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知事ブログ 知事の太鼓

知事の部屋

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掲載日:2018年4月27日

知事ブログアーカイブ(平成30年4月)

4月27日(金曜日)の一打「新聞、頑張れ!」

今年2月に新聞協会広告委員会がまとめた「新聞オーディエンス調査」によると、毎日のように新聞を読む人の割合は全体の約半数、51パーセントに過ぎないということです。月に1回以上新聞を読む人の割合も68パーセントですから、極めて寂しい数字です。ただ、普段はあまり新聞を読まない人のうちの6割は、災害や大きな事件、事故があった時に新聞から情報を得るということです。
インターネットの普及率が8割を超えても、情報を多面的にまた深掘りして知りたい場合には、新聞が重要な情報源として位置づけられているようです。

現在15歳の藤井 聡太(ふじい そうた)六段は、新聞を読むのが日課になっているそうです。「新聞には色々なニュースが隣り合わせに載っているので、どれが大事なのかを考えるようになる。将棋も、局面のどこが急所なのかを見極めることが大切。そこが似ている。」と話されているそうです。すごい切口ですね。

平昌オリンピックメダリストの高木姉妹は、以前、新聞配達をしていたそうです。特に妹の高木 美帆(たかぎ みほ)選手は足腰の鍛錬を目的に、中学1年から高校を卒業するまでの6年間続けたそうです。日本女子選手初となる「金銀銅・3色メダル」の獲得に新聞配達が一役買っていたとは、大変すばらしい話です。

日本の活字文化を支える上で、新聞の戸別配達は大きな役割を果たしているように思います。これも最近はインターネットに押されてなかなか辛い局面になってきました。
私も新聞受けから新聞を取って、まずは見出しを見ながら部屋に戻っていく。この一日の始まりは長い間の習慣ですので、戸別配達がなくなったらどうなるのかなと思ったりもします。インターネットで字面を追うということに将来なるのかもしれませんが、それでは大きく開いてどこを読むかという楽しみがなくなりそうです。「新聞、頑張れ!」と言いたいところです。

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4月26日(木曜日)の一打「拉致問題の局面」

4月22日(日曜日)、東京都内で「政府に今年中の全被害者救出を再度求める国民大集会」が開催されました。

これまで家族会や救う会、拉致議連、知事の会など、関係団体がそれぞれの立場で繰り返し拉致被害者救出のための活動を行ってきました。
しかしながら、小泉元総理が5人の拉致被害者と8人の御家族を日本に帰国させてから、その後誰一人帰国していません。このような状況の中、北朝鮮側から米国に歩み寄る形での米朝首脳会談の開催が予定されています。また、それに先立って明日、4月27日(金曜日)には南北首脳会談が開催されます。恐らく、北朝鮮は最大限の圧力を受け、深刻な経済危機の状況にあるのではないかと思われます。ゆえに「大砲よりもバター」という形での解決策を求めてきたものと考えられます。

安倍総理は先日訪米され、拉致問題を米朝首脳会談の議題にするとの約束をトランプ大統領から取り付けました。また、南北首脳会談においても何らかの形で拉致問題が取り上げられるようです。
しかし、「拉致被害者を返せ」というような形でのトランプ大統領のコメントだけではなかなか拉致問題の解決は難しいと思います。
私は、先日就任したボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)など、正に実務者のトップに「全拉致被害者の即時一括帰国」を求める日本の立場をよく理解してもらうことが大事だと思います。そして、帰国が実現しなければ国交正常化や経済支援はあり得ないという日本の姿勢を、ボルトン氏から北朝鮮に対してしっかりと言及していただきたいと思います。
残念なのは、日本が交渉のテーブルに立っていないことです。是非、日本が北朝鮮と直接交渉する機会をつくれるように努力をしてもらいたいと思います。

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4月25日(水曜日)の一打「パナマ運河に遡ること180年前、閘門(こうもん)式運河が埼玉に」

見沼田んぼが良い季節になってきました。桜はさすがに散りましたが、春の花があちらこちら咲き誇っていますし、一部では田植えも始まっています。

現在の見沼田んぼは、江戸時代の新田開発により、見沼溜井(みぬまためい)という農業用の大きな溜池を干拓して造られました。
今から約300年前、八代将軍徳川吉宗の命を受けた紀州の役人 井澤 弥惣兵衛(いざわ やそべえ)によって見沼溜井の干拓が始められました。
このとき農業用水として利根川から60キロメートルにわたって引かれた用水路が今も残る見沼代用水です。

