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掲載日:2016年12月28日

知事ブログアーカイブ(平成28年12月)

12月28日(水曜日)の一打「私が選んだ今年の『10大ニュース』と『漢字』」

今年もいよいよ仕事納めの日を迎えました。この一年、様々な出来事がありました。あっと驚くサプライズなどもありました。本日は一年間を振り返り、埼玉県に関係する出来事から「10大ニュース」と「今年の漢字」を選んでみました。まずは「10大ニュース」から紹介します。

1 埼玉県ゆかりの選手がリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックで大活躍。

2 「秩父祭の屋台行事と神楽(かぐら)」と「川越氷川祭の山車(だし)行事」を含む 「山・鉾(ほこ)・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録

3 蜷川(にながわ)レガシーが始動、吉田鋼太郎(よしだ こうたろう)氏「彩の国シェイクスピア・シリーズ」芸術監督就任、「1万人のゴールド・シアター2016」上演。

4 さいたま新都心医療拠点完成、県立小児医療センター新病院がオープン

5 浦和レッズ、J1セカンドステージ優勝・年間勝点1位・JリーグYBCルヴァンカップ優勝。大宮アルディージャ、J1年間成績5位で過去最高順位を獲得

6 加須市と福島県双葉町が原発避難をきっかけに友好都市締結

7 埼玉高速鉄道、開業以来初の黒字へ

8 造幣局さいたま支局開局と造幣さいたま博物館オープン

9 理化学研究所が発見した113番元素の名称が「ニホニウム」に正式決定

10 こども動物自然公園で世界最小のシカ「プーズー」日本初公開

これらのニュースから着想を得て、今年の漢字には「進」を選びました。自分の道を突き進んできた本県ゆかりの選手たちの活躍、本県を代表する伝統行事の進展、蜷川レガシーの進行、浦和レッズ・大宮アルディージャの快進撃など、埼玉県の躍進が大いに感じられる一年だったように思います。

2016年も残りわずかとなりました。県民の皆様にとって、来年が良い一年となりますようお祈り申し上げます。

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12月27日(火曜日)の一打「人間にとって危険な生物」

埼玉県獣医師会の髙橋三男(たかはし みつお)会長から興味深いお話を伺いました。それは人間にとって危険な生物は何かというお話でした。

一年間にどの生物が1番人間を死に至らしめているかというと、何と小さな蚊だそうです。その死者数は約72万人です。2番目は人間です。戦争などの犠牲者の数は約47万人だそうです。以下、3位がヘビ5万人、4位が犬2万5,000人、5位がツェツェバエ2万人、8位が回虫2,500人、9位がサナダムシ2,000人、10位がワニ1,000人と続きます。サメは15位で10人とのことです。日本で恐れられている熊は15位以内にも入っていません。

興味を持って調べたところ、この数字はマイクロソフト社の創業者であるビル・ゲイツ氏のブログに紹介されているようです。WHO(世界保健機関)の統計も確認したところ、人間以外の危険な生物については大きな相違はありません。人間によるものは、その年によって戦争や大紛争があったりなかったりしますので、数字が変動するものと思われます。でも残念ですが2位という順位は動かないようです。ちなみに、米国の国務省の発表では2014年のテロによる犠牲者だけでも3万2,000人に上っています。

さらに、WHOの統計で内戦や紛争の多い国の平均寿命を見ると、アンゴラは52.4歳、ソマリアは55.0歳、南スーダンは57.3歳、アフガニスタンは60.5歳と短くなっています。こうした国では、新生児の死亡率も高く、アンゴラが4.87%、ソマリアが3.97%、南スーダンが3.93%、アフガニスタンが3.55%です。一方、日本の平均寿命(男女)は83.7歳で1位、新生児死亡率は0.09%でイタリア半島にあるサンマリノ(人口約3万2,000人)に次いで低い方から2位になっています。

つまり、紛争などで人間同士が生命の奪い合いをしているような地域では、感染症対策や新生児医療に手が回らず、他の危険生物からも人間の命を守ることができていないのだと思います。人間が人間にとって危険な生物にならないような仕掛けを様々なところに組み込んでいく「人間の英知」が求められていることが分かります。

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12月26日(月曜日)の一打「埼玉の復元力」

『デフレの正体』、『里山資本主義』などの著作で有名な藻谷浩介(もたに こうすけ)さんと対談する機会がありました。藻谷さんは日本全国を歩き、地域の特色を生かすべく提言をされています。その藻谷さんから見た埼玉を語っていただきました。

