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発表日:2018年6月29日14時

県政ニュース

県立さきたま史跡の博物館  平成30年度最新出土品展  「地中からのメッセージ」の開催について

部局名:教育局
課所名:さきたま史跡の博物館
担当名:資料・展示担当
担当者名:中山・鈴木

直通電話番号:048-559-1181
Email:k591111@pref.saitama.lg.jp

県立さきたま史跡の博物館では、(公財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団並びに埼玉考古学会と共催で、平成30年度最新出土品展「地中からのメッセージ」を開催します。

県内では、毎年200件超の発掘調査が行われています。これらの調査では貴重な発見が相次いでおり、出土した品々は本県の歴史を語る上で欠かせない資料です。

今回は、縄文時代の低湿地遺跡であるさいたま市「大木戸遺跡」から出土した非常に遺存状態の良い縄文土器や、利根川堤防に隣接して縄文時代の大規模盛土遺構が検出された加須市「長竹遺跡」出土の土製・石製品類、深谷市「城西遺跡」の古墳周溝内から検出された円筒埴輪を使った埋葬施設、江戸時代の栗橋関所に勤番した役人の屋敷跡で見つかった全国的にも珍しい古拳銃など、学術上注目される資料を関係市町村の協力を得て、いち早く公開いたします。

1 会期

平成30年7月7日(土曜日)~9月2日(日曜日)9時00分~17時00分

※9月1日・2日は、9時00分~16時30分

※休館日:月曜日(7月16日・8月13日は開館)

2 会場

さきたま史跡の博物館  企画展示室(行田市埼玉4834)

3 主な展示遺跡

(1)大木戸(おおきど)遺跡(さいたま市)

縄文時代後期(約3,500年前)の住居跡群が広がる台地の崖下に位置する低湿地から、遺物包含層(いぶつほうがんそう)、木組遺構(きぐみいこう)、祭祀跡(さいしあと)などが発見され、縄文土器、漆器、木製品などが良好な遺存状態で出土しました。当時の居住空間と水辺空間が総合的に捉えられ、例えば調理のおこげあと(炭化物)が付着した土器が多量に見つかるなど、人々の暮らしぶりを伝える貴重な資料を得ることができました。

(2)長竹(ながたけ)遺跡(加須市)

縄文時代後期から晩期(約4,000〜3,000年前)にかけて形成された幅約20m、盛土の厚さ最大1.8m、外径190mを超える円環状の巨大な盛土遺構(もりどいこう)が発見されました。盛土は、遺物包含層、住居跡などが積み重なったもので、長期間にわたる縄文人の営みの結果もたらされたものです。土器や石器といった生活道具以外にも、縄文文化を彩る多種多様な遺物が出土しました。

(3)城西(じょうにし)遺跡(深谷市)

直径約9~24mの円墳、11基が調査されました。その内の1基の周溝内からは、円筒形の埴輪の内部に遺体を納めて埋葬する埴輪棺(はにわかん)が検出されました。長さ約70cmの円筒埴輪が、2個体同一方向に重なった状態で出土したことから、成人ではなく、子供の遺体を埋めたものと思われます。古墳の築造年代は、6世紀前半と考えられます。

(4)栗橋関所番士屋敷跡(くりはしせきしょばんしやしきあと)(久喜市)

江戸時代、日光街道6番目の関所である栗橋関所に勤番した加藤家、足立家、島田家の屋敷跡の調査で、江戸時代中期から明治時代初頭(18世紀前半~19世紀後半)にかけての建物跡6棟、石垣1基、井戸跡3基などの遺構が検出されました。

拳銃は、加藤家屋敷跡から出土しました。全長18.5cm、22口径(約5.5mm)、6連発で、産地や型式、年代などの詳細は不明です。

4 観覧料

一般200円(120円)、高校生・学生100円(60円)

(  )内は20名以上の団体料金

※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方(付添1名を含む)は無料

5 問い合わせ先

県立さきたま史跡の博物館  資料・展示担当

行田市埼玉4834

電話:048-559-1181  FAX:048-559-1112

ホームページ:http://www.sakitama-muse.spec.ed.jp/

又は「さきたま史跡の博物館」で検索 

6 関連事業

(1)第51回遺跡発掘調査報告会

日時:平成30年7月29日(日曜日)10時00分~16時00分

場所:県立さきたま史跡の博物館  講堂

(2)学芸員による展示解説

日時:7月8日(日曜日)・15日(日曜日)・22日(日曜日)、8月5日(日曜日)・12日(日曜日)・19日(日曜日)・26日(日曜日)、9月2日(日曜日)、14時00分~(約30分)

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