Myナビ 彩の国 開く

Myナビ 彩の国

総合トップ

県民向けトップ

事業者向けトップ

テーマ・目的別メニュー

  • 彩の国の安心・安全 危機管理・防災
  • 観光・魅力
  • 健康
  • 知事ブログ
  • マスコット

ドラッグ&ドロップで順番の並び変えが可能です

総合トップ > 県政情報・統計 > 広報 > 知事の部屋 > 知事ブログ > 知事ブログアーカイブ(平成29年6月)

知事ブログ 知事の太鼓

知事の部屋

ここから本文です。

 

掲載日:2017年6月30日

知事ブログアーカイブ(平成29年6月)

6月30日(金曜日)の一打「大宮氷川神社 明治天皇の行幸」

6月2日(金曜日)の埼玉新聞に、大宮氷川神社「二の鳥居」前に、明治天皇の行幸(ぎょうこう)の様子を描いた絵巻「氷川神社行幸絵巻」の巨大パネルが設置され、参拝者の注目を集めているという記事が掲載されていました。

「氷川神社行幸絵巻」は、明治元年10月、明治天皇が氷川神社を訪れた際の様子を描いた絵巻です。北足立郡木崎村(現浦和区)出身で、後に川越氷川神社の宮司となる山田衛居(やまだ もりい)が行列を写生したものを基に制作し、明治26年、氷川神社に奉納されました。現在も氷川神社が所蔵し、県の有形文化財に指定されています。大きさは、縦37.5センチメートル、左右の長さはなんと13.7メートルにもなります。そして、今回のパネルは原本の2倍という巨大さです。

絵巻に描かれた行列の人数は総勢540人にも上ります。
屋根に鳳凰(ほうおう)の飾りがある天皇の乗り物「鳳輦(ほうれん)」を中心に、菊の御紋の旗を持つ人、鉄砲隊、鼓笛隊など、所持品や服装もそれぞれ特徴的な人々が隊列を組んで進む様子が、生き生きと描かれています。

明治維新に伴う東京遷都により、京都御所から新たな皇居となる江戸城に入った明治天皇は、祭祀(さいし)を執り行うため氷川神社に行幸しました。
この行幸は、かつて平安遷都の折に桓武天皇が賀茂神社をお祀(まつ)りしたのと同様に、明治天皇が氷川神社を重要視していたことの表れではないかと考えられています。
氷川神社所蔵の文書には、「武蔵国大宮の氷川神社をこの国の鎮守とし、自ら祭りを行う。これよりは毎年勅使を遣わす」という、明治元年10月の明治天皇直筆と伝えられる勅書も残されています。

「大宮」という地名の由来は「大いなる宮居(みやい)」です。近代日本の国造りにおいて、ここ埼玉がよりどころとなっていたことを大変うれしく思います。

明治天皇行幸から150年目となる今年の秋に、氷川神社では「御親祭(ごしんさい)百五十年祭」が開催されます。パネルはそれを記念して制作されたもので、明治天皇の和歌12首及び行幸絵巻の説明や関連の年表とともに年末まで設置される予定ということです。県民の皆さんにも、是非とも絵巻を御覧いただきたいと思います。

知事の写真

6月29日(木曜日)の一打「防犯のまちづくり再起動」

埼玉県は、「防犯のまちづくりに関する協定」を事業者の方と締結しています。平成16年に11事業者の方と締結して以降、様々な分野の事業者の方との締結を進めてきました。事業者の方には、日常の業務の中で不審者を発見したときに通報するなど、犯罪の抑止に御協力をお願いしてきました。

今や全国で圧倒的1位の数を誇るわがまち防犯隊(住民による自主防犯グループ)の活動などともあいまって、県内の刑法犯認知件数は、平成16年の約18万件をピークに減少を続け、平成28年には7万件を下回りました。人口千人当たりの犯罪発生件数も25.7件から9.6件と大幅に減少しています。

一方で、お年寄りを狙った振り込め詐欺や子供への声掛け事案が増加しています。そこで、県では「防犯のまちづくり」を一層強化し、県民の皆さんに「安全・安心」を実感してもらえるよう、従来からの協定に防犯宣言などを加えた、新たな協定を94事業者の方と締結しました。コンビニエンスストアなどのお店に、知らない人から声を掛けられた子供が駆け込める「こども110番の家」になってもらう取組も始めました。

新たな協定では、防犯ステッカーも新しく作成しました。事業者の方が業務で使用する約13万台の車両や、約1万5,000か所の事業所や店舗に貼って、犯罪抑止をPRしていただきます。新ステッカーのデザインは「犯罪警戒・110番通報実施中」と警戒中であることを強調したほか、県のマスコット「コバトン」と埼玉県警のマスコット「ぽっぽくん」も警戒モード全開で、そのキリリとした表情は頼もしい限りです。

6月8日(木曜日)には「防犯のまちづくり推進会議総会」を開催し、新ステッカーのお披露目と贈呈式を行いました。今回、協定を締結していただいた事業者の方には、支部・支店・事業所などにも新たな協定の趣旨を改めて徹底されるようお願いします。県民の皆様もこのステッカーを見掛けたら、防犯の意識を新たにしていただきたいと思います。

なお、防犯のまちづくり協定を結んでいただける事業者の方を募集しています。御協力いただける事業者の方は、県の防犯・交通安全課まで御連絡(電話048-830-2940)をお願いします。

