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掲載日:2021年4月1日

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知事記者会見テキスト版 平成28年12月27日

録画を見る(約44分)

平成28年12月27日(火曜日)

知事発表
平成28年 埼玉県10大ニュース

平成28年 埼玉県10大ニュースについて(PDF:531KB)

知事

本日は平成28年の埼玉県の10大ニュースを発表させていただきます。まず10番目ですが、こども動物自然公園で世界最小のシカ「プーズー」が日本で初めて公開をされました。これはチリ共和国サンチアゴ・メトロポリタン公園から御寄贈いただいた4頭の世界最小のシカであります。ざくっと言うと、柴犬ぐらいの大きさというのでしょうか、70センチぐらいの大きさで高さがやはり50、60センチぐらいのシカであります。フンボルトペンギンに続いて、チリから2回目の御寄贈になります。(後に削除)

9番目は、理化学研究所が発見しました113番元素の名称を「ニホニウム」と正式に決定いたしました。これを9番目に挙げました。新元素の命名は、欧米以外の国では初めてということであります。また、理化学研究所のある和光市では、新元素発見を記念して市民が理化学に触れる憩いの空間を創出する事業を実施するために、和光市駅から理化学研究所までの道のり約1.1キロを「ニホニウム通り」と命名をして、アピールをしていくということをやっておられるところであります。

8番目は、造幣局さいたま支局開局並びに造幣さいたま博物館がオープンをいたしました。新たなる観光名所として、まさに貨幣の博物館、あるいは勲章などの博物館として、大阪にあります造幣局のいわば分局みたいなかたちがこうして関東にもできたと。こんなふうに理解をしていただければ、ありがたいと思っております。

7番目に、平成13年に開業しました埼玉高速鉄道が、開業以来初めての黒字に転換したということを挙げております。県が最大の出資者であります埼玉高速鉄道は、1,500億の有利子負債からのスタートで困難を極めましたが、開業以来初めて経常黒字を達成したということで、今後黒字を積み重ねながら、投資家、資本家の皆様たちにも、しっかり喜んでいただくように、また乗客の皆様たちには、よりサービスが充実するように展開していきたいと考えております。

6番目には、加須市と福島県双葉町が友好都市を締結したことであります。一般的にこうした原発避難をきっかけに友好都市になったというのは、もとより例のないことであります。双葉町が丸ごと加須市の旧騎西高校に避難をし、多くの方々が加須市の市民の皆様たちと極めて丁寧な交流をなされて、またこの騎西高校で避難された方々の子供たちが、地元の高校やそしてまた埼玉県の高校を卒業して埼玉県内、また東京都内などの大学、あるいはまた就職などしておられるところでありますが、極めて密接に縁ができたということで、改めて友好都市を締結して、今後も加須市と福島県双葉町はいろんな意味で連携してまちづくりを進めていこうということになりました。

5番目ですが、浦和レッズJ1セカンドステージ優勝、そして年間勝点1位、またJリーグルヴァンカップの優勝。また大宮アルディージャ、J1での過去最高の5位になったということで、サッカー王国埼玉を象徴する出来事として、5番目に浦和レッズの快挙、あるいはまた大宮アルディージャの大健闘を祝しながら、改めて埼玉県のサッカーの振興に努めていきたいと思っております。

4番目に、さいたま新都心医療拠点の完成、県立小児医療センター新病院のオープンであります。隣に日本赤十字社のさいたま赤十字病院ができております。県立小児医療センターとさいたま赤十字病院が並行し出来上がっております。そして一部連携して、患者さんの面倒を見るような仕組みもできております。

続きまして3番目に、蜷川レガシーが始動し始めましたということをアピールしたいと思っております。残念ながら、蜷川幸雄彩の国芸術劇場芸術監督は、幽明境を異にされましたが、その芸術監督は俳優でもあります吉田鋼太郎さん、彩の国シェイクスピア・シリーズに大変出演もされましたこの吉田鋼太郎さんが、残りのシェイクスピア・シリーズを監督をされるということが決まりました。そして、蜷川脚本(後に「芸術監督企画・原案」に訂正)でありました、遺作でもあります1万人のゴールドシアターは、ノゾエ征爾さんが引き続き監督(後に「演出」に訂正)・脚本を展開されまして、見事スーパーアリーナで1,600人の皆様たちを、60歳以上の皆様を大群像劇として、新たなる演劇の可能性をお示しをされたところでもあります。