古来、成功の条件は「天の時、地の利、人の和」と言われますが、埼玉は正に「地の利」のある所であるとのお話がありました。

そもそも、大宮の氷川神社は埼玉や東京に200社以上ある氷川神社の総本社であり、武蔵一宮と言われています。藻谷さんは、大宮という地名が出雲大社と同じように大いなる宮が存在する、いにしえからの中心的な土地を示すと説かれました。また、中世から江戸期に入るまで関東における主要都市と言えば、上杉氏の川越、成田氏の忍(おし、現在の行田)、太田道灌(どうかん)ゆかりの岩槻などでした。このように、埼玉は地政学的に優位な位置にあり、現在の埼玉の活力はもともとの関東の中心という復元力が働いている表れであると言われました。

かつて日本が「世界の工場」と言われた時代は港湾が重要で、コンテナ取扱個数の世界ランキングは、1980年では東京港が18位、横浜港が13位、神戸港が4位でした。それが、2014年ではそれぞれ28位、48位、56位です。経済が内需型に移行し陸上輸送が中心となった我が国において、圏央道、東京外かく環状道路、関越道、東北道、常磐道を持つ埼玉は、圧倒的な優位性を持つということにも触れておられました。

事実、2003年から2013年までの10年間の県内総生産の増加額は愛知県に次いで全国2位、企業本社の転入超過数は直近10年間で全国1位であることなど、埼玉が持つ地政学上の優位性が復元していると言っていいかもしれません。

藻谷さんの鋭い視点の中で特に驚いたのは面積当たりの経済指標です。例えば、北海道の農業産出額は1兆1,000億円を超えダントツの全国1位です。埼玉県は1,900億円の17位に過ぎませんが、面積当たりで見れば埼玉県は全国5位、北海道は39位になります。言われてみれば、埼玉県の農業が付加価値の高い農産物を作っていることは事実です。

様々な切り口で物事を見なければならないことを改めて藻谷さんから学びました。

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12月22日(木曜日)の一打「税金の話」

私は時々いろいろな場で、日本国憲法の条文の中には「権利」に関することが16、「自由」に関することが9ありますが、「義務」に関してはわずか3、すなわち教育の義務、勤労の義務、そして納税の義務しかありませんという話をします。

政治や行政の大きな役割の一つに、国民や企業が納めた税金を再配分することが挙げられます。トヨタ自動車が法人税を多く納めたからといって、トヨタ自動車のために行政が特別にお金を使うことはありません。一方で、納めたくても消費税以外に税金を納めることができない低所得の方には、最低限度の生活を保障するための支出があります。
 ちなみに、国税庁の調査によれば給与所得者の年間の平均給与は420万円です。この所得が世帯所得と仮定すると、納める所得税などの納税額は約20万円で、この他、医療保険や年金保険などの社会保険料が約40万円の計約60万円を負担されています。

一方、小・中学校の運営費などに投入される公費の額を知っている人は少ないと思います。
 保育園などの保育サービスは1年間に園児1人当たり75万円、公立学校では児童生徒1人当たり小学校で74万円、中学校で90万円、高校で98万円、国立大学では学生1人当たり179万円です。また、基礎年金の年額78万円の2分の1の39万円は税金で補充しています。
 この他にも、私立高校の授業料軽減や港湾、道路、橋、公的病院への支出など、挙げれば切りがないほど税金が投入されています。

このように、私たちが受け取る行政サービスは個人として負担する税金の額を上回っています。この差額の多くは企業が負担していますが、それも元をたどれば国民が働いて生み出した価値と言えます。
 ところが最近では、高齢化に伴う社会保障費の増大などで多額の赤字国債を発行せざるを得ない状況です。私たちが受けるサービスの費用を将来の世代にも負担してもらっていることになります。そういう意味では税と社会保障の一体改革は待ったなしと言えます。

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12月21日(水曜日)の一打「医療の充実に思う」

本県は人口当たりの医師の数が全国最下位と時々言われます。総数では全国9番目なのに、と思ったりします。実は勤務医の数は地域医療圏ごとに国が定める基準病床数に大きく左右されます。高齢者ほど医療需要が多いという前提なので、高齢化が進んだ県ほど多く算定されます。埼玉県は全国で6番目に若い県のため、それが勤務医の数の少なさの一因にもなっていました。
しかし、埼玉県の高齢化は急速に進んでいます。算定方法の改善を国に働き掛け、平成14年度から26年度にかけて基準病床数5,835床の増床を実現しました。この間、医師数も2,532人増加し増加率は全国5位です。それでも医師確保が県政の最重要課題の一つであることに変わりはありません。

