Myナビ 彩の国 開く

Myナビ 彩の国

総合トップ

県民向けトップ

事業者向けトップ

テーマ・目的別メニュー

  • 彩の国の安心・安全 危機管理・防災
  • 観光・魅力
  • 健康
  • 知事ブログ
  • マスコット

ドラッグ&ドロップで順番の並び変えが可能です

総合トップ > 県政情報・統計 > 広報 > 知事の部屋 > 知事ブログ > 知事ブログアーカイブ(平成29年3月)

知事ブログ 知事の太鼓

知事の部屋

ここから本文です。

 

掲載日:2017年3月31日

知事ブログアーカイブ(平成29年3月)

3月31日(金曜日)の一打「酒蔵と女性活躍」

2月25日(土曜日)の朝日新聞に県内の酒蔵で活躍する女性の記事が出ていました。県内の酒蔵では多くの女性が活躍し、新たな風を吹き込んでいるようであり、うれしい限りです。

このブログでも何回か取り上げていますが、埼玉県の清酒の出荷量、消費量はともに全国4位です。県内には35の酒蔵がありますが、その中の3つの酒蔵で活躍する女性が紹介されていました。

まずは「越生梅林」の佐藤酒造店(越生町)の杜氏(とうじ)、佐藤麻里子(さとう まりこ)さん。この酒蔵の長女として生まれた佐藤さんは、高校生のときに直売所の手伝いをしていて「おいしい」と言われたのがきっかけで杜氏となったのだそうです。

佐藤さんは大学時代から酒造りを学び杜氏となりました。甘口と辛口でラベルの色を分けたお酒や、自らの名前をつけた純米吟醸酒「まりこのさけ」を出すなど、新たな試みを続けています。

また、「天覧山」の五十嵐酒造(飯能市)では、副杜氏の村上暁子(むらかみ あきこ)さんが活躍しています。村上さんは大学時代に五十嵐酒造で研修生として働き、終了時に「来年からお世話になります!」と言って、本当に入社したつわもので、酒蔵で活躍する女性の先駆け的存在だそうです。

2人のお子さんの育児をしながら、周囲の協力もあって酒造りにかかわり続けています。酒蔵に入っても結婚や出産を機に離れていく女性が多い中、「長く続けられる環境が整い、女性目線を生かせば、もっといいお酒が増えると思う。」と言っておられます。

上尾市の「文楽(ぶんらく)」は全社員40人の半数が女性です。伝統的な酒造りだけでなく、女性目線を商品開発に生かして麹(こうじ)を使った甘酒や塩麹などの食品、蔵人(くらびと)の手がきれいなのを見て作ったハンドケア商品などの化粧品の販売も行っています。

埼玉県では女性の活躍を応援する「ウーマノミクスプロジェクト」を進めています。酒蔵の女性たちのように、多くの女性がいきいきと活躍できる職場が増えていくよう、女性が働く企業の応援や、女性の就業支援に取り組んでいます。

酒蔵のように従来は女性がいなかったり、少なかった職種や職場でも、今では多くの女性が活躍しています。女性が活躍することで、新たな視点や感性が加わり、よりよい商品やサービスの提供につながっているのではないかと思います。

おめでたい席の多い春、是非とも埼玉の地酒で祝杯をあげていただきたいと思います。

知事の写真

3月30日(木曜日)の一打「さいたまヨーロッパ野菜研究会」

3月23日(木曜日)、さいたまヨーロッパ野菜研究会の副会長で生産者グループのリーダーである小澤祥記(おざわ よしのり)さんから、様々なヨーロッパ野菜をまるでフラワーデザインのように美しく詰め合わせた貴重なものをお届けいただきました。誠にありがとうございました。

さいたまヨーロッパ野菜研究会は、生産者、シェフ、卸売業者、種苗会社などがメンバーとなり、ヨーロッパ野菜の地産地消の実現を目指しているグループです。この研究会のメンバーのうち、小澤さんをはじめとするさいたま市内の若手農家11名が、農事組合法人FENNEL(フェンネル)を設立し、ヨーロッパ野菜の共同出荷・販売を行っています。

実は、さいたま市におけるワイン、チーズ、パスタの一人当たりの消費額は、日本ではトップクラスです。イタリアンとフレンチだけでも市内に200件以上のレストランがあります。おしゃれな店も多くあり、しかもさいたま市のイタリアン、フレンチには、野菜をたくさん使ったヘルシーなメニューが多いという特徴があります。

イタリアンやフレンチに欠かせないヨーロッパ野菜は、日本でほとんど生産されておらず、多くをヨーロッパからの輸入に頼っていました。このヨーロッパ野菜をさいたま市内で作ることができれば、農家にとっても、レストランにとっても、大きなメリットがあるだけではなく、フードマイレージの面から環境にも優しくできます。

埼玉県にはトキタ種苗株式会社をはじめ有力な種苗会社があり、野菜の種類も豊富にあることから、極めてパワフルな野菜農家が多くあります。こうした中で、さいたまヨーロッパ野菜研究会のメンバーも、努力を重ねて相当の収穫を上げられるようになりました。

