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掲載日:2014年6月30日

知事ブログアーカイブ(平成26年6月)

6月30日(月曜日)の一打「オランダ文部副大臣」 

オランダ教育・文化・科学省副大臣のサンダー・デッカー氏が6月24日(火曜日)に埼玉県を訪問されました。訪問の目的は、「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」に指定されている県立浦和第一女子高等学校の授業を視察し、生徒や教職員と交流するためでした。

私も本県の関根教育長とともに、駐日オランダ王国特命全権大使など9人の方々と昼食を取りながら意見交換をさせていただきました。

言うまでもありませんが、日本とオランダは昔から縁があります。鎖国状態にあった江戸幕府において、オランダのみがヨーロッパに開いた窓口であり、日本はオランダを通じてヨーロッパの国々の盛衰を眺めていました。オランダは1600年当時、世界最強国の一つでもありましたし、その後もヨーロッパにおいて一定程度の国力を有し、常にその存在感を維持してきました。明治維新直前においても、日本はオランダから航海術あるいは砲術、国際法などを学んでいました。

現在も、オランダは九州と同じくらいの面積しかないにもかかわらず、農産物の海外輸出額ではアメリカに次いで世界第2位というたくましい国でもあります。このたびの「SSH」の視察でも分かるとおり、教育熱心なことでもよく知られている国です。

ところで、「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」とは何かという話ですが、平成14年度から文部科学省は将来の国際的な科学技術人材を育成するために、先進的な理数系教育を実施する高等学校等を「SSH」として指定しています。現在、全国で204校、埼玉県では県立高校9校と私立高校1校が指定されています。(浦和第一女子高校、川越高校、川越女子高校、春日部高校、不動岡高校、熊谷高校、熊谷女子高校、熊谷西高校、松山高校、早稲田大学本庄高等学院)

平成25年度には浦和第一女子高校の須田彩佳(すだ あやか)さんが第57回日本学生科学賞で文部科学大臣賞を受賞し、今年5月に米国で行われた世界最大の学生科学コンテストであるISEF(国際学生科学技術フェア)に日本代表として出場されています。

また、改めて別のブログで御紹介したいと思いますが、県立松山高校の生物部の生徒3人が行ったメダカに関する研究が世界的な学術誌に掲載されるなど高い評価を得ています。

いずれにしても、オランダの副大臣が注目して視察をされるほど、埼玉県の「SSH」に世界が注目しているということです。

これからも県内の「SSH」の皆さんたちが今後の日本の先進科学技術を引っ張っていくことを期待しています。

オランダ文部副大臣とともに

オランダ文部副大臣(向かって私の右側)とともに

6月27日(金曜日)の一打「まんぷく埼玉」

まんぷく埼玉表紙の写真

昨日のブログで御紹介した「わくわく埼玉県歴史ロマンの旅」に続いて、本日は「ご当地グルメコミックエッセイ まんぷく埼玉」を御紹介します。

こちらはマンガで読むグルメガイドブックです。極上のS級グルメからB級グルメまで、埼玉を研究し埼玉を知り尽くしているライターが厳選したお店が満載されています。株式会社KADOKAWAメディアファクトリー出版事業局から出版されています。

埼玉県のグルメとして、生産量が全国2位の絶品うどん、極上のうなぎ、川魚料理に本格寿司などが紹介されています。ちなみに、海なし県なのに寿司屋の数が全国6位と海のない内陸県ではダントツ1位という寿司好きな県民性だそうです。

さらに、エリア別に、全国から美食が集まる大宮、浦和の「いち押しグルメ」、小江戸・川越のフレンチや芋菓子、秩父のホルモンや絶品そばなど有名店から隠れた名店まで35軒が紹介されています。

埼玉をテーマにしたご当地本は売れるという評判ですが、この「まんぷく」シリーズも、「福岡・九州」「大阪」「京都」「東京」に続いて5番目に「埼玉」が取り上げられたということですので、観光立県を目指す知事としては「まんぷく」でなく「まんぞく」です。

6月26日(木曜日)の一打「埼玉県歴史ロマンの旅」

わくわく埼玉県歴史ロマンの旅

埼玉県の歴史を知るための良い本ができました。「埼玉県立歴史と民俗の博物館」の職員が書き、同博物館が編集した本です。「わくわく埼玉県歴史ロマンの旅」というタイトルの文庫本で学陽書房から出版されました。

古代から鎌倉・室町期、戦国期、江戸期そして近現代までの県内各地の歴史や文化、人物などについて、ロマンあふれる語り口で解説してくれる内容です。

例えば、吉見町の「吉見百穴(よしみひゃくあな)」は墓か、それとも住居かという話。また、日高市にあります高麗神社(こまじんじゃ)。その宮司は、かつて朝鮮半島北部に栄えた高句麗(こうくり)が滅亡した時、日本に渡来してそのまま移り住んだ王族の子孫であるという話。高麗神社は「歴代総理も参拝した出世明神」と紹介されています。

ほかにも、久喜市栗橋にある静御前(しずかごぜん)の墓所にちなんだ静御前の生涯の紹介。パナマ運河と同じ閘門(こうもん)式運河(関を設けて、その操作によって水位を調整して船舶の通過を図るようにした運河)として世界で一番古いさいたま市の見沼通船堀(みぬまつうせんぼり)の話。
さらには、レンガという当時としては珍しい資材が用いられた富岡製糸場が世界文化遺産に登録されたところですが、深谷市には日本の近代化を支えたレンガ工場があったという話。小鹿野町に若き日の宮沢賢治が宿泊した旅館があった話など。