そこで埼玉県医師会と協力し、医師の地域偏在・診療科偏在を是正するコントロールタワーとして埼玉県総合医局機構を創設しました。医師を確保して病院や地域に派遣するほか、若手医師のキャリアアップ支援、医学生への奨学金支給により医師の県内定着を進めるなどの重要な役割を果たす他県にない取組です。
県立病院の充実も進んでいます。がんセンターの新築、増床は既に終え、さいたま新都心への移転を機に総合周産期医療を充実させる小児医療センター、循環器・呼吸器病センターの新館オープンも間近です。
さらに平成27年3月には、順天堂大学病院・医学部大学院の誘致が決まりました。一大医療拠点としての期待だけでなく、県内各地への医師派遣も更に可能になります。

救急医療も改善が進んでいます。救急車に検索用タブレット端末を配備したことで、重症患者のうち医療機関への受け入れ照会が4回以上となった件数が平成25年と比べ約4割減少しました。照会回数が3回となった重症患者は原則受け入れるという協定を12病院と締結するなど、救急患者の受け入れ態勢も整ってきました。
 #8000(小児版)や#7000(大人版)で知られる救急電話相談体制の充実も、皆さんの不安解消や救急医療現場の負担軽減に役立っています。これからも医療の充実に向けて頑張ります。

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12月20日(火曜日)の一打「私が毎日見ている数字」

今日から年内のブログは、彩の国だよりに掲載した「知事コラム」のうちで読者の皆さんからの反響が良かった記事を掲載します。なお、記事に含まれるデータは現在の数値に修正してあります。

私が毎日見ている数字があります。それは、県警察本部から毎日届けられる「交通事故日報」に記載されている交通事故死者数です。知事室のドアのすぐ横の壁に貼っています。毎日それを見て、死者数が多いとため息をつき、ゼロが続いたりすると思わず胸をなで下ろしたりしています。

衆議院議員の時にはそれほど意識したことがなかったのです。知事になった途端に、県民の皆様の生命を守るということにこれまでにない強い責任感を感じるようになりました。立場が変わるとこんなにも違うものかという思いです。

さて、平成28年10月末時点における本年の全国の交通事故死者数は、ワースト1位が愛知県の164人となっています。2位が千葉県の149人、3位が東京都と大阪府と埼玉県の127人、6位が北海道の122人、7位が兵庫県の120人、8位が茨城県の118人、9位が静岡県の114人、10位が福岡県の111人と続きます。人口の多い都道府県が上位です。

本県の交通事故死者数は、127人と昨年同時期に比べて9人減少しています。しかし残念な点があります。高齢者の死者数が71人で死者数全体の半数以上を占めています。この傾向をまだ克服できていないことです。

今年度から始めた「埼玉発・高齢者安全運転推進プロジェクト」を引き続き推し進め、改めて、知事部局と県警察本部とで課題解決に向けて必要な対策を講じていきたいと思います。

ところで、本県の交通事故死者数は全国ワースト3位ですが、ここで少し見方を変えて、人口10万人当たりの交通事故死者数を見てみますと、少ない順に、1位が東京都の0.94人、2位が神奈川県の1.16人、3位が大阪府の1.44人、4位が埼玉県の1.75人となります。

本県は主要道路がひしめき交通量が多い割には、人口当たりで見た死者数は少ないことが御理解いただけると思います。

数字は嘘をつきません。しかし、特定の数字だけを見て全体像を見誤ってもいけません。様々な数字とにらめっこをしながら、その本質的な意味を考え、どうすれば県政に生かせるのかを考えるようにしています。

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12月19日(月曜日)の一打「人財、人材、人剤、人在、人罪」

12月13日(火曜日)付け日本経済新聞(夕刊)のコラム欄「あすへの話題」に元警察庁長官の漆間巌(うるま いわお)氏が面白いことを書かれていました。大和ハウス工業株式会社の樋口武男(ひぐち たけお)会長の講演等を取りまとめた『創業者精神の継承』と題する小冊子についてです。

その冊子の中で、樋口会長は社員を、「本当に会社のため、会社をよくするため、部下を成長させるため、を常に考えている度量・力量・器量が備わった、会社になくてはならない人財」、「会社に必要な人材」、「給料に見合う仕事をする人剤」、「命令された範疇(はんちゅう)のことしかやらない人在」、「会社にただぶら下がっている人罪」の5種類に分け、企業経営の根幹は人財育成と断じているとのことです。この5種類の分け方がなかなかユニークだなと思いました。

