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発表日:2019年11月15日17時

県政ニュース

「埼玉古墳群」県内初の特別史跡に指定へ!複数の県内の文化財も国指定・登録へ

部局名:教育局
課所名:文化資源課
担当名:史跡・埋蔵文化財担当
担当者名:佐藤・倉澤・宮原

内線電話番号:6988
直通電話番号:048-830-6988
Email:a6910@pref.saitama.lg.jp

  国の文化審議会(会長:佐藤  信(まこと))は、令和元年11月15日(金曜日)開催の同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、行田市に所在する埼玉古墳群(さきたまこふんぐん)を特別史跡に指定するよう、文部科学大臣に答申を行いました。特別史跡は、史跡のなかでも学術上の価値が特に高く、日本文化の象徴となるものとされ、建造物などの有形文化財でいう「国宝」に相当します。

  また、併せて県内の複数の文化財が指定・登録について答申されました。

  この結果、答申された文化財は後日行われる官報告示を経て、指定・登録されます。これにより、国指定史跡の総数は1,846件、うち特別史跡の総数は63件、登録有形文化財(建造物)の総数は12,590件になります。また、県内の国指定史跡は22件、うち特別史跡1件、登録有形文化財(建造物)は178件になります。

  なお、埼玉県における特別史跡の指定は今回が初めてで、国内の特別史跡の古墳群としては昭和27年(1952)以来67年ぶり、3例目となります。

1 特別史跡の新指定

埼玉古墳群 (さきたまこふんぐん)

○所在の場所  行田市大字埼玉字丸墓通他

○指定面積  277,270.50平方メートル

○特徴・評価

  5世紀後半から7世紀初頭にかけて大宮台地の先端に築かれた、前方後円墳8基、大型円墳1基ならびに小型円墳群からなる我が国を代表する古墳群で、地域の首長層とヤマト政権との関係や政治的動向、首長墓(しゅちょうぼ)の展開を追求できるなどの歴史的価値が高く、我が国文化の象徴として極めて重要です。

さらに、埼玉県による埼玉古墳群の調査研究、保存、整備、活用に関する長期に渡る取組や優れた実績に対しても、高い評価を得ています。

○本件に関するお問合わせ先

県教育局市町村支援部文化資源課  電話048-830-6988(直通)

県立さきたま史跡の博物館  電話048-559-1181:史跡整備担当

2 史跡の新指定

(1)神明貝塚(しんめいかいづか)

○所在の場所  春日部市西親野井字神明622番1他

○指定面積  19,876.94平方メートル

○特徴・評価

奥東京湾最北部の汽水域(海水と淡水の混ざる場所)に形成された縄文時代後期前半の馬蹄形貝塚(ばていけいかいづか)を伴う集落遺跡です。集落跡と貝層のほぼ全体が良好な状態で保存されており、豊富な動植物遺存体と出土石器等から、集落を営んだ人々の生業形態とその地域性を知る事が出来る重要な遺跡です。

○本件に関するお問合わせ先

春日部市教育委員会文化財保護課  電話048-763-2449(直通)

(2)午王山遺跡(ごぼうやまいせき)

○所在の場所  和光市新倉三丁目2831番1他

○指定面積  13,425.24平方メートル

○特徴・評価

荒川を望む独立丘陵上に位置する弥生時代後期の大規模な環濠集落です。弥生時代後期を中心として150棟以上の竪穴建物と丘陵縁辺部に掘削された多重の環濠が検出されました。他地域の出土遺物が認められ、関東地域における弥生時代後期の地域間交流の実態を考える上で重要な集落遺跡です。なお、県内における弥生時代の史跡の国指定は初めてとなります。

○本件に関するお問合わせ先

和光市教育委員会生涯学習課  電話048-424-9119(直通)

3 史跡の追加指定

 幡羅官衙遺跡群(はらかんがいせきぐん)

○所在の場所  深谷市東方字森吉 他、熊谷市西別府字西方 他

○追加指定後の面積  104,177.98平方メートル(深谷市分2,067.00平方メートルを追加指定)

○特徴・評価

古代幡羅郡家(はらぐうけ)及びその祭祀場(さいしば)等からなる官衙(かんが)遺跡群です。正倉(しょうそう)をはじめとする多数の建物群や区画施設、祭祀場など郡家を構成する諸施設が良好な状態でまとまって検出されました。郡家の全体像が把握できるとともに、7世紀後半の成立から11世紀前半の廃絶までの過程が確認できる希有な遺跡で、地方官衙の構造や立地を知る上でも重要です。今回、条件が整った部分を追加指定します。