「防犯のまちづくりに関する新協定の締結」のページ


防犯のまちづくり新協定締結式


こども110番の家ステッカー

6月28日(水曜日)の一打「全国ご当地うどんサミット」

「第7回全国ご当地うどんサミット2017 in熊谷」が11月18日(土曜日)、19日(日曜日)に熊谷市の熊谷スポーツ文化公園で開催されます。
この「全国ご当地うどんサミット」は国産小麦の普及・消費拡大及びご当地うどんの再発見を目的に2011年(平成23年)から開催されています。3年単位で地域を変えて実施されており、熊谷市は、滋賀県東近江(ひがしおうみ)市、愛知県蒲郡(がまごおり)市に次ぐ3番目の開催地です。今年から2019年(平成31年)までの開催予定となっています。

5月31日(水曜日)にキャッチフレーズが発表されました。「麺 for ALL、ALL for 麺」です。会場のある熊谷市は小麦の一大産地であり、麦栽培の中興の祖と言われる権田愛三(ごんだ あいぞう)翁の生誕地です。また、会場となる熊谷スポーツ文化公園が「ラグビーワールドカップ2019™」の試合会場となることから、ラグビーの基本精神を表す言葉にちなみ決定したそうです。
権田愛三は、明治から大正時代にかけて麦の増産の研究に取り組んだ人物です。麦収穫の二毛作や麦踏みなどを全国に広め、『実験麦作改良書』を著し「麦王(麦翁・ばくおう)」とたたえられています。鹿児島や熊本からも実地指導を受けに来たという話も残っています。

本県は小麦文化と深い関わりがあります。小麦の収穫高は全国6位(平成28年)であり、うどんの生産量は全国2位(平成21年)です。少し対象は広がりますが、うどん、きしめんのほか、そば、そうめんなどを含む和風麺の出荷額は全国1位(平成26年)です。

今年の全国ご当地うどんサミットは30店舗程度の出店が予定され、10万人の来場者を見込んでいるということです。私もこの日は朝飯抜きで会場入りし、朝食の分、昼食の分そして夕食の分と3種類のうどんを食べたいです。今から開催が楽しみですね。

知事の写真

6月27日(火曜日)の一打「山岡鉄舟」

山岡鉄舟(やまおか てっしゅう)先生の生誕180周年を祝う会が、6月18日(日曜日)に小川町にある「割烹旅館 二葉(ふたば)」で開催されました。

鉄舟は江戸幕府15代将軍徳川慶喜(とくがわ よしのぶ)の命を受け、勝海舟(かつ かいしゅう)と計らって官軍の江戸城総攻撃の直前に西郷隆盛(さいごう たかもり)に談判し、江戸城の無血開城を実現したとしてよく知られています。
鉄舟は山岡家へ養子に行ったことから山岡姓を名乗っていますが、もともと旗本小野家の出身で本名を小野鉄太郎(おの てつたろう)と言います。この小野家の領地が小川町や寄居町にあったことから、若い時からしばしば小川町周辺を訪れていたそうです。当時の「割烹旅館 二葉」でお茶漬けを食べたり、「関東灘(かんとうなだ)」と言われた小川町のお酒を痛飲していたというエピソードが残っています。

鉄舟は人格が高潔であると同時に、北辰一刀流(ほくしんいっとうりゅう)の免許皆伝でもあり、書家としても大成した方で、お代の代わりに書を書いたという話もあります。そのため、小川町や東秩父村には鉄舟の書が多く残されております。

改めて鉄舟の偉業と人物をしのぶために、当日は、哲学者の行徳哲男(ぎょうとく てつお)先生、安岡正篤(やすおか まさひろ)研究で有名な郷学研修所所長の荒井桂(あらい かつら)先生、本県の教育委員長などもなさった明星大学の高橋史朗(たかはし しろう)教授などがお見えになりました。私も参加させていただき、座談会などが行われました。

西郷隆盛は、「金も要らぬ、名誉も要らぬ、命も要らぬ人は始末に困るが、そのような人でなければ天下の偉業は成し遂げられない」と鉄舟を称賛したといいます。また、西郷の命によって明治天皇の侍従として仕えること10年に及んだそうです。

天皇、皇后両陛下をはじめ皇族の皆様の国民に寄り添う温かい御心や私心なき行動は、明治天皇から受け継がれたものであり、その明治天皇の御心は鉄舟の教えによるものではないかと私は理解しています。

知事の写真

6月26日(月曜日)の一打「世界の再生可能エネルギーが拡大」

世界で再生可能エネルギーの利用が拡大しています。再生可能エネルギーは、資源が枯渇せず繰り返し使えるエネルギーで、太陽光や風力、水力、地熱、太陽熱、バイオマスなどが規定されています。

2016年末の時点で、大型水力発電を含む世界の再生可能エネルギーの発電能力は20億1700万キロワットに達し、世界全体の電力の24.5パーセントを占めるまでになりました。そのうち太陽光発電は、日本は累積でドイツを抜き世界2位になったとのことです。エネルギーの専門家らでつくる「21世紀の再生可能エネルギーネットワーク」(REN21、フランスに本部があります)が、6月7日(水曜日)に発表しました。

また、昨年1年間に建設された世界の再生可能エネルギーの発電設備容量は1億6100万キロワットで、前年比9パーセントの伸びです。増加分の内訳は太陽光発電が47パーセント、風力が34パーセントでした。

