トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2019年8月 > IOT、AI等を活用し保育士の業務負担軽減と保育の質向上等を目指す「スマート保育園」モデル実証実験を行います
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発表日:2019年8月21日14時
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部局名:企画財政部
課所名:改革推進課
担当名:官民連携・行政改革担当
担当者名:清水、的場
直通電話番号:048-830-2129
Email:a2440-04@pref.saitama.lg.jp
現在、保育の現場では保育士の人手不足や保育の安全性確保等、喫緊の課題が山積しています。そのような中、保育士の業務は午睡時の体動記録や日誌の作成等、手作業による事務が多く、保育士の負担になってきました。
そこで県はユニファ株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役CEO:土岐泰之、以下「ユニファ」。)と連携し、これらの業務をIoT、AI等で効率化し、保育士が子どもと向き合う時間に集中できる環境を整えることで人手不足の解消や保育の質の向上等を図る「スマート保育園」モデル実証実験を実施します。
なお、本取組は県が実施する官民連携のプラットフォーム「Sai-Co-Lo(サイコロ)」の一環で実施するものです。
ユニファが開発するベビーテック※を保育園に無償で試験的に導入し、データを収集、分析することで安全性確保を前提に効率化できる業務の整理やICT化の課題等を検証します。
※「ベビー」と「テクノロジー」を組み合わせた造語。乳幼児等の子育てを支援するための情報技術
(1)園児のお昼寝中の体動や体の向きを記録する『ルクミー午睡チェック』、スマート体温計『ルクミー体温計』などにより収集した情報を分析し、子どもの健康状態の異変を早期検知する「見守りAI」
(2)『ルクミーフォト』での自動撮影や音声録音のデータをAIが処理することで効率的に日誌を作成する「スマート日誌」
(3)『キッズリー保育者ケア』での保育園の組織診断による早期離職の防止
※上記のいずれかまたは全ての技術を実施園の実情に合わせて導入します。
令和元年9月から令和2年2月まで
((1)、(3)は令和元年9月から、(2)は令和元年11月から導入予定)
川口市、戸田市の保育園10か所
ユニファ株式会社(https://unifa-e.com/)
土岐 泰之
平成25年5月29日
170名(令和元年8月現在、パート・アルバイト含む)
名古屋オフィス:愛知県名古屋市中区丸の内2-16-3 丸の内A・Tビル10階
東京オフィス:東京都千代田区内幸町1-1-6 NTT日比谷ビル8階
「スマート保育園」を実現する、IoT及びAIを活用した保育現場支援のトータルソリューションの提供
平成29年3月 第1回スタートアップワールドカップ 世界大会 優勝
平成30年8月 『ルクミー午睡チェック』 KIDS DESIGN AWARD 2018第12回キッズデザイン賞
平成30年9月 『ルクミー午睡チェック』 特許取得(特許第6391858号)
平成30年10月 『ルクミー午睡チェック』 2018年度グッドデザイン賞
平成30年12月 『ルクミー午睡チェック』第32回中日産業技術賞 特別奨励賞
令和元年6月 『ルクミーフォト』 BabyTech Award Japan2019 施設管理部門大賞
企画財政部改革推進課 官民連携・行政改革担当 清水、的場
電話:048-830-2129
ユニファ株式会社 広報担当 小林美穂
電話:03-6284-2666/090-4408-6452