これでもかこれでもかと、埼玉のロマンを彩る史跡や名所がたくさん、しかも分かりやすく簡潔に紹介されています。この一冊で「埼玉学」の大家になること間違いありません。オススメいたします。

6月25日(水曜日)の一打「独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構視察」

去る6月18日(水曜日)、茨城県つくば市にある独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構(通称「農研機構」)を視察しました。ここは先端的な農業や食品の加工などを研究している機関です。

埼玉県では、ICT(情報通信技術)などを活用した次世代型施設園芸の普及に向けて、埼玉県農林総合研究センター園芸研究所(久喜市)の敷地内にその拠点を設置することにしています。国の「次世代施設園芸導入加速化支援事業」の申請をしたところ、全国9地区の中の一つとして認められました。

この拠点では、通常より苗を植える間隔を狭める栽培方法により、10アール当たりのトマトの収穫量を一般的な収穫量の約4倍となる30トンにまで増やすことを目指しています。さらに、高度なICTを活用した環境制御システムを導入して、次世代の先端農業をつくっていこうと企画しています。民間企業、生産者、県などで一種の共同事業体(コンソーシアム)を構成して成果を実証し、まさに新しい農業をつくっていこうというものです。

その参考とするため、先端農業のモデルを研究している「農研機構」の拠点施設を視察してきました。トマトの栽培プロセスや機能性の高い食品開発の成果などについて大変意義のあるお話を伺うことができました。

これからも国や県の各研究機関における最新の研究成果を県内の農家に普及していきたいと考えているところです。

知事の写真

機能性食品(食物繊維、ビタミン、ミネラルを残しながら白米と同じように炊飯できる「表面加工玄米」)について説明をいただきました

6月24日(火曜日)の一打「旧宮家の復活を」

知事の写真

6月17日、桂宮宜仁(かつらのみやよしひと)親王の本葬にあたる斂葬(れんそう)の儀に参列いたしました。三笠宮殿下並びに同妃殿下は御子息お三方に先立たれ、大変寂しそうにお見受けしました。

三笠宮の三宮様には皇室活動でこれまで大変熱心に御活躍をいただいていたところですが、皆様お亡くなりになってしまい、今、高円宮妃殿下が中心となられて様々な活動をされていらっしゃいます。皇太子殿下、秋篠宮殿下をはじめ皇族の皆様方の御活動を拝見しておりますと、皇室活動の御負担は相当なものになっておられるのでないかと思われます。

私は、やはりGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の占領下で廃止された宮家を復活させることが必要ではないかと考えております。もとより、旧宮家の皆様方の御意思を尊重しなければならないとは思います。もしそうした御意思がおありになるようであれば、宮家を復活し皇族として皇室活動に参加していただくことが、国民にも大きな励みになるものと思います。

政府において旧宮家の復活を検討すべきだと改めて思うところです。

6月23日(月曜日)の一打「クレヨンしんちゃん『埼玉県庁に遊びに来たゾ!』」

去る6月19日(木曜日)、春日部市在住の人気キャラクター「クレヨンしんちゃん」が埼玉県庁に遊びに来てくれました。7月10日(木曜日)に予定されている「新クレヨンしんちゃん」3巻の発売と、このコミックスの出版社である株式会社双葉社と春日部を沿線地域とする東武鉄道株式会社とのファミリー向けコラボ企画の開催をPRするためです。

東武鉄道では、7月19日(土曜日)から「クレヨンしんちゃん」との夏休み特別タイアップ企画を開始します。知名度ではオバマ大統領をしのぐといわれるしんちゃんが一日車掌となり、春日部駅発の臨時列車「クレヨンしんちゃん号」で行く「スカイツリーR学習会」が7月19日に開催されます。また、7月19日から8月31日(日曜日)の夏休み期間中、「クレヨンしんちゃんスタンプラリー」も東武沿線の春日部駅や大宮公園駅など5か所で行われます。アニメの世界で人気のクレヨンしんちゃんと東武鉄道がコラボして様々な楽しい企画を実施するそうです。

県庁では、しんちゃんが多彩なアピールで楽しませてくれました。特におしんこが大好きなしんちゃんに私から秩父特産の「しゃくしな漬」をお土産に渡したところ、早くも車掌役になりきり、「オラと一緒に出発おしんこー!!」と、進行とおしんこをかけたギャグを飛ばしていました。とにかくお茶目であり、時として生意気なしんちゃんは、県庁の女性職員を相手に大ハッスルでした。

埼玉県にはアニメの聖地と言える様々な舞台があります。クレヨンしんちゃんと一緒に、埼玉県をアニメの聖地として全国にアピールしていきたいと改めて思ったところです。

写真:クレヨンしんちゃんと知事

クレヨンしんちゃんとともに

6月20日(金曜日)の一打「『NPO法人水のフォルム』第16回日本水大賞『市民活動賞』受賞」

去る6月18日(水曜日)に、さいたま市浦和区にある「NPO法人 水のフォルム」の理事長をされている藤原悌子(ふじわら ともこ)さんが、第16回「日本水大賞」で市民活動賞を受賞した御報告のため県庁にお見えになりました。

この「日本水大賞」は、安全な水、きれいな水、おいしい水にあふれる21世紀の日本と地球を目指し、水循環の健全化に寄与する個人、諸団体の地道な研究活動を募集、顕彰し、広く全国に紹介、啓発を行うことを目的として設けられました。主催は「日本水大賞委員会」で、公益社団法人日本河川協会が事務局をされています。日本水大賞委員会の名誉総裁は秋篠宮文仁(あきしののみや ふみひと)親王殿下、委員長は毛利衛(もうり まもる)さんです。この市民活動賞は、市民活動の中から特に優れたものに対して授与されます。