2番目です。2番目は「秩父祭の屋台行事と神楽」、「川越氷川祭の山車行事」を含む「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことであります。おととしの小川町、東秩父村の特産の細川紙の「細川紙、紙漉き技術」(後に「和紙:日本の手漉和紙技術」に訂正)がユネスコ無形文化遺産に登録されたばかりでありますが、引き続き登録されたということであります。大変うれしいところであります。日本では21件の登録がなされているところでございますが、埼玉県はそのうち2件登録されているということでございますので、約10分の1と。47分の1ではなくて、10分の1埼玉県に登録されていると。大変誇りに思いたいと思っています。ちなみに、世界で366件中、1位が中国31件、2位が日本21件、3位が韓国17件というような順番であります。

いよいよ1位でありますが、何と言ってもリオのオリンピック・パラリンピックで、埼玉県ゆかりの選手が大活躍したということになるのかなと思っております。14人の選手がメダルを獲得をしております。大変、埼玉県勢としては確率のいいメダル獲得であります。東京オリンピック・パラリンピックに向けても、十分まだこれから戦える可能性を持った選手の皆様たちが多数いることから、今後大いに期待ができる、このように思っているところであります。以上、埼玉県が選んだ10大ニュースを発表させていただきました。

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平成28年 今年の漢字

知事

今年の漢字であります。(「進」と書かれた紙を掲げながら)これにいたしました。理由は、リオのオリンピック・パラリンピックが、まさしくそこで活躍された人たちは、自分自身の道をしっかり進んでおられて活躍していると。また、2019年の(ラグビー)ワールドカップを目指して進んでいきたいという思いがあります。また、先ほど御紹介しました秩父祭と川越氷川祭のユネスコ無形文化遺産なども、本県の伝統文化の進展にまさに勇気を与えていく、希望を与えていくというような意味を持っているかと思います。また、蜷川レガシーもまさしく吉田鋼太郎さんに受け継がれて、さらに進化していくということを期待しているつもりであります。また、埼玉のサイテック、産業技術総合センターのマグネシウム電池の開発もさらに進化させていきたい、こういう思いもございます。さらに浦和レッズ、大宮アルディージャの快進撃の「進」も入れたつもりであります。それから、埼玉県そのものも人口増加率、沖縄、東京、埼玉という3番目の増加率。あるいは今年の6月に内閣府が発表した平成15年から25年までのGDPの伸び額が愛知県に次いでの2位。経済的なシェア、日本におけるシェアも伸び率が愛知県に次いで2位と。あるいは企業本社の純増が日本一と。こうした埼玉県の勢い、進み具合というのでしょうか、こうしたものを「進」にしております。もとより、高齢化の割合の進行率も日本一ということになりますが、こうした課題も含めて、「いろいろ埼玉県は進んでいるぞ」という意味を込めて「進」にさせていただきました。以上ですね。

東京

10大ニュースということで、4番目の県立小児医療センターの新病院なんですけれども、隣の日赤と連携というのが期待されていくと思うんですけれども、改めまして知事の中で特にどの部分を期待しているのかということを、改めてお聞かせいただけますでしょうか。

知事

何よりも一番いいのは、駅に近くて周りに森林があるというのがいいのですが、それはなかなか両方叶うことは難しいところですが、交通の便がいいということで、埼玉県全体のまさに高度な小児医療を非常に困難な先天的な方であるとか、あるいは後天的なものも含めて、小児に係る極めて高度な医療、困難な医療を受け止めてするところ、これは何か所もできませんので、埼玉県全体を睨んで一番交通アクセスのいいところに造って、多くの方々にそうした意味での医療を提供したい、こういう意味がございます。また、医師、看護師の皆様にとっても、居住環境あるいは通勤環境などにおいても、極めて優れた立地であるということもコンディション、健康も含めたコンディションを維持していく上でも極めて重要なことでもありますので、そういう点で極めて優れている。加えて、日赤が近くにあって、隣り合わせで病棟を造られるということで連携事業、例えば赤ちゃんがお腹の中にいるお母さんが、仮に交通事故に遭って、日赤に運びこまれたとき、母体は母体で救うわけですが、子どもも危ないと、そういうときに、小児医療センターのほうに、母体の中に入っている赤ちゃんのほうは、そちらできちっと救うとかですね、そういうことが可能になる。そういうことはまず他の病院ではまず不可能という、この2つの連携事業の中で可能になる、こうした優れた点があるということを、私たちは、多くの県民の皆様に高度な医療と困難な医療を提供することが可能になった。そういう意味では大変、限られた医療資源でありますので、困難な状況下のなかで、最大限の、県民に対する医療の提供ができる、こんなふうに考えています。