引き続き、ヨーロッパ野菜をより付加価値の高い産品として提供し、もうかる農業の先進事例をどんどん作っていただきたいと思います。

写真:野菜ブーケ

3月29日(水曜日)の一打「花の季節 桜(その2)」

4月中旬から5月上旬までは、何といっても秩父の「羊山(ひつじやま)公園の芝桜」でしょう。9種類、約40万株の芝桜が咲き誇ります。「芝桜と言えば羊山公園」と言われ、最盛期には100万人の観光客が訪れていました。最近は芝桜を観光名所にするところも増えてきて、お客さんが減ってきましたが、それでも50~60万人もの方々が訪れています。秩父鉄道の御花畑駅か西武鉄道の西武秩父駅で下車し、徒歩で20分くらいです。

せっかく秩父まで来たなら、その先にも足を延ばしていただきまして、風光明媚(ふうこうめいび)な「長瀞の桜並木」を楽しんでいただければ、もっといいのかなと思います。長瀞には「岩根山のミツバツツジ」もあります。ミツバツツジ1,000本のほか、ヤマツツジ1,000本なども見ごたえがあります。

さいたま市岩槻区の「岩槻城址公園の桜」もなかなか見事です。歴史と人形の町、岩槻の町並みも含めて城址公園を楽しむのも一興かもしれません。

そして意外に根強い人気を誇るのが「見沼田んぼ沿いの桜の回廊」です。見沼代用水の西側に12.6キロメートル、東側に6.4キロメートル、通船掘沿いに0.8キロメートルの合計19.8キロメートルも続いています。桜を楽しみながら、改めてさいたま市から川口市までの一角に広大な田園地帯が広がっていることに気づいていただければ大変有り難いと思います。

知事の写真

3月28日(火曜日)の一打「花の季節 桜(その1)」

いよいよ桜の開花の時期になってきました。埼玉県のすばらしい桜の見どころをはじめ、春の訪れを告げる県内各地の様々な花の名所を御紹介します。

幸手市権現堂堤の菜の花とソメイヨシノの見事なコントラストは全国的に有名です。3月下旬から4月上旬にかけて、1,000本のソメイヨシノと約5ヘクタールの菜の花畑がすばらしいコントラストを見せています。駐車場は約1,000台分が用意されており、東武日光線の幸手駅からは徒歩で約30分です。少し遠いかもしれませんが、運動がてら歩いて楽しむのもいいかもしれません。ここは本当に見どころです。

北の方から眺めていけば、本庄の「こだま千本桜」。小山川の両脇にソメイヨシノが約1,100本。これがなかなかの見ものです。JR児玉駅から徒歩で約20分です。

そして熊谷の「熊谷桜堤」。これもなかなかのものであります。荒川の土手沿いにソメイヨシノが約500本。日本さくらの会の「さくら名所100選」にも選ばれています。ここは意外に駅から近いんです。JR熊谷駅南口から徒歩5分のところにあります。

知事の写真

3月27日(月曜日)の一打「林家たい平師匠、ありがとう」

昨年9月に埼玉県農業技術研究センターが19年ぶりに開発した新しいイチゴ2品種に愛称が付きました。
なんと、秩父市出身で大変人気のある落語家、林家たい平師匠に名付けていただきました。「彩の国生まれのいちご姉妹!!」のイメージで、「かおりん」と「あまりん」に決めていただきました。

「とちおとめ」を超す糖度の「あまりん」、そしてふくよかな香りを持つ「かおりん」。いずれも大変味わいのあるイチゴです。愛称もとってもイメージが良いですね。

もう少し詳しくお話しすると、「かおりん」は個性的な香り、甘さと酸味がともに際立つ濃厚な味わいです。「あまりん」はしっかりとした甘さとほのかな酸味があって、ジューシーで爽やかな味わいです。
いずれも糖度が高いうえ、日持ちが良く、病気にも強い。消費者にとってはおいしく、生産者にとっては作りやすい、極めてすばらしいイチゴです。

今後、「かおりん」と「あまりん」という二つの新しいイチゴを全国の皆様にしっかりアピールしていきたいと考えています。
林家たい平師匠、ありがとうございました。

写真:あまりん_埼園い3号ハコ

写真:かおりん_埼園い1号

3月24日(金曜日)の一打「アメリカで盗まれるランキング上位は日本車」

2015年に米国で盗まれた車の上位10車種が全米保険犯罪局から発表されています。日本の自動車メーカーが上位を占めていました。

新車では、日産・アルティマ(北米中心に販売)が1番目、3番目にトヨタ・カムリ、4番目にトヨタ・カローラと三つが入っています。
中古車では、1番目にホンダ・アコード。2番目にホンダ・シビック。5番目にトヨタ・カムリ。7番目にトヨタ・カローラ。8番目に日産・アルティマだそうです。あまり良いランキングではないかもしれませんが、人気のある車が盗難に遭うということだそうです。

盗まれた車は犯罪組織によって解体され、部品を売られたりしているそうです。FBI(連邦捜査局)の統計によれば、盗まれた車のうち、57.2%しか戻ってこないそうです。

日本車が狙われる理由ははっきりしているそうです。まずは人気のある車であること、そして、燃費をはじめとした品質が良いこと、壊れないこと、といった条件が日本車に当てはまるからだそうです。
さらに、1990年代後半の車であればセキュリティ関係の装備もさほど進んでおらず、また年月が経って価値が低くなった日本車は所有者の窃盗に対する意識が低く、盗みやすいという理由もあるそうです。