「NPO法人 水のフォルム」は、機関誌「水のFORUM」を発行し、荒川流域等の歴史・文化を中心に情報発信をされています。また、見沼田んぼの見山地区で市民田んぼを開設し、農業に関心を寄せる市民や企業等と無肥料・無農薬による循環型伝統農法での米づくりを実践されています。平成23年度からは「さいたま・水とみどりのアカデミー」を開校し、市民の皆さんを対象に水や緑に関する講義を年10回開催しています。このアカデミーの校長は第6回本多静六賞を受賞された太田猛彦(おおた たけひこ)東大名誉教授です。

私も機関誌「水のFORUM」を読ませていただいていますが、とても参考になるレベルの高い資料であると思います。また、「さいたま・水とみどりのアカデミー」の講演録も本として出版されていますが、この講義内容も非常に多彩な講師陣からなるもので、これもまた大変勉強になります。

こうした活動は、極めて地道なものだと私は思っています。県でも「みどりと川の再生」を県政の重要施策として掲げていますが、基本的には地道な、時間をかけた、なおかつ丁寧な戦いと言っても過言ではないものです。藤原さんたちの地道な活動が市民活動賞という形で評価されたことを大変うれしく思います。6月6日のブログで、日本水環境学会関東支部において埼玉県の取組である「川の国応援団」が「水環境保全活動特別賞」に輝いたことを御紹介しましたが、埼玉県の取組と連動して頑張っておられるNPO団体の活動が評価されたことは喜ばしい限りです。

受賞おめでとうございました。

写真:藤原悌子さんと知事

藤原悌子さんとともに

6月19日(木曜日)の一打「自分に自信を持てない日本の若者」

知事の写真

内閣府が平成26年版の「子ども・若者白書」を公表しました。これは新聞報道にもありましたので、御覧になった方もいらっしゃるかと思います。
この白書の中に、日本を含めた7か国(日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデン)の13歳から29歳の若者を対象とした意識調査の結果が掲載されていました。

それによると「自分自身に満足している」若者の割合はアメリカが86.0パーセントで1位。次いでイギリス83.1パーセント、フランス82.7パーセントの順で、日本は45.8パーセントと大きく離されて最下位でした。

また、「自分には長所があると感じている」、「自分の将来に明るい希望を持っている」といった質問でも、肯定的に回答している割合が高いのは、アメリカが1位で日本は最下位です。

「学校生活の満足度」と「職場の満足度」に関する結果ではドイツが1位となっており、日本はどちらの項目も最下位です。

一方、「自国のために役立つと思うようなことをしたい」は54.5パーセントで日本が1位です。しかし、「自分の参加により社会現象が少し変えられるかもしれない」は最下位の30.2パーセントです。ちなみに1位はアメリカの52.9パーセントとなっています。

以上を見る限り、日本の若者は「自国のために役立つと思うようなことをしたい」という気持ちは持っているものの、自分に自信が持てず、明るい未来を切り開くようなパワーが不足しているというのが他国と比較した相対的な傾向なのかなと思います。

一方、私は内閣府が「なぜそうなっているのか」十分な分析を行っていないことに不満があります。分析をしっかりとやった上で、その対策を示さない限り日本は良くなりません。どうも国の調査にはこういう傾向がある気がします。

埼玉県では常に現状を変える改革案を出して実践し、実際に良くなっているか悪くなっているかという経過報告・成果報告をしっかり行うようにしています。そして、その成果の分析・評価を行い、次の改革案に生かすことにしています。

Plan(計画)、Do(実行)、Check(分析評価)、Act(改善)のいわゆる「PDCAサイクル」は、とても大切だと思います。

6月18日(水曜日)の一打「デュポンの未来戦略」

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米国のデュポンという有名な化学品大手の企業を御存じでしょうか。このデュポンは50年、100年後の地球や社会の未来を描き、そこから逆算して今の経営戦略を決めているという記事が6月2日発行の日経ビジネスに掲載されていました。

デュポンの見る地球の未来はこうです。2011年に70億人を突破した世界人口は、2050年までに90億人、2060年代前半には100億人に達する。したがって現在よりも多くの食糧が必要になるが、それに見合う農地は増えない。そして化石燃料への依存が続けば、二酸化炭素の排出に歯止めがかからず、地球温暖化は取り返しがつかなくなる。また、これに平行して進む都市化は膨大なインフラ需要を喚起し、エネルギー消費を加速させ、同時に飢餓や貧困の温床になる。現在進行している人口動態の急激な変化は、より広範囲で貧困や汚染を深刻にしかねない。このような認識を持っているそうです。

「地球規模での課題を前提に、今後100年間に必要とされる会社の姿を描き、ビジネスモデルを大きく変えなければならない」とデュポンは考えています。

19世紀に火薬製造で起業したデュポンは、20世紀に化学品メーカーとして素材革命の立役者となりました。その後も衣類の歴史を変えたナイロン、フライパンが焦げ付かないテフロン等身近な技術を開発し、生活スタイルを変える原動力となった企業でもあります。

そのデュポンが目指すこれからのテーマは、石油やガスなど化石燃料に依存する化学品メーカーから、農業・バイオ技術を軸にした食糧やエネルギー、工業製品を提供する総合科学企業への転換だということだそうです。