埼玉

3位に挙げていらっしゃいます1万人のゴールドシアターのことでお伺いしたいんですけど、当初の予定ですと、今後2018年と2020年にまた開催して、最終的には1万人規模で行うということなんですが、今後の見通しなどありましたらお聞かせください。

知事

今回、スーパーアリーナを使って1,600人によるロミオとジュリエットを展開したわけでありますが、かなり空間を占めた経緯があります。これが1万人規模で本当に収まるのかということについて、なかなか困難かなという感じはしております。ただ、今、出演者と関係者の皆様と協議をしておりまして、蜷川構想の中での1万人がどういう意味だったのかも含めて、よく精査していただかなければならないのかなと思っております。例えば、平成16年の彩の国国体で、人による演技が、熊谷スポーツ公園のスタジアムのほうでやったんですが、あれが3,000人だったんです。その3,000人でグランドを埋め尽くした過去もございますし、じっとしていれば1万人でも入るかもしれませんが、動くことを前提にするとなかなか1万人は厳しいのかなという感じを私はスーパーアリーナで感じました。ただ、何かあまり動かないで、何かインパクトのあるような演技ができるのか、そういうのが蜷川幸雄芸術監督の中のどこかにあったのか、その辺も含めて今検討してもらっているので、その検討を待ちたいと思っているところです。

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幹事社質問
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の県内誘致について

東京

先の臨時国会でカジノを含む統合型リゾート施設、いわゆるIR整備推進法が成立して、政府がカジノやホテル、国際会議場が一体となった施設の整備を推進することになりました。過去には東京都のトップが誘致を表明するなど、経済波及効果に期待する自治体もあります。国会審議ではギャンブル依存症への懸念も指摘されましたけど、この法律の評価と、唐突かもしれませんが、IRの誘致に知事は興味をお持ちかどうかもお聞かせ願えないでしょうか。

知事

基本的に地形上の課題があるかと思っております。一定程度、こうしたギャンブル性の高い統合型リゾートの空間というのは、やや隔離した空間が必要ではないかと思っております。加えて、他のリゾートも加えなくてはいけませんので、そこそこ広い空間も必要かと。条件を満たすところは、重厚長大型の臨海部などの開発をやっていて、もう既に時代が去ってしまっていて、埋め立て地なんかが空いているところなどが適切かなと思っております。埼玉県に関して言えば、そうした空間は基本的にはないという判断を私はしておりますので、もとより手を挙げるようなこともしておりませんし、また、埼玉の経済界や県議会からもまさに不適地だというものがなんとなく御理解いただいていたせいか分かりませんが、手を挙げたらどうだという話もほぼなかったという状態であります。ギャンブル性の依存症だとかいろいろな課題を今後解消して、まさに世界で受け入れられるような楽しい空間とセットになったようなものができあがればそれはそれで価値があるものだと思います。ただ、こうしたギャンブルとセットになった統合型リゾートで日本の経済を発展させようなんていうのは、私は、ちょっと甘い、こういうことで、日本経済を強くしようなんてことはよくないと思っております。やはり物づくりだとか、先端産業だとか、何がこれからの社会をリードしていくのかという、そっちの方に力を入れていくべきで、ある意味では支線みたいなところを力んでやっていくのはある意味では本質ではないような気がします。それが自分の考え方であります。

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東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の役割分担・費用負担について(1)

NHK

昨日、知事も都庁のほうに行かれて、オリンピック・パラリンピックの費用問題のことについてお聞きしたいんですけど、森さんのほうにはお会いしていないということで、そのあと森さんのほうにお会いした知事のほうもニュースで出ていますけども、「立候補ファイルは東京都が作ったもので、私は初めて見た」という発言があったり、知事の方も「深い関係で」と匂わすような発言もありましたけど、費用問題に関して改めて御見解をお聞かせください。

