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発表日:2018年5月18日17時

県政ニュース

川島町の「旧遠山家住宅」が国の重要文化財に 近代和風建築の重要文化財指定は県内初

部局名:教育局
課所名:文化資源課
担当名:指定文化財担当
担当者名:浦木

内線電話番号:6981
直通電話番号:048-830-6981
Email:a6910@pref.saitama.lg.jp

の文化審議会(会長:佐藤(まこと))は、平成30年5月18日(金曜日)開催の同審議会文化財分科会における審議・議決を経て、川島町に所在する「旧遠山家住宅」9棟を国の重要文化財に指定するよう、文部科学大臣に答申を行いました。

この結果、後日行われる官報告示を経て、国の重要文化財に指定される予定です。これにより、県内の重要文化財は77件、そのうち建造物は25件となります。近代和風建築の重要文化財指定は県内初となります。

1化財の名称

遠山家住宅(きゅうとおやまけじゅうたく)9棟

東棟(ひがしむね)、中棟(なかむね)、西棟(にしむね)、土蔵(どぞう)、茶室(ちゃしつ)、寄付待合(よりつきまちあい)、長屋門(ながやもん)、庭門及び内塀(にわもんおよびうちべい)、裏門及び外塀(うらもんおよびそとべい)、土地

2有者

公益財団法人山記念館(理事長 遠山公一) 

比企郡川島町大字白井沼675

3化財の概要

(1)員数

9

(2)所在の場所

企郡川島町大字白井沼字鳥足675-1

(3)住居部分の構造・形式 

1棟:木造平屋建、主体部は入母屋造、茅葺及び桟瓦葺、農家風建築

建築面積261.21平方メートル

2棟:木造二階建、入母屋造及び寄棟造、桟瓦葺一部銅板葺、迎賓施設

建築面積約177.85平方メートル  

3西棟:木造平屋建、入母屋造、桟瓦葺、数寄屋意匠の隠居所

築面積241.88平方メートル

(4)建築年代

昭和11年竣工(住居部分)

(5)指定基準

意匠的に優秀なもの

旧遠山家住宅の主な特徴 

旧遠山家住宅は、日興證券創立者の遠山元一(とおやまげんいち)(1890〜1972)が郷里に構えた邸宅です。元一の母美以(みい)の住まいや遠山家の迎賓施設として用いられ、東棟・中棟・西棟の三棟が連立した構成です。

一の弟芳雄(よしお)が総監督を務め、室岡惣七(むろおかそうしち)(1885~1951、入間郡堀兼村(現狭山市)生まれ、東京帝国大学を卒業した建築家)が設計し、昭和8年に着工、昭和11年に竣工しました。茶室や寄付待合は後に整備されました。

面して建つ東棟(ひがしむね)の主体部は木造平屋建、茅葺の入母屋造です。玄関部は寄棟造で茅葺、その南面中央には入母屋造の車寄(くるまよせ)を構えます。豪農であった生家の趣きを思わせる豪壮な建築です。

棟(なかむね)は入母屋造及び寄棟造の木造二階建です。一階の南側には床(とこ)や床脇(とこわき)を備えた大広間(18畳)と次の間(10畳)を並べ、主庭(しゅてい)に面する迎賓施設として用いられました。一階北側には脱衣室やシャワーを設えた浴室、化粧室があり、二階には応接室、寝室を設けます。

西棟(にしむね)は、元一の母の隠居所で、木造平屋造、桟瓦葺の入母屋造で、数寄屋風を基調とします。客間や茶の間などを配しています。

これら意匠が異なる三棟が連立し、多様で吟味された良材と卓越した建築技術が駆使された質の高い近代和風建築であることから、重要文化財に指定されることとなりました。

近代和風建築

主として明治以降に伝統的技法及び意匠を用いてつくられた住宅・公共建築・宗教建築等のこと

重要文化財(建造物)の指定基準

建造物、土木構造物及びその他の工作物のうち、次の各号の一に該当し、かつ、各時代又は類型の典型となるもの

(1)意匠的に優秀なもの

(2)技術的に優秀なもの

(3)歴史的価値の高いもの

(4)学術的価値の高いもの

(5)流派的又は地方的特色において顕著なもの

※本件に関するお問い合わせ先

埼玉県教育局文化資源課指定文化財担当話048-830-6981

公益財団法人遠山記念館話049-297-0007

 

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