過去の定例記者会見 > 平成28年 > 知事記者会見テキスト版 平成28年10月18日

ページ番号:76268

掲載日:2021年4月1日

ここから本文です。

知事記者会見テキスト版 平成28年10月18日

録画を見る(約44分)

平成28年10月18日(火曜日)

知事発表
平成29年度予算編成方針について

平成29年度予算編成方針について(PDF:89KB)

知事

今日は平成29年度の予算編成方針について、発表させていただきます。本県が持続的な成長を有し、将来にわたって、県民が希望の持てるような社会を創るために、その潮流をしっかり見極めて、本県の様々な課題解決のモデルを、できれば全国に発信したいという気持ちを持っています。3つの基本方針を定めているところでございます。1つは、次期の5か年計画案に沿って、「希望・活躍・うるおいの埼玉」への着実な一歩を果たすことであります。11の挑戦をはじめとした各分野57の施策を実行していかなければならない、このように考えております。

そして未来のための選択と集中。未来を見据え、真に必要かつとりわけ本質をとらえた事業を推進し、選択して重点的に推進していく、この考え方を貫きたいと思っております。

また、財政規律を確保していこう。持続可能な財政運営のために、財源確保や県債残高の適切な管理。これはただ県債を減らしていくということだけではなくて、必要なインフラについてはあえて県債発行しながらも、将来にわたってのインフラを造っていくという考え方も入っているところでございます。

具体的には「希望・活躍・うるおいの埼玉」の部分では、結婚・出産・子育ての希望実現、あるいはシニアの活躍推進、健康・医療・介護の安心確保、稼ぐ力の向上などが中心になってまいります。

未来のための選択と集中は、関連しておりますが、稼ぐ力の中でも先端産業創造プロジェクトを推進していく、この部分と、生産年齢人口が減少していくという事実をしっかり踏まえて、どのようなかたちで持続可能な社会を作っていくかというその鍵は、まさしくウーマノミクスとそしてシニアの活躍だと思っておりますので、こうした人達が戦力になっていく、そうした条件作りを作っていきたいと考えております。

なお、一般財源の収支不足に関していつも関心をいただいているところですが、現在のところでは1,065億円が収支不足になっております。これは各部局や課から、それぞれの希望の政策実現のために、持ち上がってきたものを積み上げたかたちでの事業費を積み上げてまいりますので、どうしても膨らむ、こういうものの中から、より本質を見極めた事業であるとか、急がなければならないこととか、あるいは部局関連などで、重なっているとこともございますので、抱き合わせすれば30億と30億の60億ではなくて、40億で片が付いたりします。そういうものを整理して最終的にはこの収支不足を補うようにしているところでもございますが、いずれにしても29年度の予算編成方針を打ち立てて、各部・各課にはしっかり伝えて、今後予算編成方針に沿ったかたちでの、それぞれの部・課などのブラッシュアップを進めていきたいと考えているところです。以上でございます。

共同

収支不足額が1,065億円ということで、例年に比べるとあまり変わらない額、同水準と考えていいんですか。

知事

12億くらい増えてきているのでしょうか。現時点ではですね。ただ、今申し上げましたように、それぞれのものを積み上げていくとこういう金額になっているところです。まだ、取捨選択をする作業をやったわけではございません。したがいまして、今後3つの編成方針に従って、この次期5か年計画(案)を実現すること、また未来のための選択と集中でさらに重点化していくこととか、あるいは本質に迫っているかどうかなどというのも重要な鍵になってきます。そして、それぞれの課を積み上げたかたちで部が出しておりますが、例えば私の目からすれば、都市整備部と環境の部門で重なるような事業があったりします。相互に予算を抱き合わせにしていくと、重なる部分が出てきますので、そういった所ではストーンと落としたりすることが可能でありますので、そういう作業をこれからずっと進めてまいりますので、最終的には基金の一部をお借りして収支不足を補うことはありますが、だいたい最終的には基金の部分もまた戻して、この収支不足は最終的には解消するかたちをこの数年来続けておりますので、これから作業の中で収支不足は解消していきたいと思っています。

埼玉

知事の今の御説明の中でですね、色々、ブラッシュアップとかキーワードも出てきたんですけども、そうしますと新たな大きなプロジェクトをこの年度で展開していくというよりはこれまでの事業を継続なりしっかり見直して、これまでの事業を継続していくというようなことにウェイトを置いた予算編成というお考えでよろしいでしょうか。