知事

大会組織委員会の基本計画、また、立候補ファイルの中で、明確に既設のものに関しては等しく(後に削除)当然対自治体においても利益を享受する可能性が高いわけですから、責任を持って造っていく。仮設においては、オリンピック・パラリンピック以降、地元自治体が利益を享受するものではありませんので、これはやはり大会組織委員会の責任において、費用負担をして造っていく。そして、大会組織委員会のほうで費用が出し切れない場合は都が費用を負担するということが基本的に決まっているということが、事実でありますし、また、我々のところに依頼があったときも、迷惑をかけないというような趣旨の文書をいただいているところです。基本的に無理筋の話を後からしておられると思っております。ルールは後から変えるものではないというふうに思っております。そもそもこの費用負担の話も都の調査委員会から話が出ておりまして、これは都知事の私的な言わば諮問機関みたいなものでありますので、何ら権限があるわけでもなんでもありません。この組織委員会や国や東京都と比べて。そういったところから、費用負担の話が出ているわけですけど、例えば、森会長から、あるいは武藤事務局長(後に「事務総長」に訂正)から自治体においても費用負担をお願いしたい、仮設においてもお願いしたいという話は一度も出ておりませんし、また、小池都知事からも一度も出ておりません。何やらなんかその近いようなニュアンスのことを、なんか3分の1は地方自治体でやっていただいてますとか、なんか準開催自治体ですとか、なんかこれからお願いしたいみたいなニュアンスみたいなことを言っておられますが、正式に一度も話が出ていないんです。ただし、何やら事務方みたいなところから、ふわふわと流れてくるんです。さる知事なんかは明確に事務方からその話を聞いたと。こういう話というのか既成事実を作って、ある程度了解させようというような、そういう動きではないかと思っておりますので、私はあえて、「奇怪なる話」と。全然正式な話がないままになんか尾ひれはひれがついてずっと徘徊していると、話が。非常によくない。しかもこの問題についても、大会組織委員会と国と東京都が綿密に議論したという形跡もない。我々のほうも正式にそういう申し入れもないままに、ガヤーと話が出回っていると。これは良くないですね。まずは3者で明確に原則に立とうねということであれば話をされればいいし、もし、開催自治体にも何らかのかたちで仮設に至っても考えていただかなくてはダメならばダメだと、その何が本当に必要なのか正確に申し入れをされればいいわけで、元よりとんでもないというお話でお断りします。なぜならば我々はハードだけではなくて、ソフトの部分でたくさん受け持っているんです。例えば現時点においても、東京オリンピック・パラリンピックを引き受ける立場から組織編成をしているんです。現実的な組織編成を。それに向けて今年よりも来年度は人員を倍近く増やすんです。更に再来年はそれに加えてまた人員を拡大していくんです。もし本番となればVIPが来られますので、県警では警備のための出動を負担するんです。これもお金です。費用です。既に4名大会組織委員会に出向させています。これもお手伝いです。この費用は全部(後に「大部分」に訂正)埼玉県持ちです。いちいち請求書を出していないです。このソフトの部分を。こういうものを3分の1を開催自治体がやっているということであれば、ソフトの3分の1は東京都は出さずに済んでいるんです。そういうこともよく考えていただいて、当初の元々の原点、コンパクトに東京都でやろうとした、しかし、よくよく考えればいろいろお金もかかるし、既存の施設で良いものもあるじゃないかと、近県で活用できるものはお願いしようということでお願いをされた。そのときの原理原則を決められた。当然、スーパーアリーナも我々はオリンピック用に(後に「を見据え」に訂正)改修させていただいた、埼スタも改修させていただきました。これはオリンピックがあろうとなかろうと等しくこの改修した部分は県民のためになることですから、何ら費用を負担することは甘んじて受けるというんでしょうか、堂々と私たちが負担すべきものだと思います。しかしオリンピックの時だけ何かを造りますとか、オリンピックの時だけ何かを用意しますというのは、それ以外の時は無用でございますから、正に県民にとって不要なものはそれはもう大会組織委員会、また東京都が責任を持って、場合によっては国が補填してきちっと対応していただきたい。これが考え方であります。

NHK

続けてなんですけど、今回は県民の方も多分心配されてると思うんですね、自分たちの税金がどうなるのかって話になってしまうので。で、今日、東京都の山本副知事が塩川副知事にこの問題に対して会談をされると思うんですけども、仮にこれから話があって、今後何回も協議を重ねてそういった話になったとしても、今知事としては、断る、断固拒否するということで、前も言ってらっしゃいましたけども、その考えは決して変わらないと考えてよろしいですか。