デュポンの描く未来は大筋において間違っていない気がします。農業は、人間の生存に欠かすことができないまさに生命産業です。世界人口の増加による消費の拡大や安全安心への欲求の高まりなどから、これからの時代、人類と地球の持続可能性を高める農業は最も先進的な産業として大きく成長するはずだと私は常に考えていました。私の考えがデュポンの認識と近いことを知り、更に勇気がわきました。

6月17日(火曜日)の一打「大宮アルディージャサポーターの『偽兵の計』」

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浦和レッズ、大宮アルディージャの2つのサッカーチームがJ1リーグで活躍していることが埼玉県の誇りの一つでもあります。今シーズンの大宮アルディージャはリーグ戦第14節が終了した時点で3勝7敗4引き分けと、成績はいささか苦戦をしています。

しかし意外なところで大きな話題になっています。6月4日に配信されたweb R25の記事を御紹介したいと思います。それは5月28日(水曜日)に徳島県の鳴門で行われた徳島ヴォルティスとの試合で、なんと大宮アルディージャのサポーターたちがアウェーでの戦いを少しでも有利にするために、応援席のサポーターの数を「増やす」ある作戦を実行したというものです。

孫子の兵法になぞらえて「偽兵の計(ぎへいのけい)」と呼ばれているその作戦は、ダンボールを使ってダミーのサポーターを作り、スタンドに座るサポーターの数が多く見えるように工夫するというものです。人の形にダンボールを切り取ったものを数十体作成し、それにユニフォームやチームカラーであるオレンジのTシャツを着せたのだそうです。

この作戦の様子がツィッターやテレビ中継を通して広くネットユーザーや視聴者に伝わったそうです。「偽兵の計」の話題は海外にも伝播して、5月31日(土曜日)にアメリカFOXスポーツのサッカー情報サイトが、「JAPANESE FANS BOOST AWAY ATTENDANCE WITH CARDBOARD CUTOUTS(日本人ファン、段ボールの切り抜きを使って参加者をグンと伸ばす)」というタイトルの記事で大宮サポーターたちの行動を取り上げました。

こうしたことを受けて、日本のサッカーファンの間でもこの話題が再燃し、ツィッターには「偽兵の計…これはいいサポーターだ…」「Jリーグ、勝敗を超えたところにこういうほのぼのネタが来るから侮れない」「クラブより先にサポーターが世界に!w」といった声が投稿されたそうです。

私は講演会などで空席があると「本日は空席を除いて満席です」といって笑いを誘いますが、大宮アルディージャサポーターは一枚上手で、空席を本当に満席にしてしまい、しかも世界の人々を楽しい気持ちにしてくれました。脱帽です!

ちなみに試合結果は、1対1の引き分けだったようです。

6月16日(月曜日)の一打「埼玉の一番」

知事の写真

埼玉県には全国1位の生産品が数多くあることを改めて御紹介したいと思います。

まず、「精米」です。経済産業省「24年工業統計調査『品目編』(数値は平成24年1年間)によれば、出荷金額の全国シェアが11.9パーセントで第1位。「米」の産出額は全国第16位ですが、埼玉県は米菓などの加工食品もたくさん作っておりますので、砕精米(くだきせいまい)まで含めた精米の出荷金額の全国シェアが1位だそうです。意外や意外です。

「中華めん」、これも14.2パーセントで1位です。「羊毛ふとんを含むふとん」も13.9パーセントで1位。うーん、これはなぜでしょうか。「鏡縁・額縁(かがみぶち・がくぶち)」でも18.4パーセントで1位です。「角底紙袋(底が四角になっている紙袋)」も26.7パーセントで1位です。「段ボール箱」も9.7パーセントで1位です。

それから、「フォトマスク(電子部品の回路パターンを転写する原板)」45.3パーセントで1位。「一般インキ」31.5パーセントで1位。印刷物などの工場が東京方面から埼玉県に移っているからでしょうか。

「医薬品」と「化粧品」の生産金額がいずれも1位(平成24年厚生労働省「薬事工業生産動態統計」、平成24年経済産業省「化学工業統計」)であるというのはよく知られているところです。

「プラスチック継手(バルブ、コックを含む)」の出荷金額の全国シェアも30.2パーセントで1位。「金・同合金展伸材」も73.2パーセントで1位です。「アルミニウム・同合金鋳物」も25.4パーセントで1位です。「金属製サッシ・ドア」も11.5パーセントで1位。このあたりは川口を中心とした鋳物工場の伝統のおかげでしょうか。

「双眼鏡」も68.3パーセントで1位です。「光学レンズ」も44.2パーセントで1位。こうした光学オプト系に関する技術は埼玉県の最も得意とするところと言われています。

「節句人形、ひな人形」も42.9パーセントで1位です。御存じ岩槻、鴻巣という一大産地があります。

最後に農産物では、「ゆり」の出荷量の全国シェアが18.7パーセントで1位。「パンジー」が7.4パーセントで1位です。また、「こまつな」が16.8パーセントで1位。「秋冬ねぎ」が15.6パーセントで1位。加えて「さといも」も1位の常連です。

このように、意外にも埼玉県にはたくさんの一番があります。県民の皆さんにも是非、埼玉のすごさを知っていただきたいと思います。

6月13日(金曜日)の一打「70歳以上のスーパーシニアサッカー大会」

去る6月6日(金曜日)、埼玉スタジアム2002で70歳以上の方がプレーする「スーパーシニアサッカー大会」が行われました。今回で3回目になるそうです。親睦・交流を目的とし、順位等は決定しないフレンドリーマッチです。