知事

少しずつ削減したりした部分を集めて重点項目というところに新しく予算をつける予定にしております。金額はまだ正式には出してはおりませんが、例えば100億前後だとかですね。そうするとそういったところに新しい事業を提案される。それを採用していく。正にこの3つの方針に沿って、とりわけ財政規律はともかく1に県債をかませる場合もありますのでそういう意味では3も入ってくるわけですけども、そういうアイディアは今後どんどん出してもらいたいと思っています。削減したものに関しても、逆に削減する努力をしたということに関してのインセンティブを与えるために、上乗せするようなかたちでの予算配分もしてまいりますので、スクラップアンドビルドがどんどん進むというような、そういう仕掛けをしております。

ページの先頭へ戻る

幹事社質問
浦和レッズへの出資について

共同

浦和レッズに関してなんですけれども、筆頭株主の三菱自動車が、日産の影響力が横浜F・マリノスとレッズの2チームに及ぶことで複数のクラブ支配を禁じたJリーグ規約に抵触する事態が発生すると。それを避けるためにレッズ株を一部売却する方針であると言われています。地元の自治体などに売却する案もあるなんていう報道もあるんですけども、県としてそのような打診を既に受けていらっしゃるのか。また、県としてレッズ株の比率を増やす考えはあるのか。その辺をお聞かせください。

知事

現時点でも埼玉県とさいたま市が第2株主になっているんですね。2番目の株主になっているんですが、現時点では浦和レッズの方からは株式の引き受けについての打診はありません。したがって、今後あれば関係者ともよく相談して、どんなかたちで受けていけば、まさに県民・市民のレッズなのかということを考えて、検討していかなければいけないのかなというふうに思います。いずれにしても打診が今のところありません。打診があれば望ましいかたちは何なのかということをよく関係者の皆様、議連もありますし、有力サポーターもおられるし、スポンサーの皆さん達もおられますし、そうしたいろんな方々とよく相談して、どんなかたちが一番いいのか、引き受けにしても考えていきたいと思います。

共同

今の件でなんですけれども、今知事がおっしゃった、県とさいたま市が大株主になっていて、打診はないんだけどももしそういう話があればどんなかたちで受け入れればいいか県民・市民のレッズとしてのあり方も含めて検討したいということだったんですけども、この今おっしゃった市民というのはさいたま市民の意味で考えて…

知事

一般的にはそうでしょうね。埼玉県民、さいたま市民という。

共同

もし、そう打診があるとすればさいたま市とも相談してということでしょうか。

知事

よく相談したいと思います。今のところ埼玉県とさいたま市が第2株主で同じ株式引き受けをやっておりますので、重要なファクターですよね。そういう意味ではよく清水市長とも相談したいと思いますし、またそれぞれ議連もあったり、また有力スポンサーなどもありますので、そうした皆さんの声も聴いてみたいと思います。

ページの先頭へ戻る

その他の質問
東京オリンピック・パラリンピックのボート・カヌー競技会場について(1)

産経

オリンピックのボート・カヌー競技の会場の件で、先日、小池知事の会見等の後、取材にも応じていただきまして、コメントも出していただきましたが、改めてお考えをお聞かせ願えますか。

知事

そうですね。彩湖の誘致に関して、戸田市並びに県ボート協会や関係の皆様達が熱心に取り組んでおられまして、私にも先頭切ってやれという話も何回もございました。ただ、私自身もオリンピック・パラリンピック組織委員会の顧問という立場、まさにインナーという状況でございましたので、そうした誘致合戦をするのは自粛をしておりました。もちろん応援、誘致されている方々に対する応援はしていたつもりですが、私自身が表に立つのはいかがなものかと判断をしておりました。そのことで、あまり埼玉県にその気がないというニュアンスを小池都知事が感じられたようなニュアンスの発言があったように思われましたので、これはまた誤解があっても困るということで、埼玉県としては彩湖にボート・カヌーの会場が来れば、それはそれでありがたいことだという、正にいろんな考え方があるかもしれませんが、選択肢の一つとして考えていただく分には大変いい事だと思っておりますので、その用意があるということを表明させていただいたところでございます。ただ、御案内のとおり、彩湖は国土交通省が管理・運営(後に削除)をしている場所でもありますので、宮城県の県営ボート場である長沼とは事情が異なりますので、今後国土交通省と打合せをしながら技術的な可能性については特に大きな問題があるとは思っておりませんが、しかし洪水の調節機能の貯水池でもあり、水道水の貯水池でもあるという特別な任務も彩湖にはありますので、そうしたものも含めて国交省とよく相談しながら、選択肢の一つになるように努力したいと思っております。

