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掲載日:2021年4月1日

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知事記者会見テキスト版 平成28年8月30日

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平成28年8月30日(火曜日)

知事発表
小児医療センター新病院 建物完成

小児医療センター新病院 建物完成について(PDF:976KB)

知事

小児医療センターの新病院の建物が完成しました。一応は今月いっぱいということになりますが、さいたま新都心から小児医療の新時代が始まるということで、象徴的な病院になると思っております。敷地面積は10,031平方メートルで、現在の敷地の6分の1になりますが、延床面積そのものは現在の2.4倍になるということで、65,448平方メートルで、大変キャパシティーが大きくなりました。地上13階で地下1階で、高さが65mで大体さいたまスーパーアリーナと同じくらいになります。病床数が316であります。小児医療センターの売りというのは周産期医療の充実であります。具体的には新生児集中治療室(NICU)の増床が15床から30床と2倍になります。生まれた赤ちゃんにいろいろ課題がある場合、こうしたNICUが大幅に増えるということで、非常に課題が解決しやすくなります。また、新生児治療回復室(GCU)の増床も27床から倍近い48床になる。新生児で集中治療室を出た場合、その後まだ課題がある乳幼児をそのまま回復させる。それから小児救命救急医療の強化ということで、小児集中治療室(PICU)の新設で、14床ということになります。御案内のとおり、大変困難な課題のある乳幼児に関しても14床新しく治療室ができる。個室の病床も37床から80床というかたちで、いずれも窓が比較的あるかたちになっておりますので、採光とか屋上緑化の緑がしっかり見えるかたちで、非常にゆとりのある空間になっております。また大きな売りの1つにさいたま赤十字病院との一体的整備、これが大きな特色になっております。具体的に申し上げれば、妊娠された母体が非常に危険な状態、親子ともに危険な状態、お腹のお子さんが赤ちゃんが、仮死状態にあるとか、あるいはいわゆる低体重児、あるいは先天的な疾患があるようなとき、両方とも危ない、特に仮死状態で生まれたとき、さいたま赤十字病院はその専門ではありませんが、小児医療センターはその専門であります。廊下を通じて、繋がっております。早速生まれた段階でお母様はそちらの方に、治療していただき、生まれた乳児だけはこの小児医療センターの方に運んで、まさしく新生児の集中治療を行って、助からない命を助けるという画期的なシステムが出来上がっております。もちろん、事前にある程度わかる部分がありますので、母体、子供ともに危ない場合には、小児医療センターの専門医が立ち会って協力をして、そしてハイリスクの新生児が生まれたら、即、小児医療センターの方に移して、命を助ける。こういうことが、可能になっております。したがってさいたま赤十字病院も小児医療センターも総合周産期母子医療センターの指定を受けることになります。埼玉県ではこれが二つ目というかたちになります。現在、埼玉医科大学の総合医療センターだけであります。川越にあります埼玉医科大学の総合医療センターだけであったんですが、西の拠点に東の拠点がまたできたということで、いわゆる、ハイリスクの、新生児の生存率を極めて高くする。あるいは、将来の様々な課題を丁寧に治療することで、比較的抑えることができるということが、可能になります。また、日赤の方にもしっかり高度救命救急センターがしっかりございますし、そしてまた集中治療が必要な乳児・学童などの患者をそのまま、日赤で見てもらって、これは、小児医療センターの方だなというときには、小児医療センターが引き受けて、小児救命救急センターというかたちの中で、外科系の疾患も含んで、小児の重篤な救急患者に対応できると。例えば交通事故で、親子ともども危ない目にあったとき、親の方は日赤の方で治療していく、そして子供の方は、専門家が沢山いる小児医療センターの方で、きちっと対応する。こういう比較的、例の少ない、さいたま赤十字病院との連携による、いわゆる、親子ともども救うという体系をとることができました。このことが今回の特色でもあります。