まあ、窃盗犯から見た人気の車というランキングでしょうか。うれしいような悲しいような話です。

知事の写真

3月23日(木曜日)の一打「植物肉」

昨年12月7日(水曜日)付けの日経ビジネスオンラインに植物性タンパク質で作られたハンバーガー用肉(パティ)の記事が出ていました。
米国の高級スーパーの精肉売り場で結構人気を集めているそうです。この牛肉でも豚肉でも鶏肉でもない、正に「植物肉」とでも表現できるような「肉」は「ザ・ビヨンド・バーガー」。価格は2枚のパティが入ったパッケージで5.99ドル(約680円)だそうです。

欧米では、健康志向や環境意識、動物愛護などの観点から肉を食べない消費者が増えており、特に、アメリカのミレニアル世代(1980~2000年生)にとって、健康や食の安全、環境負荷の低減、食糧資源の確保などは、商品を選択する際の重要な判断材料となっているそうです。
2050年には人類のタンパク質の需要が、現在の約2倍に増えると言われており、その全てを動物性のタンパク質で補うのは不可能だと言われています。その頃には、植物性のタンパク質が需要の半分近くを賄うという話もあるそうです。

「ザ・ビヨンド・バーガー」の味の特徴は、その成分と製造方法で決まります。タンパク質はエンドウ豆から抽出し、そこに、肉汁の代わりに、キャノーラ油や精製ココナッツオイルなど加えているそうです。さらに、ひき肉の食感に近づけるための食物繊維やジャガイモのデンプン、風味や香り付けのための酵母エキスや天然フレーバーなどを加え、肉の赤身に見えるよう赤カブの色素などで着色されているそうです。
1つのパティでタンパク質20グラム、カロリーは290キロカロリーと、一般的なパティとほぼ変わらず、コレステロールはゼロ、グルテンフリー、遺伝子組み換え作物も不使用だそうです。全て植物由来で、健康志向の消費者に好まれているようです。

何やら肉のまがい物という感じもします。
日本人は食材の本物志向が強いので、「ヒットするのかな?」という感じもしますが、いずれにしても、こうした植物性由来の「肉」が誕生するというのはすごいことですね。

知事の写真

3月22日(水曜日)の一打「日本農業遺産」

三芳町が中心となって川越市、所沢市、ふじみ野市、JAいるま野と共同で農林水産省に提出していた「武蔵野の落ち葉堆肥(たいひ)農法」の「世界農業遺産」への認定申請は残念ながら認められませんでしたが、「日本農業遺産」に認定されました。

この地域の「三富新田」(さんとめしんでん)と言われているところは江戸幕府5代将軍徳川綱吉(とくがわ つなよし)に重用された当時の川越城主、柳沢吉保(やなぎさわ よしやす)によって開発されたと言われています。

ここで行われている「落ち葉堆肥農法」は、木を植えて平地林として育て、落ち葉を堆肥にして土壌改良を行う、まさしく日本を代表する伝統的な農法です。都市近郊農業にあって生態系機能と土地の景観、そして全体として文化などが優れているという評価を一般的に受けていました。

農業遺産の登録に係る専門家会議からも同様の評価をいただき、さらにボランティア等の大勢の方々が農法の継承や景観の保全などに参加していることも評価されました。

今回は、この三富新田を中心とする武蔵野地域という枠組みで「武蔵野の落ち葉堆肥農法」が宮城県大崎地域、山梨県峡東(きょうとう)地域、静岡県わさび栽培地域、新潟県中越地域、三重県鳥羽・志摩地域、三重県尾鷲市・紀北町、徳島県にし阿波地域の7地域と同時に「日本農業遺産」に認定されました。

この日本農業遺産への認定も大変なことです。極めて優れた伝統的な農法であるということが国においてもしっかりと認められたと考えていいのではないかと思います。まずはおめでとうございます。

今回の認定を機会に「武蔵野の落ち葉堆肥農法」が改めて全国に知れ渡るよう、関係者の皆様にも頑張っていただきたいし、埼玉県も後押ししたいと思います。

写真:落ち葉掃き

3月21日(火曜日)の一打「冠付きの奨学金」

日本から海外に留学する学生が極めて少なくなっているということを平成22年に知り、改めて調べましたら、留学生の数は平成16年をピークに下がる一方であることが分かりました。

これではよくないと思い、平成23年度の予算で「埼玉県グローバル人材育成基金」という10億円規模の基金を作り、6年間の期限で、毎年200人くらいの奨学生を海外に送り出す事業を展開しました。この10億円という予算規模は当時の文部科学省における大学等海外留学支援制度の1年分の予算でしたので、文部科学省もびっくりし、財務省との交渉の中で翌年度には約2倍、そして現在では90億円規模の予算を投入し、海外に向けた奨学生派遣を拡大しているところです。また、埼玉県の取組が他の自治体にも良い意味での刺激を与え、東京都や大阪府などが追随して、多くの学生を世界に送り出す取組を始めました。

