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掲載日:2021年11月16日

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知事記者会見テキスト版 平成30年11月20日

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平成30年11月20日(火曜日)

知事発表
犬猫の殺処分ゼロを目指して!について(1)

犬猫の殺処分ゼロを目指して!について(PDF:985KB)

知事

今日は「犬猫の殺処分ゼロを目指して!」ということで、県民の皆様に御報告とお願いをしたいと思っております。まず、どんな犬猫でも大変大事な命でありますので、殺処分をしないことが一番望ましいのですが、現実には殺処分に至っているという悲しい事実がございます。本当に多い時は9,000頭からも超える犬猫の殺処分を行っておりました。急激にこの対策を打ち込みまして、やっと1,000頭を切ることができるようになりました。何よりも動物(指導)センターなどに収容しないで済む態勢を取るということが大事ですので、まずきちんと犬猫を飼っていただいたら最後まで面倒を見てくださいという、飼い方の啓発などをしっかり行ってきました。そして、特に野良猫の繁殖について抑える努力をしてまいりました。そうすることで収容数の減少ができました。そして、いわゆる譲渡会をたくさん行って、譲渡する仕組みをどんどん作っていくことによって、結果的に殺処分を減らすことができました。もちろん最終的にはゼロを目指して頑張っていきたいと思っております。

譲渡の現状でありますけれども、基本的には動物の愛護団体を経由して譲渡をしていく仕組み、新たな飼い主を探していく。このやり方で、例えば平成29年度の譲渡数は552頭が結果として行われております。それから動物指導センターの方で一旦収容したものを個人の方々がネットを通じたり、実際、動物指導センターの方に来ていただいたりしながら、情報をしっかり確認していただいて譲渡をしていく。こういうかたちで181頭決まってまいりました。しかし、それぞれにやはり課題もないわけではありません。この動物愛護団体の皆さんたちは日頃から犬猫の世話をされたり、そして食事をさせたり、場合にとっては妊娠しないような手術をするとか、飼い主探しをするということで大変御尽力をいただいております。また、肝心のこういうものがあるということを知らない方々もやはりおられるという事実です。したがって動物指導センターでは毎日、犬猫の世話をしていますけれども、譲渡制度の認知度をアップさせるためのアピールをしっかりやらなければならないし、やってはいるのですが、なかなかそれが100パーセント効果的になっているとは私たちも思っておりません。

そこで現状を少しでも突破するために、「保護犬・保護猫譲渡会in県庁」などというものを3回に分けて行いました。3月24日、9月29日、11月3日。約1,000人の方に来ていただいて、結果として全体では32頭ですが、新たな飼い主が決定しました。もとより埼玉全県下から簡単に来られるわけではありませんので、課題として私たちは市町村でも今後やっていきたい。もちろん私たちが強制するわけにはいきませんが、お手上げ方式で、特に交通の便の良いような所で譲渡会を、県やあるいは愛護団体と共催で行って、やはり回数をこなすことだということだと思っております。また、これからの課題として、民間企業と連携ができるのではないかと。例えば譲渡会を共催するとか、特に大きな企業とか、それからお客様がよく来るような大型ショッピングセンターであるとか百貨店とか、そういったところとよく連携を取って、その入り口、空間等々をお借りして多くのお客様が来るところでやることで、認知度も高まり、そして検討していただく機会も増えていく。そういう意味での民間企業との連携の可能性をやはり探っていくべきではないか。そしてまた、どうしたらよくアピールできるかなどについても、私たちの知恵にも限界がありますので、民間の皆さんたちから色々なノウハウをいただける可能性もあるのではないかということで、今後、民間の皆さんたちにも、こうした保護犬・保護猫の譲渡会を展開するに当たってお知恵拝借というかたちでお願いをしたいなと思っております。どんなかたちでしていくかというところまで、まだ今のところ私たちにもあるわけではありませんが、比較的、公益活動などを熱心に取り組んでいただいている企業などに、まずは働き掛けをしたいなと考えているところであります。