見沼代用水と芝川を併せて利用することによって、米などを効率的に江戸に運べるようになったのも画期的でした。
もともと見沼代用水と芝川は水位が異なるため、そのままでは船を通すことはできません。そこで弥惣兵衛は途中に水門を設けて水位を調整することを考えました。こうして完成したのが、「見沼通船堀(みぬまつうせんぼり)」です。
見沼通船堀は「閘門式運河」と言われるもので、その仕組みはパナマ運河と同じです。しかも、見沼通船堀が完成したのはパナマ運河に遡ることなんと180年以上も前です。当時の日本の土木技術水準の高さがうかがえます。

「井澤 弥惣兵衛」と漢字で書くと難しい名前ですが、関東を開拓した関東郡代 伊奈 忠次(いな ただつぐ)と並んで、正に埼玉県の歴史に名を残す優れた技術者の一人です。


井澤 弥惣兵衛

4月24日(火曜日)の一打「ラグビーワールドカップ2019™『ゆる玉フィフティ~ン』結成」

ラグビーワールドカップ2019™に向けて、大会を全県で盛り上げていくため、県内のご当地キャラ有志によるラグビー応援軍団「ゆる玉フィフティ~ン」を結成します。

結成式は4月26日(木曜日)に知事公館で行います。参加するのは県のマスコットであるコバトンとさいたまっちに県内17市町のキャラクターを加えた19体。キャラクターにはそれぞれの特徴に合わせてラグビーのポジションを指定しています。

ヘッドコーチはフィフティ~ンをまとめるコバトン。スクラムの中心となるフッカーはフッカーだけに深谷市のふっかちゃん。さすがですね。
フォワードとバックスのつなぎ役であるスクラムハーフは開催地熊谷のニャオざね。これも適役でしょう。それぞれ、各地区のキャラクターがふさわしいポジションを得て活躍することになります。
自分の体を一人で動かせないキャラクターもいるので、どんなプレーができるのか疑問に思う方がいるかもしれません。でもそんなことは気にしない。これから県内各地で開催されるイベントに日本代表の紅白のジャージを着用して登場し、大会開催をPRしていきます。

地域のイベントなどでゆる玉フィフティ~ンの皆さんが登場した時には是非、「そうか、いよいよラグビーワールドカップ2019™が始まるな。」と思っていただきたいと思います。


ご当地キャラが紅白のジャージで登場

4月23日(月曜日)の一打「ラグビーワールドカップ2019™ボランティア募集」

ラグビーワールドカップ2019™のボランティアを本日、4月23日(月曜日)から募集しています。

ラグビーワールドカップ2019™日本大会の顔として、大会組織委員会が一括して募集するもので、名前は「TEAM NO-SIDE」(チーム ノーサイド)。「この体験は、一生に一度だ。“大会の顔”となるボランティアにあなたもなりませんか!」がスローガンです。

「NO-SIDE」という言葉は単なる試合終了の合図という意味だけではなく、お互いの健闘をたたえ合うラグビーの精神を表しています。「TEAM NO-SIDE」は日本ラグビーが大切に育ててきたノーサイド精神を体現し、世界は一つであることを発信するものです。

ボランティアの具体的な活動は、主に、
1.試合会場での運営補助
2.観客の誘導・案内
3.ファンゾーンでの来場者のサービス
などです。
応募いただけるのは、2019年3月31日時点で18歳以上の方です。なお、未成年の方は保護者の同意が必要です。応募要件は、原則3日以上参加できる方、1日あたり最長8時間程度の活動に参加できる方、ボランティア研修に参加できる方になります。
募集期間は7月18日(水曜日)までです。募集人数は全国で約10,000人、埼玉県・熊谷市では、概ね1,000人程度を予定しています。