この「埼玉県グローバル人材育成基金」が3月末で6年間の期限となりますので、平成29年度からは衣替えをする予定です。
基金を県ではなく、公益財団法人埼玉県国際交流協会に設置してもらい、産学官をメンバーとする「グローバル人材育成センター埼玉」に運営をお任せすることとしました。行政の枠から離れることで自由な展開が可能となります。
新しい展開として「冠付きの奨学金」の創設があります。50万円以上の寄附をいただいた方の個人のお名前、あるいは企業名を冠した奨学金を設立するものです。例えば、山田太郎さんという方が寄附をされたとすれば、「山田太郎奨学金」という名称で、その方の寄附の枠の中で奨学生を派遣することができます。
あるいは○○産業株式会社など企業名を奨学金の名前に付けて奨学生を送り出すこともできます。

こうした冠付き奨学金を受けた奨学生は暖かい支援の手を差し伸べてくれた方にずっと感謝の気持ちを忘れないでしょうし、それが留学先での励みや将来、社会に恩返しをしたいという気持ちにもつながっていくと思います。あるいは、両者の縁が何らかの形で続く可能性もあります。これもよいことだと思います。是非、この事業がスタートする時には多くの皆さんや企業に冠の主になっていただきたいと思います。

知事の写真

3月17日(金曜日)緊急の一打「川内優輝選手、世界陸上日本代表決定」

すばらしいビッグニュースが飛び込んできました。平成29年3月17日(金曜日)、公益財団法人日本陸上競技連盟から、今年8月にロンドンで開催される世界陸上競技選手権大会男子マラソンの日本代表選手が発表され、本県職員の川内優輝(かわうちゆうき)主事(埼玉県立久喜高校勤務)が代表選手に決定しました。

立派ですね。県民一同、万歳です。

知事の写真

3月17日(金曜日)の一打「すき焼き自給率100%」

群馬県は「すき焼き応援県」を宣言しています。
全ての食材を群馬県産で賄える「すき焼き自給率100%」であり、同県を訪れる方をもてなす料理として、「すき焼き」がふさわしいと考えられたからだそうです。

中身は上州和牛、こんにゃく、下仁田ねぎ、生しいたけ、白菜、春菊など、主な具材の生産量がいずれも全国上位にあるそうです。

埼玉県を見てみますと、生産量が全国1、2位を争っている「ねぎ」。なかんずく、「深谷ねぎ」が有名ですので、下仁田ねぎに負けていません。特に、白根の部分が長く、美しく、柔らかくて、おいしいので、すき焼きに最も向いていると思います。

牛肉も「武州和牛」、あるいは「深谷牛」(ふかやぎゅう)、「彩の夢味牛」(さいのゆめみぎゅう)、「彩さい牛」(さいさいぎゅう)など、いずれも「埼玉農産物ブランド化戦略会議」でPRされている大変きめ細かく、柔らかく、そして味のある牛肉です。

白菜の生産量は全国10位ですし、春菊も全国8位。こんにゃくいもこそ群馬県が全国の収穫量の92%を占めていますが、それでも埼玉県は収穫量で全国4位です。生しいたけは生産量こそ全国23位ですが、秩父地方の食味や香りの良さ、形のそろった高品質のしいたけは捨てがたいと思います。

そういう意味で本県も「すき焼き自給率100%」の県で、決して群馬県に勝るとも劣らない、すき焼きが楽しめます。是非とも「すき焼き自給率100%」埼玉県産のすき焼きをお召し上がりください。

知事の写真

3月16日(木曜日)の一打「緑の募金日本一」

緑の募金などで100円や10円を街頭で寄付されることがあるかと思いますが、平成28年の「緑の募金活動」の都道府県別募金実績が出ました。埼玉県は総額で8,577万円、全国47都道府県で1位です。昨年は5万円の差で愛知県に1位を譲りましたが、このところコンスタントに埼玉県が1位となっています。

募金の内訳を見てみると、「家庭募金」の1位は長野県で7,228万円、埼玉県は3位で6,073万円です。「街頭募金」では北海道が1番多く421万円、埼玉県は残念ながら15位の98万円で、東京都(230万円)や神奈川県(127万円)に及びませんでした。「職場募金」の1位は福岡県の1,654万円、埼玉県も職場内での募金が意外と多く、各職場でたくさんの方々に御協力いただいたおかげで3位の943万円となりました。

「企業募金」では愛知県がさすがですね、1,655万円で1位です。2位は徳島県の1,588万円、次いで茨城県、福島県、沖縄県が1,000万円台で続きます。いろいろな企業が大型の寄付をされているからでしょうか。埼玉県は企業からの募金は674万円で11位となっています。「学校募金」では愛知県が1番多く1,761万円、続いて茨城県が1,508万円、埼玉県は3位の713万円でした。いずれにしても総合で埼玉県が1位、2位に愛知県、3位に長野県、4位に静岡県、5位に福岡県という順番でした。

埼玉県民はよく県民意識が薄いとか帰属意識が薄いとか言われていますが、「緑の募金活動」の実績を見ますと、意外にそうでもないことがデータに現れています。大変うれしいですね。県民の皆さんからいただいた募金は県内の緑化に有効に活用させていただきます。改めて感謝申し上げたいと思います。

集合写真:街頭募金の様子

3月15日(水曜日)の一打「いたんだ! 本当の『王様』」

3月12日(日曜日)にサウジアラビアのサルマン国王が来日されました。とにかくケタ外れです。
あらかじめ、サウジアラビアからエスカレーター式のタラップを持ち込んで、飛行機から降りて来られるというところから前代未聞です。