そこでお願いのものでございます。犬や猫を飼いたいねと思っておられる方々。お友達から分けていただく、あるいはまた、ペットショップでお買い求めなされる方もおられますが、場合によっては愛護団体、あるいは動物指導センターで預かっている大変可愛い犬猫もおります。そうしたものも見ていただければいかがかなという意味で、動物指導センターで犬猫の譲渡も行っております。常時ですので、ホームページで「埼玉県 犬猫の譲渡」で検索をしていただく。もしくはお電話をしていただければ、係の者が対応させていただきます。熊谷市とさいたま市にございますので、お尋ねいただくなり、あるいは、まずはインターネットなどで写真を見ていただくなど、そうしたことをしていただいて、実際御相談いただければありがたいと思っています。また、先ほど申し上げました39の団体がございます。譲渡認定団体として39が犬猫の譲渡も行っております。これも「埼玉県 譲渡認定団体」で検索をすると、様々なかたちでの対応が分かるようになっております。いずれにしましても埼玉県の動物指導センターに御相談していただければ、必ず譲渡についてのきめの細かい御相談事あるいは解決方法などについて、しっかりと対応させていただきたいと考えております。

これは先日、ゆるキャラ®のグランプリを取った志木市のカパルでございます。とりあえずお祝いで持ってまいりました。以上です。

日経

市町村とか民間企業との連携、これからということですけれども、初めての事例をいつぐらいを目途に実現したいとか…。

知事

まだ事務方から細かい相談は受けていないのですが、イメージとしては、土曜とか日曜日に大型商業施設などに大勢のお客さんたちが来られる。そういったメインの入口周辺で邪魔にならない範囲内で、何らかのかたちで愛護団体と共催しながら、まさにそれも企業との連携になります。具体的なかたちで、あるいは百貨店などもそうかもしれません。あるいは企業として人を集める、あるいは集まるような空間を持っておられるところなども連携先だと思っております。そうしたことも、今まで単純にやっていたことを幅広くやるということについて可能性を探っていきたいなと思っています。何よりも社会的に貢献をしているような企業というのは、ありとあらゆる面で知恵を持っておられますので、そうした知恵もお借りしながら、そのネットワークをできるだけ活かしていきたい。やはり自分たちでギリギリまで、大体こう一気にワーッと(下がって)きたのですが、ここらくらいで少し頭打ちになってきているので、ここらからまた一回ドンと半分とか3分の1に減らすためには、ちょっと限界が出てきているのかなと思っていますので、そういう意味で新しい知恵を私たちに必要になっている。その知恵がやはり一つの枠の中にいますので、我々も。過去の流れの中での一つの枠の中にいますから、そういう枠を超えたところにおられる方々の知恵を。愛護団体にしても同じだと思います。やはり今までの枠の中にいらっしゃる部分があるので、その枠外の人たちい協力を求めることで、このへんで少しやはり頭打ちになってきているという現実がありますので、ここをドンと一気に一旦下げられるようなことができないかということを考えております。

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ゆるキャラ®グランプリ2018について(1)

日経

せっかくカパルを出されているので、もう一言たぶんみんな聞きたいと思うので、お祝いというか、知事の御感想というか、表敬にも来られたみたいですので。

知事

当時、志木の香川武文市長が応援依頼に来られた時には、現在3位ですというお話で、なかなか追い上げが厳しいというようなことを言っておられました。たまたま、ふっかちゃんにしても、はにぽんにしても、善戦はしたんですが2位で終わりましたので、何となく2位になりそうな雰囲気が強いイメージもあって、何とかグランプリになっていただければいいなと思ったら、本当になりました。最終的に逆転劇だというような一つの物語が作れましたので、元々カッパ伝説から出てきた比較的、民間の伝承の中で生まれたキャラクターですので、根強い一種のファンがいるということに関してだけは、割と強いものを持っているのかなと思っています。日本中カッパ伝説ありますので、そういう意味ではオール日本で通用しやすいイメージキャラクターだなということだけは、潜在的に掘り起こせば可能性があったのかなと今、後付けの理論ですけれども、そんなふうに思ったりしています。いずれにしても、奇をてらったかたちでもなければ何でもない、一般的に言われるカッパ伝説で出てくる見慣れた顔というのでしょうか、そういうところが親しまれた原因の一つではないかと思っております。

