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発表日:2020年9月24日11時

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県政ニュース

さいたま文学館 企画展「文学に描かれた埼玉の『城』」の開催について

部局名:教育局
課所名:文化資源課
担当名:文学担当
担当者名:村田

直通電話番号:048-789-1515
Email:info@okegawa-culpro.jp

さいたま文学館では、10月17日(土曜日)から企画展「文学に描かれた埼玉の『城』」を開催します。

本展では、城の出土品や関連する連歌、演舞等を交えながら、埼玉県域内の城や城跡などが登場する歴史、伝承、古典、近現代文学の各ジャンルの作品を紹介します。

また、関連事業として、記念講演会や展示解説を行うとともに、カフェでは本展にちなんだ限定ランチメニューも販売します。 

【別添:チラシ(PDF:1,262KB)

企画の概要

1 趣旨

埼玉県域には「河越城」「鉢形城」「忍城」等、たくさんの城がありました。これらの城に関する歴史は語り継がれ『太平記』や『関東古戦録』『武州鉢形城』『のぼうの城』などの作品として、昇華されてきました。

これらの作品の舞台である「城」は、城跡・土塁だけになっても当時の姿を伝え、近現代の作家の創作意欲に刺激を与え続ける存在となっています。本展では、城の出土品や関連する連歌、演舞等を交えながら、埼玉県域内の城や城跡などが登場する歴史、伝承、古典、近現代文学の各ジャンルの作品を紹介します。

加えて火縄銃や、城跡から出土した鉄砲玉などの歴史資料、現地の映像、作家の創作ノートなども公開し、作品を読んで城跡に行きたくなる展示となっています。

2 会期

令和2年10月17日(土曜日)~12月13日(日曜日)

休館日:月曜日、10月27日(火曜日)、11月24日(火曜日)

3 会場

さいたま文学館  企画展示室

所在地:桶川市若宮1-5-9

交通:JR高崎線桶川駅西口から徒歩約5分

4 開館時間

10時00分~17時30分(観覧受付は17時00分まで)

5 観覧料

一般210円学生・生徒100円

(中学生以下・障害者手帳をお持ちの方とその介助の方1名は無料) 

6 展示構成

1章 埼玉県域の城

文学作品の題材となっている埼玉県域の城(河越城・鉢形城・忍城)について概説し、作品鑑賞の導入とする。出土品をはじめとして実物資料も展示する。

2章 城での文学・語られる城

戦国時代の文学活動として連歌を取り上げる。また、軍記物語に描かれる城を紹介する。城にまつわる伝説を取り上げ、伝説の変容、発展の様を紹介する。さらに、これらに描かれる「城」が、近現代文学へ様々な形で影響していることを紹介する。

3章 近現代文学に描かれる城

河越城・鉢形城・忍城に関連する文学を紹介する。これらの作品を比較することによって、歴史叙述の舞台の役割だけではない「城」表現の諸相を紹介する。

4章 文学が生まれる場所としての城

埼玉県域に残された城跡を訪れた文学者の作品を紹介する。また、城で行われる身体表現である演舞等も紹介する。これらを通じて、埼玉県域に残された城跡そのものが新しい文学発生の現場となっていることを紹介する。そして、観覧者の現地訪問を促し、新しい文学活動を奨励する。

7 関連事業

(1)記念講演会

日時:令和2年11月7日(土曜日)13時30分~15時00分(開場 13時00分)

会場:文学ホール(定員100名)

演題:戦国時代の忍城と成田氏~『のぼうの城』の実像に迫る~

講師:埼玉県立歴史と民俗の博物館学芸主幹 新井浩文氏

(2)担当学芸員による展示解説

日程:令和2年10月17日・31日、11月14日・28日、12月12日

時間:いずれも13時30分~14時00分

会場:企画展示室

(3)WEB配信

アドレス:さいたま文学館公式HP・公式ツイッター

内容:展示解説忍城おもてなし甲冑隊の演舞・インタビュー

(4)けやきカフェとのコラボランチメニュー販売

期間:令和2年10月17日(土曜日)~12月13日(日曜日)

※ランチタイム11時30分~14時00分

価格:税込1,000円(企画展入館券提示により10%off)

名称:「doruicurry 土塁カレー」

内容:ドライカレー・スープ・ドリンクのセット。

ドライカレーは、鉢形城の石積土塁をナッツや豆でイメージ。

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