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発表日:2019年5月17日17時

県政ニュース

川越市の「旧山崎家別邸」が国の重要文化財に  和風と洋風の生活様式の統合を体現した近代住宅

部局名:教育局
課所名:文化資源課
担当名:指定文化財担当
担当者名:大橋

内線電話番号:6981
直通電話番号:048-830-6981
Email:a6910@pref.saitama.lg.jp

国の文化審議会(会長:佐藤  信(まこと))は、令和元年5月17日(金曜日)に開催される同審議会文化財分科会における審議・議決を経て、川越市に所在する「旧山崎家別邸(やまざきけべってい)」1棟を国の重要文化財に指定するよう、文部科学大臣に答申する予定です。

この結果、後日行われる官報告示を経て、国の重要文化財に指定される予定です。これにより、県内の重要文化財は80件、そのうち建造物は27件となります。

1  文化財の名称

  旧山崎家別邸(やまざきけべってい)

2  所有者

  川越市

3  文化財の概要

(1)員数  1棟

(2)所在の場所  川越市松江町2丁目7番地8

(3)住居部分の構造・形式

       主屋:洋館、和館、土蔵からなる。大正14年竣工木造、一部2階建、一部地下1階、瓦葺一部銅板葺、建築面積192.38平方メートル

     (洋館)木造2階建、切妻造、フランス瓦葺、玄関ポーチ付

       主な部屋:玄関、広間、客室、食堂、ベランダ、テラス

     (和館)木造平屋建、寄棟造、桟瓦葺

       主な部屋:客間、居間、板敷のベランダ、児童室

     (土蔵)木造2階建、地下1階、切妻造、フランス瓦葺

       地下は煉瓦造、地上の外壁は鉄網コンクリート

       附(つけたり)

       茶室1棟:木造、銅板葺、建築面積13.69平方メートル

       供待(ともまち) 1棟:木造、銅板葺、建築面積1.65平方メートル

(4)指定基準歴史的価値が高いもの

旧山崎家別邸の主な特徴

  旧山崎家別邸は、川越市川越伝統的建造物群保存地区の東側に道路を隔てて隣接しています。山崎家は川越の老舗菓子店「龜屋(かめや)」を営んでおり、別邸は五代目嘉七(かしち)の隠居所として大正14年(1925)に建てられました。建物は、宮家の宿泊に供しながら、当主が居住しました。

  旧山崎家別邸は、大正期における中小住宅の普及発展に先駆的かつ実践的に取り組み、数寄屋建築にも精通した建築家の保岡勝也((やすおかかつや) (1877~1942)が手掛けた近代和風建築です。

  旧山崎家別邸の主屋は2階建ての洋館に、平屋建ての和館と2階建ての土蔵を接続して一体となし、外観は和風と洋風の意匠の取り合いを巧みに処理して調和を図っています。和洋の多彩な接客室を機能的な動線で連絡し、通風や採光、防火に配慮して豊かな住環境を実現しています。保岡が目指した和風と洋風の生活様式の統合を体現する建物として、我が国における住宅の近代化の過程を示しており、高い歴史的価値を有しています。

保岡勝也について

  建築家の保岡勝也は、東京帝国大学で辰野金吾に師事し、三菱合資会社に勤め、丸の内の事務所街の建設などを手掛けました。その後、独立をした保岡は山崎嘉七との関係から川越に銀行建築やデパート建築の設計をするとともに、個人の住宅も多く手掛けました。

重要文化財(建造物)の指定基準

  建築物、土木構造物及びその他の工作物のうち、次の各号の一に該当し、かつ、各時代又は類型の典型となるもの

(1)意匠的に優秀なもの

(2)技術的に優秀なもの

(3)歴史的価値の高いもの

(4)学術的価値の高いもの

(5)流派的又は地方的特色において顕著なもの

本件に関するお問い合わせ先

埼玉県教育局市町村支援部文化資源課指定文化財担当  電話048-830-6981

川越市教育委員会教育総務部文化財保護課  電話049-224-6097

【参考画像 旧山崎家別邸 提供用画像(PDF:364KB)

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