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掲載日:2014年10月27日

知事ブログアーカイブ(平成26年10月)

10月27日(月曜日)の一打「アセアン訪問」

知事の写真

本日から、ベトナム社会主義共和国の首都ハノイ市とホーチミン市、並びにタイ王国の首都バンコクを訪問します。

ベトナム訪問は今回で3年連続となります。成長著しいベトナムには、勤勉で優秀な労働力と旺盛な内需を求めて、多くの日本企業が進出しています。本県からも、自動車部品、電気機器メーカーをはじめとする約60社が進出しています。
今年7月に民間調査機関が県内企業を対象に実施した調査では、今後進出を検討したい国で、ベトナムが第2位のタイを10ポイント以上引き離してトップとなっています。今後も多くの県内企業がベトナムに進出することと思います。

今回の訪問では、首都ハノイで、ホアン・チュン・ハイ副首相、トー・フイ・ルア共産党中央組織委員長、ヴー・スアン・ホン ベトナム友好組織連合会会長、グエン・チー・ズン計画投資副大臣、グエン・テ・タオハノイ市人民委員会委員長と会談する予定です。
また、ベトナム経済の中心地であるホーチミン市を初めて訪問し、ホーチミン市人民委員会のレー・ホアン・クアン委員長と会談し、今後の経済交流について意見交換をしてまいります。
さらに、本県に本社があるリズム時計工業株式会社の現地法人であるリズム・プレシジョン・ベトナム(ハノイ市)や、県内企業4社が入居しているニョンチャックIII(スリー)工業団地(ホーチミン市)を訪問し、ベトナム進出企業の現状や課題について、現地企業の方々から直接お伺いして理解を深めてまいります。

本県は、平成24年8月に、ベトナム政府との間で「経済交流に関する覚書」を締結しています。この覚書に基づき、昨年11月には、ベトナム計画投資省内に埼玉県企業のための専用窓口である「埼玉デスク」を開設していただきました。今回、この埼玉デスクが現地進出企業とベトナム政府との協議会を開催し、法制度やインフラ整備などについて企業から政府に直接、改善要望を伝える場を設定する予定です。

続いて訪問するタイも今回で3年連続となります。タイには、自動車関連企業を中心に県内企業約100社が進出しています。
今年5月にはクーデターが発生して心配しましたが、プラユット首相が率いる新政権の発足により、現在は国内の治安が回復し、経済活動も活発になっていると伺っています。

タイでは、新政権のプラーモート・ウィッタヤースック工業副大臣と会談し、昨年8月に締結した「相互協力に関する覚書」に基づく今後の取組について意見交換を行う予定です。その際には、現地進出企業の皆様からこれまでお聞きしている工場建設許可、操業許可の手続きの簡素化、スピードアップなどの改善要望を副大臣に直接お伝えしたいと思っています。

埼玉県では昨年8月に、ベトナムとタイにそれぞれ企業ネットワークを立ち上げました。ハノイとバンコクでそれぞれ交流会を開催し、参加企業の皆様に情報交換やビジネスマッチングの機会を提供したいと考えています。

埼玉県の人口は723万人、日本の一地域ではありますが県内GDPは約20兆円を誇り、シンガポールや香港と同程度の経済規模を誇っています。
人口減少・高齢化や経済のグローバル化が進む中、埼玉県が経済成長を続けるためには、アジアなど海外の成長を取り込むことが不可欠です。そのため、外国政府と直接交渉し、県内企業の海外展開を支援していくことは重要だと考えます。

今回のアセアン訪問の日程は10月27日(月曜日)から10月31日(金曜日)までの4泊5日となります。スケジュールがぎっしり詰まっているため、この期間のブログはお休みとさせていただきます。お許しください。

10月24日(金曜日)の一打「全国最短」

知事の写真

私は、かねてから「行政は最大のサービス産業である」と申し上げてきました。その一つとして、行政手続きのスピードアップも重要な要素だと思っております。

例えば、私の就任前は知事への提言や手紙が届いてから相手に返事が届くまで1か月ほどかかっていたようですが、現在は4日以内に相手に届くような状況になっています。全ての事務において、行政手続きをスピードアップすることが県民の皆さんへのサービスの向上につながるという考えで、これまでも相当スピードアップしてきましたが、平成25年度からは特に全国最短にできないかということを意識して取り組んでいます。

県民生活や企業の皆さんの事業に密接に関わる75の許認可事務について何日かかるのか調査したところ、例えば、NPO法人の設立認証が90日、貸金業の登録が15日など、13事務が昨年度までに全国最短となっています。

加えて、今年度新たに5つ、全国最短の事務が増えます。第一種動物取扱業の登録は11日かかっていたものが7日になります。通訳案内士の登録は8日だったものが7日に。開発区域内での建築の認定は11日かかっていたものが6日に。開発許可地における建築等の許可は15日が7日に。土地区画整理法に基づく建築行為等の許可が14日から8日に。これで、本県が全国最短の事務は18になります。

この他にも、全国最短にはなりませんが、旅館業の営業許可など40事務についても短縮することが決定しています。

さらに、建設業の許可など17事務についての短縮も検討しています。

もちろん、いくらスピードが早くなっても、肝心の審査がいい加減になってしまったら本末転倒です。審査はこれまで同様しっかりと行うことを大前提に、事務処理の工夫でどこまでスピードアップできるか、その限界に挑戦しているところです。