フィールドは通常の広さのフルコートで行われ、試合時間は20分ハーフですが、選手交代は何回でも可能です。ショルダーチャージ、スライディングは全て禁止。スローインは頭の上から投げなくてもよいなどのローカルルールで行われました。

参加チームは、埼玉県から3チーム、神奈川県から2チームのほか、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、東京都、静岡県から各1チームずつの合計12チームです。これに混成チーム2チームが加わり、14チームで熱戦が繰り広げられました。全14試合が行われ、埼玉県の3チームのトータルの戦績は2勝2敗2分けという結果でした。

このスーパーシニアサッカー大会は、埼玉県シニアサッカー連盟が主催し、埼玉県サッカー協会が後援している大会です。
このことを、埼玉スタジアム2002の犬飼基昭(いぬかいもとあき)名誉場長から伺いました。犬飼名誉場長は友人が多数参加していることもあり、第1回大会から観戦を続けておられるとの話でした。

とにかく「すごい」としか言いようがありません。70歳以上の方による大会ですので、当然80歳代の方も参加しているそうです。改めて、スポーツは何歳になっても楽しむことができるということを実感したところです。

試合中の写真

スーパーシニアサッカー大会の試合の様子

6月12日(木曜日)の一打「0.65ミリの内視鏡」

知事の写真

5月26日(月曜日)の日本経済新聞電子版に県内の企業が紹介されていました。さいたま市に本社があり、光学ガラスや光ファイバーなどを製造する「株式会社住田光学ガラス」です。記事によれば、同社は針の中に差し込んで体内を観察できる直径0.65ミリの極細の内視鏡を開発したそうです。

比較的大きな腎臓結石を取り除こうとする際、体外からの衝撃波では破砕しきれません。そこで、結石があるところまで針を差し込むことによって小さな穴を開け、その針を抜き取ったところに少しずつ大きなカテーテルを差し込んで穴を広げ、結石を鉗子(かんし)やレーザーで砕いて取り出すそうです。
これまでの方法では、結石の位置を正確に把握しきれず、患者の負担が増すことがあったようです。ここで役に立つのが極細の内視鏡です。針に「住田光学ガラス」の内視鏡を組み込んで、先端部を観察しながら差し込めば、結石の位置などを正確に把握でき、患者への負担を軽減できるということです。

内視鏡の直径はライトも合わせて0.65ミリ。一般の注射針の太さが0.9ミリから1.25ミリ程度だそうですので、針の中にも仕込める細さということになります。レンズの直径も0.35ミリに過ぎないようです。すごいとしか言いようのない技術です。

「住田光学ガラス」は福島県にも生産工場があり、同県における医療機器産業の集積にも貢献しているそうです。実際、福島県の2012年の医療機器生産金額は全国4位だそうです。埼玉県に本社がある会社が福島県の復興に貢献しているということは、埼玉県知事としてなにやらうれしい気持ちがいたします。

埼玉県は医療機器生産金額が全国5位であり、現在、「医療系ものづくり産業埼玉プロジェクト」を推進しています。そういう点では福島県と共通項の下、互いに切磋琢磨する良い関係ができています。

埼玉県は光学レンズの製造品出荷額が日本一です。こうした基礎の上に、内視鏡などの医療用機器の技術が発達したのではないかと考えています。これからも、更なる発展を期待するところです。

6月11日(水曜日)の一打「豆は健康の源」

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私は日頃の食事では不足気味になる栄養素を朝食で摂る努力をしているということを4月23日のブログ(「私の健康法」)でお伝えしたことがあります。食事における健康の「4つの方程式」などと言っております。

その一つ目は、まずは朝、豆腐か納豆を食べる。つまり「畑の肉」と言われます植物性タンパク質を摂るということです。二つ目は、イリコなどの小魚を骨ごと食べる。つまりカルシウムを確保するということです。三つ目は、海藻類を食べる。ワカメの味噌汁があればそれで足りるのですが、ない場合にはノリを食べるようにしています。四つ目は、ほうれん草か小松菜のおひたしなど野菜をほぼ毎日食べています。
朝食でこの4つを実践していれば、昼と夜は食事のバランスにさほど気を使わなくてもなんとかなると考えています。

ところで、豆類ならば全て同じようなものかと思っていたところ、実は二つのグループに分かれるようです。
一つは、脂質主体の豆類です。大豆や落花生がこのグループに入るそうです。大豆の脂質の含有率は20パーセント、落花生は約50パーセントもあります。大豆にはタンパク質が30パーセント以上も含まれており、落花生にもタンパク質が25パーセントもあります。しかも、ビタミンB1、B2のビタミン類やカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルを豊富に含んでいます。非常に栄養価が高いようです。

もう一つ、炭水化物主体の豆類もあるんです。小豆、いんげんまめ、えんどうまめ、そらまめなどがこのグループだそうです。このグループはタンパク質やビタミン、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛なども含んでいますが、炭水化物が50パーセント以上と非常に多いそうです。
この炭水化物は当然、消化酵素によって分解されてブドウ糖になり、まさにエネルギーの素になるということですので、これもまた体にいい食べ物だと思います。

一日の食事で必要な三大栄養素といえば「タンパク質」、「脂質」、「炭水化物」と言われておりますので、そういう意味では、この豆類というのは非常にバランスのいい食品だと思います。
栄養を摂るのに豆類は非常に役に立ちます。健康のためにはマメに豆類を摂取しなければなりません。