繰り返しますが、このボランティア募集は大会組織委員会が一括して行うものです。一生に一度の機会ですので、是非御応募いただき、一緒に大会を成功させましょう。

応募はインターネットからの申込みとなります。「ラグビーワールドカップ 公式ボランティア」で検索していただき、大会公式ウェブサイトを御覧ください。

ラグビーワールドカップ2019日本大会ボランティア(外部サイト)
お問合せ先はボランティアプログラム コールセンター 電話番号03-4405-6225(受付時間:土日祝日を除く10時00分~18時00分まで)です。皆様の御協力をお願いいたします。


ボランティア募集チラシ

4月20日(金曜日)の一打「拉致問題」

4月17日(火曜日)から安倍総理が訪米され、トランプ大統領との会談が持たれました。会談の内容はつまびらかにされていませんが、北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向けアメリカに一役買ってくれと強く要請し、トランプ大統領も了解されたと伝えられています。そう遠くない時期に行われる可能性が高くなった米朝首脳会談において、拉致問題を議題の一つに取り上げていただくことを大変歓迎します。

小泉元総理が北朝鮮に拉致された被害者たちを取り戻してから、その後何の進展もないまま今日に至っています。家族会の方たちも高齢化し、もうこれ以上待てないという気持ちをしばしば表明されています。私も「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会」の会長として、年に2度ほど拉致問題担当大臣にお目にかかり、拉致被害者の救出に関して要望を続けてきました。また、年に何回か行うイベント、集会、署名活動などにも積極的に関わってきました。

拉致問題に関しては、正直言って、なぜこんなに時間がかかるのかという思いを私は持っています。この間、なぜ外務大臣や外務副大臣、政務官あるいは拉致問題担当大臣などが訪朝して、何らかの糸口をつかんでこないのかという思いも正直あります。

もちろんアヒルの水かきではありませんが、水面下ではいろいろな活動があるのでしょう。ただ、目に見える形での成果がないことは事実です。

残念ながら、拉致問題までアメリカ頼みという形になってしまいました。しかし、それでも結果が良ければ私はいいと思います。今度の米朝首脳会談をきっかけに拉致問題解決の扉が一気に開くことを期待してやみません。


大臣に要望している知事

4月19日(木曜日)の一打「川内優輝選手がまたやりました」

川内 優輝(かわうち ゆうき)さんがまたまたヒットです。世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」の一つで、1897年から100年以上の歴史を持つ伝統のボストン・マラソンで優勝しました。

4月16日(月曜日)に行われた第122回のボストン・マラソンで、埼玉県職員の川内選手が2時間15分58秒で優勝を飾りました。日本人選手としては、1987年に瀬古 利彦(せこ としひこ)さんが優勝して以来31年ぶりの快挙です。
この日は冷たい雨が降る中、風も強く、コンディションとしてはかなり困難だったそうです。レースには去年のボストン・マラソンや陸上の世界選手権で優勝しているケニアのジョフリー・キルイ選手なども出場していましたが、川内選手は終盤にキルイ選手を抜いてトップに立ち、そのままゴールしたそうです。
川内選手は現地でのインタビューで、「最悪なコンディションだった?」と聞かれ、「私にとっては最高のコンディションでした。」と答えたそうです。なかなかたくましいですね。

川内選手が世界で最速のマラソンランナーではなかったとしても、世界で最もタフなマラソンランナーであるということに関しては、世界のマラソンファンの間で認知されつつあるのではないかと思います。日本では川内選手が各地のマラソンレースに参加すると大変な声援が起こり、大人気です。埼玉県にとっては世界に埼玉を広報する得難い人材です。おめでとうございます。そして、ありがとうございます、川内 優輝さん。

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4月18日(水曜日)の一打「JR九州の挑戦」

3月1日(木曜日)にテレビ東京の「カンブリア宮殿」という番組で、「観光列車王国!JR九州 逆境をバネに挑む 新たな鉄客商売」が放映されました。

1987年に日本国有鉄道(国鉄)が分割民営化された時、JR北海道、JR四国、JR九州のいわゆる「JR三島(さんとう)会社」は、地域の人口が少ないため鉄道事業では経営が成り立たないと言われていました。

JR九州の唐池 恒二(からいけ こうじ)代表取締役会長は、鉄道事業だけでは会社が立ち行かないということを受け入れて、船舶、外食、農業などの非鉄道業で収益を出していくことに奮闘したそうです。その結果、非鉄道業は営業収益の6割を担うまでに成長しました。

