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掲載日:2021年4月1日

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知事記者会見テキスト版 平成27年8月10日

 録画を見る(約40分)

平成27年8月10日(火曜日)

幹事社質問
知事選を終えての今の気持ちについて

テレ玉

 昨日投開票が行われました県知事選挙についてお伺いします。まずは当選おめでとうございます。今日の午前中には花束の贈呈などがありましたけれども、一夜明けて今の気持ちを改めてお聞かせください。

知事

 そうですね。やっぱり一番思うところは県知事という職務の重さです。いざというときには危機管理を全県的に考えなければいけない仕事ですので、一種の、気を抜くことができないという、そういう意味で責任の重さを感じる仕事に改めて就くんだという、そういう意味での覚悟を感じる朝でもありました。

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知事選での投票率について

テレ玉

 今回投票率が、全国の知事選で過去最低だった前回の24.89%から1.74ポイントとわずかに増加した26.63%となりました。今年4月の統一地方選挙でも過去最低の投票率を記録するなど、県内の有権者の選挙に対する意識の低下というものが懸念される状況だと思うのですが、今回の投票率の低迷についてご所見をお聞かせください。

知事

 投票率の低下は埼玉県だけの問題ではなくて全国的な傾向だと認識しております。一つはとりわけ地方選挙に傾向があると思います。国政選挙は争点を巡って与野党が激しく争う問題が一つあります。そしてまた連日テレビ放映、あるいはまた全国紙、地方紙を問わず1面で取り扱われていくという目に付きやすいというのでしょうか。これが国政選挙と地方レベルの選挙の決定的な差だというふうに思っております。特に地方の場合、これは私の経験ですが、生活道路を中心に道路が舗装されていないとか、ゴミの収集の回数が少ないとか、課題があったりするとその地域に関しては、当然議員の方々などが動いたり、また、課題を解決するための何らかの住民運動などが啓発を受けて、政治的関心が強くなっていくと思いますが、最近の傾向として都市部はとりわけ埼玉、神奈川、千葉などの東京都と隣接しているような都心(後に削除)エリアにおいては、集合住宅、いわゆるマンション、これは比較的大手のディベロッパーによる開発が多くて、基本的にはその枠の中できちっと整備がされている。従って道路の問題だとか、ゴミ収集の問題だとか、そういう生活に関わるような課題について、住民が関わらずに済んでしまう。極端なことを言うと管理そのものも管理会社などに委託をされているので、管理部門ですらも何もしなくても済む。こういう生活の課題が、都市部において、マンションなどの住居においては、そうした課題を既に処理をしていると言うのでしょうか。故に地域の課題、あるいは地方の政治行政についてもさほど困らないところからスタートしていくことから関心が薄くなっていく、こういう傾向があるのかなと思っています。

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新科目「公共」の設置について

テレ玉

 18歳以上に選挙権が引き下げられることを踏まえて、文部科学省のほうで原案ということで、新指導要領のなかで、公共という科目が必修になるというような話も挙がっています。それについてはいかがでしょうか。

知事

 社会科(公民科)における公共という科目の中だけではなくて、いわゆる政治教育と言うのでしょうか。政治教育と言うとどうしても政治的な党派制に心配して触れたがらない傾向があるのですけれども、政治が生活にどういう関わりを持っているか、選挙を通じてだとか、あるいは議会を通じてだとか、こういったものが正しく教育の中でもっと訓練されるべきだというふうに思っています。子ども議会などがあったりして、そういうもので関心を持たれるのも一つの方法だと思いますし、模擬投票だとか、そういうものを通じて関心を持っていくとか、せっかく18歳という年齢からの投票ができるということですので、よりそれに近い人たちは、是非そういう教育の場で、政治によって何が変わるのか、選挙によって何が変わるのかなどを具体的な形で感じてもらう。「理論的にこうなります」ということではなくて、「実態的にこうなる」というような体験型の学習というのでしょうか。そういうものをどういった形で工夫できるか、今私もアイデアはありませんが、そういうアイデアを是非考えていただきたいなと、現場の皆さん達にお願いしたいと思っています。