随行者は王族や閣僚など1,000人を超え、ホテルも1,000室以上予約し、ハイヤーも高級車を中心に500台チャーターし、日本の主たるVIPと会談をされ、様々な視察をされたという話であります。

今回の来日の狙いは、日本の優れた省エネ技術をはじめ、様々な技術を学び、サウジアラビアでの脱石油の国造りに生かしたいということにあるようです。
石油以外のエネルギーの開発が各国で進められています。また、石油の枯渇(こかつ)の話もあります。石油の産出量が世界で1、2位を争う国としての隆盛が半永久的に続くわけではない、ということを前提にした新しい国造りを模索されているようです。

ともあれ、とてつもない王様がこの世の中にいるんだということを改めて知ったところです。

知事の写真

3月14日(火曜日)の一打「時間意識調査」

ちょうど1年前になりますが、シチズン時計株式会社が「子どもの時間感覚」と題して、小学校4年生から6年生の男女400人を対象に、インターネットによるアンケート調査を行いました。同社では1981年(35年前)と2001年(15年前)にも同様の調査を行っており、子供の時間感覚の変化を分析しています。

(1)「ゲーム時間」が子供の生活に浸透
「ゲーム時間」を「大切な時間」と考える子供は4人に1人で、その割合は2001年調査と比べ約13ポイント増加(11.7%→25.0%)し、子供たちの生活にもはや欠かせないものになっています。

(2)「外で遊んでいる時間」は35年間で半減、テレビ離れも進む
外で遊んでいる子供は全体の約7割。外で遊ぶ時間も35年前の1981年と比べて約半分になっています(2時間11分→1時間12分)。「テレビを見ている時間」も、15年前の2001年と比べて36分減少し、4分の3になっています(2時間19分→1時間43分)。

(3)子供にとって大切な時間は今も昔も変わらない
子供たちの一日の中で大切な時間を尋ねたところ、1位「睡眠」(2001年:1位、1981年:1位)、2位「食事」(2001年:2位、1981年:3位)、3位「家族と一緒にいる」(2001年:2位、1981年:5位)と、いずれも子供の成長に大切な時間が上位に入りました。こうした行為を大切な時間と考えている意識は、調査開始以来35年経った今でも変わらないものとなっています。

(4)好きな時間は「帰宅後の自由時間」、嫌いな時間は「学校に行くまでの朝時間」
1981年と2001年の調査では、「好きな時間」のトップが午後3時頃の「学校が終わる時間」(2001年:25.6 %、1981年:25.5%)であったのに対し、今回の調査ではそれより遅い時間の「午後7時~8時」が上位にきました(午後7時:16.0%、午後8時:12.5%)。子供たちが好きな時間は、学校や塾が一段落し、自由な時間を過ごせる「帰宅後の自由時間」と言えそうです。
一方、嫌いな時間は一貫して、「午前6時~8時」の朝起きてから学校に行くまでの時間です。

(5)時間の金銭価値は一層デフレ化!15年間で3分の1以下に
1時間を幾らで買うか聞いたところ平均金額は409円でした。過去の調査との比較では、1981年は1時間=1,386円、2001年は1時間=1,294円と、調査開始以来、デフレ化が進んでいるようです。2001年からの15年間で1時間の価値は3分の1以下になってしまいました。

知事の写真

3月13日(月曜日)の一打「27年後の手紙」

うれしい手紙がフィリピンから届きました。送り主はモーゼス・タラベラ・マカリナオさん。平成元年7月から約9か月間、海外技術研修員として当時の埼玉県園芸試験場(現・埼玉県農業技術研究センター久喜試験場)で野菜栽培を学ばれた方です。

現在は、フィリピンの南ルソン州立大学の准教授として農業を教えていらっしゃるそうです。帰国してから教えた何千人もの卒業生が大学のあるケソン州内で働いているとのことで、埼玉県で学んだ農業技術がフィリピンの農業に役立っていることを知り、とてもうれしく思いました。

驚いたことに、マカリナオさんが埼玉県に来ていたときのホストファミリーは、田中暄二(たなか けんじ)久喜市長だったそうです。マカリナオさんの手紙には、「いつも田中さん一家のことを思い出しています。私からの感謝をお伝えください。」と書かれていました。そこで、田中市長に手紙をお届けしたところ、マカリナオさんのことをよく覚えていて、大変喜ばれていました。

また、マカリナオさんは「帰国から27年が経ちますが、日本での研修の経験は私の人生の一部です。」とも書かれていました。埼玉県での思い出を大切にされている方が他の国にいることは、本県、そして日本にとってすばらしいことだと思います。

埼玉県は海外からの研修生の受け入れだけではなく、県民の皆さんの海外留学支援も行っています。県の奨学生事業を活用して、姉妹州である米国オハイオ州の大学を卒業し、現在はマニラにあるアジア開発銀行に勤務されている方がいらっしゃるなど、本県から送り出した留学生がグローバルに活躍しています。

国際交流プログラムは、すぐに成果の出るものばかりではありません。しかし長期的に見れば、このような「人を育てる」活動が国際社会での日本の存在感を高める礎(いしずえ)になるのだと思います。