再生可能エネルギーの増加は、それだけ地球温暖化をもたらす二酸化炭素の排出削減に貢献したことになります。

ちなみに、太陽光、風力ともに中国の増加量が最大で、増加した総容量でも2位以下を大きく引き離しています。エネルギー消費量もダントツの世界一ですが、それも含めなんだかんだ中国は大きい国ですね。

知事の写真

6月23日(金曜日)の一打「沖縄県へのシンパシー」

昨年7月の全国知事会において「米軍基地が集中する沖縄県の現状に共感すべきである」という意見が出され、研究会を立ち上げることになりました。外交・防衛は国の専管事項でありますので、極めて慎重な取り扱いが必要でもあります。
そこで、米軍基地の負担問題という全国的課題に焦点を当てた「全国知事会米軍基地負担に関する研究会」を昨年11月に発足しました。山田啓二(やまだ けいじ)全国知事会会長(京都府知事)から指名を受け、私が座長となってメンバーと課題についての整理・研究を進めています。

沖縄県は今日、沖縄戦から72年となる「慰霊の日」を迎えました。
沖縄戦は太平洋戦争における国内最大の地上戦で、約3か月の間に住民を含む20万人以上が犠牲になりました。実に、県民の4人に1人が犠牲になるという悲惨さです。
沖縄県民の戦闘の様子を伝えるものの一つに、海軍陸戦隊を率いた大田實(おおた みのる)海軍中将の海軍次官への最後の打電「沖縄県民斯(か)ク戦ヘリ、県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜(たまわ)ランコトヲ」が広く知られています。
この打電の思いを生かす解決方法を探るのはなかなか困難なことですが、「まずは沖縄県民の現状にシンパシーを持つこと、そして現状を再認識し米軍基地の見直しを進める条件づくりをすること」と自分自身に言い聞かせています。

知事の写真

6月22日(木曜日)の一打「長命県と短命県」

厚生労働省が6月14日(水曜日)に、人口10万人当たりの年間死亡者数を示す2015年の「年齢調整死亡率」を発表しました。年齢調整死亡率は、地域による高齢者割合を調整するなど、年齢構成を同じモデルにして、各都道府県の死亡率を比較できるようにしたものです。国民の健康水準の指標として5年ごとに集計されています。2015年は、男性が2010年の前回調査より58.3ポイント減り486.0、女性は20.0ポイント減って255.0で、いずれも過去最低を更新しております。死因別では、がん、心疾患、脳血管疾患の3大死因の死亡率が、男女とも前回を下回っています。

都道府県別のベストは、男女とも長野で、男性は434.1、女性は227.7です。次いで、男性は滋賀、奈良、福井、京都、神奈川、大分、女性は島根、岡山、熊本、滋賀、福井、宮城と続きます。

ワーストは、男女とも青森で、前回調査でも全国最高でした。塩辛い食べ物が多い食習慣などが影響しているのではないかと言われています。悪い方からの順番は、男性は青森、秋田、岩手、和歌山、鳥取、福島、愛媛、女性は青森、福島、茨城、栃木、和歌山、岩手、秋田といった順であります。比較的東北地方が多くなっています。寒いこともあり、温度差などで脳血管疾患が多いのかもしれません。男性の場合は、寒いから飲み過ぎているのかもしれません。原因はいろいろあると思いますが、何となくそんな感じがしました。

ちなみに、埼玉県は男性がベスト21位で女性は36位です。健康長寿埼玉プロジェクトなどに力を入れ、まだまだ上位を目指さなければいけません。

知事の写真

6月21日(水曜日)の一打「JOCパートナー都市協定」

6月16日(金曜日)に、東京都渋谷区にある岸記念体育会館内の日本スポーツマンクラブにおいて、埼玉県を代表してJOC(公益財団法人日本オリンピック委員会)の竹田恆和(たけだ つねかず)会長とお会いし、「JOCパートナー都市協定」を締結いたしました。

この協定締結により、本県はJOCのオリンピックムーブメントの推進と国際競技力の向上に賛同し、パートナー都市としてJOCの諸事業を積極的に支援、協力することになります。
例えば、JOCが諸事業を実施するために本県所有のスポーツ施設を利用する場合に、使用料を減免するなどの協力をします。

一方、JOCは本県のスポーツ振興のための各種事業に賛同し、積極的に支援や協力をすることになります。
例えば、県内の中学校などにオリンピアン(オリンピック競技大会における日本代表選手)を派遣し、スポーツの精神、技術などを直に教えることにより、子供たちに大きな感動を与えます。
子供たちは、メダリストなどから直接指導を受けることによって、夢や希望が膨らみ、やる気が出てきます。あるいは、将来の自分の姿を描くことができるなど、大変魅力的な支援です。

東京2020オリンピック・パラリンピックは「東京」による都市開催でありますが、紛れもなく日本のオリンピック・パラリンピックです。埼玉県としては「日本」オリンピック・パラリンピックを成功させるために、県を挙げてしっかり頑張らなければならないと思っております。
改めて、県民の皆様の御支援と御協力をお願いします。


「JOCパートナー都市協定」締結式

6月20日(火曜日)の一打「続・恐るべき13歳、14歳、15歳、16歳」

前日に続き、「恐るべき13歳、14歳、15歳、16歳」を御紹介します。

フィギュアスケート界のニューヒロイン、15歳の本田真凛(ほんだ まりん)さんです。
2016年世界ジュニアフィギュアスケート選手権で自己ベストを大きく更新し、初出場で優勝。同選手権での日本人の優勝は6年ぶりだそうです。
2017年の世界ジュニアフィギュアスケート選手権では、惜しくも連覇こそ逃したものの、日本歴代3位の好成績で銀メダルを獲得しています。
2歳でスケートを始め、尊敬する選手は2006年トリノオリンピック金メダリストの荒川静香(あらかわ しずか)さんということです。2018年の平昌オリンピック出場候補の一人ですので、是非頑張ってもらいたいものです。