知事

変わりません。こういうものはやはりきちっと招致をされた東京都、そして東京都が中心となって作られた大会組織委員会、そしてやはり招致の時に努力をした政府、この3者がしっかり緊密な連携をとって責任を持って果たしていくと。で、我々は最大限に協力する。そして費用負担などで迷惑はかけないと。この原則を堅持しなければもう何もできなくなります。東京の国体で長瀞の射撃場を東京都はお借りされました。その費用は東京都が負担しました。埼玉県に支払いをされました。そういう信義が守られるから次から次にそういう関係ができるんですお互いに。そういう信義が守られないということになったらもう共同で何かができなくなってしまいます。そのことを忘れないでいただきたいと思います。

読売

関連ですが、今日東京都の副知事が県庁を訪れて塩川副知事と面会されます。昨日ですね東京都の小池都知事が年明けから関係自治体の協議会を開きたいとおっしゃったことを受けてのものだと思いますけども、小池知事は各自治体ごとに個別の事情があると思うのでそれを我々も知りたいと発言されてましたが、埼玉県としてどのようなことを伝えていきたいのか。また都側から具体的な実際の説明がないという状況かと思いますけれども、逆にどのようなことを説明を求めていきたいと考えてらっしゃるかをお願いします。

知事

これはもう基本的に先程申し上げましたように、国、東京都、大会組織委員会の3者がきちっとやはりスクラムを組んでいただきたい。なんとなくまだしっくりいっているという感じがしません。明確に基本方針が出ていると思えません。これが出ないようでは先には進みません。我々と話が何か済んでも、この3者でまた意見が異なったら砂上の楼閣になる可能性があります。やはりそこが土台だと思います。招致を東京都が中心となってやった。そして、東京都が中心となって大会組織委員会を作った。そして、招致のために安倍総理も一生懸命御努力をされた。リオにも行かれました。そしてアピールもされました。次は東京で会いましょうと。これはやはり国としてもいざという時にはコミットしますよという、それを全世界に約束されているわけです。だから順繰り、まずは5,000億を集めた組織委員会で処理ができない、それであれば東京都が補填をする、東京都の補填能力を超える可能性が高くなってきた、じゃあ国に対してお願いをする、そして国は国できちっと補填すると。これが順序だと思っています。我々は我々の責任で改修をしたりきちっとやります。できるだけ東京都に負担のかからないように、私どもでできるだけ協力してやって、で、仮設並びにそれに準ずるもの関係はきちっとやはり請求書を回します。そういう約束ですから。

読売

重ねてですが、地方の費用負担の話は東京都の調査チームの報告書の中で触れられていますけれども、都の調査チーム、都知事の私的な諮問機関である調査チームの報告が独り歩きをしている状況ではなくて、都と組織委員会と国とというかたちの当初の費用負担の在り方についてもう一度3者できちんと確認をしてほしいという意味でしょうか。

知事

それだけじゃありませんね。それはもう極めて小さな話だと思います。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを成功させるためにもっと噛み合う必要があるなと思っております。何かそっぽ向いてるんじゃないですか3者は。傍から見ていると。そちらの方が心配です。どちらかと言えば。我々はきちんとやります。しっかり受け皿を作って大協力をしたいと思っています。ただ、やはり原理原則を守っていかないと信義が成り立たなくなってしまします。東京オリンピック・パラリンピックだけではありませんから。我々の協力関係というのは。国体でも協力しております。色んなスポーツでも協力し合ってます。また、自治体間で広域行政でも協力し合ってます。もう本当にありとあらゆるところで協力し合ってやってますから、そういう点でも一つ一つ信義を大事にしながら着実に約束を果たしていくと。これが大事だと思っています。

共同

今の関連で、開催の依頼があった時に迷惑をかけないという趣旨の文書をいただいているとおっしゃいましたけれども、それはいつ頃、どこから、主たることとしては具体的にどういうことが書かれてある文書なのでしょうか。