また、九州の観光全般を盛り上げる起爆剤にしようと、JR九州では鉄道を単なる移動手段から九州の観光資源へとバージョンアップさせる観光列車を次々と投入しました。

現在では予約倍率が20倍という人気を誇る豪華クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」に代表されるように、この企画は観光列車の一大ブームを起こしました。

「ななつ星 in 九州」以外にも、特別なデザイン(Design)と地域に根ざしたストーリー(Story)を兼ね備えた「D&S列車」を投入しました。湯布院の魅力を表現した「ゆふいんの森」や竜宮伝説をテーマにした「指宿(いぶすき)のたまて箱」などが好評で、現在12種類が運行されています。

現代は「コト消費」というように、何かを体験したり、地元の人と触れ合ったりする時間を楽しむ旅行が人気となっています。

観光列車はその乗り心地だけでなく、地域の食材をふんだんに使った食事や乗務員のきめ細やかなサービス、立ち寄り先での地元の人々とのふれあいも魅力です。

本県でも西武鉄道のレストラン列車「52席の至福」や秩父鉄道のSLパレオエクスプレス号が運行されています。

車窓からの景色を眺めながら地域のおいしい食事を味わっているときなど、列車での旅行は本当に「旅らしさ」を感じられますね。

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4月17日(火曜日)の一打「人たるものの本質 渋沢栄一遺訓より」

昨日、「情」と「理」「義」と「恕」のお話をさせていただきました。私が尊敬する渋沢栄一翁の子孫である渋澤 健(しぶさわ けん)さんのレターが心に残りました。
渋澤さんによれば、なんと、渋沢翁も私が言うところの「情」と「理」、あるいはまた江利川 毅(えりかわ たけし)さんが言うところの「義」と「恕」のようなお話をされているということです。

『渋沢栄一訓言集 処事と接物』の中の言葉です。
「人は消極的に悪事をなさぬというだけでは、物足らないのである。積極的に多く善事をなさねば、人たる価値はない。悪事はなさぬだけで、善事を行い得ぬ人ばかりでは、世の中の進歩はできない。」

コンプライアンスといった法令を順守することは大切です。しかし、これだけでは「人たる価値はない」、これだけでは「世の中の進歩はできない」というこの言葉は、正に本質を突いていると私は思います。

悪いことはしていない。しかし、善いこともしていない。それでは物足りないということです。悪いことをしていなければ、それでいいではないかという考えもあるかと思いますが、世間には悪いことをする人もいますので、善いことをする人がいないと世の中のつり合いがとれません。
世の中を進歩させるためにも、できるだけ善いことをしたいものですね。

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4月16日(月曜日)の一打「「情」と「理」 「義」と「恕」」

4月2日(月曜日)に行った県の新規採用職員就任式の訓示の中で、私は「情」と「理」の大事さを新規採用職員の皆さんにお話しさせていただきました。同時に、私が尊敬する前県立大学理事長でありました江利川 毅(えりかわ たけし)さんが以前話されていた「義」と「恕」の考え方についても紹介させていただきました。

まず、「義」と「恕」についてです。これは公務員としての心構えの話です。
公務員は正義にかなったことをしなければならないのは当然です。しかし、そこには「恕」、つまり人としての思いやり、愛情、心配りが必要だということを江利川さんは説かれています。

私もこれまで、言葉は少し違いますが、「情」と「理」の大切さを訴えてきました。つまり、法律、条例や規則など法理にのっとり仕事をしなければならないが、そこには人としての情け、人情というものがないといけないということです。
例えば、県民の方から何らかの訴えがあったとき、「その内容はとても共感できる。また、言っていることも理にかなっている。正しい。」と感じても、法律的に、条例的に、規則的にできない場合があります。しかし、だからといって、最初から相手にしなかったり、安易に退けたりするのは公務員のあるべき姿ではないと思います。

自然の摂理や世の中の常識に合わせて共感できれば、それが正しい一面を持っているのは事実です。一方、法律や条例などは事が起きてから作られたり、又は改正されたりするため、世の中の変化から常に遅れることになります。このタイムラグを正に「恕」とか「情」でカバーするような工夫をしなければならないと考えています。