そしてまた、全体としての、医療機能を強化しております。例えば、小児がん拠点病院の機能向上のために、28床の無菌病棟を新設しております。あるいはまた小児感染症の対応というかたちで、まさに感染症に対応する専用個室を18床新設しておりますので、感染症の拡大をブロックできる体制が出来上がっております。また、内視鏡手術室の増設によって、できるだけ体に傷を付けないで、術後の回復も早いかたちの治療ができる体制が出来上がっております。さらにハイブリッド手術室の新設がございます。X線による心臓血管撮影装置を備えた手術室を新設して、外科的手術と血管内治療が同時に可能になるような、相当高度なものができておりますので、こうしたかたちで病状の重い方々を救うことが可能になります。

そして同時に、いわゆるこれは子供病院でございますので、子供が親しみやすい療養環境を徹底的にやりましょうというかたちで、ホスピタルアートの概念にしたがって、様々な空間にアートができております。子供たちが喜ぶ様々な絵、子供たちが作った大きな樹の壁画であるとか、ライトアップしたカリヨンの樹であるとか、諸々子供たちにとって、親しみのある絵などが、通路あるいはまた壁にいろんな形であります。それを見てると気持ちが落ち着くような状況になってまいりますので、いわゆる術後の回復期に対しても大変大きな意味を持っております。さらに、これは駅前の一等地にありますことから、県の医療関係の様々な施策を展開する上で重要な、医療拠点に整備する病院以外の機能もしっかり打ち込みをさせていただきました。例えば埼玉県のですね発達障害、これをしっかり、ある意味では、総合的に支援する研修体制であるとか、様々な意見交換の場であるとか、そういう総合的な支援センターをこの3階に作らせていただいております。また、今現病院にあります特別支援学校も県立けやき特別支援学校も7階に設置されて、体育館プール等々も同じように設置されております。それから、埼玉県総合医局機構、地域医療教育センターを県と医師会が合同で作りました、医師の派遣機能だとか調整機能を持つ埼玉県総合医局機構をこの8階に置くことで、地域の医療をしっかり充実させるためのセンターにしていこうという機能を、そこで見ていくことにいたしました。また、このようなことをすることで、最終的に全体としての埼玉県の医療水準をアップさせていくという、そういう試みをこの新しい小児医療センターに付加することにさせていただきました。今後の小児医療センターの予定でありますけども、10月15日に完成記念式典を開催して、16日に県民向けの内覧会、そして12月27日は新病院に移転をして、1月5日から外来の診療を開始するということになります。いわゆる、暮と新年の境目を利用しながら、完全に移転をするいうかたちで冬休み中に、移転をして、患者の皆さんや、あるいはまた、様々な関係の皆様に極力御迷惑をかけないようにしていくという、こういう移転計画になっているところでございます。小児医療センター新病院が、いよいよ完成の運びになり、来年早々、新しい病院で、小児医療の最新の診療が受けられる状態になることを、県民の皆様にお伝えをさせていただきました。以上です。

毎日

今回、小児医療センターの方が赤十字病院と連携することで、総合周産期母子医療センターになると、県内2つ目の指定であるというお話だったんですが、現状埼玉医大が指定されているということで、ハイリスクの妊婦さんというのは、そちらの総合周産期母子医療センターというところで転院されて出産されるようなかたちになると思うんですけれども、これが今回2つになるということで、一部その機能を受け継ぐということになると思うんですけれども、運用としてそこはどちらに振り分けるというか、そこは妊婦さんの住んでいる地域によってどちらに行っていただくかというふうな運用になるのかという点と、もう1点様々な医療機能の強化ということで設備が整えられているということですが、これは県内で初めて整備される機器ですよとか、全国で初ということはないと思うんですけれども、そういうような特にここは他にない新しい機器がありますよというような点があれば、教えていただければ幸いです。