6月10日(火曜日)の一打「ニッポン人気 英語に反映」

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5月22日(木曜日)の読売新聞に面白い記事が掲載されていました。英語になった日本語についての話です。世界の英語の動向を調べているアメリカの調査会社「グローバル・ランゲージ・モニター」が4月に今年の流行語の暫定ランキングを発表したそうです。

それによると第1位は「emoji」だそうです。携帯メールでおなじみの、あの「絵文字」です。この日本語は今や英語としてそのまま通用するだけではありません。話題のはやり言葉にまでなっているのです。
「絵文字」は昨年12月、英語の辞書として「最良かつ最大」とされる「オックスフォード英語辞典」(OED)にも収録されたそうです。

このように英語になった日本語はほかにも数多くあります。OEDには日本語が語源の言葉は500以上あるそうです。OEDで英語として認められた最古の日本語は「公家」で、初めて英語の文献に出たのはなんと1577年です。織田信長が天下統一を目指していた時代です。

江戸時代には「将軍」「みそ」「侍」などが収録されたようです。20世紀後半に入ると、英語化する日本語は多種多様になっていったそうで、その特徴は3つあるそうです。

第1は日本経済の勢いを反映した言葉です。具体的には「商社」やトヨタの生産方式「カンバン」「カイゼン」などです。第2に日本の若者文化への関心が集まり、「漫画」や「アニメ」がそのまま英語になりました。そして、第3に和食人気が広がり、「ラーメン」「焼き鳥」といったいわゆるB級グルメもOEDに収録されるようになったようです。ラーメンと焼き鳥まで収録されているのかと思うと「うーん」と思ってしまいます。

最近の傾向はどうかというと、まずは和食への関心が一段と高まっているそうです。過去10年間のOED新規収録語を見ると、「枝豆」「うま味」など食べ物に関する言葉が目立つそうです。また、冒頭に触れた「絵文字」が示す通り、日本の若者文化への関心も更に強まっているようです。

面白いのは和製英語が本家のお墨付きをもらうケースが出てきたことだそうです。例えば「コスプレ」(cosplay)です。「コスチューム」(costume=衣装)と「プレイ」(play=演じる)を組み合わせた日本製の造語ですが、OEDは2008年に英語として認めました。「アニメーション」(animation)を短くした「アニメ」(anime)も和製の英語として認められているようです。

意外とニッポンの人気が英語に反映されているということだと思います。昨年9月30日のブログ(「日本から中国に輸出された漢字」)で、近代化を進めていく中でつくられた日本語が現在の中国語として使われていることを紹介しましたが、英語についても日本語がたくさん入っていることが分かりました。日本の様々な文化が世界を惹きつけていることが海外の言葉の中にも表れているようです。

6月9日(月曜日)の一打「納得の埼玉県」

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少し以前のプレジデントオンラインに法政大学経営大学院教授の小川孔輔(おがわ こうすけ)氏のコラムが載っていましたので御紹介します。タイトルは「なぜ、埼玉出身の飲食・流通企業は好調なのか」です。この小川教授は、「しまむらとヤオコー 小さな町が生んだ2大小売チェーン」を著された先生でもあります。

衣料品の「しまむら」、スーパーの「ヤオコー」、ラーメン店の「ハイデイ日高」、これら好業績企業の共通点は、埼玉で生まれたことです。埼玉の企業はなぜ元気か。これには実はきちんとした裏付け理論があるそうです。

その筆頭に挙げられるのが「半径80キロメートル理論」。東京から80キロメートルのエリアには、国内最大規模のスーパー「マルエツ」や「ベイシア」、ホームセンターの「カインズホーム」など、成長著しい企業が群雄割拠しています。このエリアは、都内に勤務する人々のベッドタウンで人口が多く、マーケットが大きいからということのようです。

「物流の要(かなめ)理論」というのもあげられています。本県からは関越・東北・常磐の各高速自動車道にアクセスでき、更に外環道や圏央道も延びています。加えて新幹線も走っています。北へ南へ、これほど交通の便が良く、全国展開がしやすいロケーションはほかにないという理論です。

そしてもう一つの「中途半端な田舎理論」も無視できません。埼玉県知事としては少しむずがゆい感じもいたします。都会でもなくド田舎でもない。そこで醸成されたセンスは全国に通じるという理論です。
その代表格が「しまむら」のファッションなのだそうです。例えば、横浜発のハイセンスな商品は都市部では支持されても、田舎町では受け入れられない。つまり、埼玉が日本の縮図であり標準であるということです。埼玉で成功すれば全国で成功できると小川教授は指摘しています。
このあたりは私の理論とそっくりです。私も「埼玉こそ日本の縮図である」ということを日頃から強調して、埼玉の成功モデルは日本中の成功モデルになるということを繰り返し述べています。
また、小川教授は土地が安いため低コスト経営が可能である点も挙げておられます。

そして最後の理論は、堅実で我慢強い埼玉の県民気質に関連したもので、名付けて「ほどほど理論」。ガツガツせずに年間10パーセント程度の成長を長期間続けていることが埼玉企業の特徴だそうです。
「ヤオコー」や「しまむら」の経営トップは業績を無理に伸ばそうとはしなかったと小川教授は分析しています。普通は会社を大きくしたくなるものですが、それでは質・量ともに人材が追いつかない。そこで我慢できるかどうかがポイントであると小川教授は指摘しています。