行政手続きが全国最短かどうか調べるために各県に問い合わせをすると、「埼玉県は変なことをしているな」と不思議がられます。これが俗に言う「行政文化」ではないかと思います。むきになって短縮しようとしないところに、むしろ行政文化の課題があるのではないかと私は思います。

埼玉県として、職員が率先してこうした事務手続きを短縮することに熱心に取り組み、なおかつ同じやるなら全国最短にしようといった高い目標値を掲げたことは、とても意義あることだと思っております。

私たちは常に県民のために何ができるか、何をしなければならないかということを考え、実績が上がるように努力していきたいと考えています。

10月23日(木曜日)の一打「はだしの小学校」

去る10月17日、「知事のとことん訪問」で宮代町立笠原小学校を訪問いたしました。この笠原小学校は、赤い柱や壁、黒い瓦屋根から「竜宮城」とも呼ばれている独創的な建築で全国的に有名です。

何よりも面白いのは、「はだし教育」です。幼稚園や保育園では時折見かけますが、この小学校では1年生から6年生までの全児童が、冬でもはだしで校内や運動場を歩いたり走ったりしています。この取組は、間違いなく土踏まずの形成や脳の活性化に効果があると思います。

運動場が広いので、校舎と運動場の間に木や草が生い茂った「たまり空間」とでもいうような場所があります。そこで、子供たちは木登りをしたり、バッタ取りをしたりして楽しんでいます。また、ウサギ小屋などもあり、とにかく子供にとって必要な「わんぱく空間」のようなものが学校の中に全て備わっていると言っても過言ではありません。子供たちにとって伸び伸びできる楽しい空間であることは間違いありません。

他にも、この小学校ではいろいろと特色のある取組を行っています。学校ファームで米や野菜を作ったり、わらじを作ったりもしています。さらに、学業でも、文部科学省から「英語教育強化地域拠点事業」の採択を受け、小学生のうちからしっかり英語を学ぶ取組を行っています。この英語教育強化地域拠点事業に選ばれている小学校は、埼玉県では宮代町と鴻巣市の5校だけです。

また、埼玉県の学校給食調理コンクールでは、宮代町は平成20年度から4年連続1位、今年度は3位を受賞しており、特色のある給食内容で成果を挙げています。

加えて、この学校の中には、余裕教室を活用した福祉交流センター「陽だまりサロン」があります。サロンでは、地域の皆さんが健康体操や手織り体験、囲碁・将棋などを楽しんでおられます。昼休みなどには子供たちがその中に入って、オセロをしたり手織りをのぞいたり、話し込んだり、思い思いに過ごしています。サロンにいらっしゃるおじいちゃんおばあちゃんにとっては、まるでお孫さんと過ごすような感覚にもなれるという貴重な空間になっています。このサロンは町から指定管理を受けたNPO法人「きらりびとみやしろ」が運営しています。町民の皆さんが活発に活動し、地域に溶け込んだ「開かれた小学校」になっていると理解したらいいのもしれません。どこでもこのような取組ができるわけではないでしょうが、こうした学校がもっと増えれば、子供たちはより幸せになるのではないかと思いました。

写真:陽だまりサロンで交流する地域の皆さんと生徒と知事

陽だまりサロンにて

10月22日(水曜日)の一打「流域下水道施設の処理能力、1、2、3位」

下水道活性汚泥法100周年記念イベントに出席した知事

去る10月18日、「荒川・下水道フェスタ2014」に合わせて開催された「下水道活性汚泥法100周年記念イベント」に出席してまいりました。「荒川・下水道フェスタ」は、下水道の啓発を目的として戸田市にある埼玉県荒川水循環センターで毎年行われ、戸田市民を中心に大勢の皆さんに参加いただいております。

埼玉県の管理する流域下水管の長さは438km、県庁から奥州平泉までの距離に当たります。流域の市町村が管理する下水管を合わせると全部で1万7000kmになりますので、地球の半周近くにもなる下水管網が埼玉県中に張り巡らされているわけです。

会場の荒川水循環センターは昭和42年に事業着手された全国で2番目に歴史のある下水処理施設です。県が管理する下水処理施設は9つありますが、実は、荒川水循環センターの処理能力は流域下水道施設としては日本一です。そして、新河岸川水循環センターが全国第2位、中川水循環センターが全国第3位です。なんと日本中にある流域下水道施設の処理能力1位、2位、3位が埼玉県という、まさに下水道王国です。

下水の処理人口は520万人です。合併処理浄化槽などもありますので、県人口の全体をカバーしているわけではありませんが、総人口の7割以上の下水を処理しています。

皆さんのトイレの水や、お風呂場の水、台所の水は下水道を通って処理場に集められます。その汚水がどうやってきれいになるかというと、実は、微生物の活躍できれいになるんです。一つの系列のタンクの中には約154兆個の微生物が生息していて、汚れの成分である有機物をどんどん食べてくれるのです。処理場でこうした水処理をして河川に放流するまでに約12時間かかります。

ちなみに、人間の腸内にも100兆個の細菌がいるそうです。数えられないほどたくさんの微生物がいて、私たちの汚いものをどんどん食べてくれています。自然界というのはうまい具合になっているものです。