帰国から27年後のマカリナオさんの手紙が、改めて国際交流の意義を思い起こさせてくれました。県民の皆さん、引き続き、長い目で県の取組を応援してください。

知事の写真

3月10日(金曜日)の一打「おもしろ駅名10選」

昨年9月26日(月曜日)付けの東洋経済オンラインに、全国の面白い駅名が取り上げられていました。なんと第1位は本県の深谷市にある秩父鉄道の小前田駅でした。ウェブサイトに掲載されていたコメントと併せて選ばれた駅名を御紹介します。

(1)小前田(おまえだ)埼玉県・秩父鉄道
「漢字で書くとインパクトはないが、熊谷駅から普通電車に乗り、永田駅を出ると、ドアの上部の電光掲示板に『次はオマエダ』と表示されるのがおかしい。ドア付近に立っていると、『次はお前が降りるのだぞ』と脅されているような気になってくるから怖い。」

(2)吉名(よしな)広島県・JR呉線
「普通列車以外は通過で目立たない駅だが、『よしな、よしな』とたしなめるように駅名が連呼される。」

(3)幸田(こうだ)愛知県・JR東海道本線
「ああでもない、こうでもない、と煮え切らないとき、『こうだ!』と断言したい。」

(4)大歩危(おおぼけ)徳島県・JR土讃線
葛(くず)奈良県・近鉄吉野線
「言い方によっては険悪な雰囲気になるので、使い方に注意を要する。ちなみに大歩危の隣の駅は小歩危(こぼけ)。」

(5)後免(ごめん)高知県・JR土讃線、土佐くろしお鉄道
「土佐くろしお鉄道のホームには、『ごめん駅でごめん』という、アンパンマンの作者やなせたかし氏が書いた『ごめん』だらけの歌碑がある。」

(6)安登(あと)広島県・JR呉線
朝来(あっそ)和歌山県・JR紀勢本線
「JR呉線は、先ほど登場した『よしな』をはじめ、『くれ』、『あと』と面白い駅名が多い。また、『あっそ』と聞き流していると、後悔するから御用心。」

(7)揖屋(いや)島根県・JR山陰本線
矢田(やだ)愛知県・名鉄瀬戸線
「車内アナウンスで、次は『いやー』とか『やだー』と言われても、降りてしまう。」

(8)六田(むだ)奈良県・近鉄吉野線
南蛇井(なんじゃい)群馬県・上信電鉄
「『むだ』と言って断る。『なんじゃい』と言ってすごむ。」

(9)菊名(きくな)神奈川県・東急東横線、JR横浜線
今市(いまいち)栃木県・JR日光線
「『成果はどうだった』と聞かれ、思わしくないときは、まずは『きくな』と拒否する。それでも追求されたら『日光の手前です』ととぼける。つまり『いまいちです』。」

(10)アスモ前(あすもまえ)静岡県・天竜浜名湖鉄道
「世の中いろいろ辛いこともあるが、くじけず前向きに仕事したいもの。『明日も前』と元気をもらおうではないか。」

知事の写真

3月9日(木曜日)の一打「県の石 その2」

昨日に続き、「県の石」のお話です。

埼玉県の石・鉱物部門の「スチルプノメレン」ですが、上長瀞の「虎岩(とらいわ)」を構成する鉱物です。「スチルプノメレン」の褐色と長石(ちょうせき)などの白色の織り成すしま模様がちょうど虎の毛皮のように見えるそうです。「虎岩」は県立自然の博物館前から河原に降りたところにあります。大正5年に長瀞を訪れた宮沢賢治(みやざわ けんじ)が「つくづくと『粋なもやう(模様)の博多帯』 荒川ぎしの片岩の色」と、「虎岩」を見て自然の造形の見事さを詠んでいます。

次に、化石部門の「パレオパラドキシア」ですが、約1500万年前の秩父盆地は海の入江になっており、「パレオパラドキシア」は、その海辺に生息していた哺乳類です。ジュゴンやマナティー、ゾウの仲間と近縁で、埼玉県立自然の博物館に展示してある化石標本で御存じの方も多いと思います。

ちなみに日本の石は翡翠(ひすい)に決まったそうです。産地は新潟県糸魚川市周辺が有名です。縄文時代から勾玉(まがたま)、管玉(くだたま)などの宝飾品に利用されています。

長瀞は「日本地質学発祥の地」と呼ばれ、本県の代表的な景勝地であるとともに、我が国の地質学の発展に寄与してきたエリアです。「県の石」の選定により、新たな評価が一つ加わったことになります。同時に、この地球からの贈り物を保護し、後世に引き継いでいかなければならない責務を負っていることを私たちは忘れてはなりません。

埼玉県立自然の博物館ホームページ

写真:秩父 長瀞

3月8日(水曜日)の一打「県の石 その1」

昨年5月、日本地質学会が47都道府県の「県の石」を選定しました。「県の石」は、各県で産出、あるいは発見された「岩石」、「鉱物」、「化石」の3つで構成され、平成26年から始めた一般公募と学会内の専門委員の協議によって選定を行ったそうです。日本地質学会が平成30年に創立125周年を迎えるに当たって、記念事業の一つとして実施されたものです。