なにやら納得感がある説だと思いました。

6月6日(金曜日)の一打「川の国応援団制度、水環境保全活動特別賞に輝く」

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公益社団法人日本水環境学会関東支部から「水環境保全活動特別賞」が埼玉県に贈られることになりました。日本水環境学会は、水環境に関連する分野の学術的研究や調査、知識の普及、健全な水環境の保全と創造への寄与、学術・文化の発展への貢献などを目的にして設立された団体です。学術雑誌の発行、日本水環境学会年会と日本水環境学会シンポジウムの開催、次世代を担う人材育成、水環境文化活動の普及を目指した各種表彰活動等を行っています。会員は約3,000人で、大学、民間企業、行政機関、試験研究機関などがメンバーです。会長には迫田章義(さこだ あきよし)東京大学教授が、関東支部長は小川かほる(おがわ かほる)千葉県環境研究センター主席研究員がそれぞれ就任されています。

いずれにしても、川の清掃や水質浄化、環境学習など川の再生活動を行う本県の「川の国応援団」の取組が、こうした学術団体からも高い評価をいただいたわけです。「行政と市民が連携して川の再生に取り組んでいること」「500を超える団体が活発に活動しており、県全体に川の再生の気運が広がっていること」などが評価されたということです。行政機関に対する表彰制度がないことから、今回まさに「特別賞」という形で表彰いただけるそうです。6月7日(土曜日)に日本大学理工学部駿河台校舎で授賞式が行われます。

「やった!」というところでしょうか。「川の国応援団」という、地域住民参加型の「ムーブメント」が高く評価されたということで、川の再生運動の現場で活動されている多くの団体の皆さんにも勇気を与えていただいたと思います。とりあえず埼玉県が代表して表彰を受けますが、本当の受賞者は500の団体からなる「川の国応援団」の皆さんです。改めて皆さんにお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。

6月5日(木曜日)の一打「商工会グランプリ」

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埼玉県内の商工会が頑張っているニュースをお伝えしたいと思います。現在、埼玉県には54の商工会があります。「商工会」に似た言葉として「商工会議所」がありますが、活動内容はほぼ似ており、基本的には、商工会議所は市の区域に、商工会は町村の区域に置かれることになっています。

この商工会は、地域で商業、工業を営む産業関係の皆さんが加入して、ともに勉強したり協力し合って、地域内の商工業を育てていこうという、相互組織・扶助組織です。何人かの事務局スタッフを抱え、税務相談から経営相談など、いろんな形で地域の商工業の振興のために努力をしている団体です。国や県も補助金を交付するなどして、こうした活動を支援しております。

ここにきて県内の商工会の活動が全国でも屈指の優れたものであることが明らかになってきました。商工会の活動内容の中から特に優れた取組を全国商工会連合会が表彰したり、モデル事業として紹介したりしながら、お互いに学び合うために「商工会全国大会」が毎年開催されています。この大会において平成24年度から顕著な実績を挙げた商工会を表彰するグランプリ制度が創設されました。平成24年度には、このグランプリの準優勝に日高市商工会が選ばれました。11年連続で会員数の純増を達成した同商工会の取組が評価されたものです。そして、平成25年度には久喜市商工会(旧鷲宮商工会)のアニメ「らき☆すた」によるまちづくりがなんとグランプリを受賞しました。6年前からスタートした取組が過去からの延長線上で評価されるというのもなかなかないことだそうです。それだけ継続的に取組み、しかも全国へ発信しているという点が高く評価されたのだと思います。今やアニメの聖地となった鷲宮神社を舞台にしたまちおこしに、商工会青年部が中心になって取り組んだこと、特に、このアニメ「らき☆すた」を今までにない感性でフルに生かし切ったということに関して、高く評価されたのだと思います。

また、同じように小鹿野町の西秩父商工会青年部の尾ノ内百景(冷っけぇ~)氷柱(おのうちひゃっけぇ~ひょうちゅう)の取組は、平成24年度の「商工会青年部全国大会」で表彰されています。これは、冬の観光客が少なくなるシーズンに、風景のいい吊り橋を背景にして、ホースで水を撒いて氷柱をつくり壮大で幻想的な景観を生み出し観光客を呼び込もうというものです。まさに「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」という上杉鷹山(うえすぎ ようざん)公の言葉を体現したような取組です。

このように県内の商工会の皆さんは、単に所属する商工業者の発展を考えるだけではなく、まちづくりのメインプレイヤーとして、主体的に様々な「地域おこし」をなさっていることが大きな特色です。よく地域の活性化と言われますが、まさにこうした地域の担い手による主体的な取組こそが、地域を活性化し、そして発展させるのだと思います。商工会の皆さんのますますの活躍を期待したいところです。

6月4日(水曜日)の一打「北本トマトカレー『全国ご当地カレーグランプリ』優勝」

トマトカレー

北本トマトカレーが横須賀市で開催されたイベント「全国ご当地カレーグランプリ」で全国15のご当地カレーの中から見事優勝を果たしました。6月2日(月曜日)、このグランプリに出場された、会長の落合真一(おちあい しんいち)さんをはじめ「北本トマトカレーの会」の関係者の皆さんが、その報告のために県庁にお越しになりました。

北本トマトカレーは、平成23年11月に北本市で開催した「第9回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」に初参加し、初優勝した北本市特産のトマトを使ったご当地グルメです。

このトマトカレーの特徴は、「ライスをトマトで赤くする」、「ルーにトマトを使用する」、「トッピングにトマトを使用する」、この3つです。この3か条を満たすレシピでつくられた「北本トマトカレーの会」認定カレーは、市内外約15店の飲食店で味わうことができます。