微生物のような活躍ができない私たちは、せめてトイレが詰まらないようにトイレットペーパー以外の紙を使わない。油などを使ったフライパンの汚れは布の切れ端などで拭いて、それをゴミとして出し、洗剤はできるだけ使わないようにするなど自分たちにできることをしっかりやっていくことが大事だと思います。

埼玉の流域下水道が、意外にも能力や規模などで日本有数のものだということを改めて私も知ることができました。

10月21日(火曜日)の一打「妻から合格点をもらえる家事・育児」

知事の写真

10月2日配信の東洋経済オンラインに「妻から合格点をもらえる家事・育児 超入門」という興味深い記事がありました。男性が「合格点」をもらえる家事・育児の水準を、東京大学の瀬地山角(せちやま かく)教授がステージ別に紹介されています。

まず、ステージ0。家事・育児は「手伝う」ものではないそうです。パートナーが専業主婦であっても、家事はまだしも、育児は最低限「手伝う」という意識を持つのをやめましょうとのこと。このくらいの意識の人はステージ0となります。

そして、ステージ1。ゴミ出しも家事ではないそうです。よく「ダンナの家事はゴミ出しだけ」という話を聞きますが、出勤の際、既に出来上がっているゴミ袋を渡されて、ポンと出してくるというのは、ゴミと散歩しているだけだそうです。このレベルもたいしたことはなさそうです。

ステージ2。家事が始まるのはここからだそうです。食事を作ってもらったのなら、最低限、皿洗いはやりましょう。そして洗濯。ボタン一つで洗ってくれて、干せばよいだけです。それも面倒だと言うのなら、洗濯乾燥機の導入を検討しましょう。なるほど、皿洗いぐらいはしなくてはいけない、そして洗濯もできないと駄目だそうです。

ステージ3。家にいる休日に子供とお昼ごはんを作りましょう。メニューはインスタントラーメンやレトルトカレーでも構わないそうです。まずは台所に立ち、鍋や食器や調味料がどこにあるかを知る、という水準からスタートだそうです。

ステージ4。ステージ3には、実はもっと大きな意味があるそうです。お昼ごはんが作れるということは、夜も大丈夫ということです。休日の夕食も作ってみましょう。

ステージ5。平日の夕食です。これも子供と一緒に作りましょう。忙しいお父さんにはハードルが高いかもしれません。でも、「サッカーの日本代表の試合のたびにあんなに早く帰れるのなら、普段から早く帰れるはずだ」と思っているパートナーもいらっしゃるかもしれません。

両方フルタイムの共働き世帯なら、この辺りまでが必修科目だそうです。ここまでくればパートナーの苦労が分かり、夕方の仕事を早く切り上げる意識が出てくるのではないかと思います。平日の夕食作りをクリアした男性であれば、あとはパートナーとよく話し合ってくださいとのこと。この先のステージ6は、個別にカスタマイズされた解決策しかないそうです。

うーん、ちなみに、私はステージ2で終わっていそうですね。でも、1か月に1回ぐらいは、ステージ3と4があります。 

10月20日(月曜日)の一打「彩の国さいたま芸術劇場20周年」

去る10月15日(水曜日)、「彩の国さいたま芸術劇場開館20周年記念パーティー」が開催されました。1994年に開館して以来、今までに例のない新たな芸術文化の創造に取り組み、極めて芸術性の高い世界最高水準のアーティストによる多彩な舞台芸術を提供し、各方面から高い評価を受けてきました。中でも、蜷川幸雄(にながわ ゆきお)芸術監督による「彩の国シェークスピア・シリーズ」は、観客動員数が延べ30万人を超え、さいたま芸術劇場の看板事業になっています。現在公演中の「ジュリアス・シーザー」も、当代の人気俳優であります阿部寛(あべ ひろし)さん、藤原竜也(ふじわら たつや)さん、吉田鋼太郎(よしだこうたろう)さんなどの豪華キャストで、大変迫力のある演出の作品になっています。

蜷川芸術監督は、こうしたスケールの大きな演劇を提供するかたわら、平均年齢75歳の高齢者による演劇集団として全国的にも有名になった「さいたまゴールド・シアター」をつくられました。そして、この「さいたまゴールド・シアター」の皆さんは、昨年、パリ日本文化会館で初の海外公演に挑戦し、大成功を収められました。今年も11月に香港公演、12月にパリ公演と国内3都県での公演が予定されています。

また、若者の演劇集団「さいたまネクスト・シアター」もつくられ、この中から何人か準スターが誕生しております。将来、ここから本格的なスターが誕生するかもしれないと期待しているところです。

蜷川芸術監督によれば、彩の国さいたま芸術劇場の舞台は観客席よりも広く奥が深いため、様々な演出が可能であり、舞台転換も容易にできるというメリットがあるようです。当代の一流スターの皆さんがこの劇場で一生懸命練習をされているということだけでも、熱心なファンなどにとっては大変魅力的な空間となっています。