一般的に言われているのが「2・6・2の法則」というものです。一生懸命やっている人が2人、そこそこやっている人が6人、そして2人はぶらさがっているという話です。

財産の「財」と、一般的に言うところの人材の「材」と、換金のための手形の意味であった「剤」、そしてただ存在している「在」、それから罪の「罪」。5つの「ザイ」が当てられているのが極めて印象的です。確かに「企業は人なり」という言葉がありますし、最終的に「人財」が育っていれば企業は半永久的に存続するものです。そういう意味で、企業の存続を願うならば、正に人財育成に尽きるという樋口会長の言葉は、まさしく至言です。

県庁においても、職員の意識改革は重要な課題です。大きな変化は避け、余計なことは言わないという行政文化の特徴を考えると、行政こそ、この樋口会長の言葉を一番重く受け止めなければいけないのかもしれません。

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12月16日(金曜日)の一打「生産年齢人口」

県の推計によると、現在、埼玉県の人口は約729万人、おそらく来年には730万人になるかと思います。

2015年の国勢調査では、全国47都道府県で5番目の人口規模です。前回(2010年)の国勢調査と比べた人口増加率で見ていきますと、沖縄県、東京都、埼玉県という順番です。一方、埼玉県は65歳以上の方々の県人口に占める割合は全国で6番目に低く若い県ですが、その増加率は全国一です。そして、75歳以上ということになると、県人口に占める割合は沖縄県に次いで2番目に少ないのですが、増加率ではこれも全国一になります。埼玉県の人口構造のバランスが、だいたい御理解いただけるのではないかと思います。

まだまだ若い県ではあるのですが、これから急激に高齢化していく本県の姿が見えます。とりわけ、私が日頃から気にしているのは、労働力の中核をなす15歳以上65歳未満の「生産年齢人口」というものです。

GDP、つまり国内総生産は、「労働人口×生産性」で表されます。よって、生産年齢人口が多ければ多いほど、一般的にGDPが大きいということになります。日本全体では、1995年に生産年齢人口が約8,700万人だったのですが、現在では約1,000万人減っています。生産年齢人口は、今後も更に速い速度で減少することが見込まれています。

そういう意味で、今後の日本の課題は、生産年齢人口が少なくなっていく時にどのような形で生産性を上げていくのか、そしてもう一つは労働人口をどう確保していくのかに懸っています。

これらの課題を解決する鍵は、シニアの活躍であり、女性の活躍だと思っています。シニアの活躍は「健康長寿埼玉プロジェクト」が大きく関わっています。65歳以上の8割の方は元気です。シニア層をはじめとした幅広い世代が健康で生き生きと暮らせるよう、埼玉県が「健康長寿埼玉プロジェクト」を推進してきたことも御理解いただけると思います。また、5、6年前から「ウーマノミクスプロジェクト」を進めてきたことも、その理由が御理解いただけると思います。

シニアの活躍、女性の活躍こそが、この生産年齢人口の減少をカバーすることになります。正に日本の浮沈はシニアと女性に懸っています。

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12月15日(木曜日)の一打「ノロウイルスに注意」

12月13日(火曜日)、国立感染症研究所はノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者報告数が直近の一週間(11月28日から12月4日)で、1医療機関当たり前の週の12.85人から17.37人に増加したと発表しました。最近では、2006年、2012年に次ぐ水準で猛威を振るっているようです。近年流行していなかった型のウイルスが原因の一つとみられ、幼児が集まる保育所などを中心に集団感染も発生しているようです。

直近の一週間で患者数が最も多かったのが宮城で、次いで、山形、三重、埼玉、東京、神奈川、奈良、宮崎、千葉、兵庫の順番です。一般的に都市部が多いことが明らかです。

埼玉県でも12月7日(水曜日)に感染性胃腸炎の流行警報を発令し、注意を呼び掛けているところです。

何よりも自ら予防することが大事です。手洗いを徹底してやっていただくことが基本です。二度洗いが非常に効果的とのことです。もちろん、飲食店や給食センターなどでも食品の加熱や調理器具の消毒など丁寧な予防対策が必要ですけれども、御家庭でも家族そろって手洗いを徹底していただきたいと思います。

症状は下痢や嘔吐(おうと)が中心になります。乳幼児や高齢者など抵抗力の弱い方は重症化する恐れがありますので特に注意が必要です。また、嘔吐物や排せつ物には、ノロウイルスが大量に含まれている可能性がありますので、汚物の処理には十分注意をしてください。

症状がありましたら、最寄りの医療機関に相談してください。夜間や休日の場合は、埼玉県救急電話相談(小児:#8000、大人:#7000)に御相談ください。

埼玉県救急電話相談

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12月14日(水曜日)の一打「小池塾」

12月10日(土曜日)、小池百合子(こいけ ゆりこ)東京都知事が主宰する政経塾「希望の塾」、いわゆる「小池塾」で講演をしてまいりました。1か月ほど前から、小池知事に講演を頼まれておりました。

