの力で心をほぐし、連帯感を強めていただきたいと思います。

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5月2日(水曜日)の一打「お米の種もみは何倍に増えるのか」

4月23日(月曜日)に、県農林部の職員から興味深い話を聞きました。それは「お米の種もみは何倍に増えるのか」というものです。

実は、1反(約1,000平方メートル、300坪)の田んぼに苗を植えるのに必要な種もみは約3.5キログラムだそうです。この1反の田んぼからは、約500キログラムの白米が収穫できるそうです。つまり、3.5キログラムから500キログラムへ約150倍に増えるということです。言い換えると1粒の種もみが150粒のお米を作るということになります。すごいですね。
もちろん、この間に雑草を刈ったり虫を除けたりと大変な作業があり、台風や大雨などいろんな困難なこともあったりするわけですが、そうしたことを乗り越えれば、結果としてこれだけ収穫できるということです。

ちなみに、現在の国民一人当たりの精米消費量は、1人1か月当たり約4.6キログラムです。これを年間で見ていくと、1人のお米の消費量は年間約55キログラムになります。3.5キログラムの種もみは、9人が1年間食べられるだけのお米を作る計算になります。
60キログラムの米俵を一俵持っていれば、1人が1年間に食べるお米を賄えるということになりますね。

先般、埼玉県が9年の歳月をかけて育成したお米「彩のきずな」が、日本穀物検定協会が行う食味ランキングで最高ランク「特A」の評価を得ることができました。埼玉のお米がもっともっと消費されるように関係者とともに全国にしっかりアピールしていきます。

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5月1日(火曜日)の一打「ラグビーワールドカップ2019™『500日前イベント』」

ゴールデンウィーク最終日の5月6日(日曜日)、午前10時から午後5時まで、ラグビーワールドカップ2019™の「500日前イベント」を浦和駅東口駅前市民広場(パルコ前広場)で開催します。

ラグビーワールドカップ2019™の埼玉・熊谷開催を盛り上げるため、本県ゆかりの著名人を「開催都市特別サポーター」に任命し、PR活動を行います。今回は、イベント会場にFM NACK5のパーソナリティとしておなじみのドーキンズ英里奈(えりな)さんとお笑いコンビ、オードリーの春日 俊彰(かすが としあき)さんにお越しいただき、開催都市特別サポーターへの任命式を行います。

当日は会場にミニラグビー場を設置します。そこで初めての方でも気軽にプレーできる「ストリートラグビー」が体験できます。当日参加もOKです。また、会場には公式スポンサーであるハイネケンのビールが飲めるブースやグルメ屋台も出店します。

さらに、ステージイベントとして、ラグビートークショー、県立浦和高校応援団によるエール、県立浦和第一女子高校書道部によるパフォーマンスなどを実施します。なかなか豪華な500日前イベントになりそうですね。

御家族、友人などとともに、是非、足を運んでいただきたいと思います。

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