トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2019年度 > 2019年8月 > 大規模地震時医療活動訓練を9月7日(土曜日)に実施します 首都直下地震を想定した全国規模の医療連携訓練を4年振りに実施
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発表日:2019年8月30日14時
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部局名:保健医療部
課所名:医療整備課
担当名:地域医療対策担当
担当者名:藤原・外園・守安
内線電話番号:3642
直通電話番号:048-830-3643
Email:a3530-02@pref.saitama.lg.jp
本県では、首都直下地震(地震規模M7.3、県内最大震度6強)の発生を想定した大規模地震時医療活動訓練を9月7日(土曜日)に4年振りで実施します。
訓練は県危機管理防災センターや災害拠点病院、航空自衛隊入間基地、山形空港などを会場とし、DMATや災害支援ナースをはじめとする保健医療活動チームのほか、医療機関や関係団体、企業、行政などが参加します。
県では、本訓練を通して関係機関の対処能力と連携の向上を図るとともに活動の実効性を検証し、大規模災害への備えを強化してまいります。
埼玉県
令和元年9月7日(土曜日)午前7時30分~17時(会場により異なる)
⑴航空自衛隊入間基地 ⑵災害拠点病院 ⑶県危機管理防災センター
限られたマンパワーや物資などの医療資源を被災地の需要に応じ調整するとともに、DMATなど様々な保健医療活動チームの関係者が集まり情報を共有し、保健医療活動を総合調整する訓練を実施します。
県内外から派遣されたDMATが被災した災害拠点病院を支援するとともに、地域の医療機関の被災情報の収集・支援を行います。また、県のドクターヘリや防災ヘリ、県警ヘリ、陸上自衛隊ヘリなどによる患者等搬送訓練を行います。
さらに、草加市立病院では、日本赤十字社埼玉県支部が移動型の仮設診療所を屋外に展開して診療訓練を行うほか、仮設の診療所で保健医療活動団体と行政職員が救護所診療訓練や避難所運営訓練を行います。
県内では収容できない重症患者をSCU内に集約し、自衛隊機で山形県内の医療機関に航空搬送します。
災害時に不足する水や医薬品等を支援する訓練を行います。
参考1 DMAT(災害派遣医療活動チーム:Disaster Medical AssistanceTeamの略)とは
災害の急性期に災害現場で救命処置等に対応できる機動性を備え、専門的なトレーニングを受けた医療チーム。
参考2 災害拠点病院とは
被災地内の医療確保や被災地外への医療支援等を行うため整備された病院。
国の定める災害医療支援機能と24時間対応可能な救急体制を確保している。
参考3 ドクターヘリとは
救急医療用の医療機器を装備したヘリコプターで救急医療の専門医及び看護師が同乗し救急現場に向かい、現場等から医療機関に搬送するまでの間、患者に救命医療を行うことができる。
参考4 SCU(広域搬送拠点臨時医療施設:Staging Care Unitの略)とは
集約された患者の搬送順位を決めるトリアージや航空搬送に耐えうるような安定化処置を継続するための臨時医療施設で県外搬送の医療拠点。