2020年東京オリンピック・パラリンピックのボート・カヌー競技会場を巡り、何やら私と小池さんとの間でさや当てがあるかのような話がメディアをにぎわせていたようですが、私はさほど気にしておりません。

彩湖については残念な結果になりましたけれども、小池さんとは昔からの仲間で、かつては共著で本を出したこともあります。新進党という政党に一緒に在籍したこともありましたし、細川内閣と羽田内閣ではお互い与党として、小池さんは日本新党、私は新生党で国政を担っていました。また、私が敬愛している自民党幹事長の二階俊博(にかい としひろ)先生とも、自由党、保守党において当時の小池衆議院議員は一緒に仕事をなさっておられました。こうしたことから、小池さんとの御縁は決して薄かったわけではありません。

小池さんが都知事に当選された後、埼玉県の県政改革や人事の在り方などについて聞かれました。私は、職員は2年程度で人事異動がありメンバーが変わるので、個別の課題を追いかけている人はまれで、去年と比べてどうかということしか知らない。他県と比べてどうなのか、この10年のすう勢はどうなのか、良くなっているのか悪くなっているのかということもほとんど確認していない。こうしたことを防ぐには、10年のトレンドでグラフを作ったり、あるいは、他県との比較をしながら、事実をしっかり確認して、その上で対策を立てれば、必ず成果が出せるというような話をさせていただきました。そうしたところ、早速そのような話をしてほしいと依頼がありました。

会場に伺ってびっくりしました。塾生を2つの部屋に分け、前半の30分間は2,000人が入っている部屋で講演し、後半の30分は1,200人が入っている部屋に移って講演しました。1時間の講演のうち、生の部分は両会場で半分ずつ公平に分け、あとは映像を見ていただくという形でありました。会場の制約で全ての方に一つの会場に入っていただけない場合には、こういうやり方もあるのですね。

いずれにしても、埼玉県の県政改革については、比較的、塾生の皆さんたちの反応が良かったのではないかと思います。今後、同じ首都圏の知事として、一緒に、より立派な仕事ができるようにしていきたいと思います。

小池塾で講演する知事

12月13日(火曜日)の一打「表彰状読み上げ泣かせ」

11月28日(月曜日)、明治安田生命保険が2016年に生まれた子供の名前ランキングを発表しました。

男の子は「大翔」(ひろと、やまと、はると)が、女の子は「葵」(あおい、めい)が最も多かったそうです。いずれも2年連続で1位だそうです。

同社の保険加入者の子供17,456人を調べた結果だそうです。男の子は「大」だとか「翔」とか「悠」とか「陽」など、スケールの大きさを感じさせるような漢字を使った名前が多く、女の子は「花」、「菜」、「咲」、「さくら」など花に関連する名前が多いそうです。女の子で1位の「葵」は男の子でも9位。1989年の調査開始以来、同じ名前が男女ともトップ10に入るのは初めてだそうです。

ちなみに男の子の名前の2番目は「蓮」(れん)、3番目は「悠真」で「ゆうま」のほか、「はるま」とか「ゆうしん」とも読むそうです。4番目は「陽翔」で「はると」のほか、「ひなと」、「ひゅうが」とも読むようです。5番目は「朝陽」(あさひ)。

女の子は2番目が「さくら」、3番目は「陽菜」(ひな、はるな、はな)、4番目が「凛」(りん)、5番目が「結菜」(ゆいな、ゆな、ゆうな)、「咲良」(さくら、さら)、「莉子」(りこ)だそうです。

いずれにしても単純には読めない名前が多くて困ります。小・中学生の作文コンクールなどで賞状を渡す時に、名前の読み方を間違えないよう平仮名で書いた付箋を貼っているんですが、それを取ってしまうと読むときに分からなくなる時があるんです。

それで、改めて本人に「何て読むんだっけ?」なんてことを聞いたりして会場を笑わせたりしているところです。とにかく表彰者泣かせの名前の多い昨今です。

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12月12日(月曜日)の一打「15歳の国際的実力」

経済協力開発機構(OECD)が72の国と地域の15歳の生徒を対象に、数学的リテラシー(応用力)・科学的リテラシー・読解力の3分野について、3年おきに実施している学習到達度調査(PISA)の結果が公表されました。気になるのは日本であります。日本の順位は科学的リテラシーが前回(2012年)の4位から2位に、数学的リテラシーは7位から5位に順位を上げましたが、逆に読解力は4位から8位に落ちて、平均点も22点下がっています。

