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発表日:2020年6月23日11時

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県政ニュース

県立さきたま史跡の博物館考古資料3次元モデルの公開について~埴輪を自由に動かそう~

部局名:教育局
課所名:埼玉県立さきたま史跡の博物館
担当名:史跡整備担当
担当者名:ナワビ

直通電話番号:048-559-1181
Email:k591111@pref.saitama.lg.jp

県立さきたま史跡の博物館では、考古資料の3次元データの取得とモデルの生成を進めています。3次元データの考古学分野での利用は、調査・研究活動における基礎情報の取得や新たな視点での分析を可能とし、博物館における展示や教育・普及活動にも非常に有効である点で注目されています。

当館では、特別史跡埼玉古墳群の考古資料を中心に3次元モデルを生成し、Web上での公開を開始しました。展示ケース越しでは見られなかった埴輪の背中や顔の表情の細かい部分まで、自由自在に埴輪をご自身で動かしご覧いただけます。現在は第一弾として、盾を持つ人物を象った埴輪(盾持人埴輪)の3次元モデルを紹介しています。是非ご覧ください。

1 3次元モデルの概要について

博物館の資料の多くは収蔵庫で保管されており、展示ケースに並べられる資料はその一部に過ぎません。また、ケース内に展示される資料を直接見ることは他では得られない体験ではありますが、至近距離で見られない、裏側がどうなっているかわからない、など観覧には一定の制限があります。

遺物や遺構※1の3次元データは、目的に応じ様々な利用・公開が行われています。今回公開する3次元モデルはフォトグラメトリ※2という手法を用い、当館学芸員が作成を行いました。点群データに面を貼ったメッシュデータの形で公開しているため、埴輪の質感が再現され、表面に施されたハケ目※3も観察することができます。直感的に操作でき、様々な角度から考古資料をご覧いただけます。また、遠方の方や外出が難しい場合でも、博物館の考古資料と気軽に触れ合えます。是非一度、ぐるぐる動かせる埴輪を体験してみてください。

※1遺構・・・住居の跡や貝塚、古墳など、大地に残された人類の活動の痕跡

※2フォトグラメトリ・・・写真を基に3次元モデルを生成する技術。被写体を様々な角度からオーバーラップさせながら撮影し、画像データを解析することで立体的なモデルを生成する。

※3ハケ目・・・埴輪の表面を平らに整形する際に付けられる筋状の痕跡

2 公開データ

第一弾として、5月22日より以下の資料の3次元モデルを公開しています。

盾持人埴輪※4 3次元モデル7点

  • 稲荷山古墳出土 盾持人埴輪(当館蔵)
  • 稲荷山古墳出土 盾持人埴輪頭部(当館蔵)
  • 瓦塚古墳出土 盾持人埴輪(当館蔵)
  • 奥の山古墳出土 盾持人埴輪(当館蔵)
  • 将軍山古墳出土 盾持人埴輪(当館蔵)
  • 伝十条出土 盾持人埴輪(当館蔵)
  • 塚の腰遺跡出土 盾持人埴輪(県教育委員会蔵)

埴輪以外の資料も随時公開していく予定ですので、どうぞご期待ください。

考古資料の3次元モデル生成は、現在鋭意作業中です。

※4盾持人埴輪(たてもちびとはにわ)・・・古墳の墳丘上や周囲に立てられた埴輪のうち、盾と人物の顔が一体化したもの。古墳に葬られた人物を、邪悪なものから守るために並べられたとされる。

3 考古資料3次元モデルの閲覧方法

(1)閲覧サイト

館蔵考古資料の3次元モデルは3DビューアーサイトであるSketchfabにて公開中です。下記の公式アカウントページ、または当館ホームページの特設サイト経由でアクセス可能です。

●さきたま史跡の博物館【公式】アカウントページ(Sketchfab)

https://sketchfab.com/sakitamamuse.forupload/models

●当館ホームページ内特設サイト

https://sakitama-muse.spec.ed.jp/3dmodel

(2)操作方法

閲覧にあたり特別なソフト等は必要ありません。

お持ちのPC、タブレット、スマホからアクセスし、画面上で資料を自由に動かしてみてください。

  • 拡大縮小・・・スクロール/ピンチイン・ピンチアウト
  • 回転・・・左ドラッグ/スワイプ
  • 移動・・・右ドラッグ/スワイプ(2本指)

(使用デバイスにより、操作方法が異なる可能性があります)

※ご利用の際は、データの通信量にご注意ください。

4 問い合わせ先

閲覧方法や資料についてご不明な点は、下記までお問い合わせください。

県立さきたま史跡の博物館 史跡整備担当 ナワビ

行田市埼玉4834

電話:048-559-1181

HP:https://sakitama-muse.spec.ed.jp/

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