埼玉県の「県の石」は、岩石部門が「片岩(へんがん)」、鉱物部門が「スチルプノメレン」、化石部門が「パレオパラドキシア」が選定されたそうです。

埼玉県のことならだいたいは知っている私ですが、「県の石」が選定されたことはもちろん、こういう事業があったことは知りませんでした。

まず、岩石部門の「片岩」ですが、長瀞の岩畳と言った方がイメージしやすいかもしれません。板状結晶や柱状結晶の面状配列をもち、平らにはがれやすい性質があります。小川町から長瀞町、皆野町、神川町にかけて見られるものは、三波川(さんばがわ)結晶片岩類と総称されています。

この岩石は九州東端まで約1000キロメートルにわたって帯状に分布し、海洋堆積物が7000万年前に地下の奥深くで変化・形成したものだそうです。
古墳の石室や中世の板石塔婆(いたいしとうば)の石材にも用いられています。特に秩父地域で産出する緑色がかった片岩は、「秩父青石(ちちぶあおいし)」の名称で、庭石、石碑などに珍重されています。

(続く)

知事の写真

3月7日(火曜日)の一打「アンコンシャス・バイアス」

「フレッシュな人求む」という求人広告を出したIT企業に高齢者が応募してきた場合、その能力を実際よりも低く評価してしまうケースがあるそうです。これは、「フレッシュな考え方を持つこと」と「若いこと」を無意識のうちに結び付け、高齢者でもITに詳しかったり、フレッシュな考えを持つ人がいる可能性を排除してしまった結果のようです。

このように、人は過去の経験や習慣、周囲の環境などから身に付いた、ものの捉え方にゆがみや偏りがあり、「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」と呼ばれています。「男性は運転がうまい」、「女性は控えめな方がよい」、「男性は理系、女性は文系」、「関西人はお笑いが好き」、「東北人は無口」などが典型例とされています。

「アンコンシャス・バイアス」があると職場に悪影響が出ることが分かっています。例えば、「女性は控えめな方がよい」というバイアスが強いと、女性たちが自分の意見を言うことに消極的になり、その結果、女性社員が活躍しづらくなって職場の生産性が低下してしまいます。一方、職場のバイアスを解消して多様性を1%進められれば、業績は9%上がるという研究成果もあります。1%の変化が9%の成果ですから大きいですね。

グーグルで「アンコンシャス・バイアス」をなくすことを目的とするダイバーシティ(多様性)研修を担当している山地由里(やまち ゆり)氏は、「アンコンシャス・バイアス」を解消する方法として、「誰もが無意識の偏見を持っているという共通認識を持つこと」と「第三者による気付き」の重要性を指摘しています。

「アンコンシャス・バイアス」は、長年の偏見が瞬間的かつ無意識に表に出るものなので、本人が自ら意識的に解消するのは、なかなか難しいそうです。かといって、当事者が「それは偏見だ」と直接指摘するのでは人間関係を壊してしまう可能性があります。近くで観察していた第三者が指摘することで本人に「気付き」が与えられ、ものの捉え方には多様性があるということを認識してもらうのがいいようです。指摘の方法には決まりがなく、言葉で言いにくければ、メモをさりげなく机の上に置いておくという方法でもよいそうです。

県庁の各職場でも気付かないうちに「アンコンシャス・バイアス」が醸成されているかもしれません。「民間企業派遣」や「世の中大学」、「職員みんなで地域活動運動」など、職員が外部の情報や価値観に触れ、様々な“気付き”を得る「他流試合」は県庁にある「アンコンシャス・バイアス」を解消する大きな一助となるものかもしれません。

知事の写真

3月6日(月曜日)の一打「何でもランキング『正しい読み方・漢字は』」

日本経済新聞の土曜日の別刷り紙面「NIKKEIプラス1」に「何でもランキング」という記事があります。私はこの記事が結構好きでよく読んでいます。

2月25日(土曜日)の「何でもランキング」では、ことわざ・故事成語の漢字について、正しい読み方や使い方ができるかを調べて、正答率の低い順にランキングしたものが出ていました。その10位までを御紹介したいと思います。

比較的よく使われていることわざや故事成語です。正解は一番下に書いておきますので、皆さん、是非チャレンジしてみてください。「おっ」と思うものがあるかもしれません。

何でもランキング「正しい読み方・漢字は」

1位 習いとなる
2位 間髪を容れず
3位 水を得たのよう
4位 に下る
5位 人生いきに感ず
6位 顔色を失う
7位 一を以てを知る
8位 泣く子とには勝てぬ
9位 国やぶれて山河あり
10位 寄らば大樹のかげ

(正解)

1 ○せい ×しょう
2 ○かんはつ ×かんぱつ
3 ○うお ×さかな
4 ○や ×の
5 ○意気 ×粋
6 ○がんしょく ×かおいろ
7 ○ばん ×まん
8 ○地頭 ×地蔵
9 ○破れて ×敗れて
10 ○陰 ×影