知事

まず前段の、現在埼玉医科大学総合医療センターで一手に受けていたものがございますが、一般的に言うならば荒川を境に橋を渡らずにこちらの方に来られるということではなくて、荒川から向こう側の方を埼玉医科大学総合医療センターの方で一般的に受け持つかたちになると思います。それから、だいたい県の中央部と東部の方を小児医療センターの方で受け持つというかたちになってくるかと思います。いずれにしても、東側の方は川越が遠いということもあり、都内などに搬送されていたところもございますし、年間100人以上の妊婦が県外に搬送されて、そういう重い課題に対処されていたということでありますので、そうした重い課題に関して比較的カバーがしやすくなったという状態が、今回の新病院の特色になるのかなと思っております。それから、新しい話ということになってくると、やはりなんだかんだ言いながら、日赤との一体的治療が一番、今までであれば、もし母子ともども問題があれば、子供は救急車で近くの小児関係の病院に運ばれていたと。軽度の方であればそれでも良かったのですが、仮死状態であるとか先天的な疾患がある場合、比較的15分くらいが勝負というような話などがございますので、15分で間に合わない場合には、後に後遺症が出るとかという話が出てきますが、隣り合わせで廊下を通じて搬送されますので、まさにこの15分の壁どころか3分の壁と言うのでしょうか、それすらも突破できるという、そういったところがどこの何よりもこの特色ではないかというふうに思っております。こういう一体的な整備というのは、私どもが知る限りでは全国でも初めてに近いかたちだと思います。それから、あとは量の拡大ですね。どうしても最近、低体重児であるとか先天的な疾患とか、こうした乳幼児が増えておりますので、また将来、今は困難なところでも医学の発達によってそうした方々も、あるいは救えることがありますので、まずは命を救うという、そういう観点から病床を大幅にアップさせているというのが、だいたい2倍規模でほとんどのものが増えておりますので、そういう点ではキャパが大変大きくなったと。そういう点では、今回の延べ面積が2.4倍という規模感というのは、これまでの小児医療センターとは、ある意味ではすごい違いになっていると。こんなふうに、申し上げることなのかなと思います。

テレ玉

新しい小児医療センターなんですけれども、新都心という場所は、休日ですとかイベント開催時にはたくさんの人がいらっしゃると思うんですけれども、小児医療センターの患者さんからお聞きした話で、緊急で救急車で搬送されたりですとか、救急車で間に合わずに自家用車で緊急に病院に搬送される方もいらっしゃるというふうに伺ったんですけれども、休日やイベント開催時の混雑時にこういった方々が早く病院に搬送されるために、こうした方々への配慮というのは、どのように今後行っていくのかというお考えをお願いします。

知事

イベント時においても、救急車などは当然優先車両というかたちで、問題なく病院の方に運ばれます。ただ個人の車で、何らかのかたちで運ばれる部分というのは、まさに緊急ではない話だから個人の話になってるわけでありまして、救急的なものは基本的には救急車両を通じて、運ばれるものでありますので、優先的にイベント会場であろうが何であろうと、当然、それは優先的に運ばれていくものだというふうに考えておりますので、その部分ではあまり御心配はないというふうに思っております。そうではないかたちで、例えば、お見舞いあるいは付き添い等々で、イベント時には不便ではないかという、この議論に関しては、御理解を賜るしかないというふうに思っております。イベントに限らず混むときは混みますし、それはもう、すべて満足させるという方法はありませんので、一方では新都心に高速道路が入っていることもあり、首都高速そして埼玉高速線を通じて外環あるいは圏央道等々、全部繋がってきておりますので、そういう意味での便利さもありますので、全体としてのアクセスで考えていただければ、もちろん蓮田だ岩槻だと、こういったエリアにこれまでいらっしゃった方々は遠くなったという話になるでしょうけども、しかし、あくまでこれは専門的な小児医療のセンターでもありますので、全県的な睨み、あるいは少なくとも東半分を睨んでの世界ですので、これはもう御理解いただくしかないと思っております。

