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発表日:2017年10月11日14時

県政ニュース

食中毒を発生させた施設の行政処分について

部局名:保健医療部
課所名:食品安全課
担当名:監視・食中毒担当
担当者名:笹本 ・ 秋山 ・ 牛窪

内線電話番号:3611
直通電話番号:048-830-3611
Email:a3420@pref.saitama.lg.jp

1 行政処分の内容

 草加保健所は、食中毒を発生させた(1)の営業者に対して、(2)の営業施設での営業停止の行政処分を本日行った。

(1) 営業者 

 

(2) 営業施設 

 埼玉県草加市

(3) 営業の種類 飲食店営業

(4) 違反内容 食品衛生法第6条第3号違反

 平成29年9月30日に上記営業施設において調理提供された食事を喫食した4名中4名に対して、下痢、腹痛、発熱を主症状とするカンピロバクターによる健康被害を生じさせた。

(5) 処分内容 食品衛生法第55条に基づく営業停止命令

 ア 処分年月日 平成29年10月11日

 イ 営業停止 3日間 平成29年10月11日 ~ 13日

(6) 病因物質 カンピロバクター

2 指導内容

 草加保健所では営業者に対して、食中毒の再発防止を目的に、営業停止期間中、施設の消毒を指導するとともに調理従事者への衛生教育等を行う。

3 食中毒事件の概要

(1) 探知

 平成29年10月5日(木曜日)に県外医療機関から管轄保健所を経て「9月30日(土曜日)に草加市内で会食をしたグループが食中毒様症状を呈している」旨の通報が食品安全課にあり、施設を管轄する草加保健所は調査を開始した。

(2) 調査結果

 ア 患者の発生状況等

 (ア) 喫食者 4名 ( 1グループ )

 (イ) 患者 4名、内受診者3名。

 男性4名、20歳代及び30歳代。全員、快方に向かっている。

 (ウ) 喫食日時 平成29年9月30日18時

 (エ) 初発日時 平成29年10月1日10時

 (オ) 主な症状 下痢、腹痛、発熱

 (カ) 検査結果 検査した患者4名の便からカンピロバクターが検出された。

 なお、調理従事者3名の便について検査継続中である。

 (キ) 喫食メニュー 鶏刺し(レバー、ズリ、ハツ、ささみ、むね)、特製サラダ、馬刺し3種盛、味噌きゅう他

 ※ 原因となった食事には、未加熱又は加熱不十分な鶏肉を含む。

 イ 上記飲食店を食中毒の原因施設と断定した理由

 (ア) 患者4名の便からカンピロバクターが検出されたこと。

 (イ) 患者の主症状及び潜伏期間が、カンピロバクターによるものと一致したこと。

 (ウ) 患者を診察した医師から、食中毒患者等届出票が提出されたこと。

参考情報

本年度の埼玉県の食中毒発生状況 ( 政令市及び中核市を除く )

 

件数

患者数

死者数

平成29年度(4月1日~現在)

11

80

0

うち、カンピロバクターを原因とするもの

5

34

0

前年度同時期の発生状況

9

106

0

うち、カンピロバクターを原因とするもの

4

26

0

県民の皆様へ

 鳥刺し、鶏わさなどの肉を生で食べたり、加熱が十分にされなかったことや、生肉を扱った包丁、まな板、手指等により交差汚染された食品を原因とする「カンピロバクター食中毒」が頻発しています。

 平成28年には全国でカンピロバクターを原因とする食中毒が年間約300件、約3000名もの患者が発生しており、細菌性食中毒の年間発生件数の7割ほどを占め、ワースト1位となっています。

 鶏肉は高率にカンピロバクターに汚染されており、生食は非常に危険です。特に小さな子どもや高齢者など抵抗力の弱い方は注意が必要です。

 また、カンピロバクターは、ギランバレー症候群という「麻痺」を主症状とする後遺症を患う可能性があります。

 カンピロバクターや腸管出血性大腸菌などの食中毒予防には、「しっかり加熱」が重要です。肉は中心部の赤みが無くなるまで、しっかり加熱してから食べましょう。生肉を調理した後は手や調理器具をよく洗い、他の食品への汚染を防ぎましょう。

食の安全・安心に関するパンフレット類

 https://www.pref.saitama.lg.jp/a0708/kensyu-koza-panf/panf/index.html

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