過去の定例記者会見 > 平成28年 > 知事記者会見テキスト版 平成28年1月6日

ページ番号:62456

掲載日:2021年4月1日

ここから本文です。

知事記者会見テキスト版 平成28年1月6日

 録画を見る(約38分)

平成28年1月6日(水曜日)

 知事発表
北朝鮮による地下核実験について

知事

改めて、明けましておめでとうございます。

まず、北朝鮮による地下核実験についての非難を申し上げたいと思っております。本日、北朝鮮が4回目の地下核実験を行ったという報道が確認されたところでございます。水素爆弾の地下実験だということが言われているところであります。言うまでもなく、平成25年の3月の国連安全保障理事会決議に違反するものでもございますし、国際社会に対する重大な挑戦だと、このように思いますし、また日本の安全保障にとっても重大な意味を持つものでもございます。

既に、安倍総理が12時50分頃にコメントを出されたと聞いておりますが、また北朝鮮も(日本時間)12時30分に水素爆弾の実験が成功したという発表もしておるところから、基本的にはこうしたことが事実であるというふうに私たちも認識せざるを得ないということを前提に、県民の安心と安全を守るために、早速、大気の状況あるいは浄水場の状況など大気、水に関して県民の不安の無いように、しっかりと監視し、コントロールをして何か異常があれば早急に明らかにし、なおかつ問題解決のための体制をとっていきたいというふうに思っております。

現在のところは、全く異常はございません。これまでの流れからすると、大きく心配することはないと思いますが、念のために県としても大気や浄水場などの監視を強めていくということをとっていきたいと思っております。いずれにしても大変残念な結果であること、そしてまた北朝鮮が国際社会の平和と秩序に限りなく挑戦していることに対して断固、埼玉県民を代表して抗議をしたいというふうに思います。まず何となく新年のあいさつがきつい話からスタートいたしましたが、思わぬ不快な情報が入りましたのでお許しをいただきたいと思います。

ページの先頭へ戻る

 平成28年 年頭あいさつ

知事

さて、県民の皆様には大変過ごしやすい正月をお過ごしになったのではないかというふうに思っております。近年になく暖かい正月で、かつ天気が良く過ごしやすい正月だったと思います。本年は、丙(ひのえ)の申年(さるどし)ということで、干支で言えば「物事が明らかになりそして盛んになっていく、栄える」というような意味があるそうですし、猿は「申」という字でもございますので伸びる。従いまして物事が明らかになり、そして繁栄し、そして伸びていくという。こういう年であるというふうに理解をしていいのかなというふうに思っております。

昨年来この丙申(ひのえさる)に近いような状況が埼玉県に起こっております。埼玉県にゆかりの梶田教授のノーベル賞、そしてまた関係の深い大村智教授、日本人2人のノーベル賞が埼玉県の生まれ育ちそして埼玉大学という純粋な埼玉っ子である梶田先生。そしてまた北里大学のメディカルセンターが北本にありますがこの開設にご尽力をいただいた大村智先生。埼玉に関わりの深い方がノーベル賞をとられ、昨年は圏央道の埼玉県内全線が完成。そしてまた北陸新幹線。今年の3月の終わりには北海道新幹線の函館新駅に北海道まで新幹線が延びるというかたちになってまいります。いよいよ埼玉県、そうした意味でのロケーションがますます非常に良くなっていくという状況がございます。

一方、75歳以上の高齢者が10年後には118万人に増加し、医療・介護の爆発的な需要が予測されて困難な状況が起こるのではないか、こういう悲観的な話もございますが、一方では高齢者の元気というものをどれだけ社会の中でしっかりと活かしていくか、活かされていくかということが大きな課題にもなっております。現実問題として、埼玉県では65歳以上の方々の10人のうち8人が元気な方々であるということ。2割の人たちが入院や通院をなさっているという、こういう実態があること。こうした人たちがさらに働きたいと思ったら働ける。あるいは趣味の世界で生きていくとすれば趣味の世界で。ボランティアの世界で頑張るとすればボランティアの中で。それぞれの役割を果たすことができるようになっていく可能性が高いと思いますし、そして医学の進歩も急速であります。すでに昨年はC型肝炎の新薬ができて、毎年3万人からの人たちが死亡されているわけでありますが、これが96パーセント以上の治癒力を持った新薬が開発され、欧米を中心に昨年1兆5千億円からの売上げを上げるという、そうした新しい動きもございますし、日本の薬品メーカーの中には世界に4千万人いるという認知症の患者の中の6割、アルツハイマー型の方々が6割おられると聞いていますが、そうしたアルツハイマー型の認知症を治す新薬の開発なども進んでいるというふうに聞いておりますので、私たちはまた高齢化社会におけるこうした新薬の開発、医学の発達、そしてこれまではどちらかといえば自動車産業をはじめ、機械装置としてのロボットが活かされていたわけでありますが、これからは、場合によっては不自由な身体をカバーする介護用のロボット、医療用のロボット、ウェアラブルの何らかのかたちでの医療器具、こうしたものが将来に渡って高齢者を助けていく可能性も出てまいりました。決して高齢化社会というのは暗い社会ではなくて、前向きに捉えることもできるという意味で、私たちはそれを「シニア革命」と捉えて一つの前向きな社会づくりに活かして行きたいと考えております。