共同

先ほどちょっとおっしゃってたような気もするんですけれども、小児医療センターと赤十字病院は、廊下で繋がってるということでいいんですか。

知事

はい。こちらが小児医療センターでこちらが日赤でありますが、いわゆる手術室の階が相互に渡り廊下で繋がっているというかたちをとっております。

共同

そういう意味でも、一体化で連携しているということですね。

知事

一般の方たちが、行ったり来たりすることはないかたちになります。

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幹事社質問
東松山市内での少年殺害事件について

毎日

先日東松山市で16歳の少年の方が、御遺体で発見される事件がありまして、少年の方5人が殺人容疑で県警に逮捕をされ、その中にも中学生が3人おいでだったと、含まれてるということで地域社会にも波紋が広がってます。まず、事件の知事としての受け止めとですね、やはり中学生の方もおいでということで、県として教育現場でどのような対応を今後考えていくかということを、お聞かせ願えればと思います。

知事

まず、大変痛ましい事件で、何よりも遺族の方々の思いを考えると、大変悔しいやら、悲しいやら、言葉に言い尽くせないものがあるというふうに思います。心からお悔やみを申し上げるしかないと思っております。問題は、この事件が例外的なものなのか、あるいは例外的なものではなくて、これからもこうしたことが起こり得る可能性があるのかどうか、こういう論点でしっかり、まだ捜査の途中でもございますし、全容が解明されたわけでありませんのでしっかり捜査が終了し、なおかつ教育現場の方で実態把握をした上で、例外で終わるようなかたちになるようにしなければいけないというふうに思います。こうしたことがたびたび起こるようでは、なかなか辛い話になりますので、なぜこのような事態に至ったかということの原因究明をしっかりやって、これが起こらないようにするにはどうすればいいのかということを、やはり学校現場の皆さんたちの意見をよく聞いて、教育委員会でマニュアルを作って、なんかそれで解決するということではないというふうに思います。ある意味では、緩やかな地域社会が構成されている、こうした東松山市のようなところで起こっていること自体がなかなか信じがたい。索漠とした東京砂漠か何かそういったところならいざ知らず、自然もあり豊かな人情味もあるところで、こんなことが起こっていること、こうした事の真相的なものを、丁寧に分析しなくてはいけないのではないかというふうに思います。多分にぎりぎりのところで、何と言うのでしょうか、止められる、そういう感性というのでしょうか、そういうものを学ぶ力が弱い時代になっていることは事実だと思います。バーチャルな世界が日常のゲームやインターネットの世界で起きておりますので、そうしたものと混同してしまうようなところが無きにしも非ずだというふうに思いますので、多分そうした深層的な心理状況とか、そういったものも分析して、それでは何が本当に必要なのかということで、徹底して情操教育だとか感性教育、そうしたものがどのレベルまで必要なのかとかも、やはりやっていただいて、どういうことをやっているところはそうした事件が起きないとか、そんなこともしっかりやるべきではないかなというふうに私は思っております。教育現場に対しての直接の識見はありませんが、ショックでもありますので、教育委員会も、教育長と若干話しましたけれども、かなり深刻に受け止めておりますので、しっかり高校レベル、それと中学レベル、まさに小中の所管であります市の教育委員会、また高校の所管であります県の教育委員会、こういったところの連携事業にもなると思いますので、こうした部分でも、ともに取り組んでいただきたいなというふうに思っております。

NHK

現場の方で取材をしていると、県ではなく教育委員会の話になってしまうかもしれませんけれども、今回逮捕された3人を含めあまり学校に行っていないという現状があって、そういった子たちは外で何をしていたのかということを学校が把握しているのかという疑問がありました。そういった子たちが要は自分たちの世界に入り切ってその中で今回の犯行に至ったという背景も無きにしも非ずかと思うんですけれども、学校に行かない不登校の子たち、そういった子たちに対して学校側がどういうふうなケアをして、どういった実態把握をして、どういった倫理観を持って教育をさせていくかというのは重要かと思うんですけれども、そういったことに関して知事はどのようなお考えをお持ちですか。

