トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2019年度 > 2019年12月 > 「高校生の『農力』育成強化プロジェクト」県立杉戸農業高校が、「GLOBALG.A.P.」の認証を取得しました。
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発表日:2019年12月26日14時
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部局名:教育局
課所名:高校教育指導課
担当名:産業教育・キャリア教育担当
担当者名:田島
内線電話番号:6762
直通電話番号:048-830-6772
Email:a6760@pref.saitama.lg.jp
県教育委員会では「高校生の『農力』育成強化プロジェクト」として、県立の農業高校において、経営感覚や国際感覚、チャレンジ精神のある農業の担い手を育成するため、「GAP(農業生産工程管理)」の実践と認証の取得を目指しています。
この度、県立杉戸農業高校が、国際規格である「GLOBALG.A.P.」の認証を取得しました。県内の高校では初めての取得であり、品目は「和梨」です。
同校は、今年3月に、春日部農林振興センターの協力により、梨と米について埼玉県独自のGAPである「S-GAP」に取り組み、「S-GAP実践農場2020」として評価を受けました。この度の「GLOBALG.A.P.」認証取得は、その実績を糧にして、生徒と教員が共に励んだ結果です。
なお、同校では、令和2年1月29日(水曜日)午前11時から、認証審査会社や県農林部等の関係者を集め、認証書交付式を行う予定です。
生産活動の持続性を確保するため、食品安全・環境保全・労働安全などについて、記録・点検・評価し、生産工程の管理や改善を行う取組。
ドイツの非営利組織フードプラスが策定したGAP規範のこと。第三者による認証制度があり、国際基準のGAPとして、世界の大手小売業等が調達基準に採用しています。
(1)GLOBALG.A.P.全般のルールが説明されている「基準文書」により、現状の把握と課題の検討
(2)審査までのスケジュール作成
(3)施設内の整理・改善(農薬・肥料保管庫の整理・改善など)
(4)圃場の整備(来訪者用のマニュアル作成や安全確保のための圃場内表示など)
(5)記録の整備(作業日誌の整備や有事対応マニュアルの確認など)
(6)コンサルティング会社による外部チェック(日立トリプルウィン(株))
(7)認証審査(テュフズードジャパン(株))
(8)是正措置(基準に満たない部分を改善)
(1)県立農業高校に関すること
教育局高校教育指導課 産業教育・キャリア教育担当 田島
電話 048-830-6772
(2)GAPに関すること
農林部農産物安全課 安全生産・有機担当 福島
電話 048-830-4049