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知事選で得票を減らした要因について

テレ玉

 今回の選挙結果についてお聞きしたいのですが、今回の知事の得票は前回のおよそ120万票から今回は30万票ほど少ない90万票というかたちになりました。前回の選挙と構図などが違うので単純な比較はできないと思うのですが、今回争点の一つとされた多選自粛条例に関する批判などもあった影響があるのかと思うのですが、得票を減らした要因などについて、何か思うところがありましたらお聞かせください。

知事

 そうですね。前回は自民・公明・民主ともに支持、まあ民主の場合は一貫して友情支援ということですけれども、自民・公明は支持ということでありましたので。今回は自民党が単独で候補者を出されました。ちょうどその候補者は多選自粛条例違反というと、違反という言葉が適切かどうか私にはちょっと疑念がありますけども、いずれにしても多選自粛条例を守れなかったということは事実でありますので、そのことを最大の争点にされておられましたので、自民党の票がそっくりそのまま30万少々無くなったということで、足し算をすれば前回の票と同じになりますので。自民党の票がそっくり無くなった、そんなふうに理解しているのかなと思っております。

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多選自粛条例の改廃について

テレ玉

 その多選自粛条例についてなのですが、条文では「任期を3期以上在任しないように努めるものとする」とされています。昨日、条例の改廃が必要とのお考えも示されていますが、改めて条例の改廃についてのお考えをお願いします。

知事

 議会の各代表の皆様方、並びに議長ともまたご相談しなければいけないことだとは思っておりますが、実効性が実態的に無くなってくるものだと思いますので、そういう意味での考え方をお示ししながら、議会の皆さん達と相談をしたい。こんなふうに思っています。

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その他
多選自粛条例の改廃について(2)

産経

 今の多選自粛条例のことなのですが、実効性が無くなっているとお考えであるということで、その後、その議会とか代表とか議長に考え方を示して相談したいというのは、知事としては改廃をしっかり進めていきたいというお考えをお持ちであるという理解でよろしいのでしょうか。

知事

 それも含めて相談したいなと思います。6月議会でこの話が相当持ち上がったわけですから、議会の議論になった話ですから、私はあの時点でもう選挙が間近に迫っていることから、一旦改廃して「私はもう問題ありませんよ」ということをして、出るということ潔しとしないと。あえて課題を残したまま出させていただいて、ある意味では集中砲火を浴びるという、そういうかたちを取らせていただきましたので。
 ただ、議会の方では、一般的に特に最大会派の皆さんからは「改廃すべきではないか」と、こういう議論が出ておりましたので、そうした意見も尊重することが必要だと思います。

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「選挙が終わったら白紙に戻る」等の発言について

産経

 選挙前に知事が「選挙が終わったら白紙に戻る」、「ノーサイドになる」というふうなことを囲みでおっしゃっていたように記憶しているのですけれども、その辺のお考えというのは変化はございますか。

知事

 私は県民党でもともと勝負をしております。色々な流れの中で、民主党の友情支援、また維新の党からの支持というかたちをいただきましたし、各種団体の皆さんからの推薦だとか色々いただきましたけれども、一貫して自分は最初の段階でも、民主党を離党してあえて、民主党は当時推薦したいという意向があっても、そうしたことについてお断りをして、完全無所属でやりたいというかたちを言っていたのも、党派制にとらわれて、妙に自分の取るべき道を削がれたくない、県民本位でやりたいということを貫きたいということで、政党からの推薦等々ということは極力緩やかにさせていただいていたという経緯がありますので。もちろん戦があって、その後はまたスタートは白紙というふうになるものだと思っております。公平公正な行政ありということですから、こっちの方の人は味方、こっちの方は敵とか、そういう話には全くならないというふうに思っています。

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自民党県議団等への働きかけについて

朝日

 ノーサイドということで、知事側から最大会派の自民党県議団等になんらかの働きかけとか、今後していこうと思われていることが何かあれば教えていただきたいんですけど。

知事

 まず、儀礼的なこととしては、当然、正副議長をはじめ各派の代表の方にご挨拶をしたいという考え方を持っております。とりあえず、今日の段階では電話で各会派の代表の皆さん達に「当選をさせていただきました、今後ともよろしくお願いをします」という連絡をさせていただきました。これからそれぞれ、各会派の皆様たちにこれからの、例えば今出たような話、自粛条例の話も含め、当然、9月の議会にあたって上程する条例、あるいはその他の議案などについても相談することがあるわけですから、そうしたことについては含めて、きちっと礼を尽くすべきだと思っています。