2つ目に私たちはやはり「人財」の確保が大事だというふうに考えております。少子化対策も含め、そして障害者や若い人たち、あるいはまた女性が社会の中で正しく評価され、正しく活かされていく、そういう仕組みをどんどん作っていかなければいけないと思っているところです。

3つ目には、残念ながら日本社会はこのところ国際競争力を失った産業が幾つか出ております。自動車・電気・電子などは御三家と言われ、日本の輸出産業のまさに花形でありましたが、もうすでに電気・電子が大きく遅れをとり、国際競争から取り残されております。しかし、また新しい芽も出ております。ホンダが小型ジェット機を開発しました。三菱重工業が中型ジェット機を作りました。この航空機産業は自動車が2万点ないし3万点の部品からなるのに比べて、100万点からの部品があるということで、その裾野は10倍、場合によっては100倍という。そうした部品の装置産業が生まれるということも考えられるわけです。そういう意味で先端産業をいかに作っていくかというのが私たちの課題でもありますので、もとより国レベルの問題がこれは大きいとは思いますが、私たちには少し肩の荷が重いのですけれども、それでも先端産業創造プロジェクトを2年前から展開し、いよいよ今年辺りからそうした意味の結果を出すことができる準備が出来上がってきましたので、そうした結果を出しながら県民の皆様方にまさに先端産業創造で「稼ぐ力」を作っていこうということを強く申し上げていきたいと思っています。

この「シニア革命」、「人財」の開発、「稼ぐ力」。この3つを何らかのかたちで予算に反映させ、あるいはまた、次年度から新しく始まります(後に「の」に訂正)5か年計画の中にしっかりと打ち込んでいきたいというふうに思っております。引き続き埼玉県、ある意味では日本の縮図であります。埼玉県の成功モデルが日本の成功モデルに繋がっていくような先進的な取組をこれからもしっかりやっていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。

ページの先頭へ戻る

 幹事社質問
今年1年の抱負と特に力を入れたい県内の課題について

共同

幹事社質問に移らせていただきます。今年1年の抱負と特に力を入れたい県内の課題について教えてください。

知事

今の3つの大きな課題と目標について申し上げたところでございますが、特にと言えばこの3つを中心にして取り組んでいくということになると思いますので、ご理解を賜りたいと思います。

ページの先頭へ戻る

 その他
県議会議員との賀詞交歓会について

埼玉

昨日、県議との賀詞交歓会が行われましたけれど、知事選以降、自民党会派との接触がなかなか難しい状況の中だと思うんですけれど、昨日の賀詞交歓会では自民党会派の方との意見交換というのはうまく出来たのでしょうか。

知事

そうですね、自民党県議団との正式な意見交換会は知事選以降やっておりませんので、そういう意味では全体の県議団というかたちになりますけれど、自民党県議団のほとんどの方々がご出席されていますので、できるだけ私もテーブルを回りながら個々にお話をさせていただきました。いろんなイベントでは大半の方々に知事選以降も、そういう意味では親しく懇談はしているんですね、局所局所でね。2、3人ずつの場合が多いわけですけれども、とことん訪問を始め、いろんなイベントでご同行いただいたりしていますので、お話は良くしているところですけれども、まとまったかたちでは初めてということで。特段何かということではなくて、言わば年の初めですので、やはり一番の話題は地元問題などで知事にしっかり印象付けとけというような話がやはりちょっと多かったのかなと思います。印象としてですね。当然、私も知っているわけですけれど、念のために地元問題は皆さん、これから予算の時期でもありますので、そういうお話をちょっとなされる方がいたのかなと思っております。

朝日

関連なのですが、昨日の賀詞交歓会の中で、知事のご挨拶で「報道にあるような対立とかそういうことではない」というようなことも言われていたと思うのですが、今年になって昨年から続いているというか、自民との正式な会談の場が持てないとか、そういう状況を知事の方からアクションを起こして改善されたいというようなお考えはあるんでしょうか。