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幹事社質問
埼玉県企業立地セミナーin大阪について

日経

16日に大阪市で開催した企業立地セミナーについてお聞きします。知事御自身も現地でPRに立たれましたけれども、参加企業の反応など感想をお聞かせください。また、このセミナーを毎年開催されていますけれども、県内への立地につながった企業数など、これまでの成果についても教えてください。

知事

まず、基本的に大阪のというか、関西地方の企業に関していえば、やはり二眼レフ構想という考え方が基本的にあります。関東の方が市場が大きいこととか、それから最近の困難な災害状況など見ても安定的に事業を継続するために二眼レフ、つまり大阪が本社であり大阪がメイン工場は持っているけれども、関東にもある意味保険を掛けたり、関東という市場を十分生かすために置いておきたい、こういう基本的なニーズがあることだけは、いろんな調査でもはっきりしておりましたので、しっかり関西、とりわけ大阪を中心に企業立地説明会、セミナーを展開することは非常に重要なことだというようなことを考えておりました。また、県人会も近畿県友会というかたちで、埼玉県友会(後に「近畿埼玉県友会」に訂正)というかたちで、近畿エリアの県人会(後に「近畿埼玉県友会」に訂正)が大阪に存在し、その現在では名誉会長になられましたけれども、(後に「元」に訂正)会長さんが非常に大阪の経済界で友人のネットワーク、あるいはまた要職を務められた方でもありましたので、財界でですね。そのネットワークも使えることもあって、積極的に大阪もしくは関西エリアの企業誘致について熱心に取り組んでまいりました。その成果が結果的に、(平成)17年1月からセミナーに出席した企業で立地した件数でいえば24件と。西日本というかたちで、大阪に限らず西日本ということでいえば106社、こういう内訳がありますので、中には大所の江崎グリコなどもその近畿県友会の埼玉県友会(後に「近畿埼玉県友会」に訂正)の(当時の)会長さんが直に江崎グリコに御案内いただいて、社長との面談もさせていただいて、お誘いもしていただきました。その結果、北本市に関東グリコという本社とファクトリー、工場と両方作っておりますので、工場の敷地での固定資産税、それから本社での法人二税というかたちである意味ではダブル効果というかたちで大きな成果を得たことなどが代表的な事例になりますし、よく雇用なんかでは日用品などをどんどん包装して元々の会社の方にまた送り返すパルタックという、そうしたところなどはたくさんの雇用を進出先で実現しているとか、なかなか善戦している、こんなふうに思っております。これからも、この二眼レフ構想ということに関しては、極めて関西地区の皆さんたちには受け入れやすい。しかも、埼玉りそな銀行のいわば兄弟会社のりそな銀行、あるいはまた近畿大阪銀行とか、今度は新たにグループに参加したみなと銀行だとか、こういったところの関西地方で強い金融機関の情報ネットワークも、結果として私どもは活用できるというのでしょうか、こういったことがあるので、今後も関西エリアを中心に二眼レフ構想の実現のために是非埼玉へという打ち込みで今後も続けていきたいと思っています。

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その他の質問
ゆるキャラ®グランプリ2018について(2)

埼玉

先ほど、かわいいキャラクター見せていただいたんですが、その件でちょっと追加でお聞きしたいんですが、今回のグランプリの大会では、一部の自治体が大量のIDを取得するなどして、組織票というのですか、問題になりましたけれども、それについてはどのようにお考えになりますでしょうか。

知事

熱心に取り組んで、上位あるいはグランプリを取ることでそのキャラクターを使いながら商品化していったり、まちづくりに最大限に活用するという取組はそれなりに積極性を買うところもありますが、例えばいわばIDをお借りしたりして、職員が勤務中でも構わないからどんどんアピールしろと、これはちょっと仕事と違うんじゃないかなと思いますので、何でも自分の仕事が邪魔にならない程度のことで協力をしてくださいよということで愛郷心に燃えて、まさにアフターファイブからそうしたことをされたりするのは、それなりに買える話だと思いますけど、もし仕事中にそういうことを一生懸命やれよという話で、それだと別に罪にならないというかたちで免除されるとすれば、それは違うだろうという話になるのかなと思います。

埼玉

熱心はいいけど、やり過ぎはちょっと注意してください…

知事

やり過ぎというよりは、仕事中といえどもそのこと自体は許容されるというようなかたちになってしまったら、やはり違うでしょうということだと思います。

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犬猫の殺処分ゼロを目指して!について(2)