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多選自粛条例についての有権者の反応について

朝日

 多選自粛条例のお話で、街頭演説とかでご自身から説明とかをされていたかと思うのですけれども、実際、反応という意味ではどのように受け取られていましたでしょうか。実際聞いている有権者の反応という意味ではいかがでしたでしょうか。

知事

 まあ、集まった方々は比較的理解をされた人たちが集まっていただいておりますので、そういう点では非常に理解をしていただいている。このようにまず思います。一方、まさにそれだけを焦点にして、議論を聴いている人たちにとってみれば、何か重大犯罪を犯したような話になってしまったりしていますので、極論まで出たりしておりますので。そういうのを鵜呑みにされる方も中にはおられるでしょうし。「何かおかしいな」「それだけじゃないでしょう」というふうに思う人もおられるでしょうし。それぞれ考え方が異なるのではないかと思います。例えば価値観ですから、人生の中でこうしたいと思っていても違うことをした事例というのは多くの方々いらっしゃるので。そのことをもって全てを非難できるかと言うと決して非難できないということぐらいのことは、皆さんも分かっておられるし。私も価値観的に、非常に個人的には不名誉な話だということを非常に重んじておりますし。しかし、それ以上に多くの皆さんたちの期待を裏切る方がもっと辛い。そういう価値判断を置いて、今回の出馬にあたったわけですから。そういうことを皆さんにお話をする中でご理解をいただいている。また、ご理解いただけない人たちもおられる。こんなふうに思っています。

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国政が及ぼす今回の知事選への影響について

朝日

 あと、ちょっと角度を変えてなのですけれども、国政の方で今回の選挙を受けて、特に民主党とか野党の方から、上田知事が4選を決めた一つの要因として、今自民党が進めている安保法制の議論とか、今支持率が下がっている安倍政権批判票というのも影響したのではないかというふうに見る動きもあるのですけれども、知事自身はそのような見方についてはどのように思われていますでしょうか。

知事

 そうですね。そのこと自体を訴えられた候補者もおられましたので。その方が基本的には受け皿になっていくものだと思います。その部分に関しては。私は単純に埼玉県政だけの話をしておりましたので。安倍政権がどうのとか、安保法案がどうのとか、そういった話は全くしておりませんので。それが受け皿になるとかならないというのはなかなか難しいのかなと思います。まあ後で細かい分析をどなたかがなされれば、そういうものも出てくるのかもしれませんけれど。私自身の今の考え方では、確かに大勢の閣僚の皆さんたちが応援に来られたわけですけれども、党本部としては関わりのない世界だというようなことでおられたような気配も感じられておりますので、そういう点では別枠というふうに見ざるを得ないかなと、私自身は思います。

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多選自粛条例の改廃について(3)

毎日

 引き続き多選自粛条例についてですけれども、6月議会では「廃止することを潔しとしない」というふうにおっしゃっていました。昨日の話では「廃止して、出るべきというのが正論だった」という発言もあったのですけれども、選挙戦を通じてお気持ちに変化があったということでしょうか。

知事

 いや。変化ではありません。筋論からそうでしょうと。端的に廃止条例なんかを出して出るべきだという筋論を議会の方から、特に最大会派の方から出されておりました。しかし、選挙が間近ということでしたので、直接有権者に聞くチャンスがあったわけですから。むしろありのままにお見せして、ある意味では一番辛いことですけれども。そのことでより有権者の判断を仰ぐという、そういう道筋を選んだということです。

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自民党県議団との関係について

日経

 昨日の当選直後の記者の質問で、自民党との関係について、「正・副議長と相談しながら進めて行きたい」と、で「それほど難しい事ではない」というような趣旨の話を知事がされていましたけれども、これは県議選から続いた知事サイドと自民側の対立がもう選挙がしばらくないことで解消されて、条件が変わるからということなのでしょうか。どういうことで自民党との対話が、今までできなかったことができるようになるという、そこの変化は知事はどういう整理でそういうお考えになっているのか、改めて伺えればと思います。