もう一人、御紹介しなければなりません。16歳の久保建英(くぼ たけふさ)さん。「日本のメッシ」と言われています。
2009年、横浜で開催された「FCバルセロナキャンプ」に参加し、MVPを獲得。既に8歳にして神童ぶりを発揮していました。
2011年にFCバルセロナの入団テストに合格し、10歳でユースチームに入団。メッシでさえ入団は13歳ということですので、特例が認められたものです。2012年には出場30試合で74得点を挙げ得点王になるなど、信じられないような好成績で注目されていました。しかし、国籍及び年齢の問題により18歳になるまで公式戦に出場できないことになったため、13歳で帰国し、現在はFC東京の下部組織に所属しています。
2016年、15歳で出場した日本クラブユースサッカー選手権大会では、大会史上初となる中学生での得点王に輝いています。また、今年5月から6月にかけて行われたU-20ワールドカップ韓国大会の代表にも選出され、2得点を挙げています。

15歳でのU-20代表選出は史上初です。6月4日に16歳になったばかりの、正に、恐るべき16歳です。

若い世代の今後の活躍を大いに期待しています。

知事の写真

6月19日(月曜日)の一打「恐るべき13歳、14歳、15歳、16歳」

最近、スポーツ界や将棋界に天才とか神童とか言われるすごいプレーヤーが誕生しております。

まずは13歳の天才卓球少年、張本智和(はりもと ともかず)さんを御紹介したいと思います。2017卓球世界選手権ドイツ大会の男子シングルスにおいて、史上最年少でベスト8に入りました。世界選手権での最年少メダリストは16歳で、81年ぶりの記録更新に期待が高まりましたが、準々決勝で世界ランキング3位の中国選手に敗れました。
張本選手の活躍は、卓球王国である中国でも「13歳の神童」と報道されています。両親は中国出身の卓球選手で、2歳で卓球を始めたそうです。昨年の世界ジュニア選手権では大会史上最年少の13歳で優勝されております。なかなか有望であります。

続いて御紹介したいのは14歳。最年少プロ棋士の藤井聡太(ふじい そうた)四段です。プロデビュー戦は2016年の12月。「神武以来(じんむこのかた)の天才」と呼ばれた加藤一二三(かとう ひふみ)九段との対局に勝利し、公式戦の「出場」と「勝利」の最年少記録を更新しました。
同じく天才と言われています羽生善治(はぶ よしはる)九段の記録も塗り替え、現在、歴代単独2位となる公式戦27連勝中です。まさに、恐るべき14歳であります。
藤井さんは5歳のとき、祖母から将棋セットをもらって夢中になったそうです。お母さんに言わせると、好きなことにはとことん熱中するそうで、将棋のほか、迷路づくりや木登りに熱中したこともあるそうです。

(15歳、16歳については、次回に続く。)

知事の写真

6月16日(金曜日)の一打「日本の自殺率」

政府が5月30日(火曜日)の閣議で2017年版の自殺対策白書を決定しました。
人口10万人当たりの自殺者数を示す「自殺死亡率」を諸外国と比較した場合、日本は6番目に高いことが分かりました。高い順からリトアニア、韓国、スリナム、スロベニア、ハンガリー、日本、ラトビア、ウクライナ、ベラルーシ、エストニア、ウルグアイ、ベルギーとなっております。日本の自殺者数は減少傾向にありますが、世界的には人口比で依然として高水準であることが分かります。

特に、若者の自殺が深刻な問題です。平成27年の死因を5歳ごとの年齢階級別に分析したところ、15歳から39歳の5階級で「自殺」が1位と判明しました。死因全体に占める自殺の割合は17.8パーセントであり、事故の6.9パーセント、がんの5.2パーセントを大きく上回っています。

また、先進7か国(日本、フランス、ドイツ、カナダ、アメリカ、イギリス、イタリア)の中で、15歳から34歳の死因の第1位を自殺が占めるのは、日本だけです。

若い人がなぜ自殺をしなければならないのか。小中高生の自殺の原因を警察庁の統計でみると「学業不振」や「いじめ」などの学校問題が最も多く、次いで「親子関係の不和」などの家庭問題、「うつ病」などの健康問題が続きます。
自らの将来に希望がないと考える若い人が多いという実態については、更に詳細な分析が必要になると思われます。これは心理学、社会学等、様々な観点から総合的に分析することで、正にかけがえのない生命、そして社会にとって貴重な将来の人材が失われないよう、真剣に研究する必要があります。

国が行った調査によると、悩みやストレスを感じた時に、相談や助けを求めることにためらいを感じると思う人は46.9パーセントに上るそうです。
埼玉県では、気軽に相談できるような相談体制の整備や自殺が多い箇所での予防対策などを行い、誰もが自殺に追い込まれることのない埼玉の実現に向けて自殺対策を進めていきます。

知事の写真

6月15日(木曜日)の一打「三遊亭鬼丸さん『彩の国シニア応援大使』に就任」

6月9日(金曜日)、三遊亭鬼丸(さんゆうてい おにまる)さんが県庁にお越しになり、「彩の国シニア応援大使」に就任されました。シニアの方々の活躍ぶりを、広く県民に情報発信していただくことをお願いしました。