知事

いわゆる中学生の場合は退学ということがないんで、いわゆる不登校というかたちで不登校対策で、私自身がそのことを意識したのが平成18年ですが、その当時、埼玉県全体の全国の不登校の出現の割合は悪い方から8番目でしたが、今は良いほうから7番目まできて、丁寧な対応を中学でもやっております。また(平成16年度は)高校の退学も下から2番目の状態でありましたけれども、今は上位の方まで、つまり良い方になってきました。ただそれでも退学をする、そして何らかのかたちで就職をしていただく、そういう支援ともやっているわけですが、その支援の網にもかからないでいる人たち、これを追っかけるのは極めて困難なんですね。ただ、どこまで追っかけたのかということを検証しなければならないというふうに思います。可能な限り追っかけたのかどうか。あるいは案外追っかけが弱かったのではないかとか、そんなところもあるというふうに思います。やはり縁があって担任になったり、縁があってその学校に来た子供たちの将来が、やはり町の中でぷらぷらしていると良いことはないわけですから、何とか就職に結び付けようとか、引っ張り込もうという努力をギリギリまでなされたのかどうか。例えばいつのまにか大阪に行ってしまってやや行方不明に近いとかそれだったら話は別ですが、比較的地元で見かける世界であれば、おっしゃるとおり、追っかけようがあった可能性があるんじゃないかというような問題提起に関してはやはり現場の教育の方は真摯に受け止めていくべきだと私も思います。その辺も含めて事情が時間がもう少したてばはっきりしてくるかと思いますので、それを受けて、現場でも対応してもらいたいと思います。私もその報告を受けたうえで、知事部局的にも何ができるか考えてみたいと思います。

埼玉

知事が追っかけという部分をおっしゃられましたけれども、県では5年に1回ですか、中退した人、生徒はどうされているかというアンケートを郵送でやっているという話なんですけれども、ただ5年という期間、5年おきという期間がなぜ5年かちょっとはっきりしなくて、おそらく予算と手間の関係だと思うんですけれども、たとえばこの辺をもう少し短いスパンでやってみるとか何か具体的な知事の中でお考えがあれば今の時点で結構ですけれども。

知事

例えば県が知事部局で所管しております高技専、高等技術専門校。これはある意味では最後の砦みたいなところがあります。なかなか就職がうまくいかなかったり、あるいは就職してもスキル不足でなかなかものにならなかった人たちが、高等技術専門校に入学をされて、スキルを身に着けて改めて就職される場合がありますが、この追っかけを従前よくしていたかというとあまりしておりませんでした。教えて卒業させれば終わりという感じだったのですが、私は追っかけるべきだと思っておりまして、なぜそうなのかというと、例えば教えた技術が世に中で通用しているかどうか、追っかけてみればすぐ分かることです。ひょっとしたら教えている技術がスキルが必ずしも世の中で通用していない可能性だってあるかもしれません。追っかけてみればそういうことが分かったりしますので、追っかけることによってカリキュラムの変更も、意味のある変更になってくると。それからやはり最後の砦とは言わなくても最後の砦的な意味合いで高等技術専門校に入る学生というのでしょうか、場合によっては社会人もいますが、やはりここで得たものがもし通用しなかったとすれば高等技術専門校としての責任が十分果たせなかったということになりますので、そういう意味では、追っかけるべきだと。そういう意味では高校に入学して卒業させる、これは等しく学校側の責任であるというふうに認識をすれば、どんなに追っかけてもどうにもならないような方々もおられます。家庭の無理解等々、しかしできるだけ追っかけて一社会人として立派な人生また意味のある人生を送ってもらうような努力をするのが教育だと私は思っていますので、そうしたことを現場でやっていただく、それがシステム的に有効なのかどうかということについて、学校が教育委員会に再度確認する必要があるのではないかという、そういう意味で先ほど私は申し上げたつもりです。よく調査をして何が原因だったのか、そういうことを受け止められるだけの仕掛けができるのかできないのか、そこまでやっぱりやるべきだというのが今回の教訓にしなくてはいけない。そうしないとこれが例外にしてしまわないと、例外でなくて、時折起こるという話ではなかなか困るという世界だと思いますので、今回の件をよく確認したうえで、何か課題があるのかないのかよく調査すべきだと思います。