知事

 今回、自民党の候補者は「多選自粛条例違反」これだけで勝負されたわけですから。このことについては一定の評価が、民意としてもう出てきましたので。そういう意味でその民意が出た以上は、そのこと自体がもう争点にはならない。6月議会でも、ほとんどそれが争点になっていましたので。そういう意味で争点にならないという意味で。何というのでしょうか、よりそんなこと自体で対立する要素が無くなりやすい。こんなふうに思っています。

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4期目への気構え等について

埼玉

 最初に知事は「覚悟を感じる朝」というふうにお話をされていましたが、4期目は気構えなどで3期目とは違うのでしょうか。気持ちを一新して、これまでとは違う上田カラーを示していくのでしょうか。

知事

 そうですね。3期の延長線上の4期というふうに捉えずに、異次元の高齢化なんていう言葉が使われていますけれど、異次元というのはもうワープするような話でもありますので。考えようによってはですね。そのくらいの気持ちで覚悟を新たにしたいという気持ちですね。要するに、今までこれで上手くいっていたからその延長線上で全部やっていこうということではなくて、当然ある程度継続的なもので丁寧にやっていかなくてはいけないものは継続的ですけれども。それ以外のことで、「もっといい方法がないか」とか。「ひょっとして違う方法もあるのではないか」とか。往々にして路線を決めると、もうそれがいいものだということが前提になっていますので、そういうことを考えない努力をしようという。そういう意味で極力3期目の延長線上の4期ということではなくて、新たなる1期にしたい。こういう事だと私自身は位置づけています。

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知事選で配られたビラについて

産経

 あと、ちょっとお伺いしたいのは先ほどもちらっとあったのですけれども、多選自粛条例を破って出られたことについて対立候補というかその背後にある自民党は、選挙のビラでなかなか厳しいというか過激なことをビラに書いて、まあ知事上田清司という名前は無かったとは思いますけれども、一読すれば「これは上田知事のことを言ってるんだな」というのはありあり分かるものでしたが、その部分については選挙戦でああいうなかなか厳しい文言が並ぶというのもなかなか見ないものですから、どういうふうにお感じになられましたか。

知事

 一部見たら、何か法定ビラみたいな感じしかしなかったので、もう読みませんでした。以降読んでいません。何が書いてあるのかもよく分かりません。

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知事選での争点について

埼玉

 選挙戦を終わってみて、今回争点らしき争点というのがあったというご認識でいらっしゃいますか。それともなかなかこう対立候補の方とかみ合わなかったとそういう印象でしょうか。

知事

 そうですね。まあ多選自粛条例のみに争点を絞られたので、多くの有権者はそれだけだったのかなというふうに思われるのではないでしょうか。やはり、異次元の高齢化、あるいは少子化、あるいは困難な子育て支援などについてどうするのかとか、そういうものもやはり広範囲に聞きたい範囲はあるのではないかなというふうに思いますので、そういう部分を論点化していって、上田県政の中での例えば子育て支援のどこが問題なのかとか、じゃあ治安対策のどこが問題なのか、経済政策のどこが問題なのか。そういう問いかけの仕方があれば、またちょっと違ってきたかもしれません。環境政策でどこが問題なのかとか。比較的何か、例えば有効求人倍率が低い、全国で最も低いと。じゃあ神奈川はなぜ低いのですか、埼玉と同じように。そんなに神奈川県の横浜と川崎というのは雇用力がないのですか。誰も考えないでしょ。あるはずなんですね。あるんですよ。有効求人倍率というのはあくまでハローワークを通じての求人側のアプローチとそれと供給側のアプローチが数字になるわけで。埼玉とか神奈川の方は通勤されていますし、もう新聞広告なんかで募集していますし、それからフリーペーパーでどんどん募集もしていますし、ハローワークに求人の申込みをしない企業なんていうのは山ほどあるわけで。埼玉県は何で就職が決まったということを統計でとれば(民間の求人広告で就職が決まった人の割合が)56パーセントですから。ハローワークで決まったという方が少ない訳ですから。そうすると自ずから、埼玉県とか神奈川県が全国最下位クラスになる。そんなことぐらい分かるわけですからね。じゃあ埼玉県だけ職が無くて失業者が溢れているかというとそんなことは無いわけで。そういう何て言うのでしょうか、つまみ食い的な論争ですから、論争にならないのではないかなと思います。