何か違う方法があるのではないか、それはできなくとも少しは状況を改善するアイデアがあるのではないかといったことを考えることが大切です。確かに、そういう工夫は新人の職員には難しいかも知れません。場合によっては、上司や同僚などに相談されればいい答えが見つかるかもしれません。「一日だけ、お時間をください。」と言って、改めて上司などと相談をして何か良い解決方法を考えるようにすることを私は日頃から職員に提案しております。

就任式では、ほかにも様々な話をさせていただきましたが、公務員の心構えということに関してはこのことに尽きると思っています。

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4月13日(金曜日)の一打「企業本社転入超過数で全国第1位」

4月2日(月曜日)、株式会社帝国データバンク大宮支店が発表した調査で、過去10年間の企業転入超過数において、埼玉県が全国トップであることがわかりました。
この調査は、2008年から2017年の10年間における都道府県をまたいだ本店所在地の移転状況を、147万社を収録する企業概要データベースなどから抽出し、本店移転増減の都道府県ランキングを作成したものです。

その結果、2008年から2017年の10年間に、他の都道府県から埼玉県に転入した企業は2,360社、埼玉県から他の都道府県に転出した企業は1,499社でした。転入超過数861社は、全国の都道府県でトップの数です。
ちなみに、転入超過数の全国ランキングを見てみますと、埼玉県に次いで神奈川県が659社、千葉県が433社、茨城県が183社、兵庫県が167社、福岡県が114社、奈良県が105社と続きます。
一方、転出超過数が最も多いのが東京都で、以下、大阪府、愛知県、北海道と続いています。そもそも本店の多い東京都、大阪府、愛知県から、周辺地域に企業が移転している状況が見られます。そうした中でも、埼玉県が神奈川県、千葉県、茨城県といった競合する県を抑えて、大差で1位を獲得したのは大変うれしい結果です。
本県は、県内をそれぞれ6本の新幹線と高速道路が通るなど交通インフラが充実し、首都圏の中心に位置するなど多くの「地の利」があります。今回の結果は、こうした本県の優位性を裏付けるものだと思います。

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4月12日(木曜日)の一打「異世代ホームシェアに注目」

かつては二世代、三世代での同居が当たり前だった日本ですが、65歳以上の高齢者について子供との同居率を見ると、昭和55年に約7割であったのが平成27年には約4割と、35年間で大幅に減少しています。

高齢者人口に占める一人暮らしの割合も、昭和55年に男性4パーセント、女性11パーセントであったのが、平成27年には男性13パーセント、女性21パーセントへと、その割合は男性で約3倍、女性で約2倍と大きく増えています。

最近では、周囲とのつながりから断絶されてしまった高齢者が孤独死するというニュースもしばしば耳にするようになりました。

振り込め詐欺や消費者被害の被害者となるケースや、万引きなどの犯罪に自ら手を染めてしまうといったケースも、元をたどれば一人暮らしの寂しさが原因であることも多いようです。

そのような中、「異世代ホームシェア」の取組が始まっているという話を聞きました。その先進国の一つがフランスです。

フランスでは、2003年の猛暑の際、独居高齢者の孤独死が相次いだことがきっかけとなり、非営利団体が空き部屋を持つ高齢者と、格安の住居を求める若者のマッチングを始めました。現在では活動団体数も増え、フランス全土に広がっているそうです。

ある団体では、「無料住居(週6日の夕食同席と夜間在宅)」「経済的住居(週1日の夕食同席と夜間在宅、買い物支援)」「連帯住居(高齢者への気配り)」の3つの形式を用意し、高齢者の希望に応じたホームシェアのマッチングをしているということです。

異世代ホームシェアは、高齢者が支えられるばかりではありません。食事を作る、掃除をするなど、日中家にいない若者に代わって高齢者が家事を行うことで、一人暮らしに慣れない若者のストレスを軽減するという面で高齢者は若者を支える立場でもあります。

国内では、京都府などで異世代ホームシェアに取り組んだ事例がありますが、民間団体の取組を含めてもまだまだ少ないようです。

今後、高齢者の見守りや空き家対策といった社会的課題の解決という視点からも、注目していきたい取組の一つと考えています。

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4月11日(水曜日)の一打「書の甲子園で文部科学大臣賞」