2000年の調査では日本は数学的リテラシーが1位、科学的リテラシーが2位、読解力が8位でした。2003年には数学的リテラシーが6位で、科学的リテラシーが2位のまま、そして読解力が14位と下がり、さらに、2006年には数学的リテラシーが10位、科学的リテラシーが6位、読解力が15位と調査するたびに順位が下がった結果、ゆとり教育の弊害があるのではないかという議論が大きく沸き起こり、ゆとり教育の見直しが始まりました。

これを受け、早速、2009年には数学的リテラシーが9位、科学的リテラシーが5位、読解力が8位と、それぞれ順位が上がりました。そして2012年には数学的リテラシーが更に7位になり、科学的リテラシーが4位、読解力も4位になってきましたので、脱ゆとり教育の成果ではないかなどと言われておりました。

ところが今回(2015年)、数学的リテラシーが5位、科学的リテラシーが2位となる一方、読解力が8位に下がったこともあり、読解力が課題になったところです。ある意味では、数学であろうと理科であろうと歴史であろうと、まず読解力がないことには全てが始まりません。正に学力の基礎です。

要因としては、スマートフォンやインターネットを利用する時間が増える中で、長い文章を丁寧に読むことが苦手になっているのではないか、などと指摘をされているところです。こうした課題をどのようにして克服していくのか、改めて日本人の知恵が問われています。

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12月9日(金曜日)の一打「ニホニウム通り」

和光市が歩道に面白い名前を付けました。その名前は「ニホニウム通り」です。これは森田浩介(もりた こうすけ)九州大学教授ら理化学研究所のチームが、世界で初めて発見された、原子番号113番の合成による新元素「ニホニウム」を記念して、和光市が東武東上線和光市駅から市内の理化学研究所までの歩道に命名することにしたものです。

和光市駅から理化学研究所までの道のりは約1.1キロメートル。この通りを新元素発見のシンボルロードにしようと、市は11月1日から20日までの間、市と理化学研究所で考案した4つの候補の名前で市民投票を実施した結果、最も多かった「ニホニウム通り」に決定をしたそうです。

この通りには元素記号を書いた113枚の路面板が設置されます。和光市駅前には理化学研究所から寄贈される記念碑、途中に寄付者のネームプレートと元素記号を表示したモニュメント、フラッグ7本、通り名の表示板3基、理化学研究所前の歩道橋には横断幕1枚が設置されるそうです。

和光市が世界的な発見の地であることを市民が認識することにより、市への愛着と誇りを醸成するとともに、市民が理化学に触れる憩いの空間を創出するのが狙いだそうです。整備費用については、2016年度は埼玉県のふるさと創造資金、17年度以降はふるさと納税などの寄付金を活用するそうです。

面白いですね。新しく発見された元素名を通りの名前にするというのは初めてではないでしょうか。いずれにしても、こうした面白いと言われるようなことをやりながら、街づくりを進め、なおかつ市民がそれに賛同する、こうしたことが大事ではないかと思われます。和光市に行った時には改めてこの路面板をのぞいてみたいと思います。

写真:理化学研究所までの通り

12月8日(木曜日)の一打「川内優輝さん大活躍」

去る12月4日(日曜日)、来年8月にロンドンで開催される第16回世界陸上競技選手権大会の男子マラソン代表選手選考競技会を兼ねた福岡国際マラソンが行われました。公務員ランナー、我らが川内優輝(かわうち ゆうき)さんは、2時間9分11秒で日本勢トップの3位になり、代表候補に名乗りを上げました。

久しぶりに川内さんのすごい走りを見ました。スタート前には、「今回は故障を抱え、十分な調整ができなかった。」という話を聞いておりましたが、結果的には好タイムで日本人1位、全体で3位というすばらしい成績を上げられました。

代表の枠は最大で3人。今回の福岡国際マラソン、来年2月の東京マラソン、同3月のびわ湖毎日マラソンのいずれかの大会で日本人1位となり、今年1月1日から選考会終了までに派遣設定記録の2時間7分以内をマークした選手が自動的に代表となります。これで枠が埋まらない場合には、3大会のいずれかで日本人3位までと、来年2月の別府大分毎日マラソンの日本人1位も選考対象になるそうです。

したがいまして、川内さんが代表選手になる可能性も出てきました。川内さんにとっても、この記録は過去の自身の記録の中で6番目であります。更に精進していただいて、次なる戦いに勝利していただきたいと思います。

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12月7日(水曜日)の一打「県立松山女子高等学校音楽部の知事表敬訪問」

去る10月29日(土曜日)、30日(日曜日)の2日間にわたって、香川県で全日本合唱コンクール全国大会が開かれ、埼玉県立松山女子高等学校音楽部が金賞並びに文部科学大臣賞に輝き、全国1位になりました。