埼玉

もう一つ、何かこれは県の主導で、例えば検証委員会なりは設置すべきだというようなお考えは知事の中ではありますでしょうか。

知事

もう少し概要が分かってきたらそういったことも必要かもしれませんね。検証すべき内容があれば検証しなくてはいけませんし、検証すべき内容よりも防止するべき仕掛けの方が大事であればそっちの方に力点を置くべきだというふうに思います。たぶん後者の方じゃないかなと私は思っております。

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その他の質問
民進党の代表選について

埼玉

民進党の代表選についてお聞きしたいんですが。今蓮舫代表代行と前原元外相が立候補を表明されています。党内では共産党との連携なんかでいろいろ議論があるかと思うんですれども、知事はこの代表選でどのような論戦を期待されますでしょうか。

知事

そうですね、あまり言うと批判になっちゃうからね。やはり将来政権を担う政党としてどういう位置付けをしていくかということのポイントが大事であると思っています。政策もそういう論点から考えるべきだし、また選挙に関してもそういう観点から考えていかないと近道を通っているつもりで回り道になるんではないかなと思っています。例えば少なくとも外交とか防衛とかは時の政権党とそんなに違いませんねと。これは政権党も譲るべきだと思いますが、できるだけ寄せて合わせるべきだと思います。それが安定的な日本な外交・防衛につながっていくと思いますし、急にかつての社会党みたいに政権に入ったら途端に考え方180度変えるというような、そういうかたちにならないようにしないといけないと思います。普段から外交と防衛は与党も野党も関係ないと。基本的には一致していますと、細目ではいろいろありますけれども。そういう路線をきちっと確立することが諸外国に対しても安定的になりますし、また国民的にみても安心感が与えられる。そういうのは、やはり無いんじゃないかな、安全保障や外交のところで180度違いのことを言っていたらまずいのではないかなと思います。そういうところはやはり整理すべきだと思いますし、論点も戦犯であるか戦犯でないかとか、新しい顔か新しくない顔かとかいう、そういう論点ではなくて、今国民生活を向上させたり、非常に対外的な危機的状況であるわけですから、尖閣の話、北朝鮮の問題、韓国との軋轢等々ですね。外事にもたくさんの課題がありますし、内政にあっても、まだ収束していない福島の原発、あるいはまた2020年までに復興復旧といった五輪の招致のいわば材料にした東北3県の震災復興のシナリオがまだ十分見えておりませんし、幾瀬にも課題はあると思いますが、そういうものはあまり打ち出していないなというふうに私は見えます。蓮舫さんも素敵な顔されているし、前原さんも良い男だと。顔で勝負するんだったら安倍さんだってかなわないかもしれないけど、顔じゃないでしょと。中身でしょと、こんな感じを私は受け止めています。

読売

だとすると今まで岡田さんが代表、現状まだ務めているわけなんですけれども、岡田さんが進めてきた民進党の現状を見ると外交とか防衛という観点ですね、かなり政権党からかい離があると。まずそういうところが、今の民進党が、国民から見て安心感が無いのではないかと知事は見ておられるというわけですか。

知事

そうですね。安全保障等ですり合わせをする努力をやっぱり野党側も見せると。与党側も見せてない部分もあるかもしれません。だけど野党側が一生懸命すり合せの努力を見せていて、与党側一切しなかったら、これたぶん国民的な批判を受けると思います。与党側もしていないけど、野党側もしていないんじゃないかな。同じしていないんだったら、やっぱり野党側が負けると思います。現に政権を握っている方がいろんな意味で強いですから。そういう意味ではやっぱり安保政策などではすり合せをする努力を野党側からどんどん提案してよいんじゃないかなと思います。ただそうすると野党側が少しばらばらにはなってしまう、だからそれはしにくいということになって、選挙対策上難しいと、こういう世界が生まれるのかもしれませんけれども。でも、そういうことの選挙対策よりも国民に信頼されるという1点の方が本当の意味での選挙対策になるのかなと私は思います。

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(終)

お問い合わせ

知事直轄 報道長  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-0029

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