3月28日(水曜日)、県立滑川総合高等学校の書道部2年部長の杉内 南海(すぎうち みなみ)さんが県庁にお越しになりました。
髙栁 壽男(たかやなぎ としお)校長、書道部顧問の石原 裕子(いしわら ひろこ)教諭、書道部2年広報担当の菅 菜優(すが なゆ)さんのほか地元の小久保 憲一(こくぼ けんいち)県議会議員も一緒にお越しになりました。

1月30日(火曜日)から2月4日(日曜日)まで、大阪市立美術館において第26回国際高校生選抜書展が開催され、会場には世界から集まった約1万6,000点の作品の中から入選・入賞を果たした2,100点の作品が展示されました。

杉内さんは、「書の甲子園」と言われるこの書展に出場し、見事、日本一の文部科学大臣賞を受賞されました。
さらに、滑川総合高等学校は、杉内さんを含む出場者11名全員が入選・入賞を果たすという快挙も成し遂げました。すごいことです。この偉業はめったなことでは破られないだろうと思います。

石原教諭は、滑川総合高等学校に赴任する前は県立松山女子高等学校で書道部を指導されていました。この時も全国屈指の書道部を作り上げその成果を広く発信されていたのですが、新たに着任した滑川総合高等学校においてもまたまたすばらしい指導力を発揮されています。
袴(はかま)をはいた女子高校生による書道パフォーマンスはダイナミックでさわやかなイメージですが、本格的な書道はまた別の芸術的な趣で多くの方々を魅了します。

生徒たちの今後の作品が、更に大きな評価につながることを期待しています。

県立滑川総合高等学校の表敬訪問の写真

4月10日(火曜日)の一打「イチローズモルト世界一」

3月27日(火曜日)の読売新聞に、秩父市にあるベンチャーウイスキーの「イチローズモルト&グレーン・リミテッド・エディション ジャパニーズ・ブレンデッド・ウイスキー」が、英国の品評会「ワールド・ウイスキー・アワード」のブレンデッドウイスキーの部門で世界最高賞に選ばれたという記事が掲載されていました。
イチローズモルトは昨年、別の種類のウイスキーがモルトウイスキーの部門で世界最高賞に選ばれており、2年連続の受賞です。

品評会は、英国でウイスキー雑誌「ウイスキーマガジン」を発行するパラグラフ・パブリッシング社が主催し、世界各国から550銘柄が14部門にエントリーしました。
今回受賞したウイスキーは、大麦を主原料としたモルトと大麦以外の穀物から造るグレーンを掛け合わせた「ブレンデッド」で、限定版として3月下旬から発売されています。

ベンチャーウイスキーの肥土 伊知郎(あくと いちろう)社長は「昨年は原酒の素質、今年はブレンドの技術力がそれぞれ評価され、ようやくウイスキーメーカーとして一人前とみてもらえるようになった。」とお話をされているようです。決して半人前では受賞できないすばらしい賞ですので、大変謙虚な発言だと思います。

言葉遊びのような感じですが、バーテンダーの世界では「1にイチローズモルト、2にニッカ、3にサントリー」という言葉があるそうです。埼玉県のウイスキーが世界に通用するウイスキーであるということを証明し、アピールしていただいたことを大変ありがたく思います。

秩父は観光資源の宝庫ですが、ウイスキー、お酒、ワインにおいても決して日本のどこにも負けていない、ということを改めて発信したいと思います。

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4月9日(月曜日)の一打「イタリア競歩チームの所沢市での事前合宿」

昨年10月23日(月曜日)のブログで、2020年にイタリアのオリンピックチームが所沢市や同市内の早稲田大学で直前キャンプを行うことをお知らせしました。
今回は、今年の5月5日(土曜日)、6日(日曜日)に中華人民共和国の太倉(タイツァン)市で開催されるIAAF(国際陸上競技連盟)世界競歩チーム選手権大会に出場するイタリア競歩チームが、所沢市内で事前合宿を行うことになったという御報告です。
トレーニングは4月11日(水曜日)から26日(木曜日)の16日間、所沢市内にある国立障害者リハビリテーションセンターの外周道路や所沢市民体育館などで行われます。選手5人の他、コーチなど合計8人が来県され、期間中は地元の皆さんとの交流の場も設けられると伺っています。