惜しむらくは、彩の国さいたま芸術劇場の最寄り駅であるJR埼京線の与野本町駅からこの劇場までの街並みが必ずしも芸術文化的になっていないことです。この駅から劇場までの通りの開発にはさいたま市の協力が必要ですが、若い芸術家の皆さんが集まるカフェや小道具屋、あるいはアーティストの発表の場となる小さなギャラリーなどができれば、さいたま市が「芸術の街」として更に脚光を浴びるのではないかと思います。ともあれ、素晴らしい芸術を発信している彩の国さいたま芸術劇場が、周辺の街並みも含めてもっと大きく発展できるようにしっかりと応援していきたいと思います。

写真:蜷川芸術監督と知事

20周年記念パーティーで蜷川芸術監督と共に

10月17日(金曜日)の一打「東京オリンピック・パラリンピック回顧展」

皆様も御承知のとおり、2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。今年は、1964年の東京オリンピック・パラリンピックから50周年ということで、当時の大会を回顧する話をよく耳にします。埼玉県でも、11月14日の県民の日に合わせて、東京オリンピック・パラリンピック50周年を記念した企画を進めていますので御紹介します。

一つ目は、「わたしの東京大会」で、1964年東京オリンピック・パラリンピックに関する埼玉県での思い出、エピソードなどをお寄せいただき、フェイスブックやホームページで紹介するものです。10月10日から既に募集を開始しています。

二つ目は、埼玉県が1963、64年に制作した東京オリンピック・パラリンピックに関する映像「埼玉ニュース」をフェイスブックで紹介します。こちらは10月10日から配信しています。

そして三つ目は、11月14日(金曜日)の県民の日に、県庁本庁舎の2階にある庁議室において「東京オリンピック・パラリンピック回顧展」を実施します。1964年の東京大会に関連した様々な品々、例えば聖火リレーに使用したトーチ、役員のユニフォーム、マラソンの円谷幸吉(つぶらや こうきち)選手のシューズ、大会プログラム、また大会関係者のバッジなどを展示する予定です。

「なるほど50年前はこうだったのか」ということを改めて振り返っていただき、懐かしい思い出をお持ちの方々はもちろん、その当時はまだ生まれていなかった方々、また2020年の東京オリンピック・パラリンピックに期待している方々に広く御覧いただきたいと思います。是非、11月14日の県民の日に県庁にお越しください。

※「わたしの東京大会」募集の御案内ホームページアドレスはこちらです。
http://www.pref.saitama.lg.jp/site/2020tokyo/

※1964年東京オリンピック・パラリンピックに関する映像「埼玉ニュース」は、フェイスブックページ「埼玉県国際スポーツ課発~みんなで成功させよう!2020年東京オリンピック・パラリンピック~」で紹介しています。
http://www.facebook.com/saitama.international.sports

円谷選手が東京オリンピックで履いたシューズ

円谷幸吉選手が履いたシューズ

(東京オリンピック・パラリンピック回顧展展示予定)

10月16日(木曜日)の一打「アニ玉祭」

アニ玉祭

去る10月11日(土曜日)と12(日曜日)の2日間にわたり、埼玉県や公益財団法人埼玉県産業文化センターなどで構成される「アニ玉祭実行委員会(※)」の主催による第2回「アニ玉祭(あにたまさい)」が大宮ソニックシティで開催されました。一般社団法人日本動画協会や、東武鉄道株式会社などをはじめ多くの団体・企業・自治体からも御後援や御協力をいただき、昨年に引き続き2回目の開催となったアニメの祭典であります。今回は、多くの有名な漫画家を輩出した「トキワ荘」のあった東京都豊島区や、アニメ「恋旅(こいたび)」の舞台である富山県南砺市(なんとし)など、全国7か所の「アニメの聖地」からも出展いただき更にパワーアップしました。

池袋に近い椎名町にあるトキワ荘に住んでいた有名な漫画家の方々とその作品を改めて御紹介します。「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」の手塚治虫。知らない人はいないでしょう。ちなみに、「手塚プロダクション」のアニメーション制作スタジオは埼玉県新座市にあります。そして「忍者ハットリくん」の藤子不二雄えー、「ドラえもん」の藤子・F・不二雄、「サイボーグ009」の石ノ森章太郎、「おそ松くん」「天才バカボン」の赤塚不二夫、「スポーツマン金太郎」や「背番号0」の寺田ヒロオ。こういう人たちが同じアパートに住み切磋琢磨していました。世の中にはこういうことがあるんですね。

このトキワ荘に負けていないのが、実は埼玉県です。今や、アニメの聖地になった「らき☆すた」の久喜市鷲宮、そして「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の秩父市、「神様はじめました」の川越市、「ヤマノススメ」の飯能市。そして、知名度だったらオバマ大統領に勝っているとも言われる「クレヨンしんちゃん」の春日部市。宮崎駿(みやざき はやお)さんの「となりのトトロ」の舞台も所沢市。このように埼玉県を舞台にした作品が本当にたくさんあります。こうして例を挙げていくと、埼玉県がアニメの聖地であるということについては大方の御理解をいただけると思っております。

アニ玉祭では、コスプレーヤーや声優のステージショー、グッズの販売、車体にアニメのキャラクターなどが装飾された「痛車(いたしゃ)」の展示など盛りだくさんの内容で、2日間で63,000人のアニメファンが集まりました。