知事

毎回、申入れしていますよ。例えば、県議会が終わったら会派のあいさつ回りをしているところですが、「まだ待ってくれ」というような話だとかですね。ただ実は予算の要望だとか、そういったかたちでの意見交換会とかはやっているんですね、一貫して。正式な意味での意見交換会なんていうのはやったことはほとんど無いんです、これまでも。本当にやったこと無いんです。ただ「打上げ会があるんで良かったら出て来ないか」とか「自民党内での正・副議長のお祝い会をやるので出て来い」というようなお話がある時には行っていたということで、その時にいろんな意見交換ができていたということで、いわゆる何か設定して意見交換会を特にやっていたというのは元々無かったんです。だから、求めて何か意見交換会ということはあまりこちらからお願いすることは無かった。ただ、たまたま他の会派から政治倫理条例のお話なんかもあったのでそのことについても相談したいということで、非公式に申し入れをした経過はありました、そのレベルです。

朝日

その多選自粛条例に関しては、新たにまたアクションを起こすということは今のところは考えていないということでしょうか。

知事

それはもうありません。

毎日

関連してなのですが、賀詞交換会をまた来年以降も自民党としては議会側と交互に開きたいという意向があるようなんですけれども、そのことについてはどういうふうにお考えになりますでしょうか。

知事

私は個人的に賛成です。議院内閣制とは違いますので、地方は二元代表制ですので、執行部招待の賀詞交歓会もあれば、議会招待の賀詞交歓会があるというかたちがあってもいいんじゃないかなと思っています。

ページの先頭へ戻る

 北朝鮮拉致被害者の救出について

産経

北朝鮮の核実験の絡みなのですけれど、拉致の再調査も全く進んでいない、やっているのかやってないのかも分からないとそういう状況の中で、まさに知事のおっしゃるとおり国際社会の平和に挑戦するような態度を取り続けるというのは非常に問題というか、どういった意図があってやっているのか分からないのですが、拉致の問題が進まないという、日本はそういう問題を抱えている中でこういうことをされるという点については、知事はどうお考えになりますか。

知事

なかなか別枠で考えろとは言いづらいところですけれど、極力別枠で考えていただきたいなと思っています。軍事的な誇示などは外に向かっているわけですから、逆に言うと内側が弱いもので、外に敵を作ったり、外に向かって国内なりを団結させる、あるいは内部の権力を掌握する、これが一般論ですね。国家の権力構造としてですね、それを最大限に今使っているというわけですから、逆に言うと内部が弱いはずなんです。だから、また交渉もしづらい時だと思います。それこそ担当者はいつ後ろから鉄砲で撃たれるか分かりませんから、おちおち交渉もできない、そういう状況があるんではないかなというふうに推察せざるを得ません。それでも私は分けて、拉致は人道問題ですから、少なくとも国際赤十字はあらゆる戦火の中でも守られていますので、そうしたものに準ずるかたちで人道問題として拉致問題の解決のために、我々には外交権やそうしたものはありませんし、情報も弱いですから、やはり政府は全力を尽くして別ルートで頑張っていただきたいなと思います。

ページの先頭へ戻る

 平成29年度公立高校入試における学力検査の改善について

埼玉

高校入試改革について伺いたいのですが、来年3月から県内の公立高校の入試の英語と数学で難易度の異なる2種類の学力検査が実施されることになりましたけれど、一部では受験生の差別につながるという声があったり、ネットではその学校選択問題を実施する10校から15校が予想されるとか、そういう動きなんかも出て来ているみたいなのですが、知事として試験問題が2種類あるということに関してどういうふうにお考えでしょうか。

