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発表日:2018年5月18日13時
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部局名:教育局
課所名:高校教育指導課
担当名:産業教育・キャリア教育担当
担当者名:田島
内線電話番号:6775
直通電話番号:048-830-6760
Email:a6760@pref.saitama.lg.jp
県立の農業関係高校では、経営感覚や国際感覚、チャレンジ精神のある農業の担い手を育成するため、「GAP」の実践と認証の取得にチャレンジします。
また、地域資源を活用した地域の活性化を図るため、県立秩父農工科学高校では、埼玉大学等と共同で開発し、製造方法の特許を持つ「第3のみつ」について、新たな製造技術及びみつを原料とした特産品の開発にチャレンジします。
GAP(農業生産工程管理)とは、生産活動の持続性を確保するため、食品安全・環境保全・労働安全などについて、記録・点検・評価し、生産工程の管理や改善を行う取組です。
【取得を目指すGAPの種類】
(1) GLOBALG.A.P. ※ドイツのNPO団体が策定した海外でも通用する規格
熊谷農業高校、杉戸農業高校
(2) S-GAP ※埼玉県が独自に策定した規格
熊谷農業高校、杉戸農業高校、秩父農工科学高校、児玉白楊高校、羽生実業高校、鳩ヶ谷高校、いずみ高校、川越総合高校
⇒認証取得後は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会での食材提供や海外での農産物販売につなげていきます。
(1) 秩父農工科学高校において、四季を通じてつくることができる「第3のみつ」の新たな製造技術の開発にチャレンジします。その製造技術を秩父地域の養蜂家に普及していきます。
(2) 秩父地域で生産されているイチゴ等を原料とする「第3のみつ」を使った地域特産品の開発にもチャレンジします。
※「第3のみつ」とは
ミツバチに、果実や野菜などの汁を与えて製造します。本製造方法は、国際規格である、「花蜜はちみつ」・「甘露はちみつ(昆虫の分泌物由来)」に該当しないため、「第3のみつ」と呼ばれています。
なお、本製造方法は、秩父農工科学高校が、埼玉大学、NPO法人及び地元企業と共同で製造方法を開発し、平成28年8月に特許を取得しました。