たかがアニメ、されどアニメ。まさしくソフトパワーとして日本を代表する文化の一つになりました。世界中が評価する日本のアニメを埼玉県はしっかり発信していきます。

※「アニ玉祭実行委員会」の構成団体:公益財団法人埼玉県産業文化センター、埼玉県、株式会社テレビ埼玉、株式会社文化放送、株式会社FM NACK5、株式会社ジュピターテレコム(J:COM)、株式会社埼玉新聞社

10月15日(水曜日)の一打「地域ブランド調査では、埼玉県は42位」

知事の写真

民間の調査会社であります株式会社ブランド総合研究所が、第9回「地域ブランド調査2014」の調査結果を発表しました。この調査は、毎年1回、47都道府県及び1000市区町村の魅力度や認知度など全74項目について調査しランキングするものです。まず、47都道府県を見ていくと、「魅力度ランキング」の1位は北海道、以下京都府、沖縄県、東京都という順番になっています。逆に47位は茨城県、次いで群馬県、福井県、徳島県、佐賀県、埼玉県、栃木県と続いています。埼玉県は前回45位だったのですが、今回は42位に上がっております。

次に、市区町村の魅力度ランキングを見てみると、1位が函館市、2位が札幌市、3位が京都市、4位が小樽市、5位が横浜市、6位が富良野市、7位が神戸市、8位が鎌倉市、9位が金沢市、10位が屋久島町と続きます。

要するに、この調査で示された「魅力度ランキング」というのは「行ってみたい旅行先ランキング」と言っても過言ではないような結果です。都道府県のランキングで上位となった北海道、京都府、沖縄県、東京都などは、まさに、観光などで旅行に行く場所です。また、市区町村のランキングでは、函館市、札幌市、小樽市、富良野市と北海道の市がベスト10に4つも入っており、3位の京都市などを含めて、まさに日常生活を離れて行ってみたいと思う観光地ばかりです。したがいまして、この調査でいう魅力とは、結果を見る限りでは「行ってみたい旅行先」としての魅力という感じになっているのかなと思います。

確かに東京に住んでいる人は「函館に遊びに行ってきたよ」と周囲に話をすることはあっても、「埼玉県の川越市に行ってきたよ」とはわざわざ言わないかもしれません。私たちもそうです。「鎌倉に行ってきたよ」とは言わなくても、「九州に行った」とか「北海道に行ってきた」とか「沖縄に行ってきた」というのは友達や隣近所の人にお土産の一つも渡しながら話したりするものです。たくさんの方々が埼玉に来ていても、わざわざ「埼玉に行ったよ」と強調することもあまりないので、こうした調査では埼玉にとって厳しい結果になる傾向があるのかなと思わざるを得ません。

北海道の高橋はるみ知事ともいろいろお話しする機会があるのですが、「北海道は人口が減っているとか、経済が厳しいとか、産業も元気がないとか、嘆き節ばかりになってしまうけれど、埼玉はその点に関してはいいですね」と、うらやましがられます。しかしこういったブランド調査になると、逆に私がしょぼんとしてしまうところです。

ただ、別の調査結果を見ると、川越の蔵造りの町並みは、「行きたい商家の町並み」のランキングでは3位です。川越は年間630万人の観光客が来ていますし、景勝地である長瀞も230万人です。例えば小京都として有名な岐阜県の飛騨高山は年間250万人ですし、鳥取砂丘は140万人です。埼玉の観光地も規模感でいいますとなかなかのものなんですが、こうしたランキングになると、身近過ぎるのか上位には入らないところが残念だなと、改めて思ったところです。

10月14日(火曜日)の一打「アジア競技大会水泳競技メダリスト」

アジア競技大会水泳競技メダリスト4選手と知事

去る10月7日(火曜日)に、韓国仁川(インチョン)で行われた「第17回アジア競技大会」の水泳競技メダリストの4選手が県庁にお越しになり、お話を伺いました。4人とも本県にゆかりのある選手です。改めて埼玉県勢のすごさを御紹介したいと思います。

まず、毛呂山町立毛呂山中学校、埼玉栄高等学校出身の瀬戸大也(せと だいや)選手。アジア競技大会では200メートルバタフライと男子800メートルリレーで優勝されました。800メートルリレーは大会新のタイムです。そして400メートル個人メドレーでも3位という素晴らしい成績です。

次に、熊谷市立富士見中学校、春日部共栄高等学校出身の古賀淳也(こが じゅんや)選手。アジア競技大会では50メートル背泳ぎで優勝、しかも大会3連覇という偉業です。現在27歳ですから、19歳の時からの3連覇ということになります。すごいですね。でも、日本新記録にならなかったことを悔しがっておられました。闘志あふれる選手です。

星奈津美(ほし なつみ)選手は、越谷市立栄進中学校、春日部共栄高等学校出身です。400メートルメドレーリレーで優勝、200メートルバタフライで、わずかの差で2位、100メートルバタフライでも4位という大変優秀な成績です。素晴らしいですね。

そして、埼玉県出身ではありませんが、自衛隊体育学校所属の原田蘭丸(はらだ らんまる)選手。400メートルリレーで3分14秒38という日本新記録のタイムで堂々の2位です。惜しかったですね。100メートル自由形でも4位の成績を収めておられます。自衛隊体育学校ではこれまで、射撃、レスリング、あるいは重量挙げなどの競技で強い選手を輩出してきましたが、水泳でも有力な選手が出てきたというところがうれしい限りです。