現在、鬼丸さんはFM NACK5で月曜日から木曜日の13時から16時55分まで放送されている「GOGOMONZ(ゴゴモンズ)」にレギュラー出演されています。2009年には「NHK新人演芸大賞」に入選されている、まさに新進気鋭の噺家(はなしか)です。さいたま市在住の44歳です。

今後、鬼丸さんには、普段の活動の中で、シニアの活躍を情報発信していただくことを期待しております。鬼丸さんの軽妙なタッチで、シニアの方々が様々な分野で活躍されていることをお知らせいただくことは、シニアにとっても励みになると思いますし、鬼丸さんの話を聞いた人に「自分も何か始めよう」という気持ちになってもらえれば、社会的にもすばらしいと思います。

大使の初めての仕事として、色紙に応援メッセージを書いていただきました。鬼丸さんは、「『定年』なんて定めないで年を取らない『停年』を」と揮毫(きごう)されました。退職年齢である「定年」なんて定めないで、いつまでも年を取らない、つまり年齢を停止する「停年」をという趣旨だそうです。うまいですね、さすがです。みんな止まるものだったら止めたいと、年を取ると思うんじゃないでしょうか。

三遊亭鬼丸さんと知事

6月14日(水曜日)の一打「盲導犬ユーザーの困ったこと。」

6月7日(水曜日)に日本盲導犬協会の東京事務所長兼普及推進部管理長の髙野秀一(たかの しゅういち)さんとさいたま市在住で盲導犬のユーザーでもあり、視覚障害を持つ櫻井洋子(さくらい ようこ)さんが、盲導犬「スカイ」を同伴して県庁にお越しになりました。

まず驚いたのは、スカイがとても品のいい盲導犬であるということです。日本で唯一のホワイトシェパードだそうで、6歳の雌犬ということです。アメリカで生まれ2年の訓練を経て、平成25年11月から櫻井さんのパートナーとして活躍しています。

盲導犬としてはラブラドール・レトリバーという犬種が一般的です。シェパードは、警察犬にも採用されているように、非常に能力が高く、観察眼に優れた賢い犬として知られています。スカイの場合は、その上にしっかりとした訓練を受け、視覚障害者に寄り添うことを学んでいるわけです。

アメリカ生まれの、正確には「ジャーマン・シェパード・ドッグ」という犬種のスカイは、体重32キログラム、体長74センチメートルということですので、ラブラドールよりも一回り大きい盲導犬ということになります。
とにかく、賢そう、気高そう、強そう、なにやら悪いところはひとつもなさそうという感じのすばらしい盲導犬でありました。

私も犬好きですので、欲しくなりました。こういうホワイトシェパードを連れているとそれだけでも、この犬も鼻が高いですが、自分の鼻も高くなりそうな気がいたします。

櫻井さんの話で大事なのはこんなことではありません。シェパードの性格や見た目の美しさなどの話ではなくて、一番問題なのは、まだまだ盲導犬が入れない会議室があるとか、あるいは、病院でも盲導犬と一緒に入ることが断わられるとか、そういった話です。
もっとも、細菌の数を調べてみると、犬よりも人間の方が雑菌が多いとも聞きます。犬を入れないということであれば人間も入れないという話になると思います。

まだまだ、盲導犬と視覚障害者に対する配慮に欠けるお店や施設もあるようです。私たちは盲導犬と視覚障害者に対するしっかりとした理解を進めていきたいと思います。

盲導犬「スカイ」を同伴する櫻井さんと知事

6月13日(火曜日)の一打「ブラインドサッカー女子日本代表が優勝!」

ブラインドサッカーを御存じでしょうか。「ブラインド」というくらいですから、目の見えない方や不自由な方が中心となったサッカー競技です。選手は、目の見えるゴールキーパーを除く全員がアイマスクを着けてプレーします。

このブラインドサッカー女子の初の国際大会がオーストリア・ウィーンで開かれ、なんと日本代表チームが優勝しました。その代表チームのゴールキーパーである、埼玉県出身の大作眞智子(おおさく まちこ)さんが6月5日(月曜日)、報告のため、県庁にお越しになりました。
目が見えないのにサッカーがどうしてできるのだろうと思いますが、サッカーボールの中に鈴のようなものが入っていて音が出るので、その音を頼りに選手はボールの位置を判断するということです。
選手同士が声を掛け合い、チームワークをしっかり取りながらゴールに向かっていくというのは、普通のサッカーと変わりません。ただ、通常のサッカーよりもピッチが狭いので、ゴールキーパーの投げたボールが直接ゴールに結びつくこともあるそうです。
大作さんは、どうやったら選手がボールを受けやすいか、工夫して練習を重ねていらっしゃるとのことです。

日本代表チームが、大会に出場した世界16か国のチームの中で優勝されたことは、大変すばらしいと思います。日本代表選手の出身地は、宮城県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、兵庫県、福岡県と埼玉県であり、4日間の合宿をして、呼吸合わせ・心合わせをして大会に臨んだとのことでした。
日本代表選手8人の中の2人が、大作さんが所属する「埼玉T.Wings」の選手であるというのも大変すばらしいことだと思います。改めて、私もブラインドサッカーについて認識を新たにしたところです。