知事

今の時点でそれを出すべきかどうかということに関して、必ずしも必要性をこの場で感じておりませんので、そういう文書を持っているということで御理解いただければと思います。これは各自治体も部分部分では念書みたいなかたちになっていたり、覚書になっていたりいろいろあると思います。そういうものを交わしていないところもあると思いますけども、それぞれ事情が異なっているかと思います。例えばスーパーアリーナは株式会社スーパー(後に「さいたま」に訂正)アリーナになっておりますので、当然こういったところは営業上の課題が出てきます。埼玉スタジアムも公園緑地協会が管理しております。しかし、埼玉スタジアム2○○2に関しては無償で提供することを最初に約束しました。本来ならばこういったところでも有償で交渉することも可能だったのかもしれませんが、あえて無償で提供することを約束しました。そういういろんなパターンがあると思います。霞ヶ関カンツリー倶楽部でやはり営業補償をしなくてはいけないでしょうし、あるいはまた特別な観客席を造ればそれは正に仮設ですからきちっと大会組織委員会が面倒見なくてはいけないでしょうし。同じことなんですね。民間に対しては絶対それをやらなくてはいけないんです。同じように自治体に対しても約束事ですからやらなくてはいけないんですね。その辺を何かごちゃ混ぜにされては非常に困ると思っています。然る時にまた文書なんかをお見せする機会もあるかもしれませんが、今すぐどうのこうのと言って何か喧嘩の材料を用意するような話をしたいとは思っておりませんので、我々は一生懸命協力したいという思いを持ってますので、これは御理解いただきたいと思います。

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安倍首相の真珠湾訪問について

埼玉

安倍総理大臣の真珠湾訪問についてお聞きしたいんですが、明日ですかね日本時間の、オバマ大統領と真珠湾攻撃の犠牲者を追悼するということですけども、歴史的な訪問というふうに言われていますが、知事の御所見をお聞かせ願えますでしょうか。

知事

広島のオバマ大統領の訪問などが非常に国民的には大変いい印象で受け止められたと思っております。それに対するお返しということではないかとは思いますが、何らかのかたちで真珠湾にも安倍総理が慰霊に行かれるということで、多分アメリカの国内世論にとってはいい印象を抱かれるんではないかなと思っております。ただ、性格が違うということはやはり我々はきちっと認識しておく必要があると思っております。真珠湾は軍港であり攻撃したのは軍人同士が、軍人が軍人を攻撃するということでありました。広島、長崎、あるいは東京大空襲、熊谷空襲は無差別の攻撃であったと。非戦闘員を中心とする。大多数が非戦闘員と。自ずから性格が異なるもので、同列してはいけないと。ただし、こういう難しいことを今言うべきではないと思います。共にいろいろ過去に対立があったり、あるいは戦争状態があったりしたけども、今は同盟国としてしっかり世界の平和を担っていこうとか、あるいは何らかのかたちで共通の価値を担っていこうとか言う気持ちを持っているわけですから、その絆をしっかり作っていかれること、そのことに力点を置いていただくことが大事だと思っております。

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知事等執行部と県議会議員との新年賀詞交歓会について

埼玉

新年のですね、恒例の知事が呼びかけになって、議会との賀詞交歓会を開催されてきたかと思うんですけれども、来年は議会からの提案、特に自民からの意向でですね、議会の主催でということで開催されるようですが、30年ぐらい執行部、知事の主催で行われてきて、この変更ですけども、これは歓迎すべき変更であるのかということで知事にお考えをお聞かせいただきたいんですけども。

知事

良いことじゃないですかね。交互にやるというのはね。何となく執行部側がやってて、それをいかがなものかという意見が出て、議会側もやっていいじゃないかと、逆に議会側が今度は招待したらどうだと、そんなことをやっているうちにじゃあ交互にやったらどうだという話で落ち着いたことですから、私は歓迎すべきことだと思っています。

埼玉

知事も御出席という…

知事

当然そうですね。

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東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の役割分担・費用負担について(2)

NHK

何度も申し訳ないです。1点だけ。先程、知事は今年1年の漢字で進むという漢字を掲げてましたけど、オリンピック・パラリンピックの話に戻って申し訳ないですけど、東京都、国、組織委員会の今の会場の問題も含め、費用の問題も含めて知事が出していた進むっていう漢字と今マッチしているとお思いですか。

知事

マッチしてないですね。先程も言ったとおりちょっとそっぽ向いているところがあるなという印象があります。皆さんもそう思っているんじゃないですか。

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(終)

お問い合わせ

知事直轄 報道長  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-0029

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