○本件に関するお問合わせ先

深谷市教育委員会文化振興課  電話048-577-4501(直通)

4 登録有形文化財(建造物)の登録

(1)旧埼玉県立松山中学校校舎(埼玉県立松山高等学校記念館)

○員数  1棟

○所在の場所  東松山市松山町一丁目1041、972-1

○年代  大正12年/昭和45年移築

○登録基準 「二造形の規範となっているもの」

○特徴・評価

旧埼玉県立松山中学校校舎は、大正12年の建築で、昭和45年に両翼を撤去し、現在地に移築しました。校舎は、縦長の上下窓を規則的に配し、ドーマー(採光を主目的として屋根に取り付ける窓)等で屋根を装飾し、塔屋を中央に載せています。埼玉県内の旧制中学校の遺構として貴重なものです。

○本件に関するお問合わせ先

県教育局市町村支援部文化資源課  電話048-830-6981(直通) 

(2)島村老茶舗店舗兼主屋(しまむらろうちゃほてんぽけんおもや)

○員数  1棟

○所在の場所  桶川市寿二丁目1384

○年代  大正15年/平成30年改修

○登録基準  「一国土の歴史的景観に寄与しているもの」

○特徴・評価

島村老茶舗店舗兼主屋は、旧桶川宿に位置し、中山道に西面して建つ商家です。木造二階建、切妻造桟瓦葺の店舗とその背面に続く平屋建の主屋から構成されます。大正15年の建築で、平成30年に前面道路の拡幅に伴い曳家(ひきや)し、改修しています。少なくなりつつある旧桶川宿の様相を今に伝えています。

○本件に関するお問合わせ先

桶川市教育委員会生涯学習文化財課  電話048-788-4971(直通)

(3)星野家住宅主屋及び袖蔵(ほしのけじゅうたくおもやおよびそでくら)

○員数  1棟

○所在の場所  入間郡越生町大字越生字町729

○年代  明治41年/平成15年改修

○登録基準  「一国土の歴史的景観に寄与しているもの」

○特徴・評価

星野家住宅主屋及び袖蔵は、主屋一階は前土間を持つ見世と奥に三室を配し、見世の西側に袖蔵があります。明治時代に三井呉服店出張所として、生絹(きぎぬ)仲買取引を行っていました。越生における絹織物業の隆盛の一端を伝えています。

○本件に関するお問合わせ先

越生町教育委員会生涯学習課  電話049-292-3121(代表)内線530・533

(4)世界無名戦士之墓(せかいむめいせんしのはか)

○員数  1棟

○所在の場所  入間郡越生町大字越生字岡崎935

○年代  昭和29年

○登録基準  「一国土の歴史的景観に寄与しているもの」

○特徴・評価

世界無名戦士之墓は、鉄筋コンクリート造三階建で、中央に半円形の礼拝室を構えます。第二次世界大戦後に身元不明の遺骨などを祀った礼拝施設です。大観山山頂に位置する、地域のランドマークとなっています。

○本件に関するお問合わせ先

越生町教育委員会生涯学習課  電話049-292-3121(代表)内線530・533

(5)百間小学校すべり台(もんましょうがっこうすべりだい)

○員数  1基

○所在の場所  南埼玉郡宮代町字西原261

○年代  大正15年

○登録基準  「三再現することが容易でないもの」

○特徴・評価

百間小学校すべり台は、大正15年に建設した鉄筋コンクリート造のすべり台で、滑降面が人造石研ぎ出し仕上げとなっています。大正期に建設した鉄筋コンクリート造のすべり台として希少な現存例です。

○本件に関するお問合わせ先

宮代町教育委員会教育推進課  電話0480-34-8882(直通)

【参考】

<特別史跡とは>

文化財保護法により、史跡のうち、「学術上の価値が特に高く、我が国文化の象徴たるもの」が特別史跡に指定されます。(文化財保護法第109条第2項)

<史跡とは>

史跡とは、貝づか、古墳、都城跡、城跡、旧宅その他の遺跡で、我が国にとって歴史上又は学術上価値の高いもののうち、重要なものについて、文部科学大臣が指定したものです。(文化財保護法第2条、第109条)

<登録有形文化財(建造物)とは>

文化財保護法に基づき、保存及び活用のための措置が特に必要とされるものが登録されます。建築後50年を経過している建造物で、次のいずれかの基準に当てはまるものが対象になります。一国土の歴史的景観に寄与しているもの、二造形の規範となっているもの、三再現することが容易でないもの

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