知事

差を付けるために必要以上に難しい問題もあるという指摘も県議会などでございました。一般論としてもそういうものがあったので、易しく問題を作るという流れができた反面、なかなか差が付かないので一部の高校では入学者のいわば線引きが出来ないということで、難しい問題も加えた試験問題の方を選択するということがあり得る、選択肢が残されている、それを選択することについて、知事の立場であまり良いとか悪いとか言いにくいかなというふうに思っています。止むを得ない選択もあるのではないかなというふうに思います。できれば全部同じテストの方がいいかもしれませんが、それでは差が付くことができないと思われるような高校で少し難しい問題を加えた試験問題の方を選択される。もうこれは止むを得ないのかなと思います。それで何か差を付けたとか付けなかったという、人生そこで差が付くわけではないし、いわゆる受験で一番難しい大学の卒業生の一部上場企業の創業者なんていうのはほとんどいないという話ですから。日本の企業の創業者で日本経済を引っ張っている人は、実は一番優秀だという大学の人は(あまり)いないということですから。考え様によってはどういうことかなという風にも思われるわけですから、そういうことはやはり違う価値観をしっかり教えることだと思いますね。イチロー選手の出身大学を探す人はいないでしょう。「あのイチローさんはどこの大学だったっけ」って思わないよね。そういう社会であるべきだと私は思っています。違う価値観を認め合う社会を作れば、そういうのは吹っ飛んじゃうんですね。試験問題がどうのこうのなんて言う話なんか、もうどうでもいい話になってしまうと思っています、それは何か受験のヒエラルキーというか、それだけの中身になってしまっているので、価値観がそっちの方に行ってしまっておかしくなってしまっているので、あまりそれは気にしなくてもいいんではないかというふうに思っています。

ページの先頭へ戻る

 リオデジャネイロオリンピックへの期待について

テレ玉

今年はオリンピックイヤーということで県内在住、出身者でメダルが期待されている選手が何人かいると思うのですけれども、オリンピックへの期待というのはいかがでしょうか。

知事

早いようで、やはり短いなと思ってきました。もう4年後が東京オリンピック・パラリンピック、そして、その1年前にはもうラグビーワールドカップということで、したがって、今年リオでのオリンピック・パラリンピックが終わったらもうすぐやってくるということですので、やはり東京開催。そしてまた熊谷市が開催都市にもなっていますけれども、ラグビーワールドカップの体制づくりについてしっかり頑張っていきたいというふうに思っていますし、また埼玉にゆかりのある瀬戸大也選手を始め有力な選手もたくさんおられますので、そうした方々がやはり金メダルを獲っていただくことで、さらにスポーツ全体が盛り上がり、そして県民の関心が高まって、そしてまたラグビーワールドカップの大成功、さらに東京オリンピック・パラリンピックの成功に、埼玉県としてもしっかり支えさせていただければというふうに思っているところです。

ページの先頭へ戻る

 県北・秩父地域振興施設と県営メモリアルガーデンについて

埼玉

県の事業のことで一つお伺いしたいのですけれども、昨年12月の定例会で県の企業局が、墓園構想と花園インターチェンジ周辺の県北・秩父地域振興施設の施設整備事業を今年度予算執行しないという方針を示しましたけれども、かなりお墓なんかも県南部でと具体的に構想なんかもあったと思うんですが、この執行しないということに関して知事のお考えをお聞かせ願いたいと思うのですけれども。

知事

そうですね。企業局という一つの独立企業体でありますので、人事案件等について私の影響力があるわけでありますけれど、企業局の考え方として、後者のほうですが、深谷市の事業に協力をいただきたいという話がありました。基本的には深谷市並びに県北の地域振興というかたちで、県が1枚加わることで信用度が増すということが本音ベースだったと思います。県としても深谷市の、あるいはまた県北地域の市町村の強い要請を受けて、企業局が一画をお借りしてアピールをしようと、こういう企画になったところですが、深谷市が誘致しています事業者の計画の中身の中で、県が果たすべき役割の部分をそこも役割を果たすということが判明して、どちらかといえば「屋上屋を重ねることになるので、まことに恐縮ですが」というお話なもので、県としては「そうですね。そういうことであればあまり意味はありませんね」ということで撤退。ということですので、これは両方のウィン-ウィンだというふうに思っております。

霊園の関係でありますが、基本的に霊園不足である、あるいは今後霊園不足になりうるという可能性を見ながら、有識者等々との意見を聞きながら、霊園事業を企業局としてなすべきではないかということで、予備調査もして、十分ニーズがあるという判断をして議会にかけて、昨年の2月定例会に全会一致で新たにこの墓園事業を企業局の仕事に加えることを了承いただいた経過がございました。ただ詳細調査を、事業を始めるに当たってやったところ、いわゆる手元遺骨と言うのでしょうか、墓園に遺骨を入れる前にご仏前に遺骨を置いたりしますよね、それを手元遺骨と言うらしいのですけれども、手元遺骨は当然お墓に行くものだという計算をしておりました。企業局が言うには。よく詳細調査をしたら、現在ではずっと手元遺骨はそのままにしておられる方も結構おられることがわかりまして、逆に需要と供給のギャップが生じていることが判明しましたので、このことを正直に議会で報告をして、当面、造ることを延期する。そのギャップが出てくる時期に事業をする方がいいのではないかという判断をしたということで、まさに手元遺骨の解釈を企業局的にはお墓に入れるものだという計算をしていたところ、詳細調査をしたところ、半分くらいの人たちはお墓に入れないということがわかったので、結局墓園事業としては、足りない部分を埋めるというかたちにはならない。それは県の信用で事業を展開すれば売れるかもしれませんが、逆に言えば民間の補完ではなくなってしまいますので、県の事業というのは民間の補完ということですので、そういう営利に関わるような話であれば、県しかできないことではありませんので、事実墓園事業者がいらっしゃるわけですから。補完の役割を超える範囲内であれば、それはしない方がいいだろうという判断を企業局としてきた。それはそのとおりではないか。私は「了」としたいと思っております。