朝日

先ほどの発表の件で伺ってもよろしいですか。譲渡率が上がっている要因は何なんですかね。

知事

やはり一にも二にも、この動物愛護ということに関しての県民、国民の基本的に理解が進んでいるというふうに思っています。それと、例えば上尾の獣医師会などが避妊の手術なんかをボランティアでやっていただいたりとか、そういう動きなんかがあったりしているんですね。非常に、やはり動物といえども人間と共生しているということについての認知度というのが、やはり私は高くなってきているのではないかなと思います。簡単に殺してはいけない、まさにその通りだと思っています。その部分が増えてきているのかなと思っています。

朝日

個人の引き取り手が増えているのか、それとも団体が引き取る数が増えているのか…

知事

基本的には個人です。

読売

この動物の件なんですけれども、お話伺っていると知事、動物が好きなのかなと。過去に動物を飼われた経験があるのかないのかと、あとこういった団体から実際に引き取ったことはあるんでしょうか。

知事

具体的な事例は承知しているわけでありません。

読売

知事自身の経験としてです。

知事

それはありません。私自身はありません。

読売

動物を飼われたことというのは。

知事

もちろんあります。

読売

今現在も飼われている…

知事

もう亡くなりました。13年生きて。

読売

何かその辺のエピソードをちょっと伺いたい…

知事

たまたまスーパーの、偶然通りかかったペットショップで子供たちがそこから離れなくて、わーわー言っていまして、一旦引きずっていったのですが、また見に行きまして、あまりにもそういう執着心が子供にあったので、つい衝動買いをしました。可愛くてですね。それから13年生きていただいて亡くなりました。

読売

犬ですか。

知事

柴犬です。今、流行りの。当時はそんなにまだ流行っていなかったんですが、それから流行り始めたというのでしょうか、そんな感じです。

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事前トレーニングキャンプに関する「柔道オーストラリア」との覚書締結について

テレ玉

この後、覚書の締結式があると思いますが、柔道のオリンピックの埼玉県の事前トレーニングキャンプが決まりまして、それについての知事の御所見を伺えればと思います。

知事

できるだけ多くの国々の方々が埼玉県においてキャンプ地、あるいはまたホストタウンなどで決めていただく。そこで交流が始まって、とりわけ未来を担う子供たちなどにとっては身近に外国を感じることができる。身近にプロ級の、最大級のプロ級の技などを練習などで見ることができるという。こういうことはまさに滅多にないことですので、できるだけお引き受けしたい感じがありますし、市町村の首長さんたちも基本的にはそういう認識でそれぞれ御努力をしていただいておりますし、私ども県の方にも、いわば協力の依頼があれば積極的に私たちも協力をしてるという現状があります。これ是非、よりギリギリまでこの可能性は追いかけていくべきだと思っています。

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日産自動車のゴーン会長逮捕に伴う影響について(1)

埼玉

昨日日産自動車のカルロス・ゴーン会長が、金融商品取引法違反の疑いで逮捕されるという衝撃的なニュースがあったんですけれども、県内経済の影響などどのように考えてらっしゃるかその辺お聞かせ願えればと思います。

知事

県内に日産との取引会社がどのくらいあるかというのはちょっと分かりませんが、一般的には200社ぐらい日産グループとの取引会社があると聞いておりますので、20分の1が埼玉県の経済ですので、そういうことを考えていけば最低でも10社ぐらいは関係している企業がある可能性はあると思いますし、(後に削除)、一次下請けで67社あるそうです。二次下請けでも入れると736社。相当ありますね。したがって、今後特に生産が停止されるとかそういう話にはならないんで、個人の犯罪というんでしょうか。まだ仮定の話ですので、企業そのものが操業が停止するという話ではないと思いますので、今後どんな影響が与えられるのかよく分かりませんので、ただ、丁寧に見ていきたいと思います。