テレ朝

彩湖のボート会場に関してなんですけれども、戸田ボート協会は整備費としておよそ90億円でできると試算しているんですけれども、埼玉県として整備費はいくらかかるかという試算は出されていますか。

知事

県のボート協会の試算についての金額を、私も聞いてはおります。ただ、その積算根拠がどうなっているのかということが分かっておりませんので、改めて現在その積算根拠を問い合わせている最中でございます。それから、彩湖をボート場にするには一定程度の工事が必要になっております。距離とか幅とか、そういったものも含めて、削ったりあるいは深堀りしたりとか、そういう費用について、これは国交省しか持っていない資料等がございますので、今後国交省にお願いをしながら私どもの技術者と国交省の技術者と、しっかり連携を取らせていただいて、もちろんこれは国交省のお許しを得た上でですけど、お許しを頂ければ共同でそうした試算もさせていただきたいというふうに思っております。

産経

改めてちょっと確認なんですけれども、これまで誘致合戦とか前面に立つのは控えてこられましたけれども、状況いろいろ変化がありまして、今後は知事が前面に立って活動を進めていかれるおつもりという理解でよろしいんですかね。

知事

基本的には、そういう理解でいいかと思っております。ただ、御案内のとおり埼玉県は4つの会場を持っておりまして、他県からは非常に、何と言うのでしょうか、恵まれているという、そういう立場を得ておりますので、自ずからそこには節度というものが必要だというふうに思っておりました。ただ、選択肢に入らないというような話になってくると、これは熱心に運動されている人たちにとっても、大変不愉快な話になってまいりますので、やはり選択肢の一つとしてふさわしいのかふさわしくないのかは、最終的には東京都と組織委員会がしっかり話し合って決める話、またこれを決めたからといって決まる話でもなくて、IOCや国際競技連盟との協議の中で、了承を得ていくという作業もありますので、そういうことも含めてプロセスの中で、私たちがそのプロセスに入っていないというのは困るという話ですので、きちっとプロセスの中に入れていただくためには、そういう対応をしていこうというのがこの間の私のきちっとした意味での表明にさせていただいたところです。

読売

今のことに関連して、今知事は前面に立って活動していくということでおっしゃられたと思うんですけれども、今後の誘致の方針であるとか、そういった今後の事が決まっていれば、また知事の中でお考えがあればお聞かせください。

知事

基本的な埼玉県の立場については、関係の所に全て一応お伝えをさせていただきました。それなりに伝わっていた部分も無かったわけではないのですが、念のために正式に組織委員会、あるいはまた東京都等々の関係、国交省等にも念のためにきちっと埼玉県の考え方についてお伝えをさせていただきました。その上で、今後のスケジュールということでいえば、何よりも国交省の御理解をいただけないことには話になりませんので、国交省の御理解をいただくための作業をさせていただくのがまず第一番目です。国交省としっかり話し合って、技術的に可能なのかどうか、一般的に可能だと私たちは見ておりますので、またボート協会や戸田市も手を挙げているわけでありまして、そういう認識を持っているところであります。

TBS

小池都知事とあれから電話なり何なりやりとり等はされましたでしょうか。

知事

特にしておりません。明日関東知事会がありますので、そこで、やあやあという話はあるかもしれません。

TBS

都知事が視察に来るとかいう話には全然なっていない…

知事

私が聞いている限りでは、報道によれば、こちらでメニューが用意されれば視察もやぶさかではないというような話だと聞いておりますので、こちらの方のデータをある程度揃えれば、当然組織委員会並びに東京都にお届けをして、そしてその上で判断をしていただくということになるかと思っています。

フジ

今回これまでオリパラ組織委員会の顧問というお立場でいらっしゃって、自粛されてきたということなんですけれども、今回受入れの意思を表明されて、森会長には何かお話をされたのでしょうか。

知事

森会長からはお電話がありましたので、組織委員会の事務局にはこういうかたちにならざるを得なくなりましたので、御理解くださいというかたちで御連絡をさせていただきました。多分そのことで、森会長からもお電話があったと思っています。森会長からはやむを得んねという話です。