埼玉県は海こそありませんが、水泳部門ではこのように素晴らしい選手が続々と誕生しています。ちなみに、10月12日(日曜日)に第69回国民体育大会「長崎がんばらんば国体」が開幕しましたが、9月に先行開催された水泳競技の部でも、埼玉県が総合優勝を果たしています。海がないのに「水泳日本一」というのもなにやら不思議な感じがします。選手の皆さんの更なる御活躍を心から期待しています。

10月10日(金曜日)の一打「こうのす花火大会ギネス世界記録に挑戦」

こうのす花火大会

鴻巣市商工会青年部が主催する「第13回こうのす花火大会」が日本一の川幅を誇る鴻巣市と吉見町の間の荒川河川敷で行われます。私も昨年見に行きましたが、「すごい」としか言いようがありません。今年も日本一の花火大会を目指して開催するとのことです。
一昨年は「1分間あたりの尺玉以上の打上数日本一」の認定を各分野の日本一記録をデータ化するサイトを運営する「日本一ネット」から受け、昨年は「世界一の大玉 四尺玉」の打ち上げにも成功したそうです。今年はこの四尺玉をギネス世界記録として申請し、公式認定員を会場にお招きするとのことです。打ち上げに成功したら、公式認定証の授与や記念撮影等も予定しているそうです。

会場は「鴻巣市糠田(ぬかた)運動場」です。10月11日(土曜日)午後6時30分に打ち上げ開始となっていますが、天気が荒れた場合には翌12日(日曜日)の同時刻に開催されるそうです。打ち上げ数は全部で15000発。この花火大会は行政からの補助金などは一切なく、商工会青年部のメンバーが地元商店・企業を一軒一軒訪問して協賛金を集め、企画・運営・設置から清掃に至るまで、その全てを行うという全国でも類を見ない100パーセント手作りの花火大会だそうです。また日本一の川幅を誇る河川敷を会場とすることで360度どこからでも観覧できるというメリットがあります。
昨年打ち上げられた四尺玉は、ほかでは新潟県小千谷市(おぢやし)の「片貝まつり浅原(あさはら)神社 秋季例大祭奉納大煙火」でしか打ち上げられていないそうです。したがって、全国で四尺玉が見られるのは2か所だけということになります。
ちなみにこの四尺玉は、玉の大きさは直径120センチメートル(四尺)、玉の重さはなんと約430キログラム。上空800メートルで直径800メートルに広がります。打上筒もけた外れで、高さ6メートル、重さ10トン、まさにど迫力であります。秋の夜空を背景として、きれいな花火大会になることは間違いなしです。

いずれにしても、世界記録に挑戦するという若い力に心からエールを送りたいと思います。皆さんも是非お出掛けください。

詳しくはこちら(第13回こうのす花火大会公式サイト)
http://kounosuhanabi.com/

10月9日(木曜日)の一打「物理学、化学、生理学・医学部門でのノーベル賞はアメリカに次いで世界第2位」

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ニュースで御案内のとおり、日本の3人の科学者の皆さんがノーベル物理学賞を受賞することが決まりました。これで日本のノーベル賞受賞者は全部で22人ということになりますが、実はこのうち19人が物理学、化学、生理学・医学部門のいわゆる自然科学3分野での受賞です。今世紀に入ってから、日本はアメリカに次いで2番目の自然科学分野の受賞者数を誇っています。自然科学分野はまさに未来の技術につながる基礎的な分野です。

民間も含めた日本の科学研究費の金額はアメリカの36兆円に次いで17兆円。中国がその4分の3くらい、ドイツが半分くらいですから3位を大きく引き離した2位です。そして国際特許の出願数もアメリカに次いで2位です。さらに労働力人口1万人当たりの研究者の数は世界一だと言われておりますので、この科学技術の力をビジネスあるいは産業振興に生かしきることができれば、日本の国際競争力を取り戻すことができるはずです。

しかし、このところ日本は機械・電子・電気部門で新興国に押され気味です。人件費などの課題もありますが、技術の応用能力、そしてそれをビジネスに結び付けるハングリー精神といったものがもっと必要なのではないかと思います。この部分を突破しないと日本はせっかく物理学、化学、生理学・医学分野で世界トップレベルの科学力を持ちながら、場合によっては経済的に徐々に衰退していく国になる可能性もあります。

埼玉県もナノカーボンや蓄電池といった先端産業に取り組む企業・研究者などを結集して、集中的に支援する仕組みづくりをここ2、3年かけて準備し、26年度から本格的にスタートさせています。この試みをなんとか成功させたいところです。

10月8日(水曜日)の一打「たらい回し」

知事の写真

10月6日朝一番に知事室に届いていたファックスを見ました。内容は「市役所で保健師として働いているものです。セアカゴケグモという毒グモが県内でも見つかったと新聞で見ました。市民の健康を守る立場として大変心配しています。今後どのように対応すべきかを保健所に相談をしましたが、外来種のことは環境管理事務所に聞くように言われました。県庁に聞いても同じ答えでした。」というものでした。
要するに県職員がまともに相談の相手をしないで、本来健康相談に関することは保健所の仕事であるにもかかわらず環境管理事務所ではないかなどと言って、俗に言う「たらい回し」をしたという事案です。早速このファックスを知事室長に見せ、善処するように指示しました。