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県政世論調査の結果について

産経

今日発表されました県政世論調査の、県政世論調査というのが今日発表されているんですけれども、東京オリンピックとラグビーワールドカップの認知度の状況というのが出てまして、県内で開催される競技では、ゴルフが36.5パーセントで、サッカーが35.2パーセント、バスケットボールが20.1パーセントで、射撃が11.7パーセントで、ラグビーのほうが熊谷開催を知っているというのが43.1パーセントなんですけれども、これに関して知事の方ではもう認知度が高いと思うのか、まだまだ足りないと思うのか、その辺ちょっと教えてください。

知事

正直なところ、まだ低いと思っています。結構やっているんだけどね、という感じはあるんですが、なかなかこう、これだけ世の中の話題になっていてもという感じはあるかなと思っています。ただ現実に、調査の結果30パーセント前後だったりする部分というのは、意外に意外という感じがしております。今後その世論調査を受けて細かい分析をして、どこに一番のまたポイントをしていけばいいのか。ラグビーは近づいてきてるので、やはり認知度が上がっていると。したがって質問の聞き方もあるのかもしれませんが、時間で認知される部分もあるので、まだ先のことだと、現実のものになっていないので、十分応えることができないと言うのでしょうか。例えば、オリンピックがあるねということは知ってても、どこでどの会場で何をやってるかということについてまで、詳しく皆さんが知ろうとしていないという事だと思います。とりわけ、一時的にはゴルフ場などがいろいろテレビなんかの話題になりましたので、認知度がちょっと上がったんですが、今の時点で逆に下がったりしてますので、そういうのを見るとやはり時期タイミングの中でどれだけアピールするかということで、決まってくるのかなという感じがいたします。もっともその時に認知された人達は一体どうしたのかなというような感じはありますけど。このへんがどういうかたちで調査に出てこないのか。一旦認知したらもう後はずっと認知するのかなと思うのですが…そうじゃないところがありますので。ちょっと気になるとこですね。よく分析したいと思います。

産経

一応あの、県も色々PRはしてると思うんですけども、まだちょっと、まだ足りないっていうご認識ですかね。

知事

今流行りのやはり武器を使わなくてはいけないのかもしれませんね、もっともっと。皆さんがスマホを握ってますので、電車に乗っても。スマホなどをどれだけしっかり活用してアピールできるか、もっともあれは選択ですので、選択の中に入れられるような仕組みが一番大事かなと思います。

産経

SNSとかそのあたりっていうことでよろしいですか。

知事

そうですね。テレビなんか、ニュースなんかで自動で入ってくる部分がありますが、スマホなどはやはり選択ですので、何を選択させるかという、どこを選択しているうちに引っかかるかなというような、その辺を考えなくてはいけないのかなと思います。

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日産自動車のゴーン会長逮捕に伴う影響について(2)

時事

先程日産のゴーン会長の逮捕の件に関連して、県内経済への影響ということについてはお話ありましたけれども、そもそも、国際的にも自動車連合として大きな企業の3つのトップということなんですけれども、そういう人が今回ああいうかたちで逮捕されたことについてはどのようにお考えになりますか。

知事

まだ罪状とかも明らかになってませんし、まさに仮定の話ですので、今の時点であまり断定的に言うのは大変失礼でありますのであまり申し上げたくありませんが、ただ、逮捕という事実そのものには大変驚いています。やはり最近色々なところでデータの改ざんであるとか、そういったものが極めてレベルの高い企業などで行われておりますが、そうしたものも、企業経営のマインドというのがどこかでこの司令塔に陰りがあったりすると、私はやはりそういったところが影響を与えてきている、もし色々な改ざんなどの、データ改ざんなどの色々な事象が起こっている企業は、やはりそういう意味ではしっかり経営のタガを締め直さないといけないのではないかと思っています。そういう意味でのトップの犯罪の可能性ということについて、出てきたこと自体それに留まらず、その他のことに関しても重要な窮するものが出てくる可能性はあるんじゃないかなと思います。やはり車も飛行機もそうですが、究極の安全ですので。それなりのスピードを出していきますので。人間の身体あるいは命に関わることになってきますので、究極の安全体制をつくるものをつくっているトップが犯罪の疑いを持たれて逮捕されたということは、これはやはり極めて重要な案件で、単に個人の犯罪に留まらず、企業文化そのものも問われているのではないかなというぐらい考えています。

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(終)

お問い合わせ

知事直轄 報道長  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-0029

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