イタリアの競歩チームは過去の五輪で金メダル5個を含む合計12個のメダルを獲得しています。日本は2016年のリオ五輪で自衛隊体育学校の荒井 広宙(あらい ひろおき)選手が銅メダルを獲得したのが初めてのメダルですので、相当な強豪チームです。

今後もこうした事前合宿が実現し、地元との交流が広がっていくことによって、オリンピック・パラリンピックに向けた気運が大きく盛り上がると思います。そういったことからも、今回のイタリア競歩チームによる事前合宿はうれしく思います。

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4月6日(金曜日)の一打「AIの光と影」

時代の潮流として、AIやロボットが人類の未来を左右するというような話が多く伝わってきています。
確かに、AIは社会の様々な課題を解決に向かわせる一つの鍵となり得るのかもしれません。本県でも、平成30年度予算でAIを活用する事業を多く用意しました。
一方、AIについてはそうした「光」の部分の向こう側に「影」の部分があるともいわれています。私が敬愛する渋澤 健(しぶさわ けん)さんの御見解を、送っていただいた「シブサワ・レター」から紹介します。

1970年代の中ごろ、経済学者の故 宇沢 弘文(うざわ ひろふみ)先生による『自動車の社会的費用』という本が大変ヒットしました。
自動車には、便利な乗り物であるだけでなく、多くの雇用も作り、あらゆる技術の汎用性も高めてきたという「光」の側面があります。
それに対して宇沢先生は、大気汚染や振動・騒音による社会環境の悪化、交通安全のための警察や救急医療の拡充のために要する費用など、自動車の社会的費用は見た目よりもはるかに大きいことを指摘されました。正に、自動車の「影」の側面です。

翻ってAIの社会的費用はどうかといえば、AIの進展によって失われた雇用の再配置に相当な費用が掛かるのではないかとの議論がよく聞かれます。つまり、学び直しの訓練に掛かる費用や、人材を新たに訓練するための組織やプログラムを用意するための費用が新たに生じるということです。
一方、あまり知られていないのがAIの「消費電力」です。人間の脳は驚異的に効率的で、全体の10パーセントぐらいしか使っていないといわれています。消費電力は小さな電球と同じぐらいで20ワット、ほとんど熱量を発しません。それに対して、次々と名人を打ち破っている人工知能の「AlphaGo(アルファ碁)」の消費電力は25万ワットもあり、人間の脳の1万2千人分に相当する熱量に当たります。

このように、渋澤さんはAIの「影」の側面を御指摘されています。
AIに多くの電力を要することについては、まだまだ認識が広まっていません。しかもAIの活用が進んでいったときにいったいどのくらいの電力量が必要となるかは、想像もできない状況です。
将来的にAIを社会に大胆に取り入れていくに当たっては、このような「影」の部分についての理論的な裏付けも必要となるでしょう。持続可能な社会の形成に向けて、議論すべきことはまだまだありそうです。

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4月5日(木曜日)の一打「AIが働き方を分析すると」

3月3日(土曜日)放送のNHKスペシャル「AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン」で、AIが導き出した「働き方」についての興味深い提言が紹介されていました。

この番組は、NHKが独自に開発したAIを使って、日本が直面する困難な社会問題を解決する糸口をつかもうというものです。

今回は「働き方」というテーマで、AIに延べ21万人の働き方に関する調査データ、ある会社の社員50人を2か月間徹底的に調査したデータ、世界中の論文約5000万本、ニュース約250万件などの情報を学習させたそうです。

こうしたデータをAIが分析した結果、「働き方」について次の4つの提言が導き出されました。

1 仕事で忙しい人は道の駅に行け!?
2 お金にゆとりがなくても蛇口をこまめに閉めなければ仕事に満足できる!?
3 ストレスだらけの人は結婚・出産祝を贈れ!?
4 仕事の効率を上げたいなら11時間54分以上働け!?