大作選手と知事

6月12日(月曜日)の一打「ベトナム首相の来県」

6月7日(水曜日)にベトナムのグエン・スアン・フック首相が来県されました。
越谷市にあるイオンレイクタウンで「ベトナム・ハノイフェア」が開催され、その記念セレモニーに御出席されたものです。グエン首相の他、商工大臣、計画投資大臣、駐日大使、そして主催者でありますグエン・ドゥック・チュン ハノイ市人民委員会委員長(日本で言う市長)も出席されました。
イオンではベトナムの産物を取り扱っており、その縁でベトナム・ハノイフェアが開催された次第です。

私にも御案内があり、開催地の代表として皆様をお迎えする運びとなりました。
小林哲也(こばやし てつや)県議会議長、県議会ASEAN議連幹事長の宮崎栄治郎(みやざき えいじろう)県議会議員にも御同席いただきました。
イオン側ではグループのCEOであります岡田元也(おかだ もとや)氏が中心となって案内されました。

商品を見ていて驚いたのは、ベトナム産のマンゴーが1個398円と、国産のマンゴーと比べて非常に安いということです。どうもマンゴーに関しては、特別な仕掛けがあるようです。ベトナムのマンゴーを日本が受け入れる代わりに、青森県のリンゴをベトナムが受け入れるという仕組みを作ったとのことです。
そしてまた、ベトナム産のワイシャツ、あるいはバックなども販売されていました。

ベトナムは、世界の中でも最も親日的な国の一つと言われています。そして1億人近い人口を持ち、平均年齢も若い国でもありますので、市場として大変魅力的で、日本がしっかりお付き合いをしていくことが大切な国であります。

埼玉県が把握しているだけでも、県内企業100社ほどがベトナム国内で活躍しています。引き続き、県内企業のベトナムでの活動を支援していきたいと思います。

ベトナム首相の来県を歓迎する知事

6月9日(金曜日)の一打「日本生命財団」

日本生命保険相互会社によって設立された助成財団であります「(公財)日本生命財団(ニッセイ財団)」がすばらしい取組を続けられています。
毎年、青少年の健全育成活動に頑張っているボーイスカウトなどにテントなどを助成したり、あるいはまた、有意義な活動を行っている場合、例えば、介護予防活動や高齢者のための健康講座の開催、青年の自立支援活動などといった活動をしているシニアの団体に顕彰金を贈っておられます。
埼玉県からもニッセイ財団にそうした団体を推薦しておりますが、昭和54年から30年以上に渡ってこのような活動を続けられていることは、大変すごいことだと思います。

今年も6月5日(月曜日)に青少年の健全育成活動をしている8団体、地域活動をしているシニアの6団体に助成の目録が贈呈されました。
昭和54年からこれまでに助成・顕彰を受けられた県内の団体の数が、延べ438団体、金額は約2億7,000万円に上っております。

善意の社会活動を行っているところに、更に善意の資金が贈呈されるという、文字通り「社会の良い循環」になっており、とても意義のあることだと思います。
また、助成をした会社も社会から評価を受けて良いお客様を得る。ゆえに、利益を出した会社は社会に貢献する。これもまた正に良い循環だと思います。
助成・顕彰を受けた438団体は、必ずやこのニッセイ財団の社会貢献活動を高く評価をしていると思います。これからもますます財団の活動に期待するところです。

知事の写真

6月8日(木曜日)の一打「次世代施設園芸埼玉拠点」

6月4日(日曜日)に次世代施設園芸埼玉拠点が久喜市内にオープンし、オープニングセレモニーを行いました。齋藤健(さいとう けん)農林水産副大臣、矢倉克夫(やくら かつお)農林水産大臣政務官、若林龍司(わかばやし りゅうじ)埼玉県農業協同組合中央会会長など、多くの皆様に御出席いただきました。
この次世代施設園芸事業は、安倍総理や当時の林芳正(はやし よしまさ)農林水産大臣の肝いりの事業で、日本の施設園芸を次世代に向かって発展させるため、農林水産省が全国10か所の拠点整備を進めてきたものです。首都圏では埼玉県が唯一の実施地区になっています。

事業開始から3年、工事着工から約1年かけて埼玉での拠点が完成し、本格的に次世代施設園芸の新技術の実証・研究が始まりました。
さらに、本年4月には県の施設として、「次世代技術実証・普及センター」を新たに設置しております。
普及センターには生産者の方から御要望のあった土耕栽培用の実証研究用ハウスを建設し、埼玉拠点が行う養液栽培と普及センターが行う土耕栽培の両面から相互に連携して、高品質・多収穫が期待できる栽培技術に関する実証研究に取り組んでいきます。

この次世代施設園芸はオランダが一つのモデルになっています。オランダは以前から園芸農業国として有名ですが、EUが自由市場になった当時、極めて高い危機意識を持ち農業関係者が戦える農業、儲かる農業に変えるため、意識改革と事業改革を徹底して行い次世代施設園芸が発展しました。
その結果、アメリカに次ぐ農産物の輸出大国となる今日の地位を築きました。九州程度の面積しかないオランダが年間9兆円からの農産物の輸出ができる国になっています。

今回、埼玉県としても農林水産省のこの事業に手を挙げたところ、幸運にも採択をいただきました。
今後は、事業主体であるコンソーシアムの構成員となっている県、久喜市、イオンアグリ創造株式会社、イオンリテール株式会社、全農埼玉県本部、また生産者である埼玉次世代施設園芸トマト研究会の方々が一体となり、この成果をしっかりと県内の一般農家に広げることができるように頑張っていきます。