ページの先頭へ戻る

新潟県知事について

産経

オリンピックから離れるんですけれども、新潟の知事選がありまして、今後埼玉と連携を取る上で、何か新しい知事に代わりましたが、お考えはありますか。

知事

そうですね、もとより新知事になられます米山さんがこれまでの三県知事会のことをフォローされていたかどうかはちょっと分かりませんが、ただ事務方的にはいろいろ御報告もそのうちあるのではないかと思いますし、少なくとも私たちはまだ三県知事会でフォローすべき課題はあるというふうに思っておりますし、三県の経済界の皆さんたちも同じく交流を、また連携をされておられますので、まだ必要性が私はあると思っておりますので、群馬県の大澤知事もそういう認識だと思いますので、お二人で当然お誘いもしなければなりませんし、特に新潟県が、新知事が拒否されない限りは続ける必要があるというふうに思っているところです。まあ、あまり拒否してもらいたくないので、口説かなければと思っております。もし否定的であればですね。

ページの先頭へ戻る

東京オリンピック・パラリンピックのボート・カヌー競技会場について(2)

NHK

先ほどのオリンピックの話に戻るんですけど、小池さんのほうが、視察については上田知事のほうの御要望があればとか、あとは埼玉県の熱意がとかということで、これまでの会場選びとは、小池さんの発言が、ちょっとズレがあるんじゃないかと感じるんですが、それについては上田知事はどのようにお考えですか。

知事

私も小池知事のアナウンスというのを全部フォローしているわけではないですから、ただ、冷静に考えなくてはいけないのは、そもそも論は、やはり、見直しも既に10会場11競技の見直しをされている訳ですね。それは、あくまでも東京都と組織委員会が調査をして、話し合って、で、IOCそしてまた国際競技連盟の了承を得て、見直しがなっているわけです。だから今回は東京都の調査が先行して表に出ていますけど、最終的には組織委員会と東京都がよく話し合って、IOCと国際競技連盟の認証を得て、正式に会場が変わったりするわけですので、私たちとすれば、元々、彩湖は最終的に残ったものの1つでしたので。その上で、海の森が決まったという経緯がありました。で、新都知事が誕生されて海の森の見直しが始まったということで、ある意味では推移を見ていたところですが、そもそもその気がないなんてニュアンスのことが流れてしまうと、それはちょっと違いますねということで、選択肢として彩湖もありますよということを正式に表明させていただいて、その条件作りを私たちも作らなくてはいけないと思います。一旦は海の森で決まった話ですので、それ以降は私たちは追っかけもしていませんので、今回見直しが始まるということになりましたので、やはり選択肢の1つに彩湖も考えていただきたい。そのための条件作りをしようという。どっちにしても、東京都と組織委員会が話し合っていただかないと。一方的に報道だけが先行してしまって、私たちも誘致合戦のヒートアップの中に巻き込まれるのは、こういっては失礼ですけど、巻き込まれるのは本意ではありませんので、誰のためのオリンピック・パラリンピックかということは、これはやはり日本全体のことを考え、そしてまた、元々の東京誘致の根本的な考え方を考え、そしてまたアスリートやそしてまたコンパクトな大会にするという当初の目的なども加味して考えていただきたいと思っております。埼玉でサッカーやバスケットなどが開催されるのもそれにふさわし会場が近場にあるということで選択肢の中に入ったと思っております。当然、東京都のほうがいいのかもしれませんが、東京に比較的近いということで、サッカー、バスケットなどは選択肢として選ばれたと思っておりますし、大変ありがたい、名誉なことだと思っておりますので、戸田の彩湖も条件が整えれば、あるいはまたそういう可能性があるのかもしれませんが、しかしなんか、これはですね、ゴリ押しで突き進むものでは私はないと思っておりますので、冷静に対応していきたいと思っております。

NHK

確認ですけど、知事のほうからもし話があれば来ていただく用意はあるというお話もありましたけど、今まで通り、手順とするとオリンピックと東京都の委員会のほうがしっかり話あった上で、その上で数ある候補の上で、埼玉県も入ってもらって、最終的に戸田の彩湖がいいということであれば、そのときにしっかりお話をさせていただいて、そのときは、受け入れの用意はありますよというニュアンスでよろしいでしょうか。

知事

当然ですね。

NHK

そのときは今までどおりの手順でやってほしいという思いもあるということでしょうかね。

知事

当然されるのではないでしょうか。今違ったことをされているとは思っておりません。ただ、報道によれば、東京都が先行されていて、組織委員会と十分な話し合いもできていないような話も聞きますので、ちょっと心配をしております。

