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発表日:2019年2月26日14時

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県政ニュース

麻しん(はしか)の発生について

部局名:保健医療部
課所名:保健医療政策課
担当名:感染症・新型インフルエンザ対策担当
担当者名:霜田・渡邊

内線電話番号:3589
直通電話番号:048-830-3557
Email:a3510-17@pref.saitama.lg.jp

海外で麻しんに感染した患者から、県内で二次感染したとみられる事例が発生しました。

1例目の患者は、フィリピンへの渡航歴があり帰国後発症しました。2例目と3例目の患者は、1例目の患者が受診した医療機関で感染したと考えられます。

現在、保健所において、患者の接触者に対し健康観察を実施し、感染拡大の防止に努めております。

麻しんは感染力が強く、注意が必要です。高熱や発疹など麻しんを疑う症状が現れた場合には、次の点に注意して医療機関を受診してください。

【麻しんを疑う症状が現れた方へ】

  • 受診する前に、必ず住所地を管轄する保健所へ連絡してください。
  • 受診の際は、保健所の指示に従い、マスクを着用の上、医療機関で受付してください。
  • 移動の際には、周囲の方に感染させないよう公共交通機関等の利用を避けてください。

【患者概要】

患者3人は、すでに回復しています。

(1)1例目 30歳代、男性、狭山保健所管内在住

1月14日~24日 フィリピンに滞在(現地で感染したと考えられます。)

1月30日 発熱

1月31日 A医療機関受診

2月1日 A医療機関受診

2月4日 A医療機関受診

2月5日 発疹出現

2月6日 A医療機関受診、B医療機関入院

2月9日 衛生研究所の遺伝子検査で麻しん陽性確認

2月13日 B医療機関退院

(2)2例目 40歳代、女性、狭山保健所管内在住、A医療機関スタッフ

2月16日 発熱

2月18日 発疹出現、A医療機関受診

2月22日 衛生研究所の遺伝子検査で麻しん陽性確認

(3)3例目 10歳代、男性、狭山保健所管内在住

2月4日 A医療機関受診(1例目の患者と接触した可能性あり)

2月16日 発熱、C医療機関受診

2月17日 A医療機関受診

2月18日 D医療機関受診

2月20日 発疹出現、D医療機関受診

2月23日 衛生研究所の遺伝子検査で麻しん陽性確認

麻しんウイルスの空気中での生存期間は2時間以下とされています。現時点において当該患者が利用した施設を利用されても、当該患者を原因とする麻しんウイルスに感染することはありません。

また、プライバシー保護の観点から、患者本人等が特定されることがないよう、特段の御配慮をお願いします。

【麻しんについて】

麻しんウイルスによって引き起こされる病気で、空気感染、飛沫感染、接触感染で人から人に感染が伝播します。

感染すると10日から12日の潜伏期間(症状のない期間)を経て、38℃程度の発熱、風邪のような症状(咳や鼻水など)が現れ、2~4日間続きます。口の中に小さな(約1mm)白い発疹ができます。その後、39℃以上の高熱となり、体中に赤い発疹が出現します。

効な予防方法はワクチン接種です。2回接種による免疫獲得率は97~99%以上と報告されており、発症リスクを最小限に抑えることが期待できます。

【海外に旅行を予定されている方へ】

旅行前の準備

  • 麻しんにかかったことや麻しん含有ワクチン(MRワクチン又は麻しんワクチン)の予防接種歴を母子手帳などで確認しましょう。
  • 予防接種歴や麻しんにかかったかどうかが不明な方は、抗体検査の実施、ワクチン接種の要否などについて、かかりつけ医に御相談下さい。

旅行後について

  • 麻しん(はしか)が流行している地域へ旅行された方は、帰国後2週間程度は健康状態(特に、高熱や全身の発しん、咳、目の充血などの症状)に注意しましょう。

<参考>

1 麻しんの発生状況について

 (単位:人)

 

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H30

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埼玉県

26

27

2

8

5

16

4*

全国

229

462

35

165

189

282

222**

*平成31年2月25日時点

**平成31年2月20日時点

2 その他参考情報

  • 埼玉県のホームページ「麻しん(はしか)について」
  • 厚生労働省ホームページ「麻しんについて」
  • 国立感染症研究所感染症疫学センター「麻しん」

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