ところが問題を所管する保健医療部の責任者が、どこでこのような行き違いが起こったのかを確認しようとして、どの保健所なのか、そして県庁の保健医療部では誰が対応したのかなどを調べたのですが、なぜかよく分からなかったようです。私としては大変不愉快な話です。
実は以前に比べて、県庁はサービスが良くなって素早い対応をしてくれるとほめていただく機会が圧倒的に多くなったのですが、「たらい回し」という悪しき文化がぽこっと思い出したように出てくることがあります。どこで受け止めたらいいかということを真剣に考えないで、軽く、少なくとも自分のところではないと思ったり、勘違いしたりして他の部署にさっと流してしまう。そういう職員がまだいるということです。
ゆめゆめ、他の役所でよくありがちな「たらい回し」は埼玉県庁ではないように徹底してまいります。

10月7日(火曜日)の一打「映画『歩いていこう』文字どおりスリーデーマーチです」

映画のワンシーン

東松山市を舞台に、県立松山高校映像制作部と映像愛好家グループである「比企ビデオクラブ」が共同制作した映画「歩いていこう」が完成しました。私も、昨年11月に「とことん訪問」の中でロケの風景を少し見させていただきました。

映画の主人公は、高校陸上部の長距離選手の学生で、ヒロインは車いすの女子大生です。この女子大生は交通事故で車いす生活になったのですが、東松山市内で開催される日本最大のウォーキングイベント「日本スリーデーマーチ」の50キロコースの完歩に挑みます。そのサポートを頼まれたのが高校陸上部の長距離選手です。この主人公も実はけがを機に陸上の練習を避けていました。心と体に傷を負った二人が、反発しながらもゴールに向かって歩いていくというストーリーです。

総制作費は70万円で、全部市民の皆さんからのカンパだそうです。主人公もヒロインも、共にオーディションで選ばれました。主人公は県立滑川総合高校の3年生、ヒロインは出版社社員の社会人です。全てノーギャラで、交通費も弁当代も出なかったそうです。とにかく松山高校の生徒が多く関わり、比企丘陵がロケ地になっているなど、東松山市の魅力が満載の映画となっています。

監督や脚本、撮影、編集などは全部松山高校映像制作部の高校生が行いました。地元を舞台に素人の高校生たちがどれだけ本格的な映画に迫ることができるか、とても楽しみな映画です。10月12日(日曜日)、松山市民活動センターで午前10時30分、午後2時、4時30分、7時からの4回上映されます。定員は各回380人で、入場料は無料(整理券が必要)だそうです。私もロケの風景は見たのですが、完成版を見ておりませんので、チャンスがあれば是非見てみたいと思います。

このところ、川越市、本庄市、志木市、寄居町など県内各地を舞台やロケ地にした映画が上映され、埼玉県の魅力が発信されています。いいですね。

詳しくはこちら(映画「歩いていこう」公式ブログ)
http://ameblo.jp/aruiteikou60/

10月6日(月曜日)の一打「工場候補地 埼玉3位」

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(株)帝国データバンクが9月1日に発表した調査結果によれば、国内企業が工場の新設・移転先として検討している地域のトップは、何と「海外」で全体の12.1パーセントを占めているそうです。2番目は愛知県の7.3パーセント、3番目は埼玉県の6.7パーセント。埼玉は国内では2番目に評価されているということになります。

経済産業省による平成25年工場立地動向調査では、埼玉県は立地件数で7位となっていましたが、今回の調査によって、今後の候補地としての本県の評価は国内で2位、海外を含めても3位ということが分かりました。圏央道を中心とする高い交通の利便性、首都圏に位置するという地理的な条件などが評価された結果だと思います。

また、この帝国データバンクの調査によれば、本社の移転先候補は東京都が24パーセントだそうです。やはり首都東京というメリットが大きいようです。次に大阪府が8.3パーセント。名古屋市のある愛知県が7.5パーセント。神奈川県が5.4パーセント。本州以外で唯一北海道が5.1パーセント。埼玉県は6番目で3.6パーセントでした。ただし、平成23年までの10年間の本社の転入超過数としては埼玉県が1位でした。

いずれにしても、埼玉県は国内企業からそれなりに正当な評価がなされていることが改めて確認できました。一般に企業の本社は機能面だけではなくて「格」という面も重視されます。本社を東京や大阪あるいは名古屋に置いたりすることが一つのステータスになるところもあります。そのため、そうした大都市に本社が集中する傾向があるのかなとも思えます。埼玉も東京をバックアップするという「助さん」「格さん」ではなく、まさに都市としての「風格」を備えることが、本社移転の際、プラスイメージになるものと思ったところです。

10月3日(金曜日)の一打「#7000」

知事の写真

夜間に急な病気やけがをした時、すぐに夜間救急を受診すべきかどうか迷う大人の方のために、埼玉県は10月1日から救急電話相談を始めることにしました。番号は「#(シャープ)7000」です。一方、子供向けの小児救急電話相談は、平成19年6月から実施しており、これは「#8000」です。