NHK

東京都と組織委員会のほうから話が来た場合に対応されるのか、そういう話が来る前から知事のほうから、宮城県の村井知事も視察などを行っていましたけど、ああいうふうな小池知事へのアピールなり、組織委員会へのアピールをしていくのか、順番はどちらですか。

知事

正確に申し上げれば今の時点で彩湖にボート場も何もありませんので、その条件作りをしなければなりません。したがって、彩湖が最良、ベターであるというデータをお示しする必要があります。東京都と組織委員会に。そのデータ作りを私たちは国交省の理解を得て用意をする。その用意したものを組織委員会と東京都にお届けをするということになります。その上で視察なりなんなりやれば、案内をしたり、御説明をするという手順になるかと思っております。

東京

データをこれから示すということだったんですけど、現時点で彩湖は開催地にふさわしいというふうに知事が考えている理由、コストなのか、地理的な要因なのか、その辺をちょっと教えていただけますか。

知事

技術的に国交省から可能であるという判断をいただき、国交省のお許しをいただければ、何よりも会場が近くて、選手村の分村はいらない、まさに通えるエリアだということがまず1つあります。2番目にあまり風が吹かないところである、つまり非常に気象条件がいい。ただし、課題がやっぱあります。台風が来たときどうするのかとか、一旦水がたまったときに引くのに時間がかかるとか、海側と違って。いいこともあれば悪いこともあります。そういうったものを比較衡量するのがまさに組織委員会なり東京都だというふうに思っております。私たちはいい条件を提案しながらも課題は課題で整理して、きちっとお届けしないといけないと思っております。

東京

コスト面での優位性というのはあるといえるんですか。

知事

これはまだ、ボート協会では90億だという金額を出されていますが、まだ、積算根拠を聞いておりませんし、国交省の技術陣と、また、県の技術陣と民間の技術陣との共同調査だとか分析が当然必要になってくると思います。そうした比較的確実性の高い数字を出していかないといけないんではないかと思います。御案内のとおり、仮設は東京都と組織委員会、永久的なものは御当地というのが基本的な考え方になっておりますので、彩湖の場合はそうした基本的な考え方でいけば、自ずから負担などについてもどのようにしていくかというのも後程明らかになっていくのではないかと思っております。

東京

この話、そんなに時間がある話ではないと思うんですけれども、データを示すという話もありますけれども、どれくらいのスケジュール感を持っておられるんですか。

知事

今の時点では、なかなかスケジュール感を示すことはできません。ここ一週間ぐらいの間でどのくらいかかるかという時間が分かると思います。それから、御案内ができると思います。最小限度の時間をいただかないと、どの程度時間がかかるかというのも分かりません。私は技術者でも何でもありませんので、改めてそれを確認したいと思います。

共同

今のに関連してなんですけれども、かねてから知事は東京五輪というのはそもそものコンセプトのところで復興五輪の一端といった位置づけもあるんだよということをずっとおっしゃっていて、そういう意味では長沼のボート場が「来てください、来てください」と言われているのは、ある意味復興という位置づけにマッチしているのかななんて思うんですけどれども、その辺の考え方から言うと知事はこのボート問題はどうとらえてらっしゃいますでしょうか。

知事

私はどちらかというと東京五輪が始まるまでに2020年までに福島を始め、全部完成しろとは言いませんが、大方復旧復興の形がもう見えていると。こんなに日本人は逞しく元に戻しましたよと。世界の皆様たちに感謝しますという姿を見せるのが正しく復興五輪だと思っておりますので、逆に会場は一つできたけども、まだ仮置き場で黒いビニールが福島県中に散乱しているですとかこういう姿を世界の人に見せるのかという思いがあります。早く仮置きは整理しなくちゃいけませんし、あるいは中間貯蔵地でいいのかとかそうした問題もありますし、あるいは本当に帰還したいのにも関わらず帰還することもできないような人たちをどう受け止めるのかとか、そういういくつもある課題を私はやはり復興五輪という名前を打つ以上3県の避難者の皆さんたちが今幸せですと、非常にいい状態ですと言えることの方が大事であって、会場が1つ来た2つ来たという話ではないと私は思っております。もちろん会場が行くことも一つの大きなインパクトにはなると思います。それも否定は全くしませんし、ただものをいろんなかたちで相対的に判断される話ですので、費用の観点、選手の皆さんたちの健康管理、あるいはまたアクセスの課題等々を総合的に判断される話だと思っておりますので、私たちはやはり地元の皆さんたちの期待に応えられるように選択肢としては用意させていただく、しかし、一番大事なことはやはり東京五輪の本質に私たちが曲げるようなことはしてはいけないというふうに思っております。