知事の写真

6月7日(水曜日)の一打「高校生と連携した防犯活動」

5月27日(土曜日)、川越市にある星野高校が、県、県警察本部との間で自主防犯活動に関する覚書を締結しました。高校生が主体となる防犯活動の覚書締結は県内で初めてです。

生徒の皆さんたちは、それぞれのクラブ活動を通して防犯活動に取り組みます。
例えば、放送部は様々なイベントで犯罪被害防止の呼び掛けをアナウンスしたり、演劇部では振り込め詐欺をはじめとした特殊詐欺の被害防止につながる演劇を上演するなど、高校生ならではの持ち味を生かした活動が期待されます。

新しい感性を持った高校生が地域に目を向け、防犯活動に主体的に参加してくれることは大変心強いことです。

高校生にとっても、地域の防犯活動を通じて社会に貢献しているという実感は、大きな喜びになるでしょう。
また、自らの防犯意識も高まり、将来、犯罪被害者となる危険を減らす効果もあると思います。

覚書締結式の写真を見ましたが、全校生徒約2千人が参加した覚書締結式の様子は本当に頼もしく、同校の取組が県内各地に広がればすばらしいという思いを強く持ちました。

実は、私が知事に就任した当時、県内の治安は最悪の状況で、刑法犯認知件数は年間18万件を超えて過去最多でした。

犯罪を抑止するのは、何よりも人の目です。
平成16年から様々な事業者の皆さんと「防犯のまちづくりに関する協定」を締結し、現在では、約6千の自主防犯活動団体に、犯罪や不審者の通報などで協力をいただいています。

この結果、平成28年には刑法犯認知件数が7万件を下回り、ピーク時から約6割も減少させることができました。

一方で、高齢者を狙った振り込め詐欺や、子どもや女性を狙った犯罪はなかなか減少しません。
核家族化や少子高齢化が進行する中で地域のつながりが希薄になるなど、犯罪が起こりやすい状況が広がっていることも要因かもしれません。

協定の締結から12年が経過し、一部で協定自体の形骸化が危惧されてもおりました。そこでこの5月に事業者の皆さんと改めて協定を取り交わし、防犯意識の向上と一層の協力をお願いしたところです。

今回の星野高校の覚書締結は、県内に新たな「地域の防犯の目」を育んでいく大きな一歩になると期待しています。
私もこの若い皆さんの取組を全力で応援していきたいと思います。

知事の写真

6月6日(火曜日)の一打「意外と知らないペルーとのつながり」

5月31日(水曜日)にハロルド・フォルサイト駐日ペルー共和国大使が県庁にお越しになりました。
ペルーは1873年に日本が中南米で最初に外交関係を樹立した国で、南米では最初の日本人移民先であります。日本人の移民先としては、ブラジルが有名ですが、実はペルーも関係が深い国であることを改めて知ることができました。
現在もペルーには約10万人の日系人が住んでおり、様々な分野で活躍されているそうです。また、日本にはペルー国籍の方が約4万8千人、そのうち約3千5百人が埼玉県にお住まいです。

ペルーには毎年約5万人の日本人が訪れるそうです。ペルーを代表するものと言えば、何と言っても世界遺産でもあるマチュピチュの古代文明遺跡。いわゆる「空中都市」です。

それ以上に私たちにとってなじみ深いのは、ペルーを含む中南米は、ジャガイモやトウモロコシ、サツマイモのふるさとだということです。
ジャガイモやトウモロコシを主食とする国は多く、世界的に重要な農産物になっています。サツマイモを主食とする国は少ないようですが、日本では、「やきいも~やきいも~」と言って街の中で焼き芋が売られるくらい、サツマイモを味わうことが庶民の楽しみになっている身近な農産物です。とりわけ、本県では川越のサツマイモが特産品になっています。

このほか、ペルーと言えば、「ナスカの地上絵」が思い浮かびます。現代に至ってもなお、なぜ、あれほど大きな絵が描かれたのか、その謎が解明されていません。地上では分からない、空中からしか見えない絵が、まだ飛行機もない時代に描かれているわけですから、地球人以外の者が描いたとしか思えません。私は、宇宙人が描いたのだろうと勝手な想像をしています。

知事の写真

6月5日(月曜日)の一打「有給休暇」

5月15日号の「プレジデント」に、「世界のビジネスマンの休日比較」というコラムがありました。記事によれば、長時間労働が社会問題になるほど休めないイメージが強い日本ですが、実は祝日の日数は諸外国と比べて群を抜いて多いということでした。記事に掲載されている世界12か国のランキングでは、バカンス大国と言われるフランスが7位であるのに対して、日本は1位でした。ちなみに法定上の祝日数は年間16日です。

それでは、有給休暇についてはどうかといいますと、1位のフランスは付与日数が30日で消化日数も30日。なんと、消化率100パーセントであります。
一方、日本は付与日数20日に対して消化日数は10日で、下から2番目の11位。消化率は50パーセントにとどまっています。

なぜ、日本人は有給休暇を取らないのか。その原因の一つに、休むことに対する「罪悪感」があるとも言われています。有給休暇の取得に対して罪悪感を持つ人の割合は、フランスでは約2割と少数派であるのに対して、日本は約6割という結果が出ています。つまり、日本人の多くは後ろめたさを感じながら、あるいは周囲に遠慮しながら有給休暇を申請しているようです。
有給休暇の取得日数の多少よりも、むしろこの「罪悪感」の方が問題ではないかと思います。有給休暇を有効に活用し、かつ楽しむためにも、気持ちよく有給休暇を取得ができる職場環境づくりが大切ではないでしょうか。