平成24年度に県内で医療機関へ救急搬送された人は27万524人。このうち56パーセントにあたる15万910人は軽症で、この中には、救急車を利用する必要がなかった人たちもいた可能性があります。まず、先に救急電話相談をしていただき症状について納得してもらえれば、軽症の方の救急車利用が減り、本当に必要とする方々の迅速な搬送と治療が可能になります。実際、「♯8000」の効果として、実施前の平成18年度と#8000が定着した平成24年度を比較すると、小児2次救急病院などを受診した軽症患者が約23パーセント減少しています。

そこで、今回大人版の救急電話相談を始めることになりました。大人の救急電話相談は高校生以上を対象と想定しております。将来、場合によっては時間を延長するかもしれませんが、当面、毎日午後6時30分から午後10時30分の間、看護師が3人から5人で対応して、病状に応じて受診すべき科目や適切な対処法などをアドバイスします。急な病気やけがをすると、つい大人でもあわててしまうものですが、冷静な対応をして、適切に対応できるようにしたいものですね。
医療機関を受診すべきか迷ったときは、気軽に相談していただきたいと思います。

詳しくはこちら(「大人の救急電話相談」紹介ページ)
http://www.pref.saitama.lg.jp/site/shaapu7000/

10月2日(木曜日)の一打「点字ブロック」

点字ブロックステッカー

9月30日(火曜日)の9月定例県議会の一般質問の中で、点字ブロックと白杖(はくじょう)の啓発についての質問をいただきました。とても心に響く質問でしたので御紹介したいと思います。

私たちは点字ブロックがあることは知っていますが、点字ブロックをついうっかりふさいでいることに意外と気付いていない。この質問を聞いて、そのことに改めて思いを寄せたところです。質問で教えていただいたのですが、点字ブロック、正式には「視覚障害者誘導用ブロック」は、1967年3月18日、岡山県の盲学校近くの交差点に世界で初めて設置されました。当初は規格が統一されていなかったそうですが、2001年9月に日本工業規格(JIS規格)がつくられたそうです。線状の突起で歩く方向を示す「誘導ブロック」と、丸い突起により注意喚起を促す「警告ブロック」があります。ただし、色については黄色を多く目にしますが、いまだに統一した規格がなく、視力の弱い方への対応が不十分だと問題視されているそうです。

点字ブロックの上に置かれた自転車や商店の看板、点字ブロックを囲むような形での立ち話、中には点字ブロックの上に車が止まっている例などもあります。また、駅構内でもラッシュ時に多くの通勤・通学者たちが点字ブロックをふさいでいることが質問の中で紹介されました。質問者の言葉を借りれば「悪意がないとしても、知らなかったとしても、目の不自由な方にとって点字ブロックは一本の橋。ここを歩けば大丈夫だと思っていたところが、一変して危険な場所になってしまいます。」

私たちは点字ブロックの意義はよく知っています。しかし、点字ブロックが本当にその機能を果たすために必要な、私たち自身のちょっとした配慮には、ついうっかり失念していることを本会議で明らかにしていただきました。

私たちはよく「バリアフリー社会の構築」などと言って、様々な公共施設でスロープや手すりの設置などのバリアフリー化を進めています。しかし、一方で、身近なところで自ら大きなバリアを張っていることも事実だと気付かされました。そのことを改めて認識しなければなりません。また、子供たちには点字ブロックの重要性についての教育を徹底すべきではないかと思います。点字ブロックをふさいでいる人がいたら注意をして、お互いに気持ちのよい社会にしていきたいと思いました。

10月1日(水曜日)の一打「埼玉県障害者スポーツ大会」

去る9月28日(日曜日)に熊谷スポーツ文化公園で、障害者のスポーツ大会「平成26年度彩の国ふれあいピック秋季大会」が行われました。

このところ障害者に対する、あるいは盲導犬に対する不愉快なニュースがありました。弱い人たちに対する心ない嫌がらせは本当に不快な思いになるものです。中世のヨーロッパではヴィクトル・ユーゴーの小説「ノートルダムのせむし男」などに象徴されるように、障害者への差別が社会に満ち満ちていました。ところが江戸時代の日本においては、目に障害のある方々は杖をつき笛を吹きながら街中を歩き、そして求めに応じてあん摩をするということが許されていました。当然道には人々の往来があるわけですから、こうした目の不自由な人たちへの寛容な対応が社会にもあったのではないかと考えられます。「それに比べると現代は…」という思いが私にはあります。

一方、ふれあいピックでは秋晴れの中、熊谷スポーツ文化公園のグラウンドに、本当に晴れやかにスポーツを楽しむ障害者の方々が約1,000人集まりました。全ての方々が明るく元気に準備体操を行い、それぞれの会場に向かわれました。会場をまわりながら私もいくつかの種目を体験しました。障害者の方々が意気揚々と日頃鍛えた技を発揮する喜びにあふれた顔を見ることができたのは、とてもうれしい限りです。御家族の皆さんにとっても、心から楽しいひと時となったのではないかと思います。

御家族の方は時々「自分が生きている間は良いのだけれどその後は…」と心配そうにお話をされます。お父さんやお母さんなど御家族がおられようとおられまいと、社会全体で体が不自由な人をカバーしようという社会が素晴らしい社会なのだと思います。そうした社会を目指して頑張らなければということを、私は改めてこの障害者スポーツ大会で考えたところです。

知事の写真

四面卓球バレーの体験をしました

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