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多選自粛条例について

東京

 多選自粛条例の関係ですけども、知事は条例違反なのかということで、「努力目標、努力義務であるから条例違反というのは当たらない」という趣旨のお話をされているかと思うのですけれども、一方では「条例を守れなかった」という言い方もされているんですね。これは非常に分かりにくいと思うんですね。
 つまり、条例違反ではないけれども条例は守れなかったというのはどういうことなのかと説明を…。 

知事

 いわゆる違反というのは何らかのかたちで罰則がつくような話です。例えば公選法違反、平気で法定掲示板以外にポスターが山ほど貼ってあるわけです。ああいうのは完全な公職選挙法違反なんです。50万円以下の罰則がついてるわけです。そういう認識を私自身は持っています。(多選自粛条例は)まさに政治信条を縛る条例ですから。しかも私個人に特化されているわけですから。目的はより清新な政治を行うという、そのためにできるだけ任期を制限した方がよいだろうと、そういう目標を立てているわけですが、結果としてそれができなかった。それはもう不徳の致すところであり、残念だ。しかしそれ以上の価値を見出した。そのことについて一貫して説明をしてきたということであります。政治行為といわゆる違反行為というのはまた別問題ではないかなというふうに私は認識しています。

東京

 「守れなかった」というのは「条例を守れなかった」ということではなくて、「政治信条を守れなかった」ということになると。

知事

 結果的には条例を守らなかったということになるのでしょう。中身はそういうことですけれども、条文的にはそうなってしまうでしょう。

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知事選での投票率について(2)

産経

 投票率の話になるのですけれども、3回連続で20パーセント台で、ワースト5位を見ても、3つが入ってしまうわけですけれども、これっていうのはいわゆる政治家の人に投票率を上げていくというのを求めるのは筋違いなのでしょうか。何かその方法とか。 

知事

 そんな事は無いと思います。候補者は常に自分自身の投票を求めてやっているわけですから、大勢の方が出れば出るほど、求めている部分だけ政治的効果、政治宣伝の効果が出てきますので、その分だけ一般的には上がるはずです。だから候補者の数が増えれば一般的には投票率は上がりやすい。
 ただ、考えていただきたいのですけれど、実質的には6台の宣伝カーだけが、埼玉県内を回っているわけです。市議選で一つの市でも30台ぐらい宣伝カーが回っているわけです。当然狭いエリアで。候補者カーとかに遭遇するのすら困難なんですよね。また候補者本人に合うことも困難という広いエリアですよね。そういう中で、他の媒体を使ってどれだけ、新聞もそうであるしテレビもそうでありますし、いろんな媒体を通じて選管もご努力をされるわけですが、一定程度限界があるのかなと。例えば衆議院選みたいに、先ほども申し上げましたが、連日のようにテレビのニュースに出てくる、しかもゴールデンタイムに出てくる、なおかつ週刊誌などでも当落予想だなんだかんだと出てくる。そして連日のように新聞の一面等に出てくる。そこと比べた時に、「じゃあ知事選はどこに出てくるんですか」、「地方版の地方政治のところに出てきます」。ちょうど終わりごろに夏の甲子園大会とぶつかってくる。どちらかというとそちらの紙面の方が多かったりする場合もあります。今申し上げたように宣伝カーが実質的6台で県内を回っていると。7時のゴールデンタイムに知事選のニュースが出てくるわけでも無い。そういうことを考えると、相当困難な作業だなと私自身は思っています。相当ハンデがあるなと。しかしそれでも熱心に候補者やその周辺の運動員の皆さんたちや関係の皆さんたち、そして選管の皆さんたちもその努力をされている。 また、加えて相当な酷暑。期日前投票なんかの制度があるので随分助かっているのもありますが、一方で時々宣伝カーで走っているときに防災無線で「外出は控えるように」なんていう放送が流れていると、少し正直言ってこちらもガクッとくることも無きにしもあらずです。一方で選管の宣伝カーなんかが走ったりしているのと相矛盾するような話が出たりしているようなところもありますので。
 ただ、何か良い方法を見出さないと難しい。しかしやはり国政選挙と比べるとニュースバリューが小さいのでしょうか、ゴールデンタイムのニュースに毎日のように取り上げられるということはなかなかありえない話になっていますので、できるだけ普段から一種の政治投票などの啓蒙活動と言うのでしょうか。特に18歳からの投票権ということになると、中学生、高校生この辺りからの教育活動と言うのでしょうか、これが重要視されてくるのではないかなというふうに思っています。こちらの目線をもっと強くすると良いのかなというように思います。