ページの先頭へ戻る

 予算積算の発表方法について

朝日

昨年の11月の会見で、清新で活力のある県政推進ということで、予算編成時の知事審査をどのように行ったのかとかを公表したいという話があったかと思うのですけれど、もうまもなく行われてくるかと思うんですけれど、具体的にどういうかたちで、どのように発表しようというお考えがもしもあれば、教えていただきたい。

知事

そうですね。今、どういうタイミングとスケジュールでやったらいいかということは、事務方で詰めているところです。以前から問題だと言われていたところは、今ではそんなことはありませんが、事業開発の場所などで先物買いという話とか、そんなことをされたら困るではないかとか、以前からそういう話がありました。特異な例ですけれども。そういう特異な例などとの関わりがあるのかないのか、最小限度チェックをして、本当に全部オープンにできるのかどうか、できるだけオープンにするにはどのタイミングでやったら一番いいのかとか、多分に知事審査、今も審査をしているわけです、現実には。今もしているのです。で、投げ返して、最終審査のところで見てもらえれば、一番いいのかなと思っております。今見てもらうと、極めて詳細な話まで見ていただくかたちになってしまいますので、また折り返して戻ってきますので、前に話した話と違った話が戻ってきたりしますので、最終の段階で見ていただこう。そういう考えを持っております。

朝日

タイミング的には、知事審査が最終的に行われている場面だとか、実際に新年度予算案を発表する段階か、2月定例会が始まる段階か、どの辺で公表しようとお考えでしょうか。

知事

最終審査の段階だと思います。逆に予算案として固めているところをオープンにしたら、「予算にも出していないのにオープンにするとは何事だ」と、こういう話にもなりますので。やはりプロセスを公開するというかたちで。中身を公開するというよりも、意見交換をしているプロセスをしっかり公開する。こんなふうに理解してもらえればいいのかなと思っております。

朝日

11月にいろいろ方針を出されたかと思うのですが、具体的に公務日程とかは公表されているかと思うのですが、例えば今後こういうことをやれるのではないかとかお考えの部分がもしも何かありましたら教えてください。

知事

今はすぐに浮かんできませんが、ご提案は時々ありますのでそういう提案があった段階で取り上げていきたいと思います。

ページの先頭へ戻る

 若年層への政治教育について

産経

昨年なんですけれども、県内の市立中学校の話になるんですけれども、教室で政党機関紙のコピーを学校の先生が配布されるなどして、政治的中立が守られていないというような指導をされているような場面があったと把握しているんですけれども、今年参院選で18歳選挙権が(始まり)、県なので、県立高校になるんだと思うのですけれど、若年層からしっかりと政治教育というものをしていかないと、主権者教育をしていかないといけないと思うのですけれど、知事のお考えを改めてお聞かせいただければと思います。

知事

教室であれどこであれ、学校の現場で特定の政党のビラを配るというのは言語道断というか、非常識だ。そういう世界ですね。世の中を変えるいい非常識もないわけではないですけれども、これは良くない非常識です。そんなふうに私は思います。

それから、政治教育は非常に微妙だというふうに思います。政治教育は公教育の中でいろいろなことを教えるにしても、全く教師の主観がないかというと、ないわけでもないと思いますので、どうかすると力が入ったりするかもしれません。ただ、Aという考え方もあればBという考え方もあるとか、それから各党の考え方はこうですねとか、多様性が世の中にあるんだということをしっかり教えてほしいです。「社会現象で絶対的な正義というのはなかなか難しいよね」と。その上で「大多数が考える正義というのを私達は実現しようね」とか、そういうふうに教えていくべきだというふうに思います。そういうことを学ぶような仕掛けというのでしょうか、そういうものを教師も学ばなければいけないんではないのでしょうか。どういう教え方をするかということに関してです。それが非常に大事だと私は思っています。

(終)

ページの先頭へ戻る

お問い合わせ

知事直轄 報道長  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-0029

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?