知事の写真

3月3日(金曜日)の一打「お酒の雑学 その3」

先週、「お酒の雑学」について御紹介しましたが、今日も飲み会で周りの人に教えたくなるお話です。

ワイン消費大国であるフランスとイタリアの1人当たりのワイン消費量は、何と年間約40リットルだそうです。ワイングラス1杯で100ミリリットルを飲むとしたら400杯分です。ちなみに日本は全国平均で2.6リットルです。埼玉県(さいたま市)は比較的ワインを飲む県で、全国9位の平均約4リットルを消費しています。日本的に言えば、フランス人やイタリア人は呑兵衛(のんべえ)ということになるのかもしれません。

イギリスでは「サイダーで酔っぱらう?」という話があります。イギリスに行ったら、いくら子供がサイダーを飲みたがっても、飲ませない方がいいと思います。というのは、イギリスのサイダーにはアルコールが入っているものがあるからです。りんごを搾って発酵させたもの、要するにりんご酒のことをイギリスではサイダーと言っているそうです。めったにイギリスに行くことはないので、そんな心配をしなくてもいいのかもしれませんが、イギリスに行く方は要注意です。ちなみに、さいたま市で作っている「大宮盆栽だー!!」というのは御存じでしょうか。盆栽村を意識して盆栽とサイダーを掛け合わせて「盆栽だー!!」というサイダーが販売されております。もちろんアルコールは入っていません。売れ行きはまずまずと聞いています。

日本酒の名前に「正宗」がつくものが多いのはなぜか?「正宗」を最初に酒の名前に使うことを考えついたのは、現在の櫻正宗株式会社(神戸市)の御当主、山邑太左衛門(やまむら たざえもん)という人だそうです。新製品のネーミングについて悩んでいた彼が、ある日、尊敬していたお寺の和尚さんをフラリと訪ねたとき、たまたま机の前に広げてあった経文が「臨済正宗(りんざいせいしゅう)」であったそうです。そこで彼がこの経文の名前をお酒の名前にしたところ、大評判になったそうです。かくしてこの「正宗」の成功にあやかろうと、全国に「○○正宗」が続々と誕生したそうです。「せいしゅう」が「まさむね」と読まれるようになった時期は不明です。そういえば、浦和の内木酒造(うちきしゅぞう)にも「旭正宗(あさひまさむね)」、秩父の武甲酒造にも「武甲正宗(ぶこうまさむね)」があります。

知事の写真

3月2日(木曜日)の一打「BONSAI(パート 2)」

昨日に引き続き「BONSAI」のお話です。

6軒ある盆栽園の中で、清香園(せいこうえん)の5代目である山田香織(やまだ かおり)さんに関する新聞記事がありました。

山田さんは盆栽の魅力を「鉢植えに植物の造形を創作して自然の風景や自然樹を見立てる表現の要素が加わり、風景を連想して観賞し、日常的には栽培を楽しみ、ペットと人の間のような関係性も楽しみの一つ」だとおっしゃっています。

また、伝統的な盆栽を守りつつ、よりカジュアルな感覚で盆栽を始めてもらうために、「彩花盆栽(さいかぼんさい)」という木々だけでなく草花を寄せ植えするスタイルの盆栽を提案し、女性や若い層への普及にも力を入れられておられます。盆栽にも新しい要素が加わっているようです。

4月の世界盆栽大会では、皇居の盆栽や、偉人・文豪が愛した貴重な盆栽、さらに、さいたま市内11の小学校の児童約1,000名が作製した盆栽が展示される予定とのことです。

盆栽というと敷居が高いと思われる方もおられるかもしれません。しかし、日本で生まれ、ここ埼玉で育てられ、世界に広がっている「BONSAI」を是非見ていただき、日本文化の奥深さに触れていただければ幸いです。

県内で開かれるラグビーワールドカップ2019や東京2020オリンピック・パラリンピックで来日する外国の方々に、盆栽をはじめ本県の良さを知ってもらえるような企画も考えたいものです。

大宮盆栽美術館 展示場

3月1日(水曜日)の一打「BONSAI(パート1)」

4月27日(木曜日)から30日(日曜日)までの4日間、さいたまスーパーアリーナをメイン会場として「第8回世界盆栽大会inさいたま」が開催されます。

盆栽は中国から日本に入ったとされていますが、その創作技術は日本独自に発達したもので、「BONSAI」は今や世界の共通語になっています。

そんな世界中の盆栽ファンの間で、一度は訪れたい「聖地」と言われているのがさいたま市の「大宮盆栽村」です。

上流階級に親しまれていた盆栽文化は、江戸時代には庶民のものとなり、多くの植木職人や盆栽職人が下町、現在の上野駅から巣鴨駅辺りに集まっていました。その後、東京の工業化や関東大震災もあり、昭和の初めに職人たちが大宮の地に集団で移住してきて「大宮盆栽村」が誕生しました。ここは住居表示もさいたま市北区「盆栽町」です。

現在でも、当地には6軒の盆栽園が伝統の技を継承しています。「さいたま市大宮盆栽美術館」も造られ、正にこのエリアは盆栽の「聖地」としてのステータスを築き上げています。

(明日へ続く)

「第8回世界盆栽大会inさいたま」ホームページ

「さいたま市大宮盆栽美術館」ホームページ

世界盆栽大会inさいたま ロゴ

大宮盆栽美術館の写真
提供:大宮盆栽美術館

お問い合わせ

県民生活部 広聴広報課 ウェブ管理・企画担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

電話:048-830-2852

ファックス:048-824-7345

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?