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各選挙の期日を合わせることについて

日経

 今のお話に関連すると逆に市区町村別にみて投票率の高かったところを見ますと、1位と3位の小川町、杉戸町は両方町議選を同日選でやっております。統一地方選と埼玉県知事選はずれておりますけれども、選挙がもし重なれば杉戸や小川のように投票率が上がる効果も可能性としてはあるのかなということが今回の投票結果から読み取れましたけれども、今知事がおっしゃった何か良い方法という中に、選挙期日を合わせるというのはなかなか任期を縮めるか伸ばすかしなければいけないので、難しい問題であるかと思いますが、これは一つ検討に値するものなのかどうかお考えをいただければと。

知事

 そうですね。災害の時だけ特例がありますので。そういう特例がある以上何らかのかたちで考えられても良いのではないかと思います。(国政選挙の)補欠選挙も4月と10月に合わせてやっていますから。まさにあれだってある意味では特例ですよね。普通欠員が生じればすぐやるというのは当たり前ですけれども、それだとバラバラになってしまうということで、少しでも統一化させようという動きがあるわけですから、そういうことを全国レベルの中で考えていただくというのもありがたい話だと思います。

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投票率が与える県政運営への影響について

朝日

 投票率の話でもう1問なのですけれども、得票数を見ると全市町村で圧勝というかたちだったと思うのですけれども、投票率の低さということも関連してか、全有権者の20パーセント弱くらいの得票数になるかと思うのですけれども、そこら辺ご自身で県政を運営していく上で、例えば2割弱の支持のみでやっていくというところで難しさというのはあったりするものでしょうか。

知事

 正確には私も覚えていませんが、選挙の投票なんかの分析をやっているどこかの研究センターみたいなところで、追跡調査をやって、行かなかったけれどももし行ったとすれば誰に入れたかというのは、だいたい現実に出た票と同じような割合で出ているという分析を見たことがありますので、仮に行かなかったとして、その人たちが完全に放棄したとかという話でもないし、遠巻きに見ていらっしゃるわけですから、その支持というのは実際に投票にいった人たちと同じように比例案分して出てくるという話でありますので、そういうことを思えば「2割の得票率しかないじゃないですか」というのは必ずしも当てはまらないと思っています。

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5期目への道が開けたのかについて

日経

 3期目当選の直後の記者会見では4期目について出られます可能性はということについて質問が出ておりますが、あえて4選されたこの会見で伺いますが、多選自粛条例を事実上有名無実化した状態になったということで、考え方としては5期目に道を開くことが可能になったというお考えなのか伺えればと思います。

知事

 うーん。ただ1期で3期分くらいやりたいなとは思っています。

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1期で3期分をやりたいとの発言について

東京

 1期で3期分やりたいというお話なのですけれども、それはすなわちこの1期を最後の1期という覚悟でやりたいというお話なのでしょうか。

知事

 常に1期1期で勝負をしてきたつもりです。2期目があるからとかと考えたことは1度もありません。3期目があるからと考えたことは1度もありません。1期1期でそれなりに仕事をしてその都度考えるというふうにしてきました。

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彩の国スポーツ功労賞について

テレ玉

 昨日までロシアの方で世界水泳が行われていました。県内出身の選手の活躍も見られましたが、日本人初の世界水泳連覇した瀬戸選手や今回の大会の金メダル1号だった星選手がいると思いますが、以前、彩の国スポーツ功労賞がオリンピックなどの成績によって贈呈されているかと思うのですけれども、今回もこの活躍で2度目の受賞、表彰というお考えがあるのかお聞かせください。 

知事

 多少ルールがあるような気がしますのでそれを確認した上で考えていかなくてはいけないかなというふうに思います。

(終)

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お問い合わせ

知事直轄 報道長  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-0029

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