こうした提言について、番組ではおおまかに、次のとおり解釈しています。( )内は上田流の解釈です。

1 「道の駅」は、必要があって行くところではなく自分で選択して行くところ。働き方は生き方に直結し、オフの時間、プライベートな時間が大切。(非日常性が脳を活性化させるとよくいいますね。)
2 「蛇口をこまめに閉めない」人たちは、ほとんどイライラしない、寝つきがよいなどの傾向がある。自分が大切だと思うこと以外は最低限でよいというのは仕事の満足度を高める。(「おおらかさ」が大事ということでしょう。)
3 「結婚・出産祝を贈る」行為は仲間意識を生み、仕事の満足度を高める。(確かに「GNP」が大事だといいます。Gは義理、Nは人情、Pはプレゼントです。)
4 仕事に没頭しているときが最も仕事の効率が上がる。職種によっても時間の使い方が違う。柔軟な働き方が求められる。(イヤな仕事をしているときは時間が長いものです。「好きこそものの上手なれ」ですね。)

AIの分析はあくまでも相関関係であって因果関係までを証明したものではありません。
一方で、一見突拍子もないことを言っているように思えるAIですが、実は私たちが常識と思っていることに揺さぶりをかけ、より深く考えるきっかけを与えてくれているのかもしれません。

AIに人間の仕事を奪われるという議論もあり、AI時代の到来に不安を抱く方もおられると思います。AIという最先端のツール(道具)をうまく使いこなすことが、今まさに求められていることだと感じました。
埼玉県でも、AIを施策に取り入れ始めています。現在、AIロボットによる庁舎案内などの実証を行っていますので、是非、体験してみてください。
実施期間:平成30年4月4日(水曜日)から27日(金曜日)
実施場所:県庁本庁舎1階 県民案内室(月曜日から金曜日、午前8時30分から午後5時まで開室)

AIロボットが県庁舎案内や観光案内を行います(県政ニュース)


AIロボット「ユニボ」

4月4日(水曜日)の一打「恩返し」

3月8日(木曜日)に、中学生プロ棋士の藤井 聡太(ふじい そうた)六段が公式戦初の師弟対局で師匠の杉本 昌隆(すぎもと まさたか)七段に勝利を収めました。

対局では、同一局面が4回出現する千日手(せんにちて)が成立し指し直しとなる激戦を、藤井六段が見事、制した形となりました。

将棋界では弟子が師匠に勝つことを「恩返し」というそうです。いい言葉ですね。

小学校4年生の時に弟子入りした藤井六段の5年後の「恩返し」ということです。

師匠の杉本七段は御自身の師匠を19歳の時に亡くし、師弟対局がかなわなかったそうです。このため、今回、藤井六段と師弟対局できたことをうれしく思い、涙を浮かべていたといいます。

杉本七段が果たせなかった「恩返し」を弟子の藤井六段がしてくれたことには特別の感慨があったでしょう。

藤井六段は、将棋界初の国民栄誉賞を受賞した羽生 善治(はぶ よしはる)竜王にも2月17日(土曜日)の公式戦で勝利し、最年少で六段に昇段されています。

昨年6月19日(月曜日)にこのブログで藤井さんを「恐るべき14歳」と紹介した時は四段でしたが、今や六段。途方もない才能を持つ15歳です。

知事の写真

4月3日(火曜日)の一打「#とるべ」

県と東松山市など比企地域の9市町村が共同して、写真集を思わせる観光パンフレット「#とるべ」を発行しました。

タイトルは「(写真を)撮るべぇ」という地域の方言から付けたそうです。あえて撮影スポットの場所などを詳しく説明せず、若者にお気に入りの場所を探して地域を回ってもらうことを狙ったそうです。

「#とるべ」には、市町村の若手職員が、地元だからこそ知っている隠れたスポットを厳選して掲載しました。モデルの女性を中心とした幻想的な雰囲気の写真が、「ここはどこだろう」という好奇心をかき立てます。「よく分からない」ことが「知りたい」という意欲につながるのかもしれません。

「インスタ映え」という言葉が昨年の流行語大賞の1つになったように、写真の持つ発信力が改めて評価されています。私みたいなオジサンから見ても、「#とるべ」はヒットしそうな予感がします。

2万5,000部を用意して比企地域の東松山市、滑川町、嵐山町、小川町、川島町、吉見町、鳩山町、ときがわ町、東秩父村の各市役所・町村役場や東武東上線の主要駅(池袋駅、朝霞台駅、川越駅など)で配布しています。是非、手に取って見てください。

比企地域共通観光パンフレット「#とるべ」(外部リンク)


#とるべ

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