松山女子高等学校は高等学校部門Bグループ(33人以上)に参加して、140名の部員全員が出場しました。審査の結果、金賞の8校の中に入り、その中でも文部科学大臣賞という最優秀の賞を取りました。他の金賞受賞校は、埼玉県の浦和第一女子高等学校、福島県の会津高等学校、郡山高等学校、千葉県の幕張総合高等学校、千葉女子高等学校、愛知県の聖カタリナ学園光ヶ丘女子高等学校、岡崎高等学校です。このほか銀賞9校、銅賞7校が選ばれています。実は、浦和第一女子高等学校も松山女子高等学校も2年連続の金賞です。

昨年の文部科学大臣賞は福島県の会津高等学校であったわけですが、今年は見事、埼玉県の松山女子高等学校が受賞しました。金賞や文部科学大臣賞の受賞そのものがすばらしいことはもちろんですが、何といっても一人の欠員もなく、全員が出て、その上で日本一のコーラスと認められたことが、更にすごいなと思います。

11月30日(水曜日)にその報告に長谷部俊幸(はせべ としゆき)校長、顧問の吉田(よしだ)みどり先生、また部員を代表して音楽部3年の部長の沓掛彩美(くつかけ あやみ)さんと音楽部2年の部長であります吉川 月(よしかわ るな)さんが、県庁にお越しになりました。文武両道という言葉がありますが、音楽の場合は何と言うのでしょうか。しっかり勉強もして、こうした部活動もしっかり頑張っている高校生の皆さんは、卒業された後もすばらしい大学生や社会人として成長されていくのだろうと感じました。とても爽やかな気持ちになりました。

県立松山女子高等学校音楽部の皆さんと知事

12月6日(火曜日)の一打「ラグビーワールドカップ2019 3年前PR」

12月1日(木曜日)、「ラグビーワールドカップ2019」の「3年前PR活動」として、ラグビーワールドカップ2019組織委員会のアンバサダーをはじめとする皆さんが県庁にお越しになりました。

御訪問いただいたメンバーは、鶴田友晴(つるだ ともはる)2019組織委員会事務総長代理、松田努(まつだ つとむ)2019アンバサダー、そして2015日本代表選手である藤田慶和(ふじた よしかず)さんの3人です。とりわけアンバサダーの松田さんは、お父様が埼玉県庁にお勤めだったということもあって、感慨深いとおっしゃっていました。共同開催都市であります熊谷市の富岡清(とみおか きよし)市長と埼玉県ラグビーフットボール協会の坂下辰夫(さかした たつお)理事長にも御同席いただきました。

サッカーと比べれば、ラグビーはまだまだ認知度が低いのが現実であります。しかし、昨年のイングランド大会における南アフリカ戦をはじめとした、あの日本代表の大活躍。あるいは五郎丸歩(ごろうまる あゆむ)選手のボールを蹴る前の忍者のようなポーズなどで、ラグビー人気も大変盛り上がってきているところでもあります。

現在、埼玉県ではラグビーワールドカップ開催に向けて、会場となる県営熊谷ラグビー場の大規模改修を行っているところです。また、ラグビー場がある「熊谷スポーツ文化公園」全体の環境面での整備も進めています。「あついぞ!熊谷」を逆手に取って、いわゆるヒートアイランド対策の全てをこの公園内でやってみようという企画です。

いずれにしても、アジア初の「ラグビーワールドカップ」が日本で開催されること、その会場の一つが熊谷市であることなどを、県内の小・中・高生をはじめとして、しっかりとPRしていきたいと考えております。

県民の皆様にも改めて、「ラグビーワールドカップ2019」の開催に向けて是非とも強い関心をお持ちいただき、PR活動に御協力を賜りますことをお願いいたします。

ラグビーボールを持った集合写真
左から藤田選手、富岡市長、私、松田2019アンバサダー

12月5日(月曜日)の一打「早寝早起き朝ごはん」

11月29日(火曜日)の産経新聞のシリーズ記事「にっぽん再構築・第5部子供が危ない」は、「崩れゆく食卓」という興味深い内容でした。そこには、朝食と学力調査の平均正答率の関係が正比例しているということが書かれており、大変驚いたところです。

小学生の国語Aの平均正答率は、『毎日朝食を食べている』が74.4%、『どちらかといえば食べている』が66.3%、『あまり食べていない』が60.7%、『まったく食べていない』が56.6%。算数Aは、それが79.2%、70.7%、64.6%、60.1%です。