平成25年には、「全国ご当地カレーグランプリ」で準グランプリを取りましたが、今回はめでたくグランプリに輝きました。「全国ご当地カレーグランプリ」は、「よこすかカレーフェスティバル2014」の特別企画として実施されました。開催地の横須賀市は「カレーによるまちづくり」を進めていて、「海軍カレー」で有名でもあります。

6月2日当日はお昼時でしたので、「北本トマトカレーの会」副会長の加藤浩(かとう ひろし)さんが代表をされている「北本トマトカレー研究会KABAちゃんず」の方たちが料理をされた北本トマトカレーをごちそうになりました。大変おいしくて、パスタにかけても合いそうなイメージです。皆さんにも是非召し上がっていただき、おいしい「北本トマトカレー」が全国に広まることを期待しています。

6月3日(火曜日)の一打「幸せな60代専業主婦」

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5月28日(水曜日)の日本経済新聞夕刊に興味深い記事がありましたので、御紹介したいと思います。日本人で最も幸せなのは、60代以上の専業主婦だということが分かったそうです。

ポイントサービス「Tポイント」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が全国の会員に現在の幸せの程度を10点満点で聞いたアンケートの調査結果によるものです。

この調査は、18歳から79歳までの会員1,525人を対象にインターネットを通じて実施されました。

その結果、年齢・性別ごとの平均得点は60代以上の女性が7.05点でトップ、全体の平均6.20点を上回っているそうです。

平均得点は男性が5.92点で女性が6.47点。年代別では60代以上の男性は6.94点で、男女ともに60代以上が最も高い結果になりました。ちなみに最も低いのは男女とも20代だそうです。

職業別では専業主婦・主夫がトップ。専門的・技術的職業、会社経営・役員、公務員が続いています。趣味別では園芸・ガーデニングがトップ。続いて編み物・手芸、料理・グルメの順となっており、一人でこつこつと集中して取り組むような趣味を持つ方が比較的幸福感が高いようです。また「幸せに必要な要素」を複数回答で聞いたところ、収入と答えた割合が最多で73.2パーセント、健康が71.4パーセントと続いています。

男性よりも女性の方が精神的な豊かさを求める割合が高く、「趣味などで自分の時間をつくる余裕がある人ほど、幸せを感じる度合いが高いようだ」と同社の担当者は言っているとのことです。

なんとなく納得感があるアンケート結果です。全国の観光地を訪れる客層で考えても60代の女性が一番多いようですし、そしてまたレストランやデパートを見ても、やっぱり団塊世代の女性はゆとりある生活を楽しんでいるのではないかと感じました。

6月2日(月曜日)の一打「ブラジルに『KOBAN』」

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5月15日の読売新聞の夕刊に興味深い記事が掲載されていました。日本の「KOBAN」が世界に輸出されているそうです。あの警察官が詰めている交番のことです。実は、国際協力機構(JICA)と警察庁が交番勤務の豊富な警察官を2017年までの3年間、ブラジルに派遣することを決め、今月から埼玉、神奈川両県警のベテラン警察官各1人を含む調査団が派遣されています。既に先行して交番制度を取り入れた一部の州では犯罪減少に効果を上げており、ブラジル政府は全国にこの交番制度を普及したいと考えているそうです。2016年のリオ五輪を控え、心配されている治安状況の改善に、日本が世界に誇る交番制度が一役買うようです。

JICAによると、ブラジルでは殺人事件の被害者が年間約4万人に上るなど凶悪な事件が多発しており、治安は日本の常識では考えられないほど悪いようです。そもそも警察と住民とが連携して地域の安全に取り組むような、そういう仕組みが基本的にブラジルにはなかったようです。間もなく開幕するサッカー・ワールドカップ(W杯)では、日本の外務省が、試合会場の12都市のうち8都市に「危険情報」を出し、現地観戦のサポーターに注意を呼び掛けているほどです。

州ごとに警察が独立しているブラジルでは、サンパウロ州警察が1997年、日本の交番制度の採用を決定し、2000年からJICAの協力を得てその普及を進めてきました。日本から派遣された警察官が現地の警察官を指導し、市民の信頼を得ながら協力して治安対策を進めていく仕組みができあがってきたそうです。交番制度の導入後、サンパウロ州では10万人当たりの殺人事件の被害者が1995年の35人から2011年には10人にまで減少したそうです。驚くべき交番効果です。

交番制度は現在では他の11州にも広がって、名称も「KOBAN」という日本語がそのまま使われているそうです。ブラジル政府はリオ五輪までに、この「KOBAN」を全国27州に定着させようと考えているようです。全州に「KOBAN」を設置するとともに、各家庭の訪問や自転車によるパトロールなど、より地域に密着した治安の確保に努めるようです。もし、リオ五輪に日本の皆さんが出かけていっても、危なくて外を歩けないとか、夜間は外出を避けるとかいったことでは楽しみが半減してしまいます。そんなことにならないよう異国での「KOBAN」に大いに期待したいと思います。

日本の交番制度によってブラジルの治安が大幅に改善されるのであれば、日本としてもうれしい限りです。これからも単にハードだけではなく、「KOBAN」に代表されるようなソフトも含めた日本のインフラがどんどん輸出されて、受入先の発展と日本の評価の向上につなげていけたらと思います。もっとも、長く政府の開発援助で支援をしてきた国々でも、昨今の情勢を見る限りあまり感謝をしていないような感じを受けるところもあります。これはこれで困ったものだと思います。

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