近年、「働き方改革」や「ワーク・ライフ・バランス」を実現する文化が、職場の中に根付く兆しが見えてきています。「しっかり働き、しっかり休む」という文化が作られれば、もっと旅行業やホテル業などが活発になり、消費も高まり、そして精神のバランスも取れ、社会の活力もプラスになるのではないかと考えられます。さてさて、皆さんの有給休暇に対する考え方はいかがでしょうか。

知事の写真

6月2日(金曜日)の一打「2020年東京オリンピック・パラリンピック」

5月31日(水曜日)に2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた関係自治体等連絡協議会が開催されました。この協議会は森喜朗大会組織委員会会長、丸川珠代五輪担当大臣、小池百合子都知事ほか、都外開催競技の行われる関係自治体の知事や市長の皆さんで構成されています。

この日、大事なことがやっと決まりました。大会開催に当たっての役割や費用分担の基本的な方向です。
これまでも大会競技場の仮設整備の費用負担について、肝心の小池都知事からも森会長からも何もお話がないままに、数字だけが飛び交って、いつの間にか、関係自治体が負担するという話になっていることがありました。
これは立候補ファイルで明らかになっている「仮設費用は大会組織委員会又は東京都の負担」という原理原則に反しますので、関係自治体の知事、市長で「原理原則に立ち返ってください」と要望したところ、先月、都知事が「都が負担します」と表明されたばかりでした。
ところが、また突然、輸送やセキュリティなどの大会の運営費用について関係自治体の負担金額が400億円とか350億円という話が報道を通じて出てきました。正直言って、「またか」という感じで受け止めておりました。
さすがに、こんなことを繰り返しているようでは、本当に東京オリンピック・パラリンピックの準備ができなくなります。

こうした危機感の中で、協議会が開催されたわけですが、事前に東京都から示された原案では、埼玉県におけるサッカーやバスケットボールなど都外で開催する競技に係る運営費用350億円について、関係自治体が負担すると記載されていました。
しかし、そもそも立候補ファイルや大会開催基本計画の中に輸送やセキュリティなどの運営費用は、組織委員会、東京都の負担と明記されています。
そこで、埼玉県としては、「合意文書の中に、立候補ファイルや大会開催基本計画の原理原則がうたわれていなければ『ダメだ』」ということで東京都に押し返しました。その結果、最終的に合意文書の前文に「立候補ファイル及び大会開催基本計画に示された役割を基本として」という文言が付け加えられました。今後は、この原理原則を基本として、必要なことに関して整理・精査を行っていくことで合意をされたところです。

関係の知事、市長の皆さんたちも、これ以上もめては良くない。とにかく早く、気持ちを一つにして「頑張ろう」という空気が、満ちあふれていました。
今後は、関係自治体がしっかりとこの原理原則に基づいて、東京都や大会組織委員会を補佐しながら、東京オリンピック・パラリンピックの成功に向けて努力したいと思い、その気持ちを表明してきたところです。
正直なところ、会議に参加した皆さんとしては、やっと元に戻った、原点に戻ったという感じです。

知事の写真

6月1日(木曜日)の一打「皆野町と浅草の縁」

5月31日(水曜日)に皆野町の石木戸 道也(いしきど みちや)町長が県庁にお越しになりました。訪問の目的は、皆野町と浅草で交流を始めるという御報告でありました。

なぜ、皆野町と浅草かといいますと、平安時代、桓武平氏(かんむへいし)の末裔(まつえい)で武蔵国秩父郡を拠点としていた秩父氏の一族は、武蔵国一円に勢力を誇っていました。
その一族で秩父重継(ちちぶ しげつぐ)という者は、入間川沿いから江戸湾に至るまでの支配地の中で、江戸平河(現在の千代田区周辺)に進出し、桜田(現在の日比谷)に城館を構えました。1100年代後半には江戸氏を興し「江戸重継」と名乗り、その後、江戸氏の興隆は約200年間続いたと言われています。
そういう歴史的な経過を踏まえ、浅草の人たちは、現在の浅草が秩父氏の一党によって開発され、町が興隆したという縁から「皆野町と交流をしっかりやりましょう」という話になったわけです。

皆野町では、浅草の持つ観光や商業などのパワーを学び、浅草の持つ人脈を活用した町の商工業の新しい展開を進めていこうとしています。また、皆野町の子供たちが浅草で買い物体験をして浅草のパワーを感じ、町の将来を考えるきっかけにつなげることなどを期待しています。
一方、浅草の子供たちは皆野町で体を鍛えたり、町のコミュニティなどを学んでいくということで、お互いにウィンウィンの関係になることが期待されます。

6月4日(日曜日)に「隅田川水面の祭典2017」で交流開始を宣言し、正式に交流が進められると聞いております。こういう歴史的な経過から山村と都市の交流が大きく広まることは大変良いことだなと思います。浅草の皆さんたちは「江戸っ子気質」で非常に物事に感激するタイプです。
平安時代に秩父氏一族が東京の基盤を作ったということに感激して、この交流が始まるということですから、なかなか歴史というのは面白いですね。

知事の写真

お問い合わせ

県民生活部 広聴広報課 ウェブ管理・企画担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

電話:048-830-2852

ファックス:048-824-7345

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?