中学生になると国語Aの平均正答率は、『毎日食べている』が77.2%、『どちらかといえば食べている』が72.2%、『あまり食べていない』が68.4%、そして『まったく食べていない』が66.0%で、数学Aだと同じように64.9%、55.3%、49.2%、45.8%となっており、「毎日食べている」子供と「まったく食べていない」子供では20ポイントぐらいの差が出ています。100点満点だとすると、80点対60点とか70点対50点ということになるのでしょう。生活習慣の基本である「早寝早起き朝ごはん」というのが、実は子供たちの学力向上と同意語なのではないかと感じているところです。

格差が広がる中で、親が夜遅くあるいは朝早くまで働かざるを得ず、子供にしっかりと朝ごはんを作ってあげることができない家庭が増えている可能性があります。このような中、子供たちの未来への投資として私たちに何ができるのか、なかなか良い答えが見出せない歯がゆさを感じずにはいられません。しかし、確実に子供たちにとって困難な状況が生まれているということだけは知っておく必要があります。

知事の写真

12月2日(金曜日)の一打「彩の国スポーツ功労賞」

埼玉県に関わりの深い方で、スポーツにおいて特別の功績のあった方を表彰する「彩の国スポーツ功労賞」というものがあります。11月30日(水曜日)に知事公館でリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックで功績を挙げられた選手への贈呈式を行いました。

オリンピック男子体操競技の最高峰として個人総合金メダル・団体金メダルを取られた内村航平(うちむら こうへい)選手、団体金メダルの山室光史(やまむろ こうじ)選手、同じく田中佑典(たなか ゆうすけ)選手、同じく加藤凌平(かとう りょうへい)選手の4名の皆さんは、草加市にあるコナミスポーツクラブを練習拠点としてオリンピックに出場されました。(内村選手は11月30日にコナミスポーツクラブを退社、12月1日からはプロとして活動されています。)4人とも、現在、埼玉県在住でありますし、山室選手は小学生の時にさいたま市の練習場まで茨城県から通われていたそうです。

坂井聖人(さかい まさと)選手は、オリンピック男子200メートルバタフライで銀メダルを獲得されました。現在、埼玉県在住であります。それから桐生祥秀(きりゅう よしひで)選手は、オリンピック陸上男子4×100メートルリレーで銀メダルを獲得されました。現在、鶴ヶ島市にある東洋大学に在学中で埼玉県在住です。

また、パラリンピックでは、ウィルチェアーラグビーで銅メダルを取られた岸光太郎(きし こうたろう)選手は、さいたま市出身で現在も県内に住んでおられます。同じく銅メダリストの島川慎一(しまかわ しんいち)選手は、熊本県出身ですが現在は埼玉県在住で頑張っておられます。

ほかにも、既に「彩の国スポーツ功労賞」を贈呈させていただいたウエイトリフティングの三宅宏実(みやけ ひろみ)選手や、競泳の星奈津美(ほし なつみ)選手などもおられます。

2016年が終わろうとしているこの時期に、こうして表彰をする機会をいただきました。キリッとした選手の皆さんたちの緊張感というものが知事公館内に漂いました。これからますます大活躍をされる皆さんたちだということを再確認させられました。

写真:彩の国スポーツ功労賞贈呈式の様子

12月1日(木曜日)の一打「政治家と風刺劇」

政治家の生のニュアンスを出しながら、風刺劇を展開する「ザ・ニュースペーパー」という魅力的なコントグループがあります。私も一度、生出演したことがありますが、大変面白い寸劇で、なかなか感じさせるものがあります。現職の政治家を批判的に演じるわけですから、気を遣うものだと思いますが、あくまでも雰囲気を似せているというだけであって、実際は違うわけです。そこで、何となく言い訳ができるのかもしれません。

気を遣うというのは、例えばオバマさんを風刺すると黒人であるが故に差別ではないかといった批判が心配されるそうです。また、クリントンさんにしても女性であるが故に風刺しにくい面があるというようなことが言われるそうです。まあ、ロシアではあまりプーチンさんのことを言っていると何かと心配をしなければいけません。中国においても権力者への批判は何かと心配です。北朝鮮にいたっては論外です。日本の安倍総理はオーソドックスな雰囲気もあり、あまり風刺劇に登場しないようです。

アメリカでは最近、トランプ次期大統領がちょっとした風刺劇などに登場しているようです。トランプさんが風刺劇に登場するのは、あの激しい言動だからでしょう。これまでの言動が露骨なものですから、少々大げさな風刺をしてもあまり嫌味がないのかもしれません。

いいですね、普段から激しい言動を繰り返す政治家に対しては、みんな慣れっこになっていて少々からかっても誰も問題にしないようです。

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