NHK

先程、データ作りということなんですけど、それのためにあまり時間もないと思うんですけども、プロジェクトチームなりですね、そういったものを作る御予定というのはあるんですか。

知事

そうですね、国交省の考え方にもよりますができるだけそういうことをお願いしたいと思っております。幸い、関東地方整備局を通じて私どもも非常に現場同士の一緒に仕事をしてきた経験なども、職員たくさんいますので、そういった人間関係を活用しながらできればプロジェクトで早急にそうした技術上の課題についての整理をさせていただければありがたいと思っています。いずれにしても、基本的にはやはり国交省でありますので私たちが頼む側でありますのでその辺は御理解いただきたいと思います。

NHK

つまり国交省の御理解を得た上で、合同のプロジェクトチーム、要はデータはどれぐらいかかるかっていうプロジェクトを立ち上げる方針ではある。

知事

そうです。考え方を持っております。

朝日

そもそもですね、都知事が上田さんからもう十分だと言われたという発言があったことが今のこの事態を招いているんですけど、都知事就任を祝う席上で上田知事からこういわれたというふうに都知事はおっしゃてましたけど、今、上田知事としてはそういう発言はされたというふうに自分の中では思ってますか。

知事

ニュアンスの差でしょう。小池知事も明確に申しておられないと思います。その後の発言もじゃあ私が絶対言ったというようなことも言っておられないと思います。ニュアンスでそういうことを受け止められたと。そんなふうに私は思っております。だからニュアンスの受け止め方がそんなかたちであるとこれはまずいということできちっと表明させていただいたんです。まあ言った言わないとか聞いた聞かないなんて言うのはいい話ではありませんのでそれはお互いに分かってらっしゃるというふうに思っております。

朝日

追加でお伺いしたいんですが、先ほどの整備費のどこが何を払うかという話の中で、話が進んでいく中で埼玉県にもいくらかお金を出していただきたいというお話がないこともないんですけれどもそこら辺のお考えは今どのように。

知事

今仮定の話を話しても意味がないんでそれはコメントしません。ただ御案内のとおり周辺整備費などについては当然考えなければいけないと思います。例えばアクセス道路をどうするかとか、大量に人を駅から運ぶためにバスで移送させるとその時に今の彩湖に至る道路などについて最終コーナーが必ずしもそうではないですから、そういったところをどうするかとか、それは色々課題があると思います。それは本質外の話ですのでいちいちそういうのを細かい話をするつもりは全くありません。

東京MX

明日の関東地方知事会でちょっと改めての確認なんですけども、小池知事に対して先ほどのニュアンスの差の訂正でしたり、改めて今後こういうデータをお話しいたしますといったようなお話はされる御予定はあるんでしょうか。

知事

ニュアンスのことをわざわざ話すことはないと思います。もう既に仁義を切って組織委員会、東京都の方の事務方の方には埼玉県の考え方は伝えておりますし、都知事にも伝わっていると聞いております。明日そういう話題になった時にはそういうことについてもお話しする機会は多いと思います。

朝日

今日は県議団のですねオリパラ議連の方が国交省の方に陳情に伺っていると伺っているんですけれど、先ほど来、上田知事の方は国交省の方に出向かれてトップセールスをするお考えというのはあるんでしょうか。

知事

当然あると思います。ただ今の時点ではもう既に議連の皆様方が行かれて、大変ありがたいというふうに思っております。田中副大臣にお目にかかられたということを聞いております。また内容についても若干大きな点だけは伺っておりますので大変ありがたいというふうに思っております。今、埼玉県で考えなければいけないのは先程のことであります。国交省の御理解を得てきちっとした受け入れが可能なかたち、選択肢になりえるようなデータをきちっと用意することだというふうに思います。そのことを国交省の御理解を得て、国交省とプロジェクトを組んでいきたいと思っておりますので、事務方的に問題がないということがわかれば、最後はやはり国交大臣等の判断もあるかと思いますので、場合によっては要請に伺いたいと思います。。

ページの先頭へ戻る

(終)

お問い合わせ